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【 魔族と人と 】
人vs魔人ラジエヴ 前編
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漆黒の坑道を、二人の女性が走っている。
先頭を走るのは、全身を純白の全身鎧に身を包んだ細身の女性。
両手にそれぞれ持つのは、大型のナタ。刃渡りは120センチ程で、この世界の武器としては小さい。
しかし先端は40センチを超える広幅であり、刃厚も分厚い。人間程度であれば、軽々と断ち切れるだろう。
背には純白のマントが、疾走する風を受けてはためいている。
スパイセン王国の代理王、クラキア・ゲルトカイムだ。
その後ろから続くのは、長身にして岩の様な筋肉質を赤紫の全身鎧に包んだ女性。
ティランド連合王国将軍にして王位継承権代4位、アルダシル・ハイン・ノヴェルド・ティランドだ。
右手には両手用の大斧を握りしめ、左手には先ほどまでクラキアが持っていた松明を掲げている。
二人とも重武装で相当な時間を走っているが、止まるわけにはいかない。
坑道の壁面には触手が張り付き、蠢いている。
そして自分達の背後からは、その先端がUターンして迫って来ているのだ。
追いつかれたら、一巻の終わりだろう。
一体いつまで走れば良いのか?
ラッフルシルド王国軍は、この触手の持ち主に壊滅させられた。
その前の報告に合った魔王との因果関係は不明だが、以前にもこの地で目撃されている魔族だ。無関係という訳ではあるまい。
――そう言えば、確かティランド連合王国の国王が、以前これとやりあったと聞いていますが……。
クラキアの背後を走るアルダシルは、以前カルターとした話を思い出していた。
炎と石獣の領域で出会ったという触手の魔族。
その根元は分からなかったが――、
「いたわ!」
クラキアの叫びが思考を遮る。
彼女の走る先、そこには足元から無数の触手を伸ばした魔族が立っていた。
足元から頭の頂点までの高さは2メートルを超えるだろう。
一見すると八角形の石柱だ。その下から触手が生えていなければ、本当にただのオブジェクトだと思っただろう。
――好機!
目の前にある魔族の触手は、暗闇の中へと伸びている。見た処、先端は無い。
そして他の攻撃手段もなさそうに見える。これなら――。
だがそんな淡い期待とは裏腹に、体は警鐘を鳴らす。それは殆ど本能に近かっただろう。
魔族の体で微かに光った銀の鎖――魔道の光。
それを意識するより早く、壁、床、天井から無数の槍が伸びクラキアを襲う。
滅多刺しにされ千切れるマント。しかしクラキアは前に飛んで躱していた。
言ってやりたい頃は山ほどあるが、今は言葉の為に神経は使えない。
完全に無言。だが鋭い眼光は八角柱を捕らえ、その中心目がけて鋭い一撃が振り下ろされる。
だが、それは予想外の物に塞がれる。触手だ。
伸びた一本を切り落とし、その根元から新たな触手を生やしていたのだった。
「器用な! けど!」
クラキアの左手首に銀の鎖が浮かぶ。
それが霧散すると同時に、網状の炎がラジエヴを包む。
――ヌ。
そして同時に、クラキアを襲った鋼をも貫く石の槍が粉々に砕け散る。
砕けた石の槍の先にいるのは、たった今分断されたアルダシルだ。
「確かアンタ、風の魔法が苦手だったんだよねぇ? 悪いがそいつは使えないが、こいつはどうだい!」
炎の網で拘束されたラジエヴを、その上から新たな何かが掴み、締め付ける。
網の上に浮かんだシルエット。それはまるで、異様に指の長い二本の手。
