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【 それぞれの未来 】
激突 後編
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「あれが浮遊式重甲鎧か。見るのは初めてだな」
「僅かとはいえ、あの巨体を浮かせるとはね。流石の高級品だ。だが――」
カルタ―は、最初に潰した人馬騎兵の背に乗り移っていた。
操縦士を潰された人馬騎兵は、そのまま一直線に戦場を疾走する。同乗する二人の動力士はパニックだろうが、操縦は出来ないのだから仕方がない。魔力が尽きるまでは、このまま走り続けるのだ。
その背後から、新たな2騎の人馬騎兵が襲い掛かる。
左の人馬騎兵はランス。右の人馬騎兵は長柄戦斧。
正面からの付きと上空からの振り下ろし。それぞれ異なる角度、軌道からの立体的な攻撃。
だが僅かに先にランスが当たり、重甲鎧の巨体が軽々と突き飛ばされる――いや、先端をショルダーの装甲板で受け、自ら体を預けたのだ。
火花が走り、超重量の重甲鎧がまるで滑るように人馬騎兵の背から中空へと押しやられる。
遅れて、今までカルタ―がいた人馬騎兵の背に長柄戦斧が突き刺さる。
その瞬間――、
「しまっ――」
長柄戦斧を引き戻す間もなく、その首に鎖が絡まる。
同時に迫りくる巨大斧。
操縦士は死を覚悟する間もなく、一撃のもとに操縦室ごと斬り裂かれていた。
「こちら032。030と031はやられた。敵は――」
報告と同時に、ガクンと一瞬期待が傾く。
(まさか!?)
騎体を回すが、目に映るのはもはや直進するだけの人馬騎兵。ついさっき、隣で長柄戦斧を振るっていた騎体だ。
だが、その背には誰も乗ってはいない。或るはずの物が、そこには無い。
人馬騎兵032の操縦士は察した。今、敵が何処にいるのかを。
「こちら032。敵の重甲鎧はカルターだ! 後は頼む」
その報告が終わらぬうちに、背後から振り下ろされた巨大斧の一撃が操縦士の命を断った。
その通信を受け、他の人馬騎兵乗りが色めき立つ。
相手は軍事国家ティランド連合王国。国王を殺しても、すぐに次の国王が現れる仕組みであり、その首自体にはさほどの価値も無い。
だが、さほど程度には価値があるのだ。
「国王が出てきたぞ! 033から037までの各機は奴を始末しろ!」
「「「了解」」」
指示を受けた5騎の人馬騎兵がカルタ―めがけて進軍する。
とはいえ巨大な重甲鎧や装甲騎兵も、12メートル級の人馬騎兵からすれば小さい的だ。全騎で攻めるわけにもいかず、先ずは1騎がランスを構えて突撃を開始。その背後に4騎が隊列を作る。
だがその瞬間、轟音が響く。
カルタ―に気を取られた瞬間、上空で戦闘中だった飛甲騎兵隊が、後方の三騎に体当たりを行ったのだ。
人馬騎兵に何騎もの飛甲騎兵が突き刺さっている様子は、まるで小型のサメに襲われた大型魚の様だ。
だが飛甲騎兵は、随時突き刺さった衝角を切除して上空へと離脱する。
これは全ての飛行騎兵が備えている機構だ。そうでなければ、空中戦で体当たりが成功しても、そのまま一緒に墜ちるだけである。
「こちら036。後部動力士をやられた。すまん!」
「気にするな、こちらは少し重くなっただけだ。このまま攻撃を敢行する!」
一方で、人馬騎兵側も致命傷にならない部分は多い。
問題になるのは操縦士た動力士といった人間、魔道炉と出力伝達系統、それに脚部であり、それ以外は幾ら壊されてもさほど影響は無いのだ。
攻撃された3騎の内、1騎は動力士をやられたが、残り2騎は衝角が刺さった程度の事。少し騎体重量が増えた程度の影響しかない。
それよりも、問題は上空で行われていた空中戦の方だ。
こちらに手を回してくる余裕がある事は、すなわち味方の飛甲騎兵隊の劣勢を意味している。
だが、そのやり取りをしている最中にも、033号機の胴体が切断され、地面に落下する。
無人となり疾走するその騎体の背に立つのは、当然ながらカルターだ。
――これで5騎か。序盤の手としては上手くいったが、後はあいつら次第か……。
残る3騎が、疾走する人馬騎兵とその背に乗るカルターを追う。
だが危険な相手であることは言うまでもない。しかも今は、空からの襲撃の危険もある。
――一度本陣に判断を仰ぐか……。
そう考えた034号騎の無線に、緊急の連絡が届く。
「こちら本陣右舷防衛隊。”神出鬼没”のリンバート隊にに突破された! 至急援軍に戻られたし!」
「こちら本陣左舷防衛隊。敵の突破を止められない! 敵は”四本腕”のアルダシルだ。援軍を乞う!」
上空から見れば、ティランド連合王国が紡錘陣形で前進し、その正面に人馬騎兵隊。
その背後にジェルケンブールの部隊が配置され、全周を民兵隊が囲んでいる。
そのままであれば、連合王国軍は人馬騎兵相手に手も足も出ないだろう。
だがカルター他数基の重甲鎧、それに飛甲騎兵が作った穴から、まるで紐のような布陣で連合王国が流れていく。
それはジェルケンブール軍に絡まり、応対した漆黒の軍隊と共に浮遊式輸送板による渦を作る。
相和義輝と戦った時と違い、かっちりとした陣形ではなく、その動きは魚の群れの様だ。だが、実際には陣形を組んでいない訳ではない。この形もまた、長い訓練の成果なのだ。
一方で、ジェルケンブール軍も同じように見える。見た目は同じだ。
だがこちらは、連合王国軍の動きに対応しているだけで、訓練された動きではない。
外見上は同じ、二つの大きな魚の群れ。だが、その差はすぐに形となって現れる。
連合王国軍は速度を落とさず渦を巻くように動き、一方で漆黒の軍隊は動きを封じられ、見る間に地面へと落ちていく。
正攻法では、戦う前から勝敗は決まっている。
このままでは、ジェルケンブール王国軍は見る間に崩され、やがてのその刃は王にも届くだろう。
だが――土煙を上げながら人馬騎兵が隊列を切り裂いていく。
ただ走りながら武器を振り回す。それだけで、血を吐く様な努力と修練で身につけた陣形が軽々と崩される。
圧倒的な力の差。戦場を走る漆黒のケンタウロスは、連合王国兵には死をもたらす魔族の群れにも等しい。
その中に、一部塗装の間に合わなかった騎体が混じる。それなりに黒くは塗っているが、胴体部分に三つ星に七流星のマークが残っている。それは、これらを連合王国にもたらした死の商人の紋章だった。
長い訓練により身に着けた技、新たな技術によりもたらされた巨大機動兵器。
互いがそれぞれの持ち味を生かし、双方に多大な死傷者を出しながらも、戦況は互角といったといったところだろうか。
大地には無数の残骸と屍が転がり、悲鳴と怒声は絶えることなく続いていく。
「陛下、一度後退を」
「そうだな、こちらもそろそろ限界だ」
中央で戦っていた人馬騎兵隊は、敵本陣の防衛の為に帰還。カルターを牽制する為に2騎の人馬騎兵が残ったが、それもたった今、破壊し終わった所だ。
だがカルターと言えども人間には違いない。今は魔力切れの症状を起こし、これ以上の戦闘は困難だった。
「今日はこれまでだが……夜襲部隊の編成は出来ているな?」
「既に配置についております」
「よし、詳細はグレスノームに任せる」
しかしそれでも正念場だ。疲れたから――魔力が切れたから休みますとはいかない。
この大規模戦は、数日で終わるようなものではない。これから当分の間、このような戦いが続くだろう。
両軍合わせれば、いったい何百万人の死者が出るのか……。
ふと、最初に特攻を仕掛けた装甲騎兵を見る。
だが、そこから脱出した人間はただの一人もいない。運命は決まっていた。
作戦上仕方が無かった。昔であれば、気にもしなかっただろう。だが今は、胸にしこりのような感情が残る。
地位がそうさせるのか、それとも別の何かの要因か……それはカルターには分からない。
今も遠くで戦う両軍の姿を見ながら、もしこの地獄のような戦場に来れるものなら会ってやろう――そう考えていた。
「僅かとはいえ、あの巨体を浮かせるとはね。流石の高級品だ。だが――」
カルタ―は、最初に潰した人馬騎兵の背に乗り移っていた。
操縦士を潰された人馬騎兵は、そのまま一直線に戦場を疾走する。同乗する二人の動力士はパニックだろうが、操縦は出来ないのだから仕方がない。魔力が尽きるまでは、このまま走り続けるのだ。
その背後から、新たな2騎の人馬騎兵が襲い掛かる。
左の人馬騎兵はランス。右の人馬騎兵は長柄戦斧。
正面からの付きと上空からの振り下ろし。それぞれ異なる角度、軌道からの立体的な攻撃。
だが僅かに先にランスが当たり、重甲鎧の巨体が軽々と突き飛ばされる――いや、先端をショルダーの装甲板で受け、自ら体を預けたのだ。
火花が走り、超重量の重甲鎧がまるで滑るように人馬騎兵の背から中空へと押しやられる。
遅れて、今までカルタ―がいた人馬騎兵の背に長柄戦斧が突き刺さる。
その瞬間――、
「しまっ――」
長柄戦斧を引き戻す間もなく、その首に鎖が絡まる。
同時に迫りくる巨大斧。
操縦士は死を覚悟する間もなく、一撃のもとに操縦室ごと斬り裂かれていた。
「こちら032。030と031はやられた。敵は――」
報告と同時に、ガクンと一瞬期待が傾く。
(まさか!?)
騎体を回すが、目に映るのはもはや直進するだけの人馬騎兵。ついさっき、隣で長柄戦斧を振るっていた騎体だ。
だが、その背には誰も乗ってはいない。或るはずの物が、そこには無い。
人馬騎兵032の操縦士は察した。今、敵が何処にいるのかを。
「こちら032。敵の重甲鎧はカルターだ! 後は頼む」
その報告が終わらぬうちに、背後から振り下ろされた巨大斧の一撃が操縦士の命を断った。
その通信を受け、他の人馬騎兵乗りが色めき立つ。
相手は軍事国家ティランド連合王国。国王を殺しても、すぐに次の国王が現れる仕組みであり、その首自体にはさほどの価値も無い。
だが、さほど程度には価値があるのだ。
「国王が出てきたぞ! 033から037までの各機は奴を始末しろ!」
「「「了解」」」
指示を受けた5騎の人馬騎兵がカルタ―めがけて進軍する。
とはいえ巨大な重甲鎧や装甲騎兵も、12メートル級の人馬騎兵からすれば小さい的だ。全騎で攻めるわけにもいかず、先ずは1騎がランスを構えて突撃を開始。その背後に4騎が隊列を作る。
だがその瞬間、轟音が響く。
カルタ―に気を取られた瞬間、上空で戦闘中だった飛甲騎兵隊が、後方の三騎に体当たりを行ったのだ。
人馬騎兵に何騎もの飛甲騎兵が突き刺さっている様子は、まるで小型のサメに襲われた大型魚の様だ。
だが飛甲騎兵は、随時突き刺さった衝角を切除して上空へと離脱する。
これは全ての飛行騎兵が備えている機構だ。そうでなければ、空中戦で体当たりが成功しても、そのまま一緒に墜ちるだけである。
「こちら036。後部動力士をやられた。すまん!」
「気にするな、こちらは少し重くなっただけだ。このまま攻撃を敢行する!」
一方で、人馬騎兵側も致命傷にならない部分は多い。
問題になるのは操縦士た動力士といった人間、魔道炉と出力伝達系統、それに脚部であり、それ以外は幾ら壊されてもさほど影響は無いのだ。
攻撃された3騎の内、1騎は動力士をやられたが、残り2騎は衝角が刺さった程度の事。少し騎体重量が増えた程度の影響しかない。
それよりも、問題は上空で行われていた空中戦の方だ。
こちらに手を回してくる余裕がある事は、すなわち味方の飛甲騎兵隊の劣勢を意味している。
だが、そのやり取りをしている最中にも、033号機の胴体が切断され、地面に落下する。
無人となり疾走するその騎体の背に立つのは、当然ながらカルターだ。
