フォギーシティ

淺木 朝咲

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四章 死と霧の街

死者

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「…………」
 異能は上手く発動しただろうか。意識こそあるものの、身体が動かない。目も開かないし、手を伸ばすことだって出来ない。ここが地下室なのか、死後の世界なのかもわからない。これで失敗だったら、僕は二人を巻き添えに死ぬ。それだけは嫌だ。死ぬなら僕だけでいい。それで、また次に賭けたら──。
「ユーイオ」
「ユーイオ、起きてください」
「……………ふたりとも、ここは……」
「ちゃんと着いたぞ、死後の世界」
 起き上がって、辺りを見渡す。本当に、案外もとの世界と変わらない。店があって、家があって、けれどもどこか初めて来たにしては見覚えのあるような──。
「ユーイオも起きたし俺が話した死者のところに行くぞ」
 考える暇も与えられず、ユーイオはリールの後ろを着いていきながら周りをきょろきょろ見る。霧の街にはあまり似ていないのに、どうしてこうも瓦も使われていない木造の家屋に既視感があるのだろう。
「来ましたね」
「ああ。少し遅くなって申し訳ない」
「安心してください。そちらの世界の一年がこちらの一週間に近い感覚ですから。時間の流れが少し違うんですよ」
 リールと話す死者は最下層の幽霊と同じような銀髪をしていた。
「そちらの方々が先程言っていた……方たちですね? 話はある程度聞いています。………大変なことになったのですね」
 銀髪の幽霊は気の毒だと言わんばかりの顔をする。彼らはどうやらあの最下層の幽霊の子孫らしく、生前はやはり人でありながらも何かしらの異能を使えていたらしい。僕たちを案内する役目に置かれただろう彼は僕をじっと見つめてきた。
「………」
「? 何かあるなら話してよ」
 僕が不機嫌そうに言うと、彼は「すみません」と言って、
「少し……懐かしいような、嬉しいような感覚がしてしまって」
 と言った。
「嬉しい?」
「はい。………もしかして、人間なのに異能が使える、なんてことあります?」
「………だったら何」
 僕が睨みつけても彼は怯まなかった。むしろ嬉しさを隠せずに口角がつり上がっている。
「なら尚更あなたには来てもらいたい場所があるのです」
「はあ……」
 こいつの傍から離れるために一人でほっつき歩こうにも、僕はこの場所のどこに何があって、誰がいるのかも知らない。こいつについて行くしかなさそうだ。
「そうそう、名前を言い忘れてました。どうぞ気軽にリファと呼んでください」
「……ユーイオ。ここにいる間だけど、よろしく」
「勿論です。リール様、少しユーイオ様だけを連れていきたいところがあるのですが」
「………安全なんだろうな?」
 リールが訊くと、リファは「何があってもお守りするのでご安心を」と言った。安全の保証はしてくれないらしい。
「ユーイオ、気をつけろよ」
「うん」
「では行きましょう、ユーイオ様」
 死後の世界の地面は霧の街と同じように石畳のはずなのに、歩くとところどころサクサクと変な音がする。
「この石畳に見える地面は、我々の骨からできているものです」
 おお、それは聞きたくなかったな。
「ここでも異能が使えることはご存知ですよね」
「それはまあ、リールから聞いてるし」
「なら先にお教えしておきますと、私の異能は「断絶シュヴェ」。自分と相手、相手と世界、世界と自分──組み合わせは様々ですが、あらゆるものを特定のものから切り離すことが出来る異能です」
 使い方によっては人の精神と肉体を分離させることも出来そうな、とても強力な異能だ。
「そんな強い異能、人間の頃は何かしら負荷があったんじゃ?」
「ええ。当時の霧の街はまだ「不要物の保留地点」としての役目を果たしていたにも関わらず、私が必要とされる日は死後何年経っても来ないのですから」
「え?」
「ここは正当な死後の世界。きちんと、輪廻転生の順番が必ず廻ってくる、はずなんですが……私より十年遅れて死んだ人は皆転生しました。五十年遅れで死んだ人もとうの昔に皆転生し終えました。何なら私が今のあなたのような、「不要かどうか以前の人々」第一号ですから」
