恋 ~大切だから~

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本編

バレンタイン8

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~2月14日木曜日~

目覚まし時計が鳴り目を覚ます。カレンダーをみて少し鼻で笑った。今年は渡すつもりなんてないからね。花音。頑張らないよ。昨日の学校の事も。渡したってバレたらどうなるかわからない。少なくとも村野らは軽くいじめてくるかもしれない。まぁいいんだけど。それより橋本さんの発言がわからない。もし村野らと何かあれば味方になるって事?まぁ良いんだけどね。どっちでも。別に1人でも良い。そう考えながら準備をして学校に向かった。教室に着くと数名が私に気づき少し笑った。まぁいい話題だもんね。昨日のこと。そう考えながら気にしないようにすごす。

放課後になり部室に向かう。途中で花音とあった。

花音「あっ。奈菜逃げるなー!」

奈菜「に、逃げないし!」

花音「持ってきた?」

奈菜「え‥と、とりあえず部室いこ!」

そうして部室についた。

奈菜「持ってきてはいるけど‥」

花音「渡さなきゃダメじゃん。」

奈菜「やだ。」

花音「義理とか言えばいいじゃん」

奈菜「昨日の発言どうなんのよ!」

すると蜜柑が来た。

蜜柑「来奈わたしてきてさ。お二人で話しております。」

奈菜「せ、成功!?」

蜜柑「そうだよ!」

花音「なので行くぞー!」

奈菜「え!?」

そう言って背中を押される。部室を出て行くと中庭にバスケットボール部を見つける。わぁ。大勢いるや。すると 

花音「まかせて!」

そう言ってバスケットボール部に近く。そして部長と話し部長は指示をしていた。花音は戻ってきて

花音「十分後教室ね!」

奈菜「へ?どうしたの?」

花音「学級委員会はプリント運べって言ってたよー!って本当はさ私なぜか頼まれたんだけど‥」

奈菜「へ!?」

なんなのよ‥行かなきゃなんないじゃん。

花音「ついて行くからさ!そろそろゆっくり向かお!」

奈菜「わ、わかったよ。」

教室まで無理やり花音を連れて行く。そして無理やり教室まで入れた。一人なんか無理だし。
すると扉が開く。

小山「あれ?下鴨?それに稲葉も。」

花音「あっ。奈菜と待ってたんだよね。」

小山「誰を?」

花音「察してよほら。奈菜。」

奈菜「へ?なんでき、急に!?」

花音「時間が経てば経つほど辛いぞー!」

奈菜「え‥えーと。この前は手伝ってくれてありがとう‥。これ、お礼ってことで‥」

小山「え‥。あっあれか。お礼なんて気を使わなくていいんだけど‥」

奈菜「気を使ったとかじゃ‥」

小山「てかさ稲葉昨日‥今日渡したら勘違いするけどいい?」

奈菜「へ?」

小山「義理はありえないんだろ?」

奈菜「聞いてたの!?」

小山「そりゃ村野が騒ぐからさ‥。てかさ友達でもないし。だから勘違いするってこと。」

すると私の頬は多分めっちゃ赤くなってるはず。

奈菜「もしそうならどうしたの?」

小山「稲葉のこと全然知らないし友達からじゃダメ?」

奈菜「全然ダメじゃない!」

小山「ならよかった‥友達なら友チョコで済むしもし誰かが噂したら稲葉の言う通りお礼ってことで友チョコって言っとくわ。mine教えて。」

奈菜「う、うん。これ!」

mineのiDを交換する。

小山「これありがと。」

奈菜「うん!」
 
小山「じゃあ」

っと言ってでて行った。そして花音が入ってくる。

花音「成功?」

奈菜「mine交換したよ。まぁただの片思いには変わんないけどさ。」

花音「連絡先手に入れたんだ!?」

奈菜「そうだよ。」

花音「やったね奈菜。」

奈菜「うん。」
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