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【 大火 】
ゆく年くる年
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碧色の祝福に守られし栄光暦217年10月51日。
ホテル、幸せの白い窓の食堂。そこには相和義輝がこの世界に来てからは、見た事も無いほど豪勢な食事が並べられていた。
「うわ、これは凄いな!」
ハムやソーセージ、鳥の丸焼き、沢山の野菜がゴロゴロ入ったスープ、大きなゆで卵、小麦とライ麦の2種類のパン、それに四角いケーキまである。
添えられている薄茶色の飲み物はお茶だろうか? この世界に来てから色の付いている物を飲むのは、スープか泥水以外初めてだから分からない。
部屋中に漂う料理の香りには、これまたこの世界に来て初めての、スパイシーな香りも混ざる。
一つ問題があるとすれば、ユニカはキッと彼を睨めつけ、決して近くに寄らせない事だろう。
相変わらず嫌われているなー……。
「材料は全部ユニカが集めたかな。意外と食べられる物が多くて驚いたよ」
既にモグモグと食べ始めているエヴィアが教えてくれる。
「今日は今年最後の日ですわ。だからこういった料理を出すんですって。ユニカさんが色々と作って下さったのですよ」
天井をふわふわ待っている死霊のルリアが教えてくれた。そうか、案外馴染んでいるのかと少し嬉しくなる。
この世界は1年が411日。10で割り切れる数が縁起が良いそうで、一ヵ月は40日だ。最後の月だけ51日となっており、41日から50日までの10日間を祝福の日として質素に過ごし、最後の1日に厄払いをして御馳走を食べるそうだ。
「そうだったのか。ありがとう、ユニカ」
心からの感謝を述べたつもりだったのだが……。
「話しかけないでっ!」
大声で叫ぶと、ぷいと横を向いてしまう。取り付く島もないとはまさにこの事だ。
何とかしたいところだが、こういうは時どうしたら良いのだろう? 甲斐性無しと言われても仕方がない。
「あと、これ新しい服かな。いつまでも右袖無しじゃ格好付かないよ」
そう言ってエヴィアから新しい服を渡される。前も思ったが、誰が作っているのだろう。
「助かったよ。右手を無くしてから、ずっとこのままだったからな。正直寒くてきつかった。明日からはこれを着るよ」
(なんだ、やっぱり化け物だったんじゃないの……)
そんな魔王相和義輝の様子を見ながら、改めてユニカは思う。
腕が生えてくる人間なんて聞いた事が無い。それにいつも、死霊とヒャーとかキャー話している。
どことなく人間のように見えているが、こいつもエヴィアとかいう魔族と同じ化け物なのだ……。
なのに、そんな化け物の子供がお腹の中にいる。不安でたまらない。だけど人類の為には、耐えねばいけない事だ。
「しかし旨いな。これならまだまだ食べられそうだ。そっちの卵も取ってくれ」
だがそんな気も知らず、魔王は美味そうに料理を食べている。
何時もの辛気臭い顔が嘘のような笑顔。こうしていると、とても人類最悪の敵には見えない。どちらかと言えば、誠実で優しい人柄を感じさせる。町で出会っていたなら、絶対に魔王とは気が付かなかっただろう。
――毒でも盛ってやればよかった……。
エヴィアが何かと、これ何かな? 人間はどうやって食べるのかな? 今日は何の日かな? などとしつこく聞いて来るのでついつい作ってしまったが、本当は魔族などに食べさせるために食材を集めた訳ではないのだ。
じゃあ何のために……その答えは、自分の中には見つからなかった。
◇ ◇ ◇
ランオルド王国郊外にある小さな日干しレンガの粗末な家。
周囲には家畜用飼料の小さな納屋が幾つかあるくらいの閑散とした村の一角だ。
そこに、リッツェルネールは幾許かの食べ物と酒を手土産に訪れていた。
「それで、解読は順調ですか?」
「アタシは通信貝は専門外って言ったろ? まだまだ序盤も序盤、暗号化の解析テストの段階だよ」
「それでも、それなりには書き記してあるようですが……」
そう言いながら、リッツェルネールは机に積まれた書類の束に目を通す。序盤も序盤と言う割に、既に机から崩れそうな程に書類は積まれている。いったいどれほどの内容が入っているのか……。
「ちょっと、解析前だって言っただろう! 解読が終わったら内容ががらりと変わる、そんなのよくある事だよ」
「僕も商人ですから、一方面からだけの情報は重視しないので大丈夫ですよ。ノセリオさんは解析を続けてください」
ノセリオと呼ばれた女性。フルネームはノセリオ・コンベルディエントという。
長く美しい金髪に碧い瞳、大きな胸が自慢の兵役奴隷……だった。
だが魔王である相和義輝を壁の内側に入れたことで、所属していた国家は解体。彼女は重犯罪人として追われる身となった。
その彼女をいち早く保護したのはリッツェルネールであった。
理由は魔王の情報を少しでも得るためだったが、残念ながらそちらは空振りに終わった。何も知らなかったし、その裏付けも取れた。
その後はここで飼い殺しという訳であったが、丁度口の堅い解析屋が欲しかった彼は、彼女の存在を思い出したのだ。
「アンタには匿って貰った恩もあるからね、言われなくたってちゃんとやるよ。全く……」
「全てが上手くいったら、新しい認識票をあげますよ」
そう言いながらも忙しく書類に目を通す。
覚えたてのイリオンで解析できる内容だ。おそらく現段階でも、解析された情報の信憑性は高いだろう。
しかし、内容には少し違和感を覚える。
リッツェルネールは、アンドルスフ商家が中心となって不正人事を行っているものと思った。理由は単純に金儲けのためだ。
だが半分は当たりで半分が外れ。確かに中心はアンドルスフ商家だが、儲けた形跡がない。むしろ、金を浪費して不正をしていたように見える。これではリスクだけが高いだけで実入りが無い。商家としては考えられない事だった。
――わざわざ何のために……。
不正資金の件をネタにしようとしていた目論見は、今の所外れたことになる。だだ、詳しい事は解析が全て終われば解る事だろう。
「今日は年末です。年越しの料理とお酒は用意しましたので、終わったら休憩してください」
そう言うと、リッツェルネールは一人外へと出て行った。
◇ ◇ ◇
翌年――碧色の祝福に守られし栄光暦218年1月1日。
ナルナウフ教聖都エファールでは、新年の祝賀が盛大に催されていた。
高さ18メートル、5つの先端が尖った塔を持つ石造りの大聖堂。
そのバルコニーには真っ赤な長椅子が置かれ、そこには自力では歩けない程に肥え太った女性が座っていた。
大聖堂前の広場には僅かの隙間もないほどに信者達が集まり、その女性に歓声を送っている
「ああ、サイアナ様は今日もお美しい」
「今年こそ人類に勝利をー!」
「聖女様ー! 我らに祝福をー!」
その姿はあまりにも太すぎ、座っていると、まるで身長と横幅が同じかと錯覚させるほどだ。
体には濃い緑の聖衣を纏い、宝飾の付いたネックレスや腕輪、足輪などで煌びやかにその身を飾る。頭には、上部が僅かに膨らみ先端が少し尖る、ナルナウフ教司祭の帽子を被っていた。
長椅子の下には神輿の担ぎ棒が取り付けられており、移動は信者達によって行われる。もう自力では歩けないのだ。
紙吹雪の舞う広場の民衆に対して丸太のような手を振るサイアナを見ながら、オブマーク司教はその美しさに歓呼の涙を流していた。
(ああ、実にお美しい……これぞ正に聖母様だ……)
この世界は力が全てであり、その力は魔力によるところが大きい。その魔力は体の体積に比例するため、自然と大きい人間ほど美しいとされてきた。
そんな彼らにとって、今のサイアナの姿は天界から舞い降りた神にも匹敵する美しさだったのである。
「あら、オブマーク、来ていたのですね。さあ、こちらに来なさい」
サイアナはオブマークに気づき、近くに来るように促す。これほどの美人に仕える事が出来る幸せを噛み締めながら、急いでその傍へと走ったのだが……
「明日から痩せますわ。特訓に付き合いなさい」
ああやっぱり、遂にこの日が来たか……オブマークは落胆を隠しきれない。
このまま美しい姿のままでいれば、自分や信者達の幸福はいかばかりだろうか。だがサイアナの目的を考えれば、絶対にいつかそう言いだすと思っていた。
特異体質――体が大きくなれば総魔力量は増えるが、小さくなれば元に戻るだけだ。だが極一部、体が小さくなっても魔力が凝縮され、更に高まる人間が存在していた。特に女性に多く、サイアナもまたその一人だった。
元々太り痩せてを繰り返し、人外の魔力をその身に宿していたが、更に極限を求めて肥え太っていたのである。
目的はただ一つ……悪魔を倒し人々から迷いを消すために。
「いえ、当分は魔族領侵攻は行われませんし、今暫く其の侭でも良いのではありませんか?」
分かってはいるが、オブマークとしては未練たらたらだ。
だがそんな気持ちを軽々とサイアナは断ち切った。
「時間があるからやるのですわ。痩せたらまた太りますわよ。そしてまた痩せる……ふふっ、次に悪魔に相まみえる日が楽しみです」
