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日常の欠片
たいへんだ
しおりを挟む「あ・・・ごめんねパパ」
今にも泣きそうな父に手を伸ばすと父は私の横を通りリビングに走る
ま、まずい
「心弥ー?なんか父さん走ってったけど、どうしたの?」
「あ、麻灯ー」
麻灯に飛びつくとぎょっとしながらも頭を撫でてくれた
好き
「え、なになに」
「パパに汚い言葉を使っちゃったー」
そう言うと麻灯は撫でていた手を止め、両手で頭を掴み、頭を潰しにかかってくる
嫌い
「いででででででごめんごめんごめんなさーーーいーーーーー」
ジタバタともがくと手を離してくれた
「全く、ほら、早く母さんのところに行きな」
リビングの横に和室が繋がっており、そこに仏壇がある
母さんが家族を見ているところ
その前で熱心に何かを読んでいる父
[子供がぐれる理由]
父の周りにも本が積まれている
[立派な大人にするべきこと]
[思春期にするべき親の行動]
[親孝行する娘]
・・・etc
あーーーもーーーー
こうなって放置すると暫くこういう本を読んで実践してまた読んでは実践
それが倒れるまで続ける
その中でも最悪なのは、ご飯なりお風呂なり散歩なりがあると、ご飯を食べた後であろうとやってくるし、お風呂については兄が引きずられていった事を見た事があるし、散歩は朝、といえるのか位の早朝に叩き起こされて行った事がある
だが、止めることは実はとっても簡単なのだが、たまに意地をはることもある
しかし、最近は意地を張ると疲れることを学んだので最近は見ていない
今回も早めに対処しないと
もう救急車にお世話にもなりたくない
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