357 / 425
【 滅び 】
三大国
しおりを挟む
碧色の祝福に守られし栄光暦219年3月15日。
「とにかく、もう動くしかないだろう!」
狭い部屋に、カルタ―の大声が響き渡る。
しかし、この部屋にいる他の三人は身じろぎもしない。皆、その程度の事で動じるほど未熟ではないのだから。
ここは中央にある“忌憚なき意見を述べる部屋”。
四大国トップが集まり、世界の趨勢を決める場所である。
集まっているメンバーは、ティランド連合王国盟主であるカルター・ハイン・ノヴェルド・ティランド。
長い赤髪に掘りの深い顔。青い瞳は宝石の様で、山のような筋肉を別にすれば|相和義輝
《あいわよしき》のいた世界ではハンサムに分類されるだろう。
だが内面から滲み出るのか、何処から見ても凶暴で凶悪な風体にしか見えない。
それも最近ではますます磨きがかかっており、子供などが見たらそれだけで泣き出してしまいそうだ。
赤と黒、それに金糸をあしらった連合王国の軍服に、茶色い毛皮の付いた赤黒に染めた革の上着を羽織る。
いつもの格好であり、それはこの場でも変わらない。
というよりも、ここはそれなりの地位の者しか知らない場所であり、会談自体も非公開・非公式だ。むしろこの方が自然体であろう。
その左側には、7歳くらいの幼女に見える一人の女性。
ハルタール帝国皇帝、オスピア・アイラ・バドキネフ・ハルタールが座る。
こちらは外から見れば、上に太腿丈のコートとガラスの靴だけに見える。
コートは薄緑と濃い緑の鱗模様。帝国ではごく普通のものであり、道端を歩いていても目立ちはしないだろう……彼女が並の人間であればでの話だが。
身長よりも長い薄い金髪をツインテールにしているが、それでも余裕で床の上に垂れ下がっている。
薄緑の瞳は眠たそうにしたまぶたで半分隠れており、ちょこんと座る様子からは本当に無害な子供に見える。
しかし、全員がその周囲に渦巻く魔力を感じていた。
この部屋は基本的に武器の持ち込みなどは禁止だが、たとえ何を持ち込んでもアレには太刀打ちできないだろうと全員が理解する程に。
一方カルタ―の正面に座るのは、ジェルケンブール王国の国王、クライカ・アーベル・リックバールト・ジェルケンブール。
高い身長と、少し異様さも感じる肩幅の広さ。切れ長の黒い瞳に艶やかな黒い髪。
髪型はおさげにし、額には縦にならんだ3つの黒点。そして、こちらは完全に異様さを感じる巨大な――自らの顎よりも下に伸びた福耳が特徴だ。
服装は東部特有の、麻に似た太い繊維で編んだシャツとズボン、そして上着。両方ともに濃い生成りであり、特に染色はされていない。
シャツに襟は無く、前は肩から鎖骨まで空いている。後ろも同様だ。
上着は両肩から垂れる形になっており、独特の民族性が感じられた。
最後の一人はこの部屋の主、一生ここから出ることのない書記官、ブーニック。
彼が発言する事は決してない。ここは、あくまで政治の場なのだから。
「……それで、動くはいいが何処にどう動くの。まあ、その点に関しては軍事国家であるのだから心配はあるまいの。ではあるが、その後が闇であるの」
そう言ったオスピアは、以前よりカルタ―に対して柔らかな対応をしていた。
これは単純に、カルタ―が素直に頭を下げる立場になったからだ。噛みつかぬものにきつく当たる道理もない。むしろ、人の成長を面白くも思う。
とはいえ、発言に関してはそこまで甘くはない。
一方で、言われたカルタ―はソファーに深く背を預け、静かに鼻で息を吐く。
やはりそう来たか――この問答は、最初から予測済みだった。
現在四大国は全て大規模な軍事行動を起こしている。いや、そんな生易しいものではない。未曽有の軍事活動というべきだろう。