いっその事、ダイエットに失敗してくれないかな……オブマークはそんなことを考えていた。
ホテル、幸せの白い窓の食堂。そこには相和義輝がこの世界に来てからは、見た事も無いほど豪勢な食事が並べられていた。
「うわ、これは凄いな!」
ハムやソーセージ、鳥の丸焼き、沢山の野菜がゴロゴロ入ったスープ、大きなゆで卵、小麦とライ麦の2種類のパン、それに四角いケーキまである。
添えられている薄茶色の飲み物はお茶だろうか? この世界に来てから色の付いている物を飲むのは、スープか泥水以外初めてだから分からない。
部屋中に漂う料理の香りには、これまたこの世界に来て初めての、スパイシーな香りも混ざる。
一つ問題があるとすれば、ユニカはキッと彼を睨めつけ、決して近くに寄らせない事だろう。
相変わらず嫌われているなー……。
「材料は全部ユニカが集めたかな。意外と食べられる物が多くて驚いたよ」
既にモグモグと食べ始めているエヴィアが教えてくれる。
「今日は今年最後の日ですわ。だからこういった料理を出すんですって。ユニカさんが色々と作って下さったのですよ」
天井をふわふわ待っている死霊のルリアが教えてくれた。そうか、案外馴染んでいるのかと少し嬉しくなる。
この世界は1年が411日。10で割り切れる数が縁起が良いそうで、一ヵ月は40日だ。最後の月だけ51日となっており、41日から50日までの10日間を祝福の日として質素に過ごし、最後の1日に厄払いをして御馳走を食べるそうだ。
「そうだったのか。ありがとう、ユニカ」
心からの感謝を述べたつもりだったのだが……。
「話しかけないでっ!」
大声で叫ぶと、ぷいと横を向いてしまう。取り付く島もないとはまさにこの事だ。
何とかしたいところだが、こういうは時どうしたら良いのだろう? 甲斐性無しと言われても仕方がない。
「あと、これ新しい服かな。いつまでも右袖無しじゃ格好付かないよ」
そう言ってエヴィアから新しい服を渡される。前も思ったが、誰が作っているのだろう。
「助かったよ。右手を無くしてから、ずっとこのままだったからな。正直寒くてきつかった。明日からはこれを着るよ」
(なんだ、やっぱり化け物だったんじゃないの……)
そんな魔王相和義輝の様子を見ながら、改めてユニカは思う。
腕が生えてくる人間なんて聞いた事が無い。それにいつも、死霊とヒャーとかキャー話している。
どことなく人間のように見えているが、こいつもエヴィアとかいう魔族と同じ化け物なのだ……。
なのに、そんな化け物の子供がお腹の中にいる。不安でたまらない。だけど人類の為には、耐えねばいけない事だ。
「しかし旨いな。これならまだまだ食べられそうだ。そっちの卵も取ってくれ」
だがそんな気も知らず、魔王は美味そうに料理を食べている。
何時もの辛気臭い顔が嘘のような笑顔。こうしていると、とても人類最悪の敵には見えない。どちらかと言えば、誠実で優しい人柄を感じさせる。町で出会っていたなら、絶対に魔王とは気が付かなかっただろう。
――毒でも盛ってやればよかった……。
エヴィアが何かと、これ何かな? 人間はどうやって食べるのかな? 今日は何の日かな? などとしつこく聞いて来るのでついつい作ってしまったが、本当は魔族などに食べさせるために食材を集めた訳ではないのだ。
じゃあ何のために……その答えは、自分の中には見つからなかった。
◇ ◇ ◇
ランオルド王国郊外にある小さな日干しレンガの粗末な家。
周囲には家畜用飼料の小さな納屋が幾つかあるくらいの閑散とした村の一角だ。
そこに、リッツェルネールは幾許かの食べ物と酒を手土産に訪れていた。
「それで、解読は順調ですか?」
「アタシは通信貝は専門外って言ったろ? まだまだ序盤も序盤、暗号化の解析テストの段階だよ」
「それでも、それなりには書き記してあるようですが……」
そう言いながら、リッツェルネールは机に積まれた書類の束に目を通す。序盤も序盤と言う割に、既に机から崩れそうな程に書類は積まれている。いったいどれほどの内容が入っているのか……。
「ちょっと、解析前だって言っただろう! 解読が終わったら内容ががらりと変わる、そんなのよくある事だよ」
「僕も商人ですから、一方面からだけの情報は重視しないので大丈夫ですよ。ノセリオさんは解析を続けてください」
ノセリオと呼ばれた女性。フルネームはノセリオ・コンベルディエントという。
長く美しい金髪に碧い瞳、大きな胸が自慢の兵役奴隷……だった。
だが魔王である相和義輝を壁の内側に入れたことで、所属していた国家は解体。彼女は重犯罪人として追われる身となった。
その彼女をいち早く保護したのはリッツェルネールであった。
理由は魔王の情報を少しでも得るためだったが、残念ながらそちらは空振りに終わった。何も知らなかったし、その裏付けも取れた。
その後はここで飼い殺しという訳であったが、丁度口の堅い解析屋が欲しかった彼は、彼女の存在を思い出したのだ。
「アンタには匿って貰った恩もあるからね、言われなくたってちゃんとやるよ。全く……」
「全てが上手くいったら、新しい認識票をあげますよ」
そう言いながらも忙しく書類に目を通す。
覚えたてのイリオンで解析できる内容だ。おそらく現段階でも、解析された情報の信憑性は高いだろう。
しかし、内容には少し違和感を覚える。
リッツェルネールは、アンドルスフ商家が中心となって不正人事を行っているものと思った。理由は単純に金儲けのためだ。
だが半分は当たりで半分が外れ。確かに中心はアンドルスフ商家だが、儲けた形跡がない。むしろ、金を浪費して不正をしていたように見える。これではリスクだけが高いだけで実入りが無い。商家としては考えられない事だった。
――わざわざ何のために……。
不正資金の件をネタにしようとしていた目論見は、今の所外れたことになる。だだ、詳しい事は解析が全て終われば解る事だろう。
「今日は年末です。年越しの料理とお酒は用意しましたので、終わったら休憩してください」
そう言うと、リッツェルネールは一人外へと出て行った。
◇ ◇ ◇
翌年――碧色の祝福に守られし栄光暦218年1月1日。
ナルナウフ教聖都エファールでは、新年の祝賀が盛大に催されていた。
高さ18メートル、5つの先端が尖った塔を持つ石造りの大聖堂。
そのバルコニーには真っ赤な長椅子が置かれ、そこには自力では歩けない程に肥え太った女性が座っていた。
大聖堂前の広場には僅かの隙間もないほどに信者達が集まり、その女性に歓声を送っている
「ああ、サイアナ様は今日もお美しい」
「今年こそ人類に勝利をー!」
「聖女様ー! 我らに祝福をー!」
その姿はあまりにも太すぎ、座っていると、まるで身長と横幅が同じかと錯覚させるほどだ。
体には濃い緑の聖衣を纏い、宝飾の付いたネックレスや腕輪、足輪などで煌びやかにその身を飾る。頭には、上部が僅かに膨らみ先端が少し尖る、ナルナウフ教司祭の帽子を被っていた。
長椅子の下には神輿の担ぎ棒が取り付けられており、移動は信者達によって行われる。もう自力では歩けないのだ。
紙吹雪の舞う広場の民衆に対して丸太のような手を振るサイアナを見ながら、オブマーク司教はその美しさに歓呼の涙を流していた。
(ああ、実にお美しい……これぞ正に聖母様だ……)
この世界は力が全てであり、その力は魔力によるところが大きい。その魔力は体の体積に比例するため、自然と大きい人間ほど美しいとされてきた。
そんな彼らにとって、今のサイアナの姿は天界から舞い降りた神にも匹敵する美しさだったのである。
「あら、オブマーク、来ていたのですね。さあ、こちらに来なさい」
サイアナはオブマークに気づき、近くに来るように促す。これほどの美人に仕える事が出来る幸せを噛み締めながら、急いでその傍へと走ったのだが……
「明日から痩せますわ。特訓に付き合いなさい」
ああやっぱり、遂にこの日が来たか……オブマークは落胆を隠しきれない。
このまま美しい姿のままでいれば、自分や信者達の幸福はいかばかりだろうか。だがサイアナの目的を考えれば、絶対にいつかそう言いだすと思っていた。
特異体質――体が大きくなれば総魔力量は増えるが、小さくなれば元に戻るだけだ。だが極一部、体が小さくなっても魔力が凝縮され、更に高まる人間が存在していた。特に女性に多く、サイアナもまたその一人だった。
元々太り痩せてを繰り返し、人外の魔力をその身に宿していたが、更に極限を求めて肥え太っていたのである。
目的はただ一つ……悪魔を倒し人々から迷いを消すために。
「いえ、当分は魔族領侵攻は行われませんし、今暫く其の侭でも良いのではありませんか?」
分かってはいるが、オブマークとしては未練たらたらだ。
だがそんな気持ちを軽々とサイアナは断ち切った。
「時間があるからやるのですわ。痩せたらまた太りますわよ。そしてまた痩せる……ふふっ、次に悪魔に相まみえる日が楽しみです」
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