”四本腕”の異名を持つアルダシルの魔法。自由に動く透明な二本の手による攻撃だった。二重の魔法に締め付けられ、ラジエヴの石柱がメキメキと音を立てひびが入る。
「シャアアアァァァァァ」
それは声というより、深い井戸の底で石を擦り合わせたような音であった。
同時に木の根のように動かなかった触手が、一斉に蠢きだした。
何をするのかは分からないが、この隙を逃すほどお人好しではない。
クラキアは背後に回り、再びラジエヴに斬りつける。
「――な!?」
だがその攻撃は、虚しく防がれる。今度は2本の触手が根元から切断され、そこから生えた新たな2本が受け止めたのだ。
切断された元の触手は白く変色し、崩れつつある。それが残骸である事は二人にも分かるが、
――まさか切り離せるとは思いませんでしたね……。
――ちょいと当てが外れたが、まあ世の中なんてこんなもんだろう……。
最初の一本を合わせて合計三本。しかし、根元を全部切り離したら一体何本になるのか……。
そんな事を考えつつも、二人は一斉にとびかかる。
何はともあれ、今は三本しか使っていないのだ。ここを逃すわけにはいかない。
だが二人の攻撃は、双方とも軽々と触手に防がれる。
クラキアは速度と技術、アルダシルは力。それぞれ並の人間を凌駕している自負はあった。
だが触手の動きは素早く的確だ。それに何より異常に硬い。
打ち合わせる度に高い金属音と共に火花が散る。だが傷一つつかない。
むしろ、アルダシルの戦斧は打ち込むたびに分かり易く刃が欠けていく。
――うちの大将がぶった切ったと聞いていたんだがね……。
アルダシルとカルタ―は、技量も魔力量も似たり寄ったりだ。
だから、本体さえ見つければ何とかなるのではないかという期待があった。
だが武器が違うし、ここまでに蓄積された疲労も違う。
今の自分では倒せない。それはクラキアも同様だろう。彼女はテクニカル系の戦いを得意といており、こういった純粋な硬さを相手にはあまりにも分が悪い。
「ならこいつはどうだい!」
見えない二本の腕が触手を掴み、拘束する。
同時に全ての力を込めて突進し、ラジエヴの頭上に斧を振り下ろす――いや、振り下ろそうとするが――、
キラリ。石柱と触手の間に、何かが輝いたのをクラキアは見逃さなかった。
あれは魔法の光!?
「注意して!」
叫びながら、自身も横へ飛ぶ。
すぐさま、今まで自分がいた空間を数本の石槍が貫いて行く。
だが一方的にはやられない。同時に横薙ぎに大ナタを振るっていたが、またもや触手によって防がれていた。
「魔法と触手同時とは……まあ、さすがは魔族ですか……」
言いながら、ちらりと周囲を確認する。
地面から生えた石の槍。これはかつての炎と石獣の領域戦で、本陣を一瞬にして壊滅させた魔法だろう。
だが規模が違う。報告の通りなら、避ける隙間などない。この周囲一帯の坑道すべてを石の槍で埋めることが出来るはずだ。
――全力とは思えない……遊んでいるのか、それとも油断しているのか……。
そしてアルダシルを見るが、こちらは負傷中だ。
戦斧を振り下ろす瞬間、カウンター気味に出現した石の槍。
それは彼女を確実に貫いていた。
幸い鎧に防がれて致命傷ではないが、肩、脇、尻、腿に穴が開き血がドクドクと流れ出している。
普通の人間であれば、貫通して終わっていただろう。
「ちっ! やるじゃないのさ」
透明な手が、突き刺さった石槍を砕く。
だがもう激しい動きは出来そうにない。いや、治療しなければ早々に動けなくなってしまうだろう。
――こいつは、やはりただの魔族じゃないね。魔王じゃないんだろうが、おそらく魔神級……なんとか他の連中に伝えておきたいところだけども……。
――どうする!?
