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一旦立ち止まって振り返る
誘拐①
しおりを挟むぐるぐる、ぐるぐると、闇の中を螺旋を描いて墜落していくような最悪な気分だった。
五人目まで倒したのは覚えている。しかし、武器なし石切れでは、それで限界だった。そうして気絶させられたリィがやっとこさ目を開けると、そこには闇が広がっていた。
「……っ……」
身動ぎした瞬間に、脳天から爪先まで痛いほどの痺れが駆け巡った。記憶の混濁は一瞬。
直後、己の腹の底に怒りの残滓を見つけた。
「くそ……」
呪詛を呟くために口を開けば、口内にも怪我を負っていることを嫌でも自覚せざるをえなかった。口の中が切れて、少し腫れているし唾液が滲みる。
ナオめ。……いや、あの男たちにも殴られたか……覚えていない。どのみち、全身の怪我の七割はナオのせいだと断言できた。立て続けの喧嘩で体力が尽きていたから、男たち相手に、最後は大人しかったはずだし。
しばらく怒りを抑えるように闇を見つめていると、だんだんと目が慣れてきた。それに合わせて耳も体の感覚も痛い以外が伝わってくる。
――わずかに振動している。
(鞭の音も聞こえる……規則的な蹄の音……馬車か、その辺りか……)
四方八方闇の中。痛いのをこらえて体を動かすと、手首と足首がそれぞれ拘束されているのがわかり、げんなりした。縄抜けしようと思えばできるが、今はその機会ではないだろう。下手をすると逆に拘束してきた相手から警戒を強められ、この暗闇から一歩も外に出れなくなるかもしれない。
なんとかもがくように動いていると、背中に何か温かいものが当たるのを感じた。
レナの存在を思い出したのはその時だ。痛みを忘れて無理やり振り返ると、小柄な少年の背中がこちらを向いていた。
「レナ」
当たるを幸い、適当に揺さぶっていると、びくりとその体が反応したのが伝わってきた。
「レナ」
「……リィ……?」
「そうよ。こっち向ける?痛い?」
「う……」
ごろんと向き合ってきた少年の気配に、リィは安堵した。縛られた状態でそこまで動けるなら、大した怪我はしてないだろう。実際に尋ねると、腹を殴られただけで、そこから記憶がないと言う。リィがとにかく前に躍り出て敵の注意を引き続けたからだ。
レナは、ゆっくりと色違いの瞳を闇にさ迷わせた。
「……ここ、どこ?」
「私も知らない。いつかもわからない。さっき目覚めてばかりなの」
「……これって、誘拐だよね」
「みたいね」
誘拐に慣れているレナはともかく、リィの相づちはかなり投げやりで、冷ややかだった。怒ってる、とレナは緊張したが、暗闇のお陰でリィの獰猛に吊り上がった口角を見ずにすんだ。
「ちょうどいい。憂さ晴らしさせてもらおう」
気絶してもあの憤怒が消化不良だったのかと、レナは誘拐された恐怖よりもそちらの方に気をとられてしまった。
……むしろ、頼もしいとか思っているのは、レナが能天気なせいではないはずだった。
しかし、リィの意識は、時間がたつにつれて朦朧としていった。かなりの激痛が傷から脳天を揺さぶってくる。本能が意識を手放すことでなるべく痛みを忘れようとしているようだ。
それでも、怪我の程度がよくわからないレナが焦るには充分だった。リィに呼びかけて反応が薄いことを知ると、縛られた手と足が届く限り闇に伸ばし、すぐに行き当たった壁にがんがんとぶつけた。意外に狭い空間にいるらしいとわかり、「ここから出せ!」と叫びもした。
五回ほどそうした頃、闇に光が射し込み、二人は目を瞑った。
「やれやれ、目が覚めても元気なガキどもだぜ」
馬のいななきと車輪が石を踏む音、木々のざわめき、男たちの声……。全てが鮮明になって耳に届いてくる。
二人は瞬きを繰り返し、自分達が大きな箱に入れられていたことを知った。運送に使うような荷箱だ。
その箱のふたを開き、男の一人が見下ろしていたのだ。
「よう、気分はどうだい?」
「最悪」
なんとか意識をはっきりさせて、リィは即答した。レナを庇うように体を起こしながら、精々毒づいた。
「誘拐するにしては扱いがなってないんじゃないの」
「言うねぇー。口が減らない女も、ま、嫌いじゃないがね」
一瞬、リィは声を失った。
「『赤毛の悪魔』が、まさか男装してる女だったとはな。とはいえ、まだまだガキだけど」
「……私たちを、どこへ連れていくの」
「どこでもいいだろ?知らない方がその元気な口を叩けるってもんだろうよ」
「元気なままでいさせるなら、もっと他にするべきことがあるよね」
レナがリィを押し退けるように強い瞳で男を見上げた。
