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【 魔族と人と 】
浮遊城エスチネル 前編
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碧色の祝福に守られし栄光暦218年9月19日。
白き苔の領域南方200キロメートル地点。
この辺りは、荒れ地というより乾季のサバンナの様だ。
黄色い草が所々に茂り、上空からだとハイエナのような魔獣の群れも見られる。
そこに今、巨大なピーナッツの殻の様なものが浮かんでいる。
左右が太く、中央が細くなっている楕円形。外観は金属であり、光を受け玉虫色の輝きを見せる。
浮遊高度は15メートル。全幅440メートル、全高と奥行きは160メートルだ。
膨らんだ左右の中央には前後ともに80メートル級のドームが埋め込まれ、それはまるで目玉の様だ。
更に中央寄りに45メートル級のドームが4つ。左右の端にも60メートル級が2つ設置されている。
浮遊城ジャルプ・ケラッツァと違い、動力部分は剥き出しではなく、殻の中に隠されている。浮遊式輸送板と似たような仕組みの新式だ。
人類最強の決戦兵器の一つ、エスチネル城。
浮遊城の中では最も新しい……といえば聞こえは良いが、正確にはまだ未完成だ。
一応兵装には問題無く、内部には骨組だけの部分があるが、こちらも大きな難点にはならないだろう。
だが兵器というものは、使う人間があって初めて完成と言える。
過去魔人によって落とされた浮遊城の乗員は、そのほとんど全員が苔の大地へと消えた。
その為、この城を運用する人員の練度は低い。全員が新兵レベルのお粗末さだ。
だがそれでも、今出さねばならなかったのである。
艦橋という名の玉座の造りは、同じ浮遊城であるジャルプ・ケラッツァとさほど変わらない。
ただこちらは前方に取り付けられているため、視界はあちらと違い全周囲とはいかない。
その代わり、近くに行けば全身から針のように伸びたアンテナと、無数の除き窓を見ることが出来るだろう。
その玉座位には今、自由帝国ムーオス皇帝ザビエブ・ローアム・ササイ・ムーオスが座る。
静かに見つめる先は、遥か彼方の空。今も多くの人命を飲み込み続ける、白き苔の領域だ。
その右後ろには、宰相であるコルキエント・イヴァ・ローボスが控える。
207センチとムーオス人としては高い身長ではない。恰幅も極めて普通だ。
漆黒の肌に艶やかなロングのツインテール。切れ長の赤い白目に淡い赤の瞳を持ち、遠目では瞳の無い真っ赤な目に見える。
知らない人間が見れば不気味だが、ムーオスでは祝福された奇跡の目として崇められていた。
体には少しふわりとした、ローブのような荘厳な軍服を纏い、背には白、緑、青、黄の4つの三角を四角に纏めた図柄――ムーオス自由帝国の国旗をあしらったマントを背負っていた。
宰相として内務全般から軍務まで幅広くこなすが、彼の役割は主に内政のみに偏っている。
それは、軍部に絶対的な支柱が居るからであった。
もう一人、ザビエブ皇帝の左後ろに立つ巨漢の男。
身長は246センチ。そして全身は鋼のような筋肉に包まれ、まるで巨大な熊を思わせる。
黒い髪は角刈りにし、赤い瞳の中には黒い瞳が光る。肌はやはり、ムーオス人らしく漆黒だ。
国防将軍、ハイウェン・メルク・ラディーナ。
ムーオス自由帝国最強の武神にして絶対の守護者。
服装はコルキエントと同じ井出達だが、軍服の模様が違う。
それぞれの軍服に刺繍された無数の模様は略式勲章であり、普通の兵士であればベテランでも10個あれば十分な強兵といえる。それが模様と見間違える程に叙勲しているという事実が、この二人の神懸った強さと知性を証明していた。
「栄光への道作戦は順調か」
力ない皇帝の言葉……それは、もう今日だけで何度聞いたか判らぬほどだ。
二人は思う――順調であると答えたいと。だが、立場がそうはさせてくれない。
「予定より大幅に遅れております、陛下」
国防将軍ハイウェンは、正直に告げる。
「そうであったな……。コルキエント、バイアマハンの街はどうした」
「全て予定通りであります。拠点と人員を他へ移した後、町は全て焼き払い灰燼に帰しました。周辺から魔族の反応は出ておりませぬ故、共に消え去ったと思われます」
