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【 それぞれの未来 】
潜み生きる 前編
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「いや、本当に連れて来るとは思わなかったですよ。いやまったく流石ですね。心臓が止まるかと思いましたよ、いやそんなの無いんですけどね。ハハハ。」
ここはあの建物の最上段。一面の壁は黒く、廊下も天井も黒。
狭い廊下の足元にはぽつぽつと明かりが灯り、まるで高級居酒屋といった風情のある店だった。
入口に看板は無く、部屋は完全防音で全て個室。おそらくは、普通の店ではないのだろう。
そういや軍事施設って言っていたな……。
狭い部屋のテーブルには野菜炒めや串焼き、それに練り物やチーズなどが並び、 全員既に食べ始めている。
マリッカや白スーツの魔族に至っては酒まで呑み始めているし、なんだか本当に居酒屋に来た気分だ。
テルティルトは左手の袖に顔を移し、もぐもぐと料理に食いついている。
因みに、左手の主導権は完全に取られてしまている状態だ。だが、下手に抵抗しても痛いだけなので仕方がない。
エヴィアとマリッカもそうだが、コイツもよく食べる。三人の食欲に、俺と白スーツの魔族はちょっと圧倒されてしまっていた。
「追加のお料理をお持ちしましたー」
ウエイトレスが扉を開け、そそくさと空いた皿を片付けながら、新たな料理をテーブルに並べていく。
てきぱきとした動きを見るに、普段から接客業に慣れ親しんでいる感じだ。
艶やかなロングヘア―に切れ長だが大きな黒い瞳。スレンダーな体系をメイド服っぽいウエイトレスの衣装に身を包んでいるが……。
「おいレトゥーナ、お前ここで何やってるんだ」
呆れるしかない。こいつはサキュバスだ。
「何って、情報収集ですわ。ここは週2回シフトですのよ。魔王様も、お仕事頑張ってね」
そう言いながらウインクして出て行く。
全く――結構自由に動き回っているものだ。
「そろそろ、そっちも自己紹介をしてくれ。俺の素性は知っているんだろ」
「いや勿論でございます、魔王様。私は姿を変えるもののジャッセム・ファートウォレル。コンセシール商国、ナンバー3をやっております」
ナンバー3? 言葉通りなら、国家の3番目に偉い人間という事だろうか? 商国ってシステムが今一つ分からないので返答に困る。そういえば、マリッカ、いや、アンドルスフがナンバー2とか言われていたが……魔人だろ?
「コンセシールは10家の協議で運営されているかな。アルドライト商家がナンバー1で、アンドルスフ商家が2、ファートウォレルが3かな」
「それぞれ階位1、階位2、階位3となっており、続く七商家が階位4です」
エヴィアとマリッカから補足が入るが、さすがに完全には分からない。ちゃんと理解するにはお勉強が必要なのだろうが――
「取り敢えず、マリッカとジャッセムが偉い人間って事だな。つかさ、魔人と魔族、それに魔王の子供が国家の重鎮って……今までの理解を完全に越えるぞ。人間社会ってどうなっているんだ? 俺は今まで、人間世界は人間だけしかいないと思っていたんだが?」
「正確には、私はナンバー2の血族に所属しているだけですよ。地位があるわけではありません」
「王族みたいに親族全部偉いって訳じゃないのか。それで話を戻すが、人間世界に魔族の国みたいのは他にもあるのか?」
「いや、コンセシール商国も魔族の国って訳ではありません。あくまで元首は人間ですし、国民も殆ど人ですよ、魔王様」
ジャッセムは骨付き肉をそのままゴクリと飲み込みながら、話を続ける。
普段は完全に人間だが、食べる時はちょっと蛙っぽくなるな、こいつ。
「まあ特殊な国ではあります。いやもっと小さな商国なんかもありますが、コンセシールが最大規模なのは間違いありません。いやね、元々商国ってのは、我々魔族が紛れ易いのですよ。金さえあれば大概は何とでもなりますし、魔族領には人間の喜ぶ物が沢山ありますからね」
「国民はそれを知っているか?」
「ハハハ、いやそりゃありませんよ、魔王様。バレたらさすがに滅ぼされてしまいますわな。我々はひっそりと暮らしているだけです」
「へえ……ナンバー2やナンバー3がひっそりとは言えない気もするが、そうやって人間世界に紛れ込んでいる魔族は多いのか?」
「いや多くは居ませんね、極々少数です。極一部の商国だけが特別だと思ってください。人間の歴史は魔族との戦いの歴史でもありましてね。こちらの領域は次々と解除され、沢山の同胞が殺されたわけですよ。ですが、私らの様に人間の姿を取れる魔族は人間社会に居場所を作ったんですな」
「その一つがコンセシール商国って訳か。元首に人間を据えているのはなぜだ? それに、そいつは知っているのか?」
「国のトップって言うのは、立場の関係で色々とセキュリティの強い場所にも行く必要があるんですよ。魔族が行ったりしたら、すぐに捕まって終わりですな。いや、元首は当然知っていますよ」
「知っていて、よく素直に従っているものだな」
「一応記憶操作の安全装置は付けているけど、今まで発動した事は無いなー。なんだかんだで、トップに立った人間は多かれ少なかれ色々経験しているからねー。受け入れやすいんだよ」
この声は魔人アンドルスフか。このクソ狭い中の何処にいるのやら。透明だからさっぱり分からないが、それはまあ置いておこう。
「魔族の秘密を知る人間は、元首とナンバー2のアンドルスフ商家のトップ。今はビルバックとイェアですな。いや他にも何人かは知ってはいるんですがね、こちらは安全操作が発動していますな」
「元首は分かったが、ナンバー2が知っているのはなぜだ? 秘密を知る人間は少ないほど良いだろう?」
「イェアは魔王の子供と人間との間にできた子供です」
グイグイと酒を煽っているマリッカが先に教えてくれるが……そうか、人間界に入った魔王の子供が子孫を残す可能性、それを考えた事は無かったな。
それで知らされているのか。それにしても……。
「魔王の子供は魔王の力の一端を引き継ぐかな。でも魔王の子供と人間との間にできた子供は何の力も引き継がないよ」
ふと頭の隅に浮かんだ疑問に、即エヴィアが答えてくる。
「力を引き継がないのに教えたのか? それはあまり得策とは思えないな。人間と変わらないのなら、ただの人間として育てた方が良いだろうに」
「アンドルスフ商家は、魔族と人間の橋渡し役さ。誰かがやらなきゃ、逆に混乱の元になるんだよ」
……仲介役か。確かに、それなりの権力が無ければ大規模な隠蔽は無理か。
それでもかなり危ない橋を渡っているようだが……ま、記憶操作とやらで対処しているのか。
しかしそうやって魔族が人間世界で暮らしているとなると、少し気になる事もある。
「なあ、炎と石獣の領域で、コンセシールの人間は沢山死んだんだろ? それに資料だと、もっと前から魔族領で戦っていたらしい。なあ、その中に……魔族はいたのか?」
一瞬だけ、場を沈黙が支配する。だがすぐに、魔人達とマリッカは黙々と食べ始めた……この野郎。
「基本的に、魔族は魔族領へは行きません。いや、なんといっても帰れませんからね。出るのは簡単なのですが、戻る時はチェックが厳しいのですよ。まあ、そういった誤魔化しが効くのも、商国だからではあります。ですが、中には人間に混ざって魔族領へ行った魔族もいますな」
「それらはどうなったんだ?」
「魔族と戦い死にました。人間としてね……」
「人として、同胞の魔族と戦った奴もいるのか。しかし抜け道があるのに、わざわざその道を選んで死ぬってのは俺には分からないな」
「いやまあね、人間として暮らしていると、情が移る奴もいるんですよ。そいつが魔族領に行ったら、来ては戻っては来れませんからね。共に死ぬのもまた道ってやつです」
そうか……魔族はとっくに、人間と共存するための道を模索していたのか。
だがこれは、共生というより寄生だな。これではいけない……。
俺も、改めて考えなければいけないだろう。目的は平和だ、間違いは無い。
だが、ただ戦いを終わらせるんじゃない。魔族と人間との共存、互いが互いを認め合う関係。それを作らなければいけない。
「随分と、でっかい荷物を抱えてしまった気がするよ」
「魔王ならできるかな」
そうエヴィアは微笑みながら、俺の目の前に置かれた皿から最後の一つとなっていた鶏のから揚げを持って行った。
少しは遠慮しろ!
「なんにせよ、例の件は考えておいてくださいよ。一応、人類の滅亡が掛かっているのですから」
ここはあの建物の最上段。一面の壁は黒く、廊下も天井も黒。
狭い廊下の足元にはぽつぽつと明かりが灯り、まるで高級居酒屋といった風情のある店だった。
入口に看板は無く、部屋は完全防音で全て個室。おそらくは、普通の店ではないのだろう。
そういや軍事施設って言っていたな……。
狭い部屋のテーブルには野菜炒めや串焼き、それに練り物やチーズなどが並び、 全員既に食べ始めている。
マリッカや白スーツの魔族に至っては酒まで呑み始めているし、なんだか本当に居酒屋に来た気分だ。
テルティルトは左手の袖に顔を移し、もぐもぐと料理に食いついている。
因みに、左手の主導権は完全に取られてしまている状態だ。だが、下手に抵抗しても痛いだけなので仕方がない。
エヴィアとマリッカもそうだが、コイツもよく食べる。三人の食欲に、俺と白スーツの魔族はちょっと圧倒されてしまっていた。
「追加のお料理をお持ちしましたー」
ウエイトレスが扉を開け、そそくさと空いた皿を片付けながら、新たな料理をテーブルに並べていく。
てきぱきとした動きを見るに、普段から接客業に慣れ親しんでいる感じだ。
艶やかなロングヘア―に切れ長だが大きな黒い瞳。スレンダーな体系をメイド服っぽいウエイトレスの衣装に身を包んでいるが……。
「おいレトゥーナ、お前ここで何やってるんだ」
呆れるしかない。こいつはサキュバスだ。
「何って、情報収集ですわ。ここは週2回シフトですのよ。魔王様も、お仕事頑張ってね」
そう言いながらウインクして出て行く。
全く――結構自由に動き回っているものだ。
「そろそろ、そっちも自己紹介をしてくれ。俺の素性は知っているんだろ」
「いや勿論でございます、魔王様。私は姿を変えるもののジャッセム・ファートウォレル。コンセシール商国、ナンバー3をやっております」
ナンバー3? 言葉通りなら、国家の3番目に偉い人間という事だろうか? 商国ってシステムが今一つ分からないので返答に困る。そういえば、マリッカ、いや、アンドルスフがナンバー2とか言われていたが……魔人だろ?
「コンセシールは10家の協議で運営されているかな。アルドライト商家がナンバー1で、アンドルスフ商家が2、ファートウォレルが3かな」
「それぞれ階位1、階位2、階位3となっており、続く七商家が階位4です」
エヴィアとマリッカから補足が入るが、さすがに完全には分からない。ちゃんと理解するにはお勉強が必要なのだろうが――
「取り敢えず、マリッカとジャッセムが偉い人間って事だな。つかさ、魔人と魔族、それに魔王の子供が国家の重鎮って……今までの理解を完全に越えるぞ。人間社会ってどうなっているんだ? 俺は今まで、人間世界は人間だけしかいないと思っていたんだが?」
「正確には、私はナンバー2の血族に所属しているだけですよ。地位があるわけではありません」
「王族みたいに親族全部偉いって訳じゃないのか。それで話を戻すが、人間世界に魔族の国みたいのは他にもあるのか?」
「いや、コンセシール商国も魔族の国って訳ではありません。あくまで元首は人間ですし、国民も殆ど人ですよ、魔王様」
ジャッセムは骨付き肉をそのままゴクリと飲み込みながら、話を続ける。
普段は完全に人間だが、食べる時はちょっと蛙っぽくなるな、こいつ。
「まあ特殊な国ではあります。いやもっと小さな商国なんかもありますが、コンセシールが最大規模なのは間違いありません。いやね、元々商国ってのは、我々魔族が紛れ易いのですよ。金さえあれば大概は何とでもなりますし、魔族領には人間の喜ぶ物が沢山ありますからね」
「国民はそれを知っているか?」
「ハハハ、いやそりゃありませんよ、魔王様。バレたらさすがに滅ぼされてしまいますわな。我々はひっそりと暮らしているだけです」
「へえ……ナンバー2やナンバー3がひっそりとは言えない気もするが、そうやって人間世界に紛れ込んでいる魔族は多いのか?」
