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【 滅び 】
中央の朝 後編
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まあ見張りに関しては、今回に限り一切問題を感じていない。だが実際に問題が起きた時に対処できるのは魔人だ。頼りにするとしよう。
そんな訳で俺は今中央に来ているわけだが、本当にあれは誰だ。
あの憎悪の瞳を見れば、間違いなく俺を知っている事は分かる。服装はティランド連合王国のものだから、あの戦いの生き残りと考えるべきか。
大事の前の小事。今の状況を考えれば、ここで何も言わずに始末した方が良いだろう。
騒ぎにはなるだろうが、犯人など分かりはしない。
しかしそれはすぐに、オスピアの知る所となる。間違いない。
この行動は、今後の話し合いを良い方向に導くのだろうか? いや無理だろ、絶対に。
とりあえず一人殺してきましたが、平和について話しましょう……いやいや、それは無い。
それに何より、こうもやもやっとした命の中に懐かしいものを感じる。彼女は俺が知っている人間か? といっても、この世界に来て見知った人間などたいした数ではない。
それを忘れている? だとしたら、自覚していないだけで相当にまずい状態だ。俺はもう、俺では無いのかもしれない。そんな不安も頭をよぎる。
確かめねばならないだろう。
「ここ、空いているかな?」
「え、ええ……どうぞ……」
とりあえず目の前に座るが……うーん。
背は170センチほど……痩せ型というより、本当にガリガリの体形だ。これはこの世界では珍しい。
この世界では太る事が大切だ。美しさの基本であるし、魔力量にも影響する。明かりや暖房、調理器具まで魔力を使う。魔力はすなわち生活力と言って良いだろう。
そんな訳で、この世界はふくよかな人間が多い。
一方戦場で出会うのは、男女共にしっかりとした筋肉が付いたがっしり体形だ。
常人では扱えない大型武器や大型鎧。それを魔力で無理やり扱っている内に、アンバランスに鍛えられるのかもしれない。
まあそんな訳で、ただ痩せているだけの人間は少ないと思われる。俺が知る限りではユニカくらいなものだが、彼女は貧しかったといっていたしなぁ……。
髪は少しクセのある茶色。憎悪を込めた深い紺の瞳。顔の輪郭は少し丸みがあり、鼻は低い。
疲れているのか目の下には隈があり、全体的な印象を一言で表すのなら狸顔というべきか。
うん、改めて見ても全く分からない。だけど『貴方は誰ですか?』とは聞けないし。
ここは何としてでも思い出すしかない。
「久しぶり……で良いのかな?」
「そ、そうね。久しぶりですね……」
――……エヴィア、あれは本当か?
俺の思考を読み、エヴィアが俺の背中を丸くなぞる。真実だと言う事だろう。
「そうか……元気そうで何よりだよ。君とはもう一度、会ってみたいと思っていたよ」
そう言われたエンバリ―は、返答に詰まってしまった。
自分は会いたかったのだろうか? それはすなわち、再び戦うと言う事だ。
しかし今の自分に何の力も無い。何一つ、陛下の役に立つことは出来ない。
ならば会いたくなかったのだろうか? 魔力を失い魔法使いとしての地位も失った。それは同時に、自らの矜持をも失ったと言う事なのだろうか……。
「わたしは……どうでしょうね……」
寂しそうに目を逸らした彼女からは、いつの間にか敵意が消えていた。
そしてエヴィアがこっそり背中に丸を書く。
どちらとも取れない内容で丸……あれはあれで真実って事か。人の内面は複雑だな……って、なんかこんなやり取りを、どこかでしたような気もする。
――ああ、思い出した。初めてこの世界に来た時だ。心の中で、ポンと手を打つ。
あの時は確か色々と聞かれて……そうそう、エンバリ―の髑髏がどんな仕組みかを考えたんだった。
ん――急に、頭のスイッチがオンになる。
そうだ、確かに見た事がある。最初の目。憎しみだけで人を射殺すようなあの目だ。
あれは確か、初めてティランド連合王国と戦った時。
その視線の主は……いやいや、待て待て。
――エヴィア、人間の世界には怪物を美女にする技術や魔法の類はあるか?