クラキアとアルダシルは互いに目くばせするが、二人ともすでに同じ結論に辿り着いている。
打つ手なしだ。
一方、ラジエヴは油断しているわけでも遊んでいるわけでもない。
だが全力かと問われれば、まるで力を出していないのが現状だった。
全てを切り裂く透明なエヴィアの触手、スースィリアの失われた半身。何かを伸ばしたり補ったりするには、それ相応の材料が必要だ。
そして現在まで触手を伸ばした材料は、侵入してきたラッフルシルド王国兵士の血肉である。
だが一度切り離してしまったら、それはただの残骸であって再利用は出来ない。
つまりは勿体なかったのだ。たかだか、2匹の人間相手に失うのが。
魔法も似たようなものだった。
不器用なスースィリアと違い、ラジエヴは魔法を使い分ける事が出来た。
だから、人間はこの程度で死ぬだろう……その目算で細かく使っていたのだ。
不必要な事はしない。最小限の動きで最低限の結果を得る。それは環境に多大な影響を与えないように生きてきた魔人達にとっては、決して間違ってはいない。
だが人間は、それをこう呼ぶのだ。油断――と。
先頭を走るのは、全身を純白の全身鎧に身を包んだ細身の女性。
両手にそれぞれ持つのは、大型のナタ。刃渡りは120センチ程で、この世界の武器としては小さい。
しかし先端は40センチを超える広幅であり、刃厚も分厚い。人間程度であれば、軽々と断ち切れるだろう。
背には純白のマントが、疾走する風を受けてはためいている。
スパイセン王国の代理王、クラキア・ゲルトカイムだ。
その後ろから続くのは、長身にして岩の様な筋肉質を赤紫の全身鎧に包んだ女性。
ティランド連合王国将軍にして王位継承権代4位、アルダシル・ハイン・ノヴェルド・ティランドだ。
右手には両手用の大斧を握りしめ、左手には先ほどまでクラキアが持っていた松明を掲げている。
二人とも重武装で相当な時間を走っているが、止まるわけにはいかない。
坑道の壁面には触手が張り付き、蠢いている。
そして自分達の背後からは、その先端がUターンして迫って来ているのだ。
追いつかれたら、一巻の終わりだろう。
一体いつまで走れば良いのか?
ラッフルシルド王国軍は、この触手の持ち主に壊滅させられた。
その前の報告に合った魔王との因果関係は不明だが、以前にもこの地で目撃されている魔族だ。無関係という訳ではあるまい。
――そう言えば、確かティランド連合王国の国王が、以前これとやりあったと聞いていますが……。
クラキアの背後を走るアルダシルは、以前カルターとした話を思い出していた。
炎と石獣の領域で出会ったという触手の魔族。
その根元は分からなかったが――、
「いたわ!」
クラキアの叫びが思考を遮る。
彼女の走る先、そこには足元から無数の触手を伸ばした魔族が立っていた。
足元から頭の頂点までの高さは2メートルを超えるだろう。
一見すると八角形の石柱だ。その下から触手が生えていなければ、本当にただのオブジェクトだと思っただろう。
――好機!
目の前にある魔族の触手は、暗闇の中へと伸びている。見た処、先端は無い。
そして他の攻撃手段もなさそうに見える。これなら――。
だがそんな淡い期待とは裏腹に、体は警鐘を鳴らす。それは殆ど本能に近かっただろう。
魔族の体で微かに光った銀の鎖――魔道の光。
それを意識するより早く、壁、床、天井から無数の槍が伸びクラキアを襲う。
滅多刺しにされ千切れるマント。しかしクラキアは前に飛んで躱していた。
言ってやりたい頃は山ほどあるが、今は言葉の為に神経は使えない。
完全に無言。だが鋭い眼光は八角柱を捕らえ、その中心目がけて鋭い一撃が振り下ろされる。
だが、それは予想外の物に塞がれる。触手だ。
伸びた一本を切り落とし、その根元から新たな触手を生やしていたのだった。
「器用な! けど!」
クラキアの左手首に銀の鎖が浮かぶ。
それが霧散すると同時に、網状の炎がラジエヴを包む。
――ヌ。
そして同時に、クラキアを襲った鋼をも貫く石の槍が粉々に砕け散る。
砕けた石の槍の先にいるのは、たった今分断されたアルダシルだ。
「確かアンタ、風の魔法が苦手だったんだよねぇ? 悪いがそいつは使えないが、こいつはどうだい!」
炎の網で拘束されたラジエヴを、その上から新たな何かが掴み、締め付ける。
網の上に浮かんだシルエット。それはまるで、異様に指の長い二本の手。
”四本腕”の異名を持つアルダシルの魔法。自由に動く透明な二本の手による攻撃だった。二重の魔法に締め付けられ、ラジエヴの石柱がメキメキと音を立てひびが入る。
「シャアアアァァァァァ」
それは声というより、深い井戸の底で石を擦り合わせたような音であった。
