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第1章 中々無い出会い方
第32話 おやすみなさい
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―――――――――――――――――――――――――
収納物一覧表
『忍び歩き』のスクロール 1
―――――――――――――――――――――――――
嘘~~~~! 完全にネタバレじゃん! 再び!
それに、俺が思うに、ミリアはこのスクロールをたくさん使ったんだろうな。やっと納得した。
そして、『忍び歩き』って、TRPGみたい!!
その時懐かしい記憶が蘇ってきた。
前はよく、TRPGやってたよな……。
今となっては、いい思い出である。
しかし、過去にばかり引きずられていても仕方がない。今を、そして未来を見なければならない。
そんなことを考えながら、収納物一覧から『忍び歩き』のスクロールを取り出し、説明を開いた。
―――――――――――――――――――――――――
『アビリティーボーナス:忍び歩き』のスクロール
このスクロールを取り入れることで、『忍び歩き』のアビリティー
ボーナスを+1%受けることができる。
―――――――――――――――――――――――――
やはり、スクロールの効果は一律で+1%なのだろう。『剣捌き』のときとは、名前が異なっているのみだった。
よし、使うか。せっかくもらったんだし。
そう思いつつ、使うことを念じた。
すると、例のごとく、スクロールは消滅した。
ステータスを確認するか。
――――――――――――――――――――――――――――――
名前 水城新太
年齢 16
レベル 1 ( 0/100 )
MP 9/14 ( 0/100 )
スキル
コモン 3
レジェンダリー 2
アビリティーボーナス
剣捌き +1%
忍び歩き +1%
称号 ドヴァ― 転移者
――――――――――――――――――――――――――――――
ついでに、コモンスキルと、
――――――――――――――――――――――――――――――
コモンスキル
籠絡Ⅰ ( 0/1 )
翻訳Ⅰ ( 0/1 )
収納Ⅰ ( 0/1 )
――――――――――――――――――――――――――――――
レジェンダリースキルの詳細も開いてみた。
――――――――――――――――――――――――――――――
レジェンダリースキル
イシス
カーマ
――――――――――――――――――――――――――――――
うん。ステータスの変化の仕方も『剣捌き』の時と変わらないな。
予想通りだったからか、何も驚くことがなく、だんだんと眠気が体を支配していった。
このベッドって、座ってるだけでも眠気を発生させるな。何らかの魔法がかかってるんじゃないか?
そう疑ってしまうほどだった。
あぁ、ヤバイ。これは、もう、抗えない、やつだ。おや……す、み。
――こうして、水城の、長くて短い1日が終わりを迎えたのであった。
(1章 終)
ΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔ
これにて、1章が完結になります。書くのにかかった時間は、五日程度ですね。『第32話まで進みましたが、実際に水城たちの世界では1日しかたっていません(正確には、12時ごろが1話の始まりなので、半日です)。
2章からは、時間の進み方が早くなると思います。
これからもよろしくお願いします。
ΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔΔ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
よろしければ、『お気に入り』への追加、感想の投稿をよろしくお願いいたします。
特に感想は、作品の向上や誤字脱字等の修正に役に立つので、どんなことでもいいので気になる点があれば是非お願いします。
『お気に入り』への追加をしていただくと、作品を書く活力になります。
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『忍び歩き』のスクロール 1
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嘘~~~~! 完全にネタバレじゃん! 再び!
それに、俺が思うに、ミリアはこのスクロールをたくさん使ったんだろうな。やっと納得した。
そして、『忍び歩き』って、TRPGみたい!!
その時懐かしい記憶が蘇ってきた。
前はよく、TRPGやってたよな……。
今となっては、いい思い出である。
しかし、過去にばかり引きずられていても仕方がない。今を、そして未来を見なければならない。
そんなことを考えながら、収納物一覧から『忍び歩き』のスクロールを取り出し、説明を開いた。
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『アビリティーボーナス:忍び歩き』のスクロール
このスクロールを取り入れることで、『忍び歩き』のアビリティー
ボーナスを+1%受けることができる。
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やはり、スクロールの効果は一律で+1%なのだろう。『剣捌き』のときとは、名前が異なっているのみだった。
よし、使うか。せっかくもらったんだし。
そう思いつつ、使うことを念じた。
すると、例のごとく、スクロールは消滅した。
ステータスを確認するか。
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名前 水城新太
年齢 16
レベル 1 ( 0/100 )
MP 9/14 ( 0/100 )
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コモン 3
レジェンダリー 2
アビリティーボーナス
剣捌き +1%
忍び歩き +1%
称号 ドヴァ― 転移者
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ついでに、コモンスキルと、
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コモンスキル
籠絡Ⅰ ( 0/1 )
翻訳Ⅰ ( 0/1 )
収納Ⅰ ( 0/1 )
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レジェンダリースキルの詳細も開いてみた。
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レジェンダリースキル
イシス
カーマ
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うん。ステータスの変化の仕方も『剣捌き』の時と変わらないな。
予想通りだったからか、何も驚くことがなく、だんだんと眠気が体を支配していった。
このベッドって、座ってるだけでも眠気を発生させるな。何らかの魔法がかかってるんじゃないか?
そう疑ってしまうほどだった。
あぁ、ヤバイ。これは、もう、抗えない、やつだ。おや……す、み。
――こうして、水城の、長くて短い1日が終わりを迎えたのであった。
(1章 終)
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これにて、1章が完結になります。書くのにかかった時間は、五日程度ですね。『第32話まで進みましたが、実際に水城たちの世界では1日しかたっていません(正確には、12時ごろが1話の始まりなので、半日です)。
2章からは、時間の進み方が早くなると思います。
これからもよろしくお願いします。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
よろしければ、『お気に入り』への追加、感想の投稿をよろしくお願いいたします。
特に感想は、作品の向上や誤字脱字等の修正に役に立つので、どんなことでもいいので気になる点があれば是非お願いします。
『お気に入り』への追加をしていただくと、作品を書く活力になります。
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