答えを聞いた皇帝の口から、静かな安堵の息が漏れる。
作戦が始まってから、ザビエブ皇帝はずっとこんな調子だ。
元々は芯の強い人間である。そうでなければ、この国の皇帝は務まらない。
ムーオス自由帝国には、貴族が存在しない。皇帝の下は全てが市民だ。
そして、皇帝を継ぐ者にも血筋は関係ない。
知力、体力などを図る試験が毎年行われ、皇位継承時には過去10年の最高点保持者10名の協議によって新たな皇帝が選出される。
血筋も貧富の差も社会的な地位も関係無い、自由の国。それがムーオス自由帝国なのだから。
だがそれは建前だ。貧しい者には、毎年の試験を受けるだけの余裕など無い。そもそも初期教育の段階で差がついてしまう。事実上は、富裕層の独占である。
とはいえ、ムーオスの人口は約11憶人。富裕層や余裕のある中間層を合わせれば、おおよそ4憶人を超える数のライバルが存在する。
この世界に老いは無い。小さな子供を除く全員が、聡明で屈強な競争相手だ。
政治学、軍学、医学、魔法学、宗教学、語学、商工学、歴史学から天文学、果ては雑学まで。そして最高峰の体力も求められる。
最後に選抜された10人になってからは、それぞれの家柄と財力を武器にした交渉の場だ。
それらを勝ち進み皇帝の座に就いたザビエブは、まさに世界に選ばれた人間であったといえる。
だが、今のザビエブにかつての輝きは見られない。
自らの民を次々と爆弾にする行為。そして、それを開発させたのが自分だという事実。
この事が、彼の心胆を鋭利な刃物の様に抉る。
だが誰よりも賢く、また世の中の事を知っている彼にとっては、人間の命の価値はそう高いものではない。皇帝として社会を動かすとき、人は数字でしかないからだ。
問題はこれからの事だ。それをどう収拾するかを考えると、暗雲たる気持ちになる。
それは、技術の拡散という大問題である。
当然、もし成功すれば、その対策が必要になる事は分かっていた。だがもっと複雑で、難しいものだと考えていたのだ。到底、他国では真似できないような。
だがヘッケリオの姉であるウェルン博士が開発した揺り籠は、ある程度の規模の工場があれば容易に量産できる代物だった。
しかも威力に至っては、想定とは別次元の破壊力だ。
一度は開発を止めた。そしてオバロス一族の研究は、実を結ばなかった事となる。
狂気の研究の結果、何も残せなかった呪われた血族。
彼らは体面的にはそうなってしまうが、その分の埋め合わせはする予定だった。
だが海を失った今、この力は絶対に必要だったのだ。
今後、世界各国が揺り籠を開発するだろう。
その先に待つ世界は何だ? 余りにも凄惨で、惨たらしい世界。もし時を戻せるのならば、絶対に過去の自分を止めたであろう。
だが現実は戻らない……この責任は、何らかの形で必ず償わねばならないだろう。
そんな、落胆するザビエブ皇帝に、宰相のコルキエントが一通の資料を差し出す。
「コンセシール商国のリッツェルネールから協力要請が届きました」
「協力要請だと?」
資料を受け取ると、それに素早く目を通す。
そして、迅速に吟味する。
「かの御仁は、あちらでは毒蛇とも呼ばれているとか。それで、我等に対する協力要請とは何でしょうか?」
そう言いながら受け取った資料を確認したハイウェン国防将軍は、心の中で唸った。
――もう揺り籠を前提とした作戦を立てて来たか……。
情報が早い。そして正確だ……何より、揺り籠を使うという意味を分かった上でこのような作戦を立案する。
直接会った事は無い。だが、間違いなく天才――いや、危険人物であることは疑いようがなかった。
「良いだろう。最大限の協力を約束してやれ」
「よろしいのですか? 陛下……」
宰相のコルキエントが確認を取るが、状況を考えれば仕方が無い。
この魔族領侵攻戦で、最大の功績をあげた国が今後人類の主導的な立場となるだろう。
そういった意味では、北部への協力は最小限に抑えたい。
だが今、飛甲母艦最大の拠点であり、また揺り籠生産工場であったバイアマハンを失った。当然、栄光の道作戦は予定より大幅に遅れている。
これでは、日に日に帝国の立場と発言力は低下する一方だ。
この遅れの一端を北部方面に擦り付けるには、責任の一部を被ってもらうしかない。
すなわち、北部の軍事作戦に協力したから遅れたのだと……。
白き苔の領域南方200キロメートル地点。
この辺りは、荒れ地というより乾季のサバンナの様だ。
黄色い草が所々に茂り、上空からだとハイエナのような魔獣の群れも見られる。
そこに今、巨大なピーナッツの殻の様なものが浮かんでいる。
左右が太く、中央が細くなっている楕円形。外観は金属であり、光を受け玉虫色の輝きを見せる。
浮遊高度は15メートル。全幅440メートル、全高と奥行きは160メートルだ。
膨らんだ左右の中央には前後ともに80メートル級のドームが埋め込まれ、それはまるで目玉の様だ。
更に中央寄りに45メートル級のドームが4つ。左右の端にも60メートル級が2つ設置されている。
浮遊城ジャルプ・ケラッツァと違い、動力部分は剥き出しではなく、殻の中に隠されている。浮遊式輸送板と似たような仕組みの新式だ。
人類最強の決戦兵器の一つ、エスチネル城。
浮遊城の中では最も新しい……といえば聞こえは良いが、正確にはまだ未完成だ。
一応兵装には問題無く、内部には骨組だけの部分があるが、こちらも大きな難点にはならないだろう。
だが兵器というものは、使う人間があって初めて完成と言える。
過去魔人によって落とされた浮遊城の乗員は、そのほとんど全員が苔の大地へと消えた。
その為、この城を運用する人員の練度は低い。全員が新兵レベルのお粗末さだ。
だがそれでも、今出さねばならなかったのである。
艦橋という名の玉座の造りは、同じ浮遊城であるジャルプ・ケラッツァとさほど変わらない。
ただこちらは前方に取り付けられているため、視界はあちらと違い全周囲とはいかない。
その代わり、近くに行けば全身から針のように伸びたアンテナと、無数の除き窓を見ることが出来るだろう。
その玉座位には今、自由帝国ムーオス皇帝ザビエブ・ローアム・ササイ・ムーオスが座る。
静かに見つめる先は、遥か彼方の空。今も多くの人命を飲み込み続ける、白き苔の領域だ。
その右後ろには、宰相であるコルキエント・イヴァ・ローボスが控える。
207センチとムーオス人としては高い身長ではない。恰幅も極めて普通だ。
漆黒の肌に艶やかなロングのツインテール。切れ長の赤い白目に淡い赤の瞳を持ち、遠目では瞳の無い真っ赤な目に見える。
知らない人間が見れば不気味だが、ムーオスでは祝福された奇跡の目として崇められていた。
体には少しふわりとした、ローブのような荘厳な軍服を纏い、背には白、緑、青、黄の4つの三角を四角に纏めた図柄――ムーオス自由帝国の国旗をあしらったマントを背負っていた。
宰相として内務全般から軍務まで幅広くこなすが、彼の役割は主に内政のみに偏っている。
それは、軍部に絶対的な支柱が居るからであった。
もう一人、ザビエブ皇帝の左後ろに立つ巨漢の男。
身長は246センチ。そして全身は鋼のような筋肉に包まれ、まるで巨大な熊を思わせる。
黒い髪は角刈りにし、赤い瞳の中には黒い瞳が光る。肌はやはり、ムーオス人らしく漆黒だ。
国防将軍、ハイウェン・メルク・ラディーナ。
ムーオス自由帝国最強の武神にして絶対の守護者。
服装はコルキエントと同じ井出達だが、軍服の模様が違う。
それぞれの軍服に刺繍された無数の模様は略式勲章であり、普通の兵士であればベテランでも10個あれば十分な強兵といえる。それが模様と見間違える程に叙勲しているという事実が、この二人の神懸った強さと知性を証明していた。
「栄光への道作戦は順調か」
力ない皇帝の言葉……それは、もう今日だけで何度聞いたか判らぬほどだ。
二人は思う――順調であると答えたいと。だが、立場がそうはさせてくれない。
「予定より大幅に遅れております、陛下」
国防将軍ハイウェンは、正直に告げる。
「そうであったな……。コルキエント、バイアマハンの街はどうした」
「全て予定通りであります。拠点と人員を他へ移した後、町は全て焼き払い灰燼に帰しました。周辺から魔族の反応は出ておりませぬ故、共に消え去ったと思われます」
答えを聞いた皇帝の口から、静かな安堵の息が漏れる。
作戦が始まってから、ザビエブ皇帝はずっとこんな調子だ。
元々は芯の強い人間である。そうでなければ、この国の皇帝は務まらない。
ムーオス自由帝国には、貴族が存在しない。皇帝の下は全てが市民だ。
そして、皇帝を継ぐ者にも血筋は関係ない。
知力、体力などを図る試験が毎年行われ、皇位継承時には過去10年の最高点保持者10名の協議によって新たな皇帝が選出される。
血筋も貧富の差も社会的な地位も関係無い、自由の国。それがムーオス自由帝国なのだから。
だがそれは建前だ。貧しい者には、毎年の試験を受けるだけの余裕など無い。そもそも初期教育の段階で差がついてしまう。事実上は、富裕層の独占である。
とはいえ、ムーオスの人口は約11憶人。富裕層や余裕のある中間層を合わせれば、おおよそ4憶人を超える数のライバルが存在する。
この世界に老いは無い。小さな子供を除く全員が、聡明で屈強な競争相手だ。
政治学、軍学、医学、魔法学、宗教学、語学、商工学、歴史学から天文学、果ては雑学まで。そして最高峰の体力も求められる。
最後に選抜された10人になってからは、それぞれの家柄と財力を武器にした交渉の場だ。
それらを勝ち進み皇帝の座に就いたザビエブは、まさに世界に選ばれた人間であったといえる。
だが、今のザビエブにかつての輝きは見られない。
自らの民を次々と爆弾にする行為。そして、それを開発させたのが自分だという事実。
この事が、彼の心胆を鋭利な刃物の様に抉る。
だが誰よりも賢く、また世の中の事を知っている彼にとっては、人間の命の価値はそう高いものではない。皇帝として社会を動かすとき、人は数字でしかないからだ。
問題はこれからの事だ。それをどう収拾するかを考えると、暗雲たる気持ちになる。
それは、技術の拡散という大問題である。
当然、もし成功すれば、その対策が必要になる事は分かっていた。だがもっと複雑で、難しいものだと考えていたのだ。到底、他国では真似できないような。
だがヘッケリオの姉であるウェルン博士が開発した揺り籠は、ある程度の規模の工場があれば容易に量産できる代物だった。
しかも威力に至っては、想定とは別次元の破壊力だ。
一度は開発を止めた。そしてオバロス一族の研究は、実を結ばなかった事となる。
狂気の研究の結果、何も残せなかった呪われた血族。
彼らは体面的にはそうなってしまうが、その分の埋め合わせはする予定だった。
だが海を失った今、この力は絶対に必要だったのだ。
今後、世界各国が揺り籠を開発するだろう。
その先に待つ世界は何だ? 余りにも凄惨で、惨たらしい世界。もし時を戻せるのならば、絶対に過去の自分を止めたであろう。
だが現実は戻らない……この責任は、何らかの形で必ず償わねばならないだろう。
そんな、落胆するザビエブ皇帝に、宰相のコルキエントが一通の資料を差し出す。
「コンセシール商国のリッツェルネールから協力要請が届きました」
「協力要請だと?」
資料を受け取ると、それに素早く目を通す。
そして、迅速に吟味する。
「かの御仁は、あちらでは毒蛇とも呼ばれているとか。それで、我等に対する協力要請とは何でしょうか?」
そう言いながら受け取った資料を確認したハイウェン国防将軍は、心の中で唸った。
――もう揺り籠を前提とした作戦を立てて来たか……。
情報が早い。そして正確だ……何より、揺り籠を使うという意味を分かった上でこのような作戦を立案する。
直接会った事は無い。だが、間違いなく天才――いや、危険人物であることは疑いようがなかった。
「良いだろう。最大限の協力を約束してやれ」
「よろしいのですか? 陛下……」
宰相のコルキエントが確認を取るが、状況を考えれば仕方が無い。
この魔族領侵攻戦で、最大の功績をあげた国が今後人類の主導的な立場となるだろう。
そういった意味では、北部への協力は最小限に抑えたい。
だが今、飛甲母艦最大の拠点であり、また揺り籠生産工場であったバイアマハンを失った。当然、栄光の道作戦は予定より大幅に遅れている。
これでは、日に日に帝国の立場と発言力は低下する一方だ。
この遅れの一端を北部方面に擦り付けるには、責任の一部を被ってもらうしかない。
すなわち、北部の軍事作戦に協力したから遅れたのだと……。
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