黒曜石の花束を、あなたへ

とある王国のとある部族のもとに、純銀の髪に、ルチルの瞳の娘がいた。
娘は国に請われ、部族に売られ、聖女となる。
聖女のあとは、踊り子になった。
踊り子の次は、刃を握る刺客となった。

娘は歩く。
聖女の地位から救いだしてくれた、婚約者を追いかけるために。
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