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【 魔族と人と 】
二人の夜再び
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その日の夜。落ち着くように促され、俺は早々に魔王の私室に寝かされた。
だが、思い巡るのはヨーツケールの事、人類のあの兵器、これからの対処。
やるべき事と考える事が多すぎて、寝ろと言われても眠れるものではない。
――この世界、睡眠薬とかは無いのだろうか……。
あまり頼りたくは無いが、薬の力も借りたくなる。この世界に来て、そんな事を思ったのは初めてだ。
今まで人間との戦いで得た戦利品には、薬なんかもあっただろうか。
もう少し、注視しておくべきだった。
そんな事を悶々と考えていると、外で微かに声がする。
この声は……ユニカとエヴィアかな。なんだか以前も、ここでこんな声を引いたような気がする。
その時の事を思い出し、スーッと血の気が引いて行く。
だが行動するよりも早く、コンコンとノックの音が響く。
「魔王、入るわよ?」
ユニカの声だ。
さすがに以前のように、バタンといきなり入っては来ないか。
多分……気にしてくれているのだろう。
「ああ、いいよ」
返事と共に、彼女が部屋に入ってくる。
後ろにこっそりと続くのは、猫背でメモを手にしたエヴィアだ。
どっかの怪しい新聞記者みたいになっているぞオイ。
ユニカの姿は白いシーツを纏っただけ見える。
死霊の淡い緑の光に照らされるその姿は、まるで妖精か何かの様にも見えた。
そしてゆっくりと、俺の寝ているベッドに腰を掛ける。
その表情は憂いているような、儚げで寂し気で、だがどこか艶のある感じだ。
――ああ、やっぱり……慰めに来てくれたんだな。だけど今は……。
だが俺が言葉を発するよりも早く、彼女は纏っていたシーツをはらりと落とす。
その下には、純白レースのきわどい下着。いつもの野暮ったい服と違う色気を発するその姿に、ついつい目が釘付けになる。
そーっとテルティルトが俺から離れて行った事にも、気が付かなかった。
「全裸よりも反応した感じがするかな。ユニカの言うとおりだったね」
「ふふ、でしょう。ここはユニカお姉さんに任せなさい」
……いや、エヴィアの方が年上だぞ。
そう、心の中で突っ込みを入れられるほどに、なぜだか俺の心は穏やかになっていた。
彼女の頬笑みがそうさせたのだろうか。最初の緊張が、嘘のように解けている。
そしてゆっくりと、俺の上に跨って来た。
かつての姿勢――女性に乗られるのはちょっとトラウマだ。
そういやマリッカにもやられたな。この世界、案外女性上位が一般的なのだろうか。
というか、そのトラウマを作ったのがユニカ本人だ。
だがあの時とは違う。
あの日の夜、胸元で揺れていた聖印も、今は無い。
思ったよりも大きかった胸だが、やはりマリッカと比べればささやかだ。だが――、
「ユニカの胸がちっちゃいのが不満かな」
こちらの方が俺好みかもしれない――そう思ったのに、その前にエヴィアが忙しくペンを動かしながら余計な事を吹き込んだ。
同時に走る緊張感を含んだ空気。いや、待ってくださいな。
だが、ユニカはちょっとひきつっただけで許してくれたようだ。
場を仕切りなおすように、コホンと一つ咳払い。じろりと睨んだ瞳に僅かな怒気を感じたが、今回はセーフ。
微妙になってしまった空気の埋め合わせは、後で必ずしよう。
そしてゆっくりとブラを外し、俺の左手を彼女の右胸に当てる。
柔らかく、暖かい……。
「魔王……今夜は、あたしが慰めてあげる。大丈夫、優しくするから」
俺の緊張やトラウマを見透かされていたのだろうか?
そう言いながら、ユニカはそっと、唇を合わせてきた。
ああ、悪く無い。
ヨーツケールを失った悲しさ。これからの重圧。ただ横になっているだけで、自然と涙が溢れてしまう。
だけど今日は……今夜だけは……甘えよう。
そう考えた矢先だった。
突然、部屋の扉が勢いよく開く。
「お待たせしました。新人のレトゥーナでーす」
「新人のオゼットでーす。ご利用、ありがとー」
現れたのは、いつものサキュバス二人組。
いや、お前ら扉空ける必要ないだろ?
