74 / 425
【 戦争 】
魔法魔術は魔族の範疇
しおりを挟む
ああ、この生命は感じた事がある。確か以前にも会っている……。
そう言えば、こうやって強い命を感じられるようになったのは何時からだっただろう?
そうだ、初めてエヴィアに会った時だ。姿と命が織りなす文字を読んだ。それを感じた時からうっすらと命を感じられるようになったんだっけ。
これは魔王の特性みたいなものなのだろうか……。
眼前にそびえるは赤紫の壁。それは空が夕日にかかる頃、ゆっくりと前進を開始した。
先鋒部隊は、400人隊横38列、奥行き8列。こちらを先端に左右を奥へと湾曲させた半円形陣。その兵力は12万1600人。
中央には横26列、奥行き15列の四角い陣形。兵力15万6千人の本隊。
更に後方には横32列、奥行き5列。兵力6万4千人が控える。
総勢約34万人の大軍勢。更に後方には続々と新規部隊が到着しつつある。
全身之カブトムシといった重甲鎧に身を包んだミュッテロン・グレオス将軍の重盾部隊を先陣とした、ゆっくりとだが一分の隙もない進軍。
その行進は大地を揺らし、兵士達の雄叫びは空気を痛いほどに震わせる。
その軍団の向こうに、かつて出会った命を感じる。まだ遠いが、それは確実に迫ってきている。
小さな小さな、掌に収まる石。だがそれは見た目通りの小石ではなく、巨大な山を極限まで圧縮した塊……。
「来たか、カルター王。ここに居てくれて助かったよ……」
ここを選んだのはルートの関係もあったが、やはりティランド連合王国軍の駐屯地と言う事も大きかった。かの国は大国らしい。たとえカルターがいなくても目的は達成できただろうが、やはり王が居るのと居ないのとでは大違いだ。
だが、眼前ではそろそろ人間と判別できるほどに兵士たちが迫ってきている。
こちらを先端にした曲線陣形はいつの間にか左右が先行し、今では完全に反包囲した状態だ。
周囲の地面には大量に突き刺さる矢。そして俺の足元には切断された矢が無数に落ちている。この状況ではエヴィアを行かせる事も出来ない。
不死者の軍団もまた、もはや成す術が無い。ただ一方的に切り伏せられ踏みつぶされるだけだ。奮戦はしてくれているが、おそらくもう一割も残っていないだろう。
怖さはある。むしろ逃げ出してしまいたいくらいだ。
だがなぜだろう……ここまで追い詰められたせいか、胆が据わっている。自分でも驚くほどに。
人間追い詰められた時に本性が出ると言うが、これが俺の本性なのだろうか。
( 上空から垂直に突撃して来た飛甲騎兵の槍が、俺をぐちゃぐちゃに潰す! )
それは今日何度見たかも分からない死の予感。この能力がなければ、一体何回死んでいただろう。
「エヴィア」
だが叫ばなかった。小さく呟いただけ。今俺の心は、これからする決意のために全て注がれていた。
殺す覚悟はしていた。自分の身を護るためだ、仕方がない。そう割りっていた。不死者も正確には死ぬわけではない、だから思うように戦えた。だがこれから出す命令は違う。死者が出る。自分の命令で、それを聞いてくれた仲間が死ぬのだ。
上空から降ってきた飛空騎兵は、すぐさまエヴィアの触手に巻きつかれ全方位から切断される。バラバラになった騎体や搭乗員の破片が騒音を立てて俺の周りに散らばるが、それはもう目には入っていない。
「エヴィア、石獣に指示を。敵前衛を……倒してくれと」
エヴィアは僅かの沈黙の後、頷いた。
赤紫の虹彩は内側から輝きを放ち、身に纏う空気は人の真似をしていたそれではなく、魔人本来の風格を漂わせ始める。外見は変わらない。だがもはや、それは誰が見ても人では無い何か。信仰深い人間であれば、それを悪魔と呼んだであろう。
後ろにいるエヴィアの姿は見えない。だが相和義輝も雰囲気の違いを感じ取っている。
だが恐れはない、今更の事なのだ。外見や身に纏う空気、そんな物では測れない魔人の本質。それをもう、知っているのだから。
そして魔人エヴィアは、犬笛の様に人には聞こえない……だが大きな声で炎と石獣の領域に指示を出した。
≪ 魔王との約定に従い魔人が汝らに命ず。眼前に迫る人間を駆逐せよ! ≫
◇ ◇ ◇
「今度は何だ! クソが! いったいどうなってやがる!」
いったい何度驚かせれば気が済むんだ! そう思ったカルタ―の前に、土煙の壁が見える。目的の丘、その更に後方から地響きと共に転がり、走り、飛びながら現れた物。それが横に広がった前衛部隊の中に飛び込むと、それまでの人類軍の雄叫びは一気に恐怖の叫びへと変わる。
「前衛の状況を報告しろ! 今度は何が起きた!」
カルタ―の位置からでは味方が邪魔で見えない。
しかし、報告が来るよりも先にカルタ―は理解した。自分の知らぬことが起きているのだと。
空に昇った何本もの火柱。以前炎と石獣の領域で散々に見た光景。無数の命を奪った怪物達が、その領域を越えてきたのだ。
「だ、ダメです! 止められません!」
「助けっ! 助けてくれ!」
ミュッテロン将軍の周囲に絶叫が響く。だが助けには行けない、指示も出せない!