 つまり、必要なとどの世界にも思われるのがこの人の異能の負荷だ。
「不要とされるのは世界に、だけじゃありませんよ」
 リファは続ける。
「誰ともまともに親しくなったことがないんです。今もこうして話しているけれど、それは今ユーイオ様をお連れしたい所へ案内するのが仕事だから。ユーイオ様があちらへ戻られたら私は再び孤独に戻るだけです」
「……仕事は、与えられるものじゃないの?」
「皆がやりたがらないことをやっているだけです」
 自分の前を進むリファの顔は見えない。だが、強く握られた拳はよく見えた。
「私のせいで私より後に生まれた子孫は皆「必要かどうか以前の存在」になってしまった」
「リファ……」
「さ、着きましたよ」
「………君は」
 骨の道をしばらく歩いて着いたところに居たのは、あの最下層の幽霊だった。
「始祖様」
「………ああ、こっちに来てしまったか」
「完璧に死んだわけじゃないけど」
「そうか。……聞きたいことがあるんだな?」
 なんでもいいぞ、と深緑の目を持つ彼は言った。
「………………僕の、先祖って君?」
 おそるおそる口に出した質問に、彼は少し考えてから答えた。
「そうか……君が人間でありながら異能を使えるたった一人の霧の街出身の人間だね? 君の親は……母親が異能を無意識に使っていたから、君に何も教えなかったのか」
「え? 母親が? 異能?」
 顔も名前も知らない母親が異能を使えていたなんて知らなかった。
「ああ。君の母親は人間で、「保護セーブ」の異能があった。彼女も最下層育ちだから、まともな教育を受けていない。だから、自分が異能を使えることなんて知らなかったんだろうけれど……その異能がなかったら、君は生まれていない」
 つまり、僕がお腹にいた時にその人は無意識ながらも必死に僕を守っていたらしい。
「「保護」はあらゆる災害、疫病、殺意から大切なものを守ろうと働くんだよ」
「………」
 複雑な気持ちだ。自分を勝手に捨てて、居なくなって、あんなに辛い十年間を過ごさせておきながら、「ごめん」の一言もない最低な親だと思っていたのに。
「君が五歳の頃までは生きていたみたいだけれど──上層の悪い異形に殺されて、そこで君への「保護」も途切れた」
 どこで何をしていたのだろう。手紙のひとつもなく僕を置いていったのはきっと最下層育ちだからだろうが、五年もあれば一度くらい帰ってきても良かったじゃないか。
「彼女は奴隷のように上層の屋敷で働いて働いて働いて、最後にそこの主人に殺されてしまっている」
「…………お母さん」
 リーエイに拾われてからしばらく経った頃に書いたあの手紙が返ってこなかったのは、とっくに死んでいたからなんだ。でも、かえって安心した。守られていたことも知らずに、あんなことを書いた手紙を送って、それでもし読まれていたら──母はどんな返事をくれただろうか。きっと、僕より汚い字で、僕より下手くそな言葉で、「ごめんね」を必死に伝えてきたかもしれない。
「さ、質問に答えよう。そうだね、おれは君の御先祖様だ。何がどうして君と君の母親の髪色がそんな青黒い色になったのかは知らないけれど──本当なら君たちもきちんとおれたちの銀髪を継いでいるはずなんだ」
「私が銀髪以外の貴方様の子孫に話を聞いたところ、銀髪で異能を使える人間がいる、といつからか異形に噂が流れてしまったことがあるらしいのです。おそらく彼らはその驚異から逃れるために自然と銀髪を避けたのだと思われます」
「……じゃあ、その噂もユーイオは知らない?」
「初めて聞いたよ。だから異形にもただのガキ扱いで済んだんだ」
 僕は色々な方面から守られていたわけだ。
「リファが産まれてからの世代は、リファの負荷を皆それぞれが持つ異能の負荷に関係なく持つようになってしまったのも、多分その異形から逃れるためなのかもしれないね。不要で当たり前、の存在なら基本的に誰からも相手にされないから」
 僕の知らない時代。知らない人。知っている人の知らない過去。その大半が、今ここで明かされた。僕が人間なのに異能を使える理由。僕のルーツ。僕が「必要かどうか以前の存在」な理由。
「でも僕はリーエイやリールに家族として認められて、必要とされてるよ」
「それはあなたが唯一命を巡らせることが出来るからでしょう」
 リファが言う。
「私たちには転生の道は基本的にありません。が、ユーイオ様。あなたは前世を持ち、あなたが見れないだけでその前の命もある。あなたの命だけが我々ゲレクシス家の運命から奇跡的に逃れられているんです」
 ゲレクシス。それが僕の本当の苗字なのだろう。
「ユーイオ様、ユーイオという名前はどこから?」
「え、文字が読めなかった頃にリーエイに名付けの紙を見せたらそうって言われたからそう名乗ってるだけだけど」
「………確かにその読み方も間違いではありませんが、それは外界──特にチェコ語に近い読み方です。我々だけが扱える文字は非常にそれと似ていますが読み方はところどころ異なるのです。ユーイオの綴りはJuioでしたね。我々の読みではジュイオとなるはずなのですが……」
 チェコ語の読み方? リーエイは中国系イギリス人だと自分で言っていたはずだが──それならどうして英語読みで名前を言わなかったのだろう。
「……ちなみに母の名前は?」
「ジュイオ様のお母様はEljasと書いてエーリアス様です」
「……色々とありがとう。リファ、そろそろ戻ろう」
「よろしいのですか?」
 僕は頷く。謎が色々解決した分、新しい謎も出来た。何より謎は死後ではなく元の世界へ戻らないと何もわからないことだ。
「……なら戻りましょう。始祖様、ありがとうございました」
「今度はちゃんと死んでから来てね……」
「うん」
 さくさくとまた骨の道を歩いてふたりが待つところまで戻る。
「リーエイ様は中国系イギリス人……と自分で仰ったのですね」
「! 僕がいつそれを?」
「私はあなたの先祖のひとりですよ? 記憶の一つや二つくらい伝わってきますよ。あ、我々死人の記憶は意地でも伝えませんよ。辛いことが多すぎますから」
 あはは、とリファは笑いながら言う。
「おそらく私の予想ですが、彼は嘘を吐いています。理由は……わかりませんが」
「僕もそんな気がするよ」
「理由があるとすれば、中国系なのは合っているがイギリス人ではなくチェコ人。もしくはチェコ語と中国語を話せるトリリンガルの外国人。それ以外には思い浮かびませんね……」
「それにしてもよく霧の街から出たことないのにイギリスとかチェコとかわかるな」
 僕が感心したように言うと、リファはそうでしょう、と少し嬉しそうに言う。
「ここは様々な国の死者が来るので、何百年も居続けて色々な国の色々な死者から聞いているうちに私、三十ヶ国後は話せるようになったんですから!」
 えっへん、と子供っぽい仕草でリファは偉そうにしてみせた。
「リファ、案外子供っぽいな」
「私は精神が幼いらしいので。あ、年齢はここに数百年居るのもカウントしていいならおじいちゃんですよ? それにここでは死者はなりたい姿になれますから」
「ああ……」
 成程、だからリファは二十代の青年らしい姿だし、始祖も似たような姿だし、老人の姿をした人があまり見当たらないのか。僕が完全な死者じゃないからそのままの姿でいるのも納得だ。
「リール、帰ってきたよ」
「おう。話したいことがある」
「僕もだよ」
 リールから聞いた話はやはりリーエイについてだった。シルフィ曰く、彼は出自を何かしら偽っている可能性が高いのだとか。それが判明したのは書斎を隅々まで漁っていた時の事だった。
「………?」
 机の引き出しを何となく開けてみると、明らかに英語ではない言葉で書かれた手紙がいくつかあったらしい。漢字でもないそれは、シルフィには読めなかったが、知らない時点で英語ではないことは確かだった。
「英語は今の霧の街でも一部使われてるからイギリス人でも通じはするんだよ」
「リールはリーエイと昔から仲が良かったんじゃなかったっけ?」
「そのはずなんだがな……あいつは昔っから明るく振舞ってた、所謂お調子者キャラだからな」
 二人は頭を抱える。義父が、友人が、出自を偽っているかもしれない。しかもその理由がわからないときた。
「理由なく出自を偽るとは考えられません」
「「だよな」」
「……ユーイオ、あちらに戻りましょう」
「そう、だな」
 現世に戻ったら一度リーエイとしっかり真剣に話す必要がありそうだ。
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