主戦場となり滅亡の危機に瀕しているムーオス自由帝国は言うまでもないが、他の国ものんびり見ているわけでは無い。
ハルタール帝国軍は、虎の子のである東部方面軍を全て壁と門の防衛に動かした。
更に社会維持に最低限必要な人員以外は、全員いつでも出撃できる支度が整えられている。
この国家総動員状態は、ティランド連合王国やジェルケンブール王国も同じくだ。
今現在、連合王国の主力はコンセシール商国周辺に集中している。これは言うまでもなく、ムーオス自由帝国の包囲を崩す為だ。商国を守るためではない。
魔族はあくまでムーオスのみを標的としている。その背後を突き、切り崩す。
これこそが当初のカルターの案であり、二重三重に張られた情報網と冷静で掛値の無い自己判断により、それは可能であると判断された。
ただ、互いに合流した後の事が何一つ決まらない。分からない。オスピアにそこを突かれたのだから、今は黙るしかない。
カルタ―としても、考えることはオスピアやクライカにやらせたいところだった。
――これ程の規模になるとはな……。
もう詳細まで完璧に頭に入っている地図を、改めて眺める。
ムーオス自由帝国は左右の海岸線から侵攻され崩壊を続けている。その北、魔族領と人間世界を分ける壁も攻撃を受けている事は明らかだった。
通信機による通信距離は無限ではない。むしろ、通信手段としてはそれほど長くはない。
それを補うのが使用者の魔力であり、または中継アンテナだ。
魔族領と違って人間世界は至る所にアンテナが立っているが、南北を繋ぐ大アンテナ網が壁だ。
あれはただの防壁ではない。人類が戦うために開発した技術の結晶であり、攻防に加え情報面でも重要な役割を担っている。
しかしこのところ、次第に通信が少なくなっている。破壊されているのだ。
もしここが完全に破壊されたら、ムーオス自由帝国は人間世界から完全に孤立する。
もう生存者がいるかも把握できない。そうなれば仮にこちらから進軍するにしても、どこまで進めば良いのかすら分からない。
オスピアはいつもと変わらぬ様子なので、ちらりとクライカの方を見る。
こちらは先ほどからそわそわして少し落ち着きが無い。
その理由は言うまでもない、ジェルケンブール王国内の魔族領の事だろう。
ただ単に魔族が出てくるとかいう話ではない。この国では、国教が魔族領に直結している。
もしそこが牙を剥いたりしたら一大事だ。宗教はそこに属する人間の価値基準であり、文化であり、人生だ。
それが壊れるといいう事は、過去が否定され、今が失われ、そして未来が見えなくなるという事である。ジェルケンブール王国という国は、下手をすれば一夜で消滅する。
クライカ王としては、世界よりも自国。それはカルターにも痛いほどわかる。
「さて、特に誰も方針を持っていないというのであれば、我らハルタールから一つ提案しよう」
「何かあるならさっさと頼む」
「女帝の提案とあらば、どのような事でも協力は惜しみませぬぞ」
カルターとクライカ、すがる藁を探していた両者の声がハモる。
「魔王と交渉の道を探る。両国は、自衛以外の戦闘を控えてもらいたいの」
その言葉は両者ともに予想しないものではなかった。
実際、両国とも密かに魔族領に人を送っている。魔王が人と会話する知能を有し、なおかつ戦闘に消極的な姿勢を見せていたからだ。
だがそれも、後半は今や過去形であろう。ムーオス自由帝国を襲った大軍勢。それは、今までとは明らかに違う。明確な敵意……人類を滅ぼそうとする強い意志すら感じる。
もしかして、以前の交渉を求めていた魔王は、針葉樹の森で死んだのではないだろうか?