つかその新人ってなんだ? どこでそんな言葉覚えてきたんだ?
そもそも、何で来たの?
言いたい事が多すぎて、言葉がまるでついて来ない。
ただ唖然としている俺に対し、次第にユニカの怒りゲージが上がって行くような気がした。
おいエヴィア、なんとかしろ。
「前にユニカとしている時、魔王がサキュバスを呼んで欲しいと思っていたかな。だけど魔人は精霊に命令できないから、ずっと心残りだったよ。今回はルリアが協力してくれたから実現したよ。褒めてあげて……欲しい……よ?」
エヴィアの瞳が、ツツーと泳ぎ出す。
途中から、不穏な空気を察したのだろう。
魔人はそういった空気には敏感だ。
「それじゃ、後は若い人たちに任せるかな」
「それではまたねー。次はよろしく」
「またのご利用をお待ちしてまーす」
嵐の様に去っていくエヴィアとサキュバス二人組。
いやまて、ちゃんと説明をしていけ!
ギリ――、
いつの間にか、俺の左肩に爪が立つ。
「そう……そんな事を考えてたんだ。そりゃそうよね……こんな貧相な体だし、男の喜ばせ方も知らないただのド素人だものね……」
「い、いや、話し合おう。俺達には、もっと会話が必要だ」
「優しくするのは、また今度にするわ!」
悪鬼――今の彼女を表現するのなら、その言葉こそがぴったりと当てはまるだろう。
「ぎいぃやああぁぁぁぁぁぁ!」
翌日、魔王の居城――
扉を開けて外――玉座のある大ホールへと出ると、そこにはゲルニッヒが待っていた。
「昨夜はお楽しみデシタカ?」
まったく……本当に何処でこういった言葉を覚えてくるのやら。
「それじゃ、行ってくるよ」
「だ、大丈夫よね? 噛まない?」
俺達は出発の支度を整え、それぞれの目的地へと向かう事になった。
俺はスースィリアに乗り、同行者はエヴィアとテルティルト、それにユニカだ。
ユニカはまだちょっとスースィリアに乗る事には慣れていないが、まあヨーツケールとほとんど一緒だ。すぐに慣れるだろう。
こちらの目的地は、ホテル幸せの白い庭。
今更な話だが、バカンスに行くわけでは無い。単純に、ユニカをホテルへと連れて行くためだ。
そして、その後は無限図書館へ行く。
ゲルニッヒやヨーヌの話では、あそこには今までの魔王や魔人が溜め込んだ知識が色々とあるらしい。
こいつらは興味がある事しか覚えていないので不確かだが、浮遊城に関する情報がある可能性が高い。いや、無ければお手上げだ。
ゲルニッヒとヨーヌはムーオスとかいう大国の調査だ。
例の爆弾は勿論、この国が出撃させた浮遊城の情報も欲しい。
何一つ理解する間もなく一方的にやられてしまったのは事実だ。そして、時間が無いことも。
オスピアが言っていた……『次の魔族領侵攻戦は、具体的かつ迅速に行われるであろう』と。
確かに全くその通り。ぐうの音も出ないとはこの事だ。だが、まだ逆転の道はあるはずだ。
そしてもう一つ――かつてヨーツケールだった残滓。
エヴィアに渡されてからずっと抱きかかえ、寝る時も近くに置いていた。そして今は、俺の右ポケットの中にある。
未練と言われてもしょうがない。だけどまだ、納得はしていなかったのだ。
しかし――、
「あまり構うのは良くないかな。次の生き方の方向性が固定されちゃうよ。可愛い子には旅をさせろと誰かが言ってたよ」
そうエヴィアに叱られたので、今回は魔王の居城――この大ホールにある玉座の上に置いて行くことにした。
魔人の考えはまだよく分からない所が多い。だが、今まで俺に指図してこなかった理由が、少しだけ垣間見えた気がする。
「じゃあ行ってくる。次にここに集まる時は、おそらく人類への反撃の時だろう。それまで、万が一にもやられたりしないでくれよ」
「十分に、注意致しマショウ」
「ヨーヌは常に全力で逃げるので、まあ大丈夫デシ」
まあ確かに、この二人がやられる姿は想像できない。安心して任せるとしよう。