そっとエヴィアが背中にバツを書く。だよね。
するとアレか? この目の前にいるタヌキはと、ビア樽オーガは同一人物か? 嘘だろう?
そもそも髪の色が――と思うが、これは一番人間の中でも特に変えやすい部分だ。先入観に捕らわれてはいけない。
しかしそうするとどこかに面影が……ねーよ。
はち切れそうだった肉の塊も今は無く、胸は可哀そうになるくらいぺったんこだ。背が高いだけに、なお哀れ。
細かった目は大きくクリクリしており、その下の隈が痛々しい。
あの髑髏の首飾りも付けてはいない。
声のトーンは当時より高い気がするが、ここまで体格が変われば不自然ではない。
耳は……当時は髪で見えなかったから分からない。というか、他人の耳の形なんていちいち覚えているものか。
鼻……これはまあ、似た感じが有るといえば有るし、無いといえば無い。
いつの間にか給仕が現れ、俺の目の前には緑色の湯がはいったマグカップが、エヴィアの前にはパンと豆のスープを置いて行く。考え事をしている内に、エヴィアが頼んでいたようだ。
ちゃっかりしているが、ここで何も頼まないのも不自然だろう。
というよりも、あまり悩んでいても仕方がない。
「カルターは元気かね?」
その言葉受け、目の前の女性の瞳に力が戻る。
そして再び憎しみの瞳をこちらに向けると、
「ええ、貴方のおかげでね」
――そうハッキリと言い切った。
今までは警戒したタヌキという感じだったが、今度は攻撃的なタヌキに見える。
よほど、カルター関連で俺に恨みがあると見えるな。
「見違えたよ。随分と色々あったようだな」
「そちらもまた、随分と人とは遠ざかったようですね」
フム――と考える。おそらくだが、これで間違いは無いだろう。炎と石獣の領域で出会った連合王国人は他にもいる。しかし女性で同じ目となると何人もいるまい。
そして外見が大きく変わった事も認めている。彼女はエンバリ―だ。
あの巨躯がどうやったらこうなるのか。まさに究極ダイエット法だ。聞いてみたい気もするが、それはまた別の機会にしよう。
「色々あったのだよ。さて、カルターと昔話をしたいところだが、今は色々と忙しくてね。また機会を設けて会うとしよう」
「まさか……ここから素直に帰れるとでも?」
「ああ、これでも忙しい身でね。それに……君なら分かるのではないかな?」
そう言われたエンバリ―の背筋に、冷たいものが走る。
確かに今更な話だ。自分が戦えないから、逆に気がつかなかった。勝手に降参していた自分の心を悔いるしかない。
改めて周囲を見渡せば、朝靄の中に黒い影がちらりと奔る。
それは首の無い騎士の影。魔王が率いるという魔族の軍勢――首無し騎士。
それだけではない。よく見れば、揺らぐ朝靄が顔に見える。
落ち着いて考えれば濃すぎる。もう完全に霧となり、遠くの建物どころか近くの標識すらシルエット程度にしか分からない。
――やられた!
この霧は、間違いなく魔王の軍勢に属するもの。それが既に、この中央都市を覆っている。
更には首無し騎士……いや、見えるものだけと考えるのは早計に違いない。他にどれほどの魔族が侵入しているのか!?