そして、人類は戦いの辞め時を失ってしまったのではないだろうか……誰もがそれを危惧している。
だが――、
「問題は、止めてどうするかだ。魔王と戦わないという事は……」
「我らで殺し合うと言う事ですな……」
カルターもクライカも考えは同じだ。増え続ける人類を魔族相手に減らせないというのなら、結局は去年の世界大戦を再現するだけの事。それに今度は、ハルタール帝国も加わざるを得ない。
「まあそうなるの。その前に、何処かは国名が変わってるやもしれぬであろうかな」
今まで散々に魔族との戦闘を煽ってきた。
死ななければならない現実に、使命という意義を与えてきた。
それが根本から崩れる。人類は、魔王に膝を屈し頭を垂れるのだ。そして許しを請うのだ、もう殺さないで下さいと。
それが何を生むのか、考えが及ばぬほど世界のトップは愚かではない。
このまま魔族と戦い続けても滅ぶ。
だが魔王と和平を結んでも破滅。
三者ともに、暗雲たる未来に思いを馳せるのだった。
「とにかく、もう動くしかないだろう!」
狭い部屋に、カルタ―の大声が響き渡る。
しかし、この部屋にいる他の三人は身じろぎもしない。皆、その程度の事で動じるほど未熟ではないのだから。
ここは中央にある“忌憚なき意見を述べる部屋”。
四大国トップが集まり、世界の趨勢を決める場所である。
集まっているメンバーは、ティランド連合王国盟主であるカルター・ハイン・ノヴェルド・ティランド。
長い赤髪に掘りの深い顔。青い瞳は宝石の様で、山のような筋肉を別にすれば|相和義輝
《あいわよしき》のいた世界ではハンサムに分類されるだろう。
だが内面から滲み出るのか、何処から見ても凶暴で凶悪な風体にしか見えない。
それも最近ではますます磨きがかかっており、子供などが見たらそれだけで泣き出してしまいそうだ。
赤と黒、それに金糸をあしらった連合王国の軍服に、茶色い毛皮の付いた赤黒に染めた革の上着を羽織る。
いつもの格好であり、それはこの場でも変わらない。
というよりも、ここはそれなりの地位の者しか知らない場所であり、会談自体も非公開・非公式だ。むしろこの方が自然体であろう。
その左側には、7歳くらいの幼女に見える一人の女性。
ハルタール帝国皇帝、オスピア・アイラ・バドキネフ・ハルタールが座る。
こちらは外から見れば、上に太腿丈のコートとガラスの靴だけに見える。
コートは薄緑と濃い緑の鱗模様。帝国ではごく普通のものであり、道端を歩いていても目立ちはしないだろう……彼女が並の人間であればでの話だが。
身長よりも長い薄い金髪をツインテールにしているが、それでも余裕で床の上に垂れ下がっている。
薄緑の瞳は眠たそうにしたまぶたで半分隠れており、ちょこんと座る様子からは本当に無害な子供に見える。
しかし、全員がその周囲に渦巻く魔力を感じていた。
この部屋は基本的に武器の持ち込みなどは禁止だが、たとえ何を持ち込んでもアレには太刀打ちできないだろうと全員が理解する程に。
一方カルタ―の正面に座るのは、ジェルケンブール王国の国王、クライカ・アーベル・リックバールト・ジェルケンブール。
高い身長と、少し異様さも感じる肩幅の広さ。切れ長の黒い瞳に艶やかな黒い髪。
髪型はおさげにし、額には縦にならんだ3つの黒点。そして、こちらは完全に異様さを感じる巨大な――自らの顎よりも下に伸びた福耳が特徴だ。
服装は東部特有の、麻に似た太い繊維で編んだシャツとズボン、そして上着。両方ともに濃い生成りであり、特に染色はされていない。
シャツに襟は無く、前は肩から鎖骨まで空いている。後ろも同様だ。
上着は両肩から垂れる形になっており、独特の民族性が感じられた。
最後の一人はこの部屋の主、一生ここから出ることのない書記官、ブーニック。
彼が発言する事は決してない。ここは、あくまで政治の場なのだから。
「……それで、動くはいいが何処にどう動くの。まあ、その点に関しては軍事国家であるのだから心配はあるまいの。ではあるが、その後が闇であるの」
そう言ったオスピアは、以前よりカルタ―に対して柔らかな対応をしていた。
これは単純に、カルタ―が素直に頭を下げる立場になったからだ。噛みつかぬものにきつく当たる道理もない。むしろ、人の成長を面白くも思う。
とはいえ、発言に関してはそこまで甘くはない。
一方で、言われたカルタ―はソファーに深く背を預け、静かに鼻で息を吐く。
やはりそう来たか――この問答は、最初から予測済みだった。
現在四大国は全て大規模な軍事行動を起こしている。いや、そんな生易しいものではない。未曽有の軍事活動というべきだろう。
主戦場となり滅亡の危機に瀕しているムーオス自由帝国は言うまでもないが、他の国ものんびり見ているわけでは無い。