だが、思い巡るのはヨーツケールの事、人類のあの兵器、これからの対処。
やるべき事と考える事が多すぎて、寝ろと言われても眠れるものではない。
――この世界、睡眠薬とかは無いのだろうか……。
あまり頼りたくは無いが、薬の力も借りたくなる。この世界に来て、そんな事を思ったのは初めてだ。
今まで人間との戦いで得た戦利品には、薬なんかもあっただろうか。
もう少し、注視しておくべきだった。
そんな事を悶々と考えていると、外で微かに声がする。
この声は……ユニカとエヴィアかな。なんだか以前も、ここでこんな声を引いたような気がする。
その時の事を思い出し、スーッと血の気が引いて行く。
だが行動するよりも早く、コンコンとノックの音が響く。
「魔王、入るわよ?」
ユニカの声だ。
さすがに以前のように、バタンといきなり入っては来ないか。
多分……気にしてくれているのだろう。
「ああ、いいよ」
返事と共に、彼女が部屋に入ってくる。
後ろにこっそりと続くのは、猫背でメモを手にしたエヴィアだ。
どっかの怪しい新聞記者みたいになっているぞオイ。
ユニカの姿は白いシーツを纏っただけ見える。
死霊の淡い緑の光に照らされるその姿は、まるで妖精か何かの様にも見えた。
そしてゆっくりと、俺の寝ているベッドに腰を掛ける。
その表情は憂いているような、儚げで寂し気で、だがどこか艶のある感じだ。
――ああ、やっぱり……慰めに来てくれたんだな。だけど今は……。
だが俺が言葉を発するよりも早く、彼女は纏っていたシーツをはらりと落とす。
その下には、純白レースのきわどい下着。いつもの野暮ったい服と違う色気を発するその姿に、ついつい目が釘付けになる。
そーっとテルティルトが俺から離れて行った事にも、気が付かなかった。
「全裸よりも反応した感じがするかな。ユニカの言うとおりだったね」
「ふふ、でしょう。ここはユニカお姉さんに任せなさい」
……いや、エヴィアの方が年上だぞ。
そう、心の中で突っ込みを入れられるほどに、なぜだか俺の心は穏やかになっていた。
彼女の頬笑みがそうさせたのだろうか。最初の緊張が、嘘のように解けている。
そしてゆっくりと、俺の上に跨って来た。
かつての姿勢――女性に乗られるのはちょっとトラウマだ。
そういやマリッカにもやられたな。この世界、案外女性上位が一般的なのだろうか。
というか、そのトラウマを作ったのがユニカ本人だ。
だがあの時とは違う。
あの日の夜、胸元で揺れていた聖印も、今は無い。
思ったよりも大きかった胸だが、やはりマリッカと比べればささやかだ。だが――、
「ユニカの胸がちっちゃいのが不満かな」
こちらの方が俺好みかもしれない――そう思ったのに、その前にエヴィアが忙しくペンを動かしながら余計な事を吹き込んだ。
同時に走る緊張感を含んだ空気。いや、待ってくださいな。
だが、ユニカはちょっとひきつっただけで許してくれたようだ。
場を仕切りなおすように、コホンと一つ咳払い。じろりと睨んだ瞳に僅かな怒気を感じたが、今回はセーフ。
微妙になってしまった空気の埋め合わせは、後で必ずしよう。
そしてゆっくりとブラを外し、俺の左手を彼女の右胸に当てる。
柔らかく、暖かい……。
「魔王……今夜は、あたしが慰めてあげる。大丈夫、優しくするから」
俺の緊張やトラウマを見透かされていたのだろうか?
そう言いながら、ユニカはそっと、唇を合わせてきた。
ああ、悪く無い。
ヨーツケールを失った悲しさ。これからの重圧。ただ横になっているだけで、自然と涙が溢れてしまう。
だけど今日は……今夜だけは……甘えよう。
そう考えた矢先だった。
突然、部屋の扉が勢いよく開く。
「お待たせしました。新人のレトゥーナでーす」
「新人のオゼットでーす。ご利用、ありがとー」
現れたのは、いつものサキュバス二人組。
いや、お前ら扉空ける必要ないだろ?