身長160センチの体を包む体高2.7メートルの重甲鎧。手には全長7メートルの大槍。不死者相手であれば歩いているだけで事足りる。
だが今、彼の眼前でこちらを見下ろしているのは体高4メートルの亀の石獣。その四肢は足であると共に口。人間を鎧ごと軽々と踏みつぶし、そのまま喰らい、顔の口から灼熱の炎を周囲に吹き付ける。
右では鹿型の石獣が、左では蛇の石獣が、それぞれ部下達を喰らい炎を吐く。
彼も石獣とは戦った事はある。だがそれは狭い溝で1体を複数で囲んでの話だ。だが今は違う。この広い場所に大挙して現れたのだ。対処の方法など判らない。
そしてそれは、ミュッテロン将軍の部隊だけではない。前衛部隊は中央、右翼、左翼共に石獣の襲撃を受けていた。
彼らの戦闘力は不死者の比ではない。その殲滅速度は人類が体勢を立て直す暇を与えない。
ティランド連合王国の軍容は瞬く間に千切れ、崩壊し、そこに不死者の生き残りが雪崩れ込む。
「全軍突撃! 正面の丘を制圧せよ!」
何が起きているかなど関係ない。もはや、やるべき事はただ一つ。
カルターは全軍に突撃の指示を出す。目指すはアイワヨシキがいるあの丘。奴が今回の元凶か、それに近い位置にいるのは間違いない。
ひっ捕まえて全ての情報を吐かせる! たとえ無理でも、最悪首だけは跳ね飛ばしてやると!
本隊突撃の雄姿に、崩れかけていたティランド連合王国軍は持ち直す。だが本隊と後衛が持ち直しただけで、前衛部隊は海に流したインクの様に消えつつある。
しかし本隊が届けば! そう思い連合王国兵士達は自らを鼓舞し丘を目指す。
◇ ◇ ◇
「頃合いだな。スースィリア! 頼む!」
相和義輝の叫びに魔人スースィリアが応じる。
岩盤を突き破って出たそこはティランド連合王国軍の本隊と後衛の間。
カルターの後方にいた本隊後ろの部隊は、その音と不穏な空気に振り向き、後衛は正面に出てきたそれに驚愕する。
そして恐怖する。その姿にではない、それが今行っていることに。
魔法魔術は魔族の範疇……それは魔法を志した者だけでなく、全ての人類が知る言葉。だがその意味を正しく知っている者はいない。なぜなら……。
巨大ムカデの魔人スースィリアの周囲に光の輪がいくつも生まれる。人間が魔法を使うときの細く微かな光の鎖ではない、巨大な縄のような輝きが黒い甲殻を包む。そしてその体被の上をパチパチと電流が走る。
刹那、その輝きが弾け飛び世界は眩い光と猛るような雷鳴に包まれた。
ティランド連合王国軍を雷撃が襲う。
響き渡る轟音と共に、天より降り地を走る幾千、幾万の稲妻。
その雷は人を撃ち、馬を撃ち、動くもの……いや、そこにある全てを襲う。
時間的には一瞬。だがそれが過ぎ去った後、魔人スースィリアの周囲に動くものは立ち込める煙しかなかった。
見る者によっては天災、あるいは神の奇跡であり悪魔の所業。だが、魔法を使うその姿を直接見た者はもうこの世にはいない。
辺りには黒く焼け煙を上げる死体、死体、死体……そして円形状に焼け焦げた地面と、そこから広がっていく肉と金属が焼ける異臭。
その中心に聳え立つは体長80メートルの漆黒の巨大ムカデ。
魔人スースィリアの一撃は、ティランド連合王国軍本隊後方と後衛部隊の4割を消失させた。
悲鳴もどよめきも起き無い。戦場はあまりの惨劇と異常事態に静寂に包まれる。
雷撃の閃光と轟音は直接当たらずとも、戦っていた全ての将兵の戦意を断ち切ったのであった。
そう言えば、こうやって強い命を感じられるようになったのは何時からだっただろう?
