ファンタジー小説の疑問

異世界実況系その3

　疑問5「従魔と魔法ゲージ」

　従魔が出てきた。主人公が異世界ネットショップというスキルで手に入れたものだが、最近はこのネットショップスキルが流行りらしい。

　デカいと書いてあるが、どのくらいの大きさかわからない。猫や犬ならサイズ感は適当に読者が想像で補完できるが、アヒル？具体的なサイズが分からないので、よくわからない。

　この作者は細かいサイズ感や情景描写をけっこう省いて書いてテンポを良くしているが、従魔ってこの作品の魅力ポイントの1つじゃね。しかも、従魔って数えるくらいしかいないらしい。そいつをダンジョンの外に持ち出すために魔法ゲージ登場？それって10万円？

　10万円って中古の軽自動車より安いが、それってどっかの企業が作っているわけじゃないし、魔道具？それにしては安い。それつかえばなぞの魔物を捕縛して外に出せるわけで、それが10万円？

　しかも貸してくれるって、新米冒険者の主人公にどんだけ信頼があるの？

　疑問6「ダンジョン設定」

　地下の草原ダンジョンってほんとに謎。風などがあるなら毒の玉とか眠りの玉とか風で自爆とかあり得る。風がなくて天井がそれなりに高くて上に毒がいって、一定時間で霧散する？たぶんイメージ的にモンハンみたいなあれ？

　読者にダンジョンのイメージをゆだねているので、けっこう辛い。

　疑問7「都合よくいるレスキュー隊」

　ダンジョンの地下三階にレスキュー隊がいるらしいが、そいつらでモンスター討伐させて金稼がせるほうが良くない？一般人が地下に降りて討伐してもたかが知れてる。設定が合理的なようで合理的じゃない。それをするメリットってなんだろう。いちいち疑問に思う。