騒ぎにはなっていない。火の手も上がっていない。まだ町は静か。だけど、ここで騒ぎを起こせば一瞬で街は血の海に沈む。勿論、カルター陛下の身も危険に晒される。
拳を握りしめ、唇を噛み、体を震わせ……それでも一言も発することの出来ぬまま、振り向きもせず手を振りながら白く消える魔王を見送る事しか出来なかった。
「レトゥーナ、いるか? いなければオゼットでも良い」
「もちろん、何時でもおりましてよ」
「魔王様、どのような御用ですか?」
「今の人間を覚えておいてくれ。いつでもメッセージを伝えられるようにな」
「かしこまりました」
「お任せくださいね」
普段ワッペンだのシールだの置いて来ているのはもう知っているからな。
それなら今後、メッセージカードなんかも送れるだろう。
「浮気かな?」
メモに何か書きながらエヴィアが聞いてくるが……うん、それも絶対に破棄するからな。
そんな訳で俺は今中央に来ているわけだが、本当にあれは誰だ。
あの憎悪の瞳を見れば、間違いなく俺を知っている事は分かる。服装はティランド連合王国のものだから、あの戦いの生き残りと考えるべきか。
大事の前の小事。今の状況を考えれば、ここで何も言わずに始末した方が良いだろう。
騒ぎにはなるだろうが、犯人など分かりはしない。
しかしそれはすぐに、オスピアの知る所となる。間違いない。
この行動は、今後の話し合いを良い方向に導くのだろうか? いや無理だろ、絶対に。
とりあえず一人殺してきましたが、平和について話しましょう……いやいや、それは無い。
それに何より、こうもやもやっとした命の中に懐かしいものを感じる。彼女は俺が知っている人間か? といっても、この世界に来て見知った人間などたいした数ではない。
それを忘れている? だとしたら、自覚していないだけで相当にまずい状態だ。俺はもう、俺では無いのかもしれない。そんな不安も頭をよぎる。
確かめねばならないだろう。
「ここ、空いているかな?」
「え、ええ……どうぞ……」
とりあえず目の前に座るが……うーん。
背は170センチほど……痩せ型というより、本当にガリガリの体形だ。これはこの世界では珍しい。
この世界では太る事が大切だ。美しさの基本であるし、魔力量にも影響する。明かりや暖房、調理器具まで魔力を使う。魔力はすなわち生活力と言って良いだろう。
そんな訳で、この世界はふくよかな人間が多い。
一方戦場で出会うのは、男女共にしっかりとした筋肉が付いたがっしり体形だ。
常人では扱えない大型武器や大型鎧。それを魔力で無理やり扱っている内に、アンバランスに鍛えられるのかもしれない。
まあそんな訳で、ただ痩せているだけの人間は少ないと思われる。俺が知る限りではユニカくらいなものだが、彼女は貧しかったといっていたしなぁ……。
髪は少しクセのある茶色。憎悪を込めた深い紺の瞳。顔の輪郭は少し丸みがあり、鼻は低い。
疲れているのか目の下には隈があり、全体的な印象を一言で表すのなら狸顔というべきか。
うん、改めて見ても全く分からない。だけど『貴方は誰ですか?』とは聞けないし。
ここは何としてでも思い出すしかない。
「久しぶり……で良いのかな?」
「そ、そうね。久しぶりですね……」
――……エヴィア、あれは本当か?
俺の思考を読み、エヴィアが俺の背中を丸くなぞる。真実だと言う事だろう。
「そうか……元気そうで何よりだよ。君とはもう一度、会ってみたいと思っていたよ」
そう言われたエンバリ―は、返答に詰まってしまった。
自分は会いたかったのだろうか? それはすなわち、再び戦うと言う事だ。
しかし今の自分に何の力も無い。何一つ、陛下の役に立つことは出来ない。
ならば会いたくなかったのだろうか? 魔力を失い魔法使いとしての地位も失った。それは同時に、自らの矜持をも失ったと言う事なのだろうか……。
「わたしは……どうでしょうね……」
寂しそうに目を逸らした彼女からは、いつの間にか敵意が消えていた。
そしてエヴィアがこっそり背中に丸を書く。
どちらとも取れない内容で丸……あれはあれで真実って事か。人の内面は複雑だな……って、なんかこんなやり取りを、どこかでしたような気もする。
――ああ、思い出した。初めてこの世界に来た時だ。心の中で、ポンと手を打つ。
あの時は確か色々と聞かれて……そうそう、エンバリ―の髑髏がどんな仕組みかを考えたんだった。
ん――急に、頭のスイッチがオンになる。
そうだ、確かに見た事がある。最初の目。憎しみだけで人を射殺すようなあの目だ。
あれは確か、初めてティランド連合王国と戦った時。
その視線の主は……いやいや、待て待て。
――エヴィア、人間の世界には怪物を美女にする技術や魔法の類はあるか?