ハルタール帝国軍は、虎の子のである東部方面軍を全て壁と門の防衛に動かした。
更に社会維持に最低限必要な人員以外は、全員いつでも出撃できる支度が整えられている。
この国家総動員状態は、ティランド連合王国やジェルケンブール王国も同じくだ。
今現在、連合王国の主力はコンセシール商国周辺に集中している。これは言うまでもなく、ムーオス自由帝国の包囲を崩す為だ。商国を守るためではない。
魔族はあくまでムーオスのみを標的としている。その背後を突き、切り崩す。
これこそが当初のカルターの案であり、二重三重に張られた情報網と冷静で掛値の無い自己判断により、それは可能であると判断された。
ただ、互いに合流した後の事が何一つ決まらない。分からない。オスピアにそこを突かれたのだから、今は黙るしかない。
カルタ―としても、考えることはオスピアやクライカにやらせたいところだった。
――これ程の規模になるとはな……。
もう詳細まで完璧に頭に入っている地図を、改めて眺める。
ムーオス自由帝国は左右の海岸線から侵攻され崩壊を続けている。その北、魔族領と人間世界を分ける壁も攻撃を受けている事は明らかだった。
通信機による通信距離は無限ではない。むしろ、通信手段としてはそれほど長くはない。
それを補うのが使用者の魔力であり、または中継アンテナだ。
魔族領と違って人間世界は至る所にアンテナが立っているが、南北を繋ぐ大アンテナ網が壁だ。
あれはただの防壁ではない。人類が戦うために開発した技術の結晶であり、攻防に加え情報面でも重要な役割を担っている。
しかしこのところ、次第に通信が少なくなっている。破壊されているのだ。
もしここが完全に破壊されたら、ムーオス自由帝国は人間世界から完全に孤立する。
もう生存者がいるかも把握できない。そうなれば仮にこちらから進軍するにしても、どこまで進めば良いのかすら分からない。
オスピアはいつもと変わらぬ様子なので、ちらりとクライカの方を見る。
こちらは先ほどからそわそわして少し落ち着きが無い。
その理由は言うまでもない、ジェルケンブール王国内の魔族領の事だろう。
ただ単に魔族が出てくるとかいう話ではない。この国では、国教が魔族領に直結している。
もしそこが牙を剥いたりしたら一大事だ。宗教はそこに属する人間の価値基準であり、文化であり、人生だ。
それが壊れるといいう事は、過去が否定され、今が失われ、そして未来が見えなくなるという事である。ジェルケンブール王国という国は、下手をすれば一夜で消滅する。
クライカ王としては、世界よりも自国。それはカルターにも痛いほどわかる。
「さて、特に誰も方針を持っていないというのであれば、我らハルタールから一つ提案しよう」
「何かあるならさっさと頼む」
「女帝の提案とあらば、どのような事でも協力は惜しみませぬぞ」
カルターとクライカ、すがる藁を探していた両者の声がハモる。
「魔王と交渉の道を探る。両国は、自衛以外の戦闘を控えてもらいたいの」
その言葉は両者ともに予想しないものではなかった。
実際、両国とも密かに魔族領に人を送っている。魔王が人と会話する知能を有し、なおかつ戦闘に消極的な姿勢を見せていたからだ。
だがそれも、後半は今や過去形であろう。ムーオス自由帝国を襲った大軍勢。それは、今までとは明らかに違う。明確な敵意……人類を滅ぼそうとする強い意志すら感じる。
もしかして、以前の交渉を求めていた魔王は、針葉樹の森で死んだのではないだろうか?
そして、人類は戦いの辞め時を失ってしまったのではないだろうか……誰もがそれを危惧している。
だが――、
「問題は、止めてどうするかだ。魔王と戦わないという事は……」
「我らで殺し合うと言う事ですな……」
カルターもクライカも考えは同じだ。増え続ける人類を魔族相手に減らせないというのなら、結局は去年の世界大戦を再現するだけの事。それに今度は、ハルタール帝国も加わざるを得ない。
「まあそうなるの。その前に、何処かは国名が変わってるやもしれぬであろうかな」
今まで散々に魔族との戦闘を煽ってきた。
死ななければならない現実に、使命という意義を与えてきた。
それが根本から崩れる。人類は、魔王に膝を屈し頭を垂れるのだ。そして許しを請うのだ、もう殺さないで下さいと。
それが何を生むのか、考えが及ばぬほど世界のトップは愚かではない。
このまま魔族と戦い続けても滅ぶ。
だが魔王と和平を結んでも破滅。
三者ともに、暗雲たる未来に思いを馳せるのだった。
0
お気に入りに追加
71
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる