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本編
ゲームのはじまり1
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松前『俺さ稲葉‥稲葉のことがすきなんだ!付き合ってくれない?』
奈菜『うん。よろしくね!松前くん。』
~1月8日火曜日~
私は目を覚ました。元彼の松前大和と付き合い始めたときの夢だった。時計をみると午前二時ぐらいだった。布団にくるまり目をつぶる。
ピーピーピー
目覚まし時計が鳴り響き目を覚ました。また夢を見ていた。でもさっきのとは違った。彼‥小山くんとの夢だった。彼は私と目を会わせて微笑んでいた。それを思い出すと心臓がドキドキ鳴り響く。顔もあつくなっていた。時計をみると7時15分だった。あわてて布団から飛び出て準備をし学校に向かった。
途中で蜜柑と会い一緒に歩いていった。
奈菜「ねぇ‥恋ってなんなのかな?」
と私がきくと蜜柑は
蜜柑「ある人のことを大切に思うことかな‥って急にどうしたん?まさか‥」
奈菜「え!?そんなことないって。大和のときと違うし‥」
蜜柑「それがさ。今のがさ本当の恋なんかもよ」
奈菜「そっか‥ありがと。」
蜜柑「で、誰なの?」
奈菜「こ‥‥あっ。いわねー!」
二人で笑いあう。
蜜柑「今日から部活だし教えてね!」
奈菜「やだねー!」
そうだった。今日から部活だった。忘れるところだった‥学校につくまでに花音と来奈と会い一緒に向かった。
蜜柑「でさー!誰なん?奈菜!」
来奈「え?話ついていけへん」
花音「もしかして好きな人とか‥」
奈菜「これ以上いうなー!」
みんなで笑う。
教室につき授業の準備をしていると先生が来てホームルームが始まった。
山杉「最近‥中高生がお金などを騙しとられる事件があるらしいからみんな気を付けろよ。」
そしてホームルームが終わり先生が教室から出ていった。すると村野一葉や杉江綾達の話し声が聞こえる。
村野「あれってさ恋愛ゲームのことだよね。」
綾「うんうん。好きな人?に被害を与えられたくないならお金を払えでしょ?」
村野「払わなかったら大切な人まで被害を与えるって言うらしいし‥」
綾「リア充に恨みでもあるんかな?」
私は初めて恋愛ゲームの存在を知った。それっぽいことは聞いたことはあったが噂だと思い込んでいた。
放課後になり私は荷物を片付けているとバッグのなかに手紙が入っていることに気がついた。開けてみると
『あなたは恋愛ゲームに参加します。説明があるので至急体育倉庫にこい。』
と書いてあった。好きな人がいれば参加させられてしまう‥。つまり私も対象だと言うことだった。急いで体育倉庫に向かう。
黒羽「きたきた。稲葉。」
そこにいた人物は黒羽智輝だった。小山くんとも仲が良くて同じクラスだった。
奈菜「黒羽‥」
黒羽「好きな人ができたらしいな。」
奈菜「さぁ?どこの情報?」
黒羽「聞いたんだよ今朝。お前が恋してるって。」
奈菜「相手を知らなければ意味ないでしょ?」
黒羽「そうだったが、俺の推理が正しければ小山。」
奈菜「なぜそうなるの?」
黒羽「たまたま聞いてさ。お前の過去知ってるんだ。本人から聞いた。つまりここ最近のこと。あり得るのは昨日のことになるのでは?ってこと。」
奈菜「ざ‥残念がら不正解。小山くんは関係ない。私は恋愛の小説について話していたの。」
とっさに嘘をついた。守るためにはどちらも参加しないしか方法はないはず。
黒羽「動揺してるみたいだな。まぁ来週1000円でまずは許す。守りたいなら持ってこい。」
そういって黒羽は歩きだした。