そうだ、初めてエヴィアに会った時だ。姿と命が織りなす文字を読んだ。それを感じた時からうっすらと命を感じられるようになったんだっけ。
これは魔王の特性みたいなものなのだろうか……。
眼前にそびえるは赤紫の壁。それは空が夕日にかかる頃、ゆっくりと前進を開始した。
先鋒部隊は、400人隊横38列、奥行き8列。こちらを先端に左右を奥へと湾曲させた半円形陣。その兵力は12万1600人。
中央には横26列、奥行き15列の四角い陣形。兵力15万6千人の本隊。
更に後方には横32列、奥行き5列。兵力6万4千人が控える。
総勢約34万人の大軍勢。更に後方には続々と新規部隊が到着しつつある。
全身之カブトムシといった重甲鎧に身を包んだミュッテロン・グレオス将軍の重盾部隊を先陣とした、ゆっくりとだが一分の隙もない進軍。
その行進は大地を揺らし、兵士達の雄叫びは空気を痛いほどに震わせる。
その軍団の向こうに、かつて出会った命を感じる。まだ遠いが、それは確実に迫ってきている。
小さな小さな、掌に収まる石。だがそれは見た目通りの小石ではなく、巨大な山を極限まで圧縮した塊……。
「来たか、カルター王。ここに居てくれて助かったよ……」
ここを選んだのはルートの関係もあったが、やはりティランド連合王国軍の駐屯地と言う事も大きかった。かの国は大国らしい。たとえカルターがいなくても目的は達成できただろうが、やはり王が居るのと居ないのとでは大違いだ。
だが、眼前ではそろそろ人間と判別できるほどに兵士たちが迫ってきている。
こちらを先端にした曲線陣形はいつの間にか左右が先行し、今では完全に反包囲した状態だ。
周囲の地面には大量に突き刺さる矢。そして俺の足元には切断された矢が無数に落ちている。この状況ではエヴィアを行かせる事も出来ない。
不死者の軍団もまた、もはや成す術が無い。ただ一方的に切り伏せられ踏みつぶされるだけだ。奮戦はしてくれているが、おそらくもう一割も残っていないだろう。
怖さはある。むしろ逃げ出してしまいたいくらいだ。
だがなぜだろう……ここまで追い詰められたせいか、胆が据わっている。自分でも驚くほどに。
人間追い詰められた時に本性が出ると言うが、これが俺の本性なのだろうか。
( 上空から垂直に突撃して来た飛甲騎兵の槍が、俺をぐちゃぐちゃに潰す! )
それは今日何度見たかも分からない死の予感。この能力がなければ、一体何回死んでいただろう。
「エヴィア」
だが叫ばなかった。小さく呟いただけ。今俺の心は、これからする決意のために全て注がれていた。
殺す覚悟はしていた。自分の身を護るためだ、仕方がない。そう割りっていた。不死者も正確には死ぬわけではない、だから思うように戦えた。だがこれから出す命令は違う。死者が出る。自分の命令で、それを聞いてくれた仲間が死ぬのだ。
上空から降ってきた飛空騎兵は、すぐさまエヴィアの触手に巻きつかれ全方位から切断される。バラバラになった騎体や搭乗員の破片が騒音を立てて俺の周りに散らばるが、それはもう目には入っていない。
「エヴィア、石獣に指示を。敵前衛を……倒してくれと」
エヴィアは僅かの沈黙の後、頷いた。
赤紫の虹彩は内側から輝きを放ち、身に纏う空気は人の真似をしていたそれではなく、魔人本来の風格を漂わせ始める。外見は変わらない。だがもはや、それは誰が見ても人では無い何か。信仰深い人間であれば、それを悪魔と呼んだであろう。
後ろにいるエヴィアの姿は見えない。だが相和義輝も雰囲気の違いを感じ取っている。
だが恐れはない、今更の事なのだ。外見や身に纏う空気、そんな物では測れない魔人の本質。それをもう、知っているのだから。
そして魔人エヴィアは、犬笛の様に人には聞こえない……だが大きな声で炎と石獣の領域に指示を出した。
≪ 魔王との約定に従い魔人が汝らに命ず。眼前に迫る人間を駆逐せよ! ≫
◇ ◇ ◇
「今度は何だ! クソが! いったいどうなってやがる!」
いったい何度驚かせれば気が済むんだ! そう思ったカルタ―の前に、土煙の壁が見える。目的の丘、その更に後方から地響きと共に転がり、走り、飛びながら現れた物。それが横に広がった前衛部隊の中に飛び込むと、それまでの人類軍の雄叫びは一気に恐怖の叫びへと変わる。
「前衛の状況を報告しろ! 今度は何が起きた!」
カルタ―の位置からでは味方が邪魔で見えない。
しかし、報告が来るよりも先にカルタ―は理解した。自分の知らぬことが起きているのだと。
空に昇った何本もの火柱。以前炎と石獣の領域で散々に見た光景。無数の命を奪った怪物達が、その領域を越えてきたのだ。
「だ、ダメです! 止められません!」
「助けっ! 助けてくれ!」
ミュッテロン将軍の周囲に絶叫が響く。だが助けには行けない、指示も出せない!
