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第2章 ダンジョンを知る
第39話 どういう理由で?
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――――――――――――――――――――――――――――――
名前 水城新太
年齢 16
レベル 1 ( 0/100 )
MP 8/14 ( 0/100 )
スキル
コモン 4
レジェンダリー 2
アビリティーボーナス
剣捌き +1%
忍び歩き +1%
称号 ドヴァ― 転移者
――――――――――――――――――――――――――――――
俺がステータスを開くと、コモンスキルが、3から4に増えていた。
うわぁ、コモンスキル増えてる。
俺はコモンスキルを魔石を使って二つ手に入れているが、魔石自体は高価なものだと聞いている。確かに、こんなに簡単にスキルが手に入るなら、自分のものにしたいと感じる連中が表れてもおかしくないな。
俺は、フィーラの元友人の気持ちが少し解った気がした。
そういえば、フィーラが、「――素材と、あなたとの関係性によって、スキルが発生します」とか言ってたな。それなら、自分の欲しいスキルを狙うこともできるんじゃないか? 猶更、有能だな。
「どんなすきるがふえたのー?」
俺が考えていると、ミリアが隣から聞いてきた。
そういえば、まだ確認していなかったな。
コモンスキル、カモーン!
――――――――――――――――――――――――――――――
コモンスキル
籠絡Ⅰ ( 0/1 )
翻訳Ⅰ ( 0/1 )
収納Ⅰ ( 0/1 )
拘束Ⅰ ( 0/1 )
――――――――――――――――――――――――――――――
『拘束』? 何で?
フィーラは素材との関係性について言ってたよな? ……だったら、治療系のスキルが手に入るんじゃないのか?
誤作動だろうか? もしくは、拘束の意味が違うのかな。
考えていても仕方ないので、拘束の説明を開いた。
―――――――――――――――
スキル名 拘束
相手に向けて発動することで縛り付けるこ
とができる。縛り付ける素材は変更が可能。
―――――――――――――――
うん、やっぱり間違ってないか? どう考えても素材は、ハンカチなんだし、おかしいと思う。
まあ、俺としては、他のスキルから考えて、戦闘向きがなかったから嬉しいんだけどね。それに、籠絡との組み合わせで、より捕まえやすくなるかもしれないな。……ただし、『拘束』が俺の思うような能力ならだけど。
「試しに使ってみるか」
そう言って、俺はアリシアのほうに手を向け、スキルを発動した。
「拘束!」
すると、不意を突かれたアリシアは、――
――両手を布状のもので拘束されていた。
ΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
よろしければ、『お気に入り』への追加、感想の投稿をよろしくお願いいたします。
特に感想は、作品の向上や誤字脱字等の修正に役に立つので、どんなことでもいいので気になる点があれば是非お願いします。
『お気に入り』への追加をしていただくと、作品を書く活力になります。
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名前 水城新太
年齢 16
レベル 1 ( 0/100 )
MP 8/14 ( 0/100 )
スキル
コモン 4
レジェンダリー 2
アビリティーボーナス
剣捌き +1%
忍び歩き +1%
称号 ドヴァ― 転移者
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俺がステータスを開くと、コモンスキルが、3から4に増えていた。
うわぁ、コモンスキル増えてる。
俺はコモンスキルを魔石を使って二つ手に入れているが、魔石自体は高価なものだと聞いている。確かに、こんなに簡単にスキルが手に入るなら、自分のものにしたいと感じる連中が表れてもおかしくないな。
俺は、フィーラの元友人の気持ちが少し解った気がした。
そういえば、フィーラが、「――素材と、あなたとの関係性によって、スキルが発生します」とか言ってたな。それなら、自分の欲しいスキルを狙うこともできるんじゃないか? 猶更、有能だな。
「どんなすきるがふえたのー?」
俺が考えていると、ミリアが隣から聞いてきた。
そういえば、まだ確認していなかったな。
コモンスキル、カモーン!
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コモンスキル
籠絡Ⅰ ( 0/1 )
翻訳Ⅰ ( 0/1 )
収納Ⅰ ( 0/1 )
拘束Ⅰ ( 0/1 )
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『拘束』? 何で?
フィーラは素材との関係性について言ってたよな? ……だったら、治療系のスキルが手に入るんじゃないのか?
誤作動だろうか? もしくは、拘束の意味が違うのかな。
考えていても仕方ないので、拘束の説明を開いた。
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スキル名 拘束
相手に向けて発動することで縛り付けるこ
とができる。縛り付ける素材は変更が可能。
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うん、やっぱり間違ってないか? どう考えても素材は、ハンカチなんだし、おかしいと思う。
まあ、俺としては、他のスキルから考えて、戦闘向きがなかったから嬉しいんだけどね。それに、籠絡との組み合わせで、より捕まえやすくなるかもしれないな。……ただし、『拘束』が俺の思うような能力ならだけど。
「試しに使ってみるか」
そう言って、俺はアリシアのほうに手を向け、スキルを発動した。
「拘束!」
すると、不意を突かれたアリシアは、――
――両手を布状のもので拘束されていた。
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