――これで5騎か。序盤の手としては上手くいったが、後はあいつら次第か……。
残る3騎が、疾走する人馬騎兵とその背に乗るカルターを追う。
だが危険な相手であることは言うまでもない。しかも今は、空からの襲撃の危険もある。
――一度本陣に判断を仰ぐか……。
そう考えた034号騎の無線に、緊急の連絡が届く。
「こちら本陣右舷防衛隊。”神出鬼没”のリンバート隊にに突破された! 至急援軍に戻られたし!」
「こちら本陣左舷防衛隊。敵の突破を止められない! 敵は”四本腕”のアルダシルだ。援軍を乞う!」
上空から見れば、ティランド連合王国が紡錘陣形で前進し、その正面に人馬騎兵隊。
その背後にジェルケンブールの部隊が配置され、全周を民兵隊が囲んでいる。
そのままであれば、連合王国軍は人馬騎兵相手に手も足も出ないだろう。
だがカルター他数基の重甲鎧、それに飛甲騎兵が作った穴から、まるで紐のような布陣で連合王国が流れていく。
それはジェルケンブール軍に絡まり、応対した漆黒の軍隊と共に浮遊式輸送板による渦を作る。
相和義輝と戦った時と違い、かっちりとした陣形ではなく、その動きは魚の群れの様だ。だが、実際には陣形を組んでいない訳ではない。この形もまた、長い訓練の成果なのだ。
一方で、ジェルケンブール軍も同じように見える。見た目は同じだ。
だがこちらは、連合王国軍の動きに対応しているだけで、訓練された動きではない。
外見上は同じ、二つの大きな魚の群れ。だが、その差はすぐに形となって現れる。
連合王国軍は速度を落とさず渦を巻くように動き、一方で漆黒の軍隊は動きを封じられ、見る間に地面へと落ちていく。
正攻法では、戦う前から勝敗は決まっている。
このままでは、ジェルケンブール王国軍は見る間に崩され、やがてのその刃は王にも届くだろう。
だが――土煙を上げながら人馬騎兵が隊列を切り裂いていく。
ただ走りながら武器を振り回す。それだけで、血を吐く様な努力と修練で身につけた陣形が軽々と崩される。
圧倒的な力の差。戦場を走る漆黒のケンタウロスは、連合王国兵には死をもたらす魔族の群れにも等しい。
その中に、一部塗装の間に合わなかった騎体が混じる。それなりに黒くは塗っているが、胴体部分に三つ星に七流星のマークが残っている。それは、これらを連合王国にもたらした死の商人の紋章だった。
長い訓練により身に着けた技、新たな技術によりもたらされた巨大機動兵器。
互いがそれぞれの持ち味を生かし、双方に多大な死傷者を出しながらも、戦況は互角といったといったところだろうか。
大地には無数の残骸と屍が転がり、悲鳴と怒声は絶えることなく続いていく。
「陛下、一度後退を」
「そうだな、こちらもそろそろ限界だ」
中央で戦っていた人馬騎兵隊は、敵本陣の防衛の為に帰還。カルターを牽制する為に2騎の人馬騎兵が残ったが、それもたった今、破壊し終わった所だ。
だがカルターと言えども人間には違いない。今は魔力切れの症状を起こし、これ以上の戦闘は困難だった。
「今日はこれまでだが……夜襲部隊の編成は出来ているな?」
「既に配置についております」
「よし、詳細はグレスノームに任せる」
しかしそれでも正念場だ。疲れたから――魔力が切れたから休みますとはいかない。
この大規模戦は、数日で終わるようなものではない。これから当分の間、このような戦いが続くだろう。
両軍合わせれば、いったい何百万人の死者が出るのか……。
ふと、最初に特攻を仕掛けた装甲騎兵を見る。
だが、そこから脱出した人間はただの一人もいない。運命は決まっていた。
作戦上仕方が無かった。昔であれば、気にもしなかっただろう。だが今は、胸にしこりのような感情が残る。
地位がそうさせるのか、それとも別の何かの要因か……それはカルターには分からない。
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