そっとエヴィアが背中にバツを書く。だよね。
するとアレか? この目の前にいるタヌキはと、ビア樽オーガは同一人物か? 嘘だろう?
そもそも髪の色が――と思うが、これは一番人間の中でも特に変えやすい部分だ。先入観に捕らわれてはいけない。
しかしそうするとどこかに面影が……ねーよ。
はち切れそうだった肉の塊も今は無く、胸は可哀そうになるくらいぺったんこだ。背が高いだけに、なお哀れ。
細かった目は大きくクリクリしており、その下の隈が痛々しい。
あの髑髏の首飾りも付けてはいない。
声のトーンは当時より高い気がするが、ここまで体格が変われば不自然ではない。
耳は……当時は髪で見えなかったから分からない。というか、他人の耳の形なんていちいち覚えているものか。
鼻……これはまあ、似た感じが有るといえば有るし、無いといえば無い。
いつの間にか給仕が現れ、俺の目の前には緑色の湯がはいったマグカップが、エヴィアの前にはパンと豆のスープを置いて行く。考え事をしている内に、エヴィアが頼んでいたようだ。
ちゃっかりしているが、ここで何も頼まないのも不自然だろう。
というよりも、あまり悩んでいても仕方がない。
「カルターは元気かね?」
その言葉受け、目の前の女性の瞳に力が戻る。
そして再び憎しみの瞳をこちらに向けると、
「ええ、貴方のおかげでね」
――そうハッキリと言い切った。
今までは警戒したタヌキという感じだったが、今度は攻撃的なタヌキに見える。
よほど、カルター関連で俺に恨みがあると見えるな。
「見違えたよ。随分と色々あったようだな」
「そちらもまた、随分と人とは遠ざかったようですね」
フム――と考える。おそらくだが、これで間違いは無いだろう。炎と石獣の領域で出会った連合王国人は他にもいる。しかし女性で同じ目となると何人もいるまい。
そして外見が大きく変わった事も認めている。彼女はエンバリ―だ。
あの巨躯がどうやったらこうなるのか。まさに究極ダイエット法だ。聞いてみたい気もするが、それはまた別の機会にしよう。
「色々あったのだよ。さて、カルターと昔話をしたいところだが、今は色々と忙しくてね。また機会を設けて会うとしよう」
「まさか……ここから素直に帰れるとでも?」
「ああ、これでも忙しい身でね。それに……君なら分かるのではないかな?」
そう言われたエンバリ―の背筋に、冷たいものが走る。
確かに今更な話だ。自分が戦えないから、逆に気がつかなかった。勝手に降参していた自分の心を悔いるしかない。
改めて周囲を見渡せば、朝靄の中に黒い影がちらりと奔る。
それは首の無い騎士の影。魔王が率いるという魔族の軍勢――首無し騎士。
それだけではない。よく見れば、揺らぐ朝靄が顔に見える。
落ち着いて考えれば濃すぎる。もう完全に霧となり、遠くの建物どころか近くの標識すらシルエット程度にしか分からない。
――やられた!
この霧は、間違いなく魔王の軍勢に属するもの。それが既に、この中央都市を覆っている。
更には首無し騎士……いや、見えるものだけと考えるのは早計に違いない。他にどれほどの魔族が侵入しているのか!?
騒ぎにはなっていない。火の手も上がっていない。まだ町は静か。だけど、ここで騒ぎを起こせば一瞬で街は血の海に沈む。勿論、カルター陛下の身も危険に晒される。
拳を握りしめ、唇を噛み、体を震わせ……それでも一言も発することの出来ぬまま、振り向きもせず手を振りながら白く消える魔王を見送る事しか出来なかった。
「レトゥーナ、いるか? いなければオゼットでも良い」
「もちろん、何時でもおりましてよ」
「魔王様、どのような御用ですか?」
「今の人間を覚えておいてくれ。いつでもメッセージを伝えられるようにな」
「かしこまりました」
「お任せくださいね」
普段ワッペンだのシールだの置いて来ているのはもう知っているからな。
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