同時に木の根のように動かなかった触手が、一斉に蠢きだした。
何をするのかは分からないが、この隙を逃すほどお人好しではない。
クラキアは背後に回り、再びラジエヴに斬りつける。
「――な!?」
だがその攻撃は、虚しく防がれる。今度は2本の触手が根元から切断され、そこから生えた新たな2本が受け止めたのだ。
切断された元の触手は白く変色し、崩れつつある。それが残骸である事は二人にも分かるが、
――まさか切り離せるとは思いませんでしたね……。
――ちょいと当てが外れたが、まあ世の中なんてこんなもんだろう……。
最初の一本を合わせて合計三本。しかし、根元を全部切り離したら一体何本になるのか……。
そんな事を考えつつも、二人は一斉にとびかかる。
何はともあれ、今は三本しか使っていないのだ。ここを逃すわけにはいかない。
だが二人の攻撃は、双方とも軽々と触手に防がれる。
クラキアは速度と技術、アルダシルは力。それぞれ並の人間を凌駕している自負はあった。
だが触手の動きは素早く的確だ。それに何より異常に硬い。
打ち合わせる度に高い金属音と共に火花が散る。だが傷一つつかない。
むしろ、アルダシルの戦斧は打ち込むたびに分かり易く刃が欠けていく。
――うちの大将がぶった切ったと聞いていたんだがね……。
アルダシルとカルタ―は、技量も魔力量も似たり寄ったりだ。
だから、本体さえ見つければ何とかなるのではないかという期待があった。
だが武器が違うし、ここまでに蓄積された疲労も違う。
今の自分では倒せない。それはクラキアも同様だろう。彼女はテクニカル系の戦いを得意といており、こういった純粋な硬さを相手にはあまりにも分が悪い。
「ならこいつはどうだい!」
見えない二本の腕が触手を掴み、拘束する。
同時に全ての力を込めて突進し、ラジエヴの頭上に斧を振り下ろす――いや、振り下ろそうとするが――、
キラリ。石柱と触手の間に、何かが輝いたのをクラキアは見逃さなかった。
あれは魔法の光!?
「注意して!」
叫びながら、自身も横へ飛ぶ。
すぐさま、今まで自分がいた空間を数本の石槍が貫いて行く。
だが一方的にはやられない。同時に横薙ぎに大ナタを振るっていたが、またもや触手によって防がれていた。
「魔法と触手同時とは……まあ、さすがは魔族ですか……」
言いながら、ちらりと周囲を確認する。
地面から生えた石の槍。これはかつての炎と石獣の領域戦で、本陣を一瞬にして壊滅させた魔法だろう。
だが規模が違う。報告の通りなら、避ける隙間などない。この周囲一帯の坑道すべてを石の槍で埋めることが出来るはずだ。
――全力とは思えない……遊んでいるのか、それとも油断しているのか……。
そしてアルダシルを見るが、こちらは負傷中だ。
戦斧を振り下ろす瞬間、カウンター気味に出現した石の槍。
それは彼女を確実に貫いていた。
幸い鎧に防がれて致命傷ではないが、肩、脇、尻、腿に穴が開き血がドクドクと流れ出している。
普通の人間であれば、貫通して終わっていただろう。
「ちっ! やるじゃないのさ」
透明な手が、突き刺さった石槍を砕く。
だがもう激しい動きは出来そうにない。いや、治療しなければ早々に動けなくなってしまうだろう。
――こいつは、やはりただの魔族じゃないね。魔王じゃないんだろうが、おそらく魔神級……なんとか他の連中に伝えておきたいところだけども……。
――どうする!?
クラキアとアルダシルは互いに目くばせするが、二人ともすでに同じ結論に辿り着いている。
打つ手なしだ。
一方、ラジエヴは油断しているわけでも遊んでいるわけでもない。
だが全力かと問われれば、まるで力を出していないのが現状だった。
全てを切り裂く透明なエヴィアの触手、スースィリアの失われた半身。何かを伸ばしたり補ったりするには、それ相応の材料が必要だ。
そして現在まで触手を伸ばした材料は、侵入してきたラッフルシルド王国兵士の血肉である。
だが一度切り離してしまったら、それはただの残骸であって再利用は出来ない。
つまりは勿体なかったのだ。たかだか、2匹の人間相手に失うのが。
魔法も似たようなものだった。
不器用なスースィリアと違い、ラジエヴは魔法を使い分ける事が出来た。
だから、人間はこの程度で死ぬだろう……その目算で細かく使っていたのだ。
不必要な事はしない。最小限の動きで最低限の結果を得る。それは環境に多大な影響を与えないように生きてきた魔人達にとっては、決して間違ってはいない。
だが人間は、それをこう呼ぶのだ。油断――と。
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