「リィは怪我がひどいんだよ」
「レナ」
「まあ、そりゃあおれらも考えがあるんだぜ。しかし、我慢できないか?あと小一時間ほど」
「こんだけ傷だらけの女の子を放置するって、ぼくはどうかと思うけど」
「……まあ、一理あるな。元々怪我の具合は確認しときたかったし」
言うや否や男は箱の中に手を差し出した。リィは思わず体を引いて男を睨んだ。
「手当てなら、自分でできる」
「拘束したまんまでか?」
「手だけ外せばいいでしょう」
「それもそうだなあ」
警戒しているのか侮っているのか。掴めない雰囲気ながら、リィは手首を差し出し、縄を絶ち切られた。箱の外を眺めると周囲に三人男がおり、はじめから下手な動きをできないとリィは大人しく臭い塗り薬をもらって体に塗り始めた。服を無造作にめくり腹や肩に塗り、届かない背中は男に塗られた。女だとわかっているわりに、誰からも煩わしい視線を感じなかったことは、意外ではあるが、楽でもあった。
というのも、見守っていた男たちは、劣情よりも驚愕の方が上回っていたらしい。
「ずいぶん徹底的に傷だらけだなあ。顔にもあるし」
「あの『黒猫』も容赦しなかったんだなあ」
「……くろ?」
「お前が喧嘩してた相手だよ。見てたんだぜ、おれたちも。ずいぶん荒れてたな」
「そこから目をつけられてたわけ」
「そういうこと」
背中に薬を塗布した男に服の上からぽん、と遠慮なく傷を叩かれ、リィは顔をしかめた。悪い悪いと軽く謝られても痛いのに変わりはない。怒って薬をもぎ取ったリィは、レナにも使った。終わると手首は再び縛られた。
そうして、周囲を見渡す。もうリィとレナを箱に押し込めることはしないらしかった。その必要もないのだと、リィもレナも察した。なぜなら。
「森の中?」
「ずいぶん深いね……」
「ウェズにこんなところあったっけ……」
記憶を巡らせる二人に周囲はなにも言わなかった。けらけらと笑うだけだ。
「ちっとも怖がらねえなお前ら」
「怖くないもの」
しれっとリィは言い返した。自由の利かない体でも、簡単に折れる心の持ち合わせはない。
「誘拐しがいのねえ奴らだな」
「あなたたちは誘拐犯のわりにあんまり無法者って感じがしないわね」
「どうしてそう思った?」
「こんなに陽気でまっとうに見えるならず者を初めて見たから」
話し相手の男はぶっと噴き出した。腹を抱えて大笑いする。そんなに腹が捩れることを言ったのかとリィが首をかしげる後ろで、レナは微妙な顔をしていた。陽気でまっとうなならず者ならレナの周りにはたくさんいたからだ。
しかし、レナも違和感は持っていた。あの界隈はバルトが頂点のはずだった。そして彼は弱者をいたぶるような誘拐などの手段を決して許さない。それでもやらかしてしまう連中というのは、大抵自棄の延長だったり、レースイのように性根が腐りきっている連中ばかりのはずだった。
この人たちは、それとはどこか違う。そう、仕事に忠実で、雑談という雑談もなく、黙って道の先を見つめている。固くて冷たくて鋭い意志。だからレナもせっかく教えてもらったばかりの縄抜けの技術を披露できなかった。このままでは、逃亡は確実に失敗する。必ず追ってくる。諦めたりしない。必ずこの男たちはやり遂げるだろう。
その理不尽なほど強固な意志は、まるで――。
「……軍隊みたい」
レナの呟きは、予想以上に深く響いた。空気ががらりと変わったのをいち早く察したレナはまさか、と顔をひきつらせ、その隣でリィはやっぱりと頷いた。
「さっきから気になってた。そこに置いてある剣、官給品でしょう。印が消された痕がある。傭兵なんかにしては装備に統一性がありすぎるし、柄が悪くも見えない。何より姿勢がよすぎる。統制だって見えるし、あなたがリーダー。……どこの所属かな。犯罪働くなら、わざわざ印なんて消さなくても、足がつかないよう市場で安物の武器を買えばいいのに、変なところで凝ってるわね」
「……すげえ勘働きだなあ」
男は否定せずに、やはり笑っていた。顔が強張っていたのはレナの言葉を聞いた一瞬のみ。
「正体当てたついでに目的もだけど、あなたたち、その『黒猫』も誘拐の対象にしてる訳じゃないでしょうね」
「リィ?」
「……へえ?面白い考察だが、その心は?」
「あの街道で会ったとき、あなたたちは言ってたわね。――『棒を振り回してたガキ』。レナに言うならもっと特徴的な言葉があると思うのよね。こんなにきれいな両目があるのに」
男は呆れながら、馬を御している部下を振り返ったのだった。
「おい、お前の失言のせいだぞ」
「す、すみません」
「ま、わかったところでどうにでもなるわけじゃねえしな、今回だけは見逃してやるよ」
