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稲葉奈菜編
稲葉奈菜6
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私が生きやすいようにするだけ。別に裏切っているわけでもない。あこは最低限話すなって言ってるだけだから。声をかけているのもたまたまあってたまたま話すタイミングだっただけ。無視をしろって言われても裏で声をかけるつもり。あこや彩乃にバレなければ良いだけ。綾がもし見たって言っても信じないだろうし。
教室に着く。するとあこは
「私に従ってくれるよね?」
と言ってきた。
「当たり前でしょ?」
と返す。
あこはにっこり笑った。
「あっそういえば奈菜松前くんのこと好きだったよね?」
「へ‥急に言うの!?」
たしかに去年引っ越してきて一目惚れしたまんまだけど?髪とか染めてからだったな。
「噂なんだけど奈菜の事好きみたいだよ?」
「えぇ!?嘘。」
「だから告っちゃえ!今すぐ!」
「今すぐは無理だよ。せめて放課後とか!」
「ふぅーん。放課後結果報告待っとこ笑笑」
「もぉ!まっとなくていいよー」
教室に入り席に着く。
告白なんて恥ずかしい。でも松前くんの隣をあるけるなんて幸せだ!
放課後になり引き出しを見ると紙が入っていた。
『屋上で待ってます』
誰!?どうせあこのいたずらじゃ‥。引っかかってみますかぁ。
屋上に行くとそこにいたのは松前くんだった。
「稲葉!きてくれたんだ!」
「松前くん!?」
「あのさ」
「俺さ、稲葉‥稲葉のことが好きなんだ!付き合ってくれない?」
「うん!よろしくね!松前くん。」
「今日から奈菜って呼んでもいい?」
「うん!」
「じゃあ大和!」
わたしには初めて恋人ができました
教室に着く。するとあこは
「私に従ってくれるよね?」
と言ってきた。
「当たり前でしょ?」
と返す。
あこはにっこり笑った。
「あっそういえば奈菜松前くんのこと好きだったよね?」
「へ‥急に言うの!?」
たしかに去年引っ越してきて一目惚れしたまんまだけど?髪とか染めてからだったな。
「噂なんだけど奈菜の事好きみたいだよ?」
「えぇ!?嘘。」
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