つかその新人ってなんだ? どこでそんな言葉覚えてきたんだ?
そもそも、何で来たの?
言いたい事が多すぎて、言葉がまるでついて来ない。
ただ唖然としている俺に対し、次第にユニカの怒りゲージが上がって行くような気がした。
おいエヴィア、なんとかしろ。
「前にユニカとしている時、魔王がサキュバスを呼んで欲しいと思っていたかな。だけど魔人は精霊に命令できないから、ずっと心残りだったよ。今回はルリアが協力してくれたから実現したよ。褒めてあげて……欲しい……よ?」
エヴィアの瞳が、ツツーと泳ぎ出す。
途中から、不穏な空気を察したのだろう。
魔人はそういった空気には敏感だ。
「それじゃ、後は若い人たちに任せるかな」
「それではまたねー。次はよろしく」
「またのご利用をお待ちしてまーす」
嵐の様に去っていくエヴィアとサキュバス二人組。
いやまて、ちゃんと説明をしていけ!
ギリ――、
いつの間にか、俺の左肩に爪が立つ。
「そう……そんな事を考えてたんだ。そりゃそうよね……こんな貧相な体だし、男の喜ばせ方も知らないただのド素人だものね……」
「い、いや、話し合おう。俺達には、もっと会話が必要だ」
「優しくするのは、また今度にするわ!」
悪鬼――今の彼女を表現するのなら、その言葉こそがぴったりと当てはまるだろう。
「ぎいぃやああぁぁぁぁぁぁ!」
翌日、魔王の居城――
扉を開けて外――玉座のある大ホールへと出ると、そこにはゲルニッヒが待っていた。
「昨夜はお楽しみデシタカ?」
まったく……本当に何処でこういった言葉を覚えてくるのやら。
「それじゃ、行ってくるよ」
「だ、大丈夫よね? 噛まない?」
俺達は出発の支度を整え、それぞれの目的地へと向かう事になった。
俺はスースィリアに乗り、同行者はエヴィアとテルティルト、それにユニカだ。
ユニカはまだちょっとスースィリアに乗る事には慣れていないが、まあヨーツケールとほとんど一緒だ。すぐに慣れるだろう。
こちらの目的地は、ホテル幸せの白い庭。
今更な話だが、バカンスに行くわけでは無い。単純に、ユニカをホテルへと連れて行くためだ。
そして、その後は無限図書館へ行く。
ゲルニッヒやヨーヌの話では、あそこには今までの魔王や魔人が溜め込んだ知識が色々とあるらしい。
こいつらは興味がある事しか覚えていないので不確かだが、浮遊城に関する情報がある可能性が高い。いや、無ければお手上げだ。
ゲルニッヒとヨーヌはムーオスとかいう大国の調査だ。
例の爆弾は勿論、この国が出撃させた浮遊城の情報も欲しい。
何一つ理解する間もなく一方的にやられてしまったのは事実だ。そして、時間が無いことも。
オスピアが言っていた……『次の魔族領侵攻戦は、具体的かつ迅速に行われるであろう』と。
確かに全くその通り。ぐうの音も出ないとはこの事だ。だが、まだ逆転の道はあるはずだ。
そしてもう一つ――かつてヨーツケールだった残滓。
エヴィアに渡されてからずっと抱きかかえ、寝る時も近くに置いていた。そして今は、俺の右ポケットの中にある。
未練と言われてもしょうがない。だけどまだ、納得はしていなかったのだ。
しかし――、
「あまり構うのは良くないかな。次の生き方の方向性が固定されちゃうよ。可愛い子には旅をさせろと誰かが言ってたよ」
そうエヴィアに叱られたので、今回は魔王の居城――この大ホールにある玉座の上に置いて行くことにした。
魔人の考えはまだよく分からない所が多い。だが、今まで俺に指図してこなかった理由が、少しだけ垣間見えた気がする。
「じゃあ行ってくる。次にここに集まる時は、おそらく人類への反撃の時だろう。それまで、万が一にもやられたりしないでくれよ」
「十分に、注意致しマショウ」
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