奈菜「あの!黒羽くんはなんでこんなことを‥」
黒羽「自分のため。ただそれだけ。」
そういって再び歩きだした。
奈菜『うん。よろしくね!松前くん。』
~1月8日火曜日~
私は目を覚ました。元彼の松前大和と付き合い始めたときの夢だった。時計をみると午前二時ぐらいだった。布団にくるまり目をつぶる。
ピーピーピー
目覚まし時計が鳴り響き目を覚ました。また夢を見ていた。でもさっきのとは違った。彼‥小山くんとの夢だった。彼は私と目を会わせて微笑んでいた。それを思い出すと心臓がドキドキ鳴り響く。顔もあつくなっていた。時計をみると7時15分だった。あわてて布団から飛び出て準備をし学校に向かった。
途中で蜜柑と会い一緒に歩いていった。
奈菜「ねぇ‥恋ってなんなのかな?」
と私がきくと蜜柑は
蜜柑「ある人のことを大切に思うことかな‥って急にどうしたん?まさか‥」
奈菜「え!?そんなことないって。大和のときと違うし‥」
蜜柑「それがさ。今のがさ本当の恋なんかもよ」
奈菜「そっか‥ありがと。」
蜜柑「で、誰なの?」
奈菜「こ‥‥あっ。いわねー!」
二人で笑いあう。
蜜柑「今日から部活だし教えてね!」
奈菜「やだねー!」
そうだった。今日から部活だった。忘れるところだった‥学校につくまでに花音と来奈と会い一緒に向かった。
蜜柑「でさー!誰なん?奈菜!」
来奈「え?話ついていけへん」
花音「もしかして好きな人とか‥」
奈菜「これ以上いうなー!」
みんなで笑う。
教室につき授業の準備をしていると先生が来てホームルームが始まった。
山杉「最近‥中高生がお金などを騙しとられる事件があるらしいからみんな気を付けろよ。」
そしてホームルームが終わり先生が教室から出ていった。すると村野一葉や杉江綾達の話し声が聞こえる。
村野「あれってさ恋愛ゲームのことだよね。」
綾「うんうん。好きな人?に被害を与えられたくないならお金を払えでしょ?」
村野「払わなかったら大切な人まで被害を与えるって言うらしいし‥」
綾「リア充に恨みでもあるんかな?」
私は初めて恋愛ゲームの存在を知った。それっぽいことは聞いたことはあったが噂だと思い込んでいた。
放課後になり私は荷物を片付けているとバッグのなかに手紙が入っていることに気がついた。開けてみると
『あなたは恋愛ゲームに参加します。説明があるので至急体育倉庫にこい。』
と書いてあった。好きな人がいれば参加させられてしまう‥。つまり私も対象だと言うことだった。急いで体育倉庫に向かう。
黒羽「きたきた。稲葉。」
そこにいた人物は黒羽智輝だった。小山くんとも仲が良くて同じクラスだった。
奈菜「黒羽‥」
黒羽「好きな人ができたらしいな。」
奈菜「さぁ?どこの情報?」
黒羽「聞いたんだよ今朝。お前が恋してるって。」
奈菜「相手を知らなければ意味ないでしょ?」
黒羽「そうだったが、俺の推理が正しければ小山。」
奈菜「なぜそうなるの?」
黒羽「たまたま聞いてさ。お前の過去知ってるんだ。本人から聞いた。つまりここ最近のこと。あり得るのは昨日のことになるのでは?ってこと。」
奈菜「ざ‥残念がら不正解。小山くんは関係ない。私は恋愛の小説について話していたの。」
とっさに嘘をついた。守るためにはどちらも参加しないしか方法はないはず。
黒羽「動揺してるみたいだな。まぁ来週1000円でまずは許す。守りたいなら持ってこい。」
そういって黒羽は歩きだした。
奈菜「あの!黒羽くんはなんでこんなことを‥」
黒羽「自分のため。ただそれだけ。」
そういって再び歩きだした。
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