リィはすかさず言った。
「ずいぶん性急な誘拐事件だけど、あなたたちが欲しいのはお金じゃなさそうね。目的は戦力?傭兵がほしいならそれなりのところへ行けばいいのに」
「さあ、どうだろうな」
「私たち子どもを狙ったってことは、その外見が役立つところに送り込まれるわけ?あんまり考えつかないけど――」
「お嬢ちゃん、しばらく寝ておきたいか?」
男の目が本気なのに気づいたリィは口をつぐんだ。青ざめまではしないが、不意に漂う殺気には身構えくらいする。
男はそれを満足そうに見やり、あとちょっとで飯にしてやるよ、と朗らかに言った。
男たちは森の中を熟知しているようだった。荷車の通れる道を選んでどんどん深くに入っていく。辺りが暗くなってもしばらく松明に火を灯して進み、小川の流れる側の開けた場所に出て、ようやく馬を停めた。
リィたちがそれまでに新たに気づいたことと言えば、この森はそれほどまでに広いということだった。ウェズどころか近隣の領でもない可能性がある。たまに登りの傾斜があったところも考えれば、山であるのも間違いないだろう。
(どこだろう……日没も密林のせいで見えなかった……)
しかも冬に突入しているのに葉が落ちている木々がほとんどなかった。
地図を頭の中で辿っていたリィは、レナと共に荷箱から用意された焚き火の前まで抱えられた。腰を下ろす場所には甲斐甲斐しくも木葉が敷き詰められている。
男たちは総勢で十人ほどいた。荷車に四人が座り、周囲に六騎が固めていたのだ。リィとレナの世話をする以外、彼らはめいめいに野営の準備に精を出していた。武器は長剣と弓矢。二人ほど森の闇に姿を消したが、帰ってきたときには山鳩と兎を手にしていた。近くの小川で馬に水を与えたり、水を汲んで鍋の準備をしたり、リィたちに喉を潤わせたり。
そうしているうちも全て無言であり、リィはこの兵士たちの練度を思いやった。少なくとも後宮警備をしていた連中より、かなり優秀だ。
「お……なんでそんなにきらきらしてる目で見てくるんだ?」
「優秀な兵士を持てて、あなたたちの主人はさぞかし幸せなんだろうと」
「……馬鹿にしてるか?」
「まさか。私の知ってる兵士って、主人が苦しんでるのを見ても笑って見下ろすだけの使えない人間だったから新鮮で」
「…………それは物騒だなあおい」
レナははらはらしてそんなやり取りを聞いていた。よく思い返せば、リィは王女さまの友だちで、身代わりなのだ。言えば脅しになれるか、でも今の待遇も劣悪と言うわけではない。下手をすれば殺されてしまうかもしれないとレナはまごついていた。
リィがそれに気づいて、ふっと安心させるように笑った。だいじょうぶ、と声に出さずに言われて、不思議に安心してしまう自分に気づいた。この人が大丈夫というなら、大丈夫だと思えた。落ち着いて観察するのだ。この人が何かしでかしても、最悪はこちらが拾えばいいのだから――……。
(いや、最悪ってなんなんだろう)
首をかしげるうちに香ばしい匂いが漂ってきた。兵士たちは二人を警戒に残して他で焚き火を車座に囲んだ。小川で魚も釣ったのか、木の枝を串にして火に炙られている。獣肉は刻まれて鍋のなかで煮えているか、これも炙られていた。
さすがに手は自由にしてもらえなかったが、不慣れに給仕されても子ども二人はもりもりと食べた。
それこそ男たちが呆れるくらいには誘拐を満喫しているように見えたのだろう、「可愛いガキどもだねえ」となぜかリーダーに頭を撫でられた。しかし一定以上胃が受け付けない限界量に来たので拒絶すると、少なすぎると今度はめちゃくちゃ心配された。人情味溢れる誘拐犯たちだ。
たらふく食べ、あとは寝るばかりとなった頃、夜ばかりは気が緩んでしまうのか、男たちはそれぞれにぼそぼそと会話を始めていた。リィとレナはその場に横になっていた。上に毛布までかけてくれて至れり尽くせりだ。
リィは漏れ聞こえる会話に耳を澄ませようとしていたが、甘えるように胸にすり寄ってきたレナの寝息につられて、うとうとと微睡んでいた。手足が縛られているのに器用なものだ。
(そういえば……ガルダとか忘れてたな……)
なんだか、今日は色々濃かった気がする。それも怒りに振り回されたのが半分以上。ナキアから、何がなんでも従者を連れておけと言われたのも思い出した。王女が姿を消したのだ、今頃あちらは大変なことになっていそうだった。
帰るまでに言い訳とか考えないと、と思っているうちに、リィもまた夢の世界に旅立っていた。
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