「いや多くは居ませんね、極々少数です。極一部の商国だけが特別だと思ってください。人間の歴史は魔族との戦いの歴史でもありましてね。こちらの領域は次々と解除され、沢山の同胞が殺されたわけですよ。ですが、私らの様に人間の姿を取れる魔族は人間社会に居場所を作ったんですな」
「その一つがコンセシール商国って訳か。元首に人間を据えているのはなぜだ? それに、そいつは知っているのか?」
「国のトップって言うのは、立場の関係で色々とセキュリティの強い場所にも行く必要があるんですよ。魔族が行ったりしたら、すぐに捕まって終わりですな。いや、元首は当然知っていますよ」
「知っていて、よく素直に従っているものだな」
「一応記憶操作の安全装置は付けているけど、今まで発動した事は無いなー。なんだかんだで、トップに立った人間は多かれ少なかれ色々経験しているからねー。受け入れやすいんだよ」
この声は魔人アンドルスフか。このクソ狭い中の何処にいるのやら。透明だからさっぱり分からないが、それはまあ置いておこう。
「魔族の秘密を知る人間は、元首とナンバー2のアンドルスフ商家のトップ。今はビルバックとイェアですな。いや他にも何人かは知ってはいるんですがね、こちらは安全操作が発動していますな」
「元首は分かったが、ナンバー2が知っているのはなぜだ? 秘密を知る人間は少ないほど良いだろう?」
「イェアは魔王の子供と人間との間にできた子供です」
グイグイと酒を煽っているマリッカが先に教えてくれるが……そうか、人間界に入った魔王の子供が子孫を残す可能性、それを考えた事は無かったな。
それで知らされているのか。それにしても……。
「魔王の子供は魔王の力の一端を引き継ぐかな。でも魔王の子供と人間との間にできた子供は何の力も引き継がないよ」
ふと頭の隅に浮かんだ疑問に、即エヴィアが答えてくる。
「力を引き継がないのに教えたのか? それはあまり得策とは思えないな。人間と変わらないのなら、ただの人間として育てた方が良いだろうに」
「アンドルスフ商家は、魔族と人間の橋渡し役さ。誰かがやらなきゃ、逆に混乱の元になるんだよ」
……仲介役か。確かに、それなりの権力が無ければ大規模な隠蔽は無理か。
それでもかなり危ない橋を渡っているようだが……ま、記憶操作とやらで対処しているのか。
しかしそうやって魔族が人間世界で暮らしているとなると、少し気になる事もある。
「なあ、炎と石獣の領域で、コンセシールの人間は沢山死んだんだろ? それに資料だと、もっと前から魔族領で戦っていたらしい。なあ、その中に……魔族はいたのか?」
一瞬だけ、場を沈黙が支配する。だがすぐに、魔人達とマリッカは黙々と食べ始めた……この野郎。
「基本的に、魔族は魔族領へは行きません。いや、なんといっても帰れませんからね。出るのは簡単なのですが、戻る時はチェックが厳しいのですよ。まあ、そういった誤魔化しが効くのも、商国だからではあります。ですが、中には人間に混ざって魔族領へ行った魔族もいますな」
「それらはどうなったんだ?」
「魔族と戦い死にました。人間としてね……」
「人として、同胞の魔族と戦った奴もいるのか。しかし抜け道があるのに、わざわざその道を選んで死ぬってのは俺には分からないな」
「いやまあね、人間として暮らしていると、情が移る奴もいるんですよ。そいつが魔族領に行ったら、来ては戻っては来れませんからね。共に死ぬのもまた道ってやつです」
そうか……魔族はとっくに、人間と共存するための道を模索していたのか。
だがこれは、共生というより寄生だな。これではいけない……。
俺も、改めて考えなければいけないだろう。目的は平和だ、間違いは無い。
だが、ただ戦いを終わらせるんじゃない。魔族と人間との共存、互いが互いを認め合う関係。それを作らなければいけない。
「随分と、でっかい荷物を抱えてしまった気がするよ」
「魔王ならできるかな」
そうエヴィアは微笑みながら、俺の目の前に置かれた皿から最後の一つとなっていた鶏のから揚げを持って行った。
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