身長160センチの体を包む体高2.7メートルの重甲鎧。手には全長7メートルの大槍。不死者相手であれば歩いているだけで事足りる。
だが今、彼の眼前でこちらを見下ろしているのは体高4メートルの亀の石獣。その四肢は足であると共に口。人間を鎧ごと軽々と踏みつぶし、そのまま喰らい、顔の口から灼熱の炎を周囲に吹き付ける。
右では鹿型の石獣が、左では蛇の石獣が、それぞれ部下達を喰らい炎を吐く。
彼も石獣とは戦った事はある。だがそれは狭い溝で1体を複数で囲んでの話だ。だが今は違う。この広い場所に大挙して現れたのだ。対処の方法など判らない。
そしてそれは、ミュッテロン将軍の部隊だけではない。前衛部隊は中央、右翼、左翼共に石獣の襲撃を受けていた。
彼らの戦闘力は不死者の比ではない。その殲滅速度は人類が体勢を立て直す暇を与えない。
ティランド連合王国の軍容は瞬く間に千切れ、崩壊し、そこに不死者の生き残りが雪崩れ込む。
「全軍突撃! 正面の丘を制圧せよ!」
何が起きているかなど関係ない。もはや、やるべき事はただ一つ。
カルターは全軍に突撃の指示を出す。目指すはアイワヨシキがいるあの丘。奴が今回の元凶か、それに近い位置にいるのは間違いない。
ひっ捕まえて全ての情報を吐かせる! たとえ無理でも、最悪首だけは跳ね飛ばしてやると!
本隊突撃の雄姿に、崩れかけていたティランド連合王国軍は持ち直す。だが本隊と後衛が持ち直しただけで、前衛部隊は海に流したインクの様に消えつつある。
しかし本隊が届けば! そう思い連合王国兵士達は自らを鼓舞し丘を目指す。
◇ ◇ ◇
「頃合いだな。スースィリア! 頼む!」
相和義輝の叫びに魔人スースィリアが応じる。
岩盤を突き破って出たそこはティランド連合王国軍の本隊と後衛の間。
カルターの後方にいた本隊後ろの部隊は、その音と不穏な空気に振り向き、後衛は正面に出てきたそれに驚愕する。
そして恐怖する。その姿にではない、それが今行っていることに。
魔法魔術は魔族の範疇……それは魔法を志した者だけでなく、全ての人類が知る言葉。だがその意味を正しく知っている者はいない。なぜなら……。
巨大ムカデの魔人スースィリアの周囲に光の輪がいくつも生まれる。人間が魔法を使うときの細く微かな光の鎖ではない、巨大な縄のような輝きが黒い甲殻を包む。そしてその体被の上をパチパチと電流が走る。
刹那、その輝きが弾け飛び世界は眩い光と猛るような雷鳴に包まれた。
ティランド連合王国軍を雷撃が襲う。
響き渡る轟音と共に、天より降り地を走る幾千、幾万の稲妻。
その雷は人を撃ち、馬を撃ち、動くもの……いや、そこにある全てを襲う。
時間的には一瞬。だがそれが過ぎ去った後、魔人スースィリアの周囲に動くものは立ち込める煙しかなかった。
見る者によっては天災、あるいは神の奇跡であり悪魔の所業。だが、魔法を使うその姿を直接見た者はもうこの世にはいない。
辺りには黒く焼け煙を上げる死体、死体、死体……そして円形状に焼け焦げた地面と、そこから広がっていく肉と金属が焼ける異臭。
その中心に聳え立つは体長80メートルの漆黒の巨大ムカデ。
魔人スースィリアの一撃は、ティランド連合王国軍本隊後方と後衛部隊の4割を消失させた。
悲鳴もどよめきも起き無い。戦場はあまりの惨劇と異常事態に静寂に包まれる。
雷撃の閃光と轟音は直接当たらずとも、戦っていた全ての将兵の戦意を断ち切ったのであった。
0
お気に入りに追加
71
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる