清楚な生徒会長が堕ちていく。兄貴の恋人となったようだが、誰が相手でも、どのような手を使っても、俺は彼女の身も心も俺に染めてみせる。

藤乃 花

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第2話 姉妹の引越し

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---休日の午後、ユウスケの自室---


 もう6月だ......。土曜日、14時を過ぎた陽射しの強い時間帯...。
 この国は夏が訪れる前から高い湿度に悩まされる。

 2Fの自屋の窓を開くと兄が家の前で立っている姿が見えた。普段なら野球部の練習に行っている兄が落ち着かない様子で、朝から家の前に立っているようだ。

 俺は1Fに下りるとリビングの冷蔵庫から、2本のミネラルウォーターのペットボトルを手に取った。飲み物を取りに来たついでに、兄貴何してるの?とキッチンで洗い物をしていた母親に聞いてみた。

「今日、お隣に藤原さんというご家族が引っ越してくるんですって。ほら、良介がこの前付き合い始めたっていう、あの藤原さんよ?凄い偶然ね」

 なるほど...実直な兄貴が飼い主を待っている犬のように、この暑い中、わざわざ家の外で汗を流しながら立ち続けている意味が分かった。

 再び2Fに戻り、自室に入ると鍵を閉めた。

 ベッドでうつ伏せになってぐったりとしている裸の少女に、ペットボトルを渡そうとするが、半分意識が飛んでしまっているようだ。俺の枕に顔を埋めて荒い呼吸を繰り返している。

「ハルカ、お前、部活行かなくていいのか?まぁ、今更だけどな」

 俺はハルカの汗に濡れたショートボブの黒髪を指で悪戯するように撫でていた。この部屋に充満した男と女の淫らな匂いは、窓を開けたところですぐに消える訳がない。

 ベッドにうつ伏せになっている少女は、幼馴染の朝倉遥(ハルカ)だ。

 うちの高校には生徒の注目を浴びている生徒が2人いる。
 1人は兄貴、桐谷良介。野球部のエースとかで、今どき野球かとも思うが今年は甲子園を狙える注目株だそうだ。もちろん勉強も優秀で、3年の生徒会長である藤原結衣と付き合い始めたと聞いている。

 もう1人は俺の同級生で幼馴染の2年朝倉遥だ。170cmの身長を活かして水泳部で、全国大会で優勝を争うほどの成績を残している。この豊満な体型でなければ、もっと成績がいいのではと俺は思ってしまうが。

 その朝倉遥(ハルカ)は、昔から事あるごとに俺に相談に来る。昨夜もそうだ、兄貴の良介が女性と付き合い始めたことがショックだったらしい。小学生の頃からハルカは兄貴に惚れていた。......が、告白する勇気がなく、俺に相談ばかり持ち掛けてくる。

「いつまで寝てるんだよ?そろそろ起きろ、ハルカ」

 軽く尻を叩くとびくっと裸身を震わせて、切なそうに呻いている。水泳部の練習で出来てしまった小麦色の肌と色白の肌のコントラストが艶めかしい。俺と身長が殆ど変わらないハルカの腕を取ると、窓辺の机に両手を突かせ、汗に濡れた色白で豊かな尻を突きあげさせる。

「どうだ?、兄貴がつっ立ってるの見えるか?」

「うん...」 

 両手をつかせた机の前方に開かれた大きな窓がある。まだ昼間だ...外は明るく室内は暗い。レースのカーテン程度でも外から室内を覗くことは無理だろう。ハルカが俺の部屋に来てから、既に3時間以上経っている。夏の暑い気温の中、攻められっぱなしで日焼けした肌が汗にびっしょりと濡れていた。

 ハルカは気だるげに瞼を開くと、兄貴が見えたのか頷いた。

「お前は大好きな兄貴を見てればいい。ほら、お前のおまんこ指で開いてみろ。わかるだろ、ここだ...」

 ハルカの手を取ると突き上げた白い尻を軽く持ち上げてやり、脚の付け根の花弁を開かせる。

「はぁ...ぁ...嫌っ...リョウスケさんから見えちゃうかも、はぁっ」

 嫌だと言っている割には、ハルカの指がぬるぬると濡れ光る花弁を くぱぁ♡ と開いていく。愛液と精液が入り混じった粘り気のある液体が床に垂れてきた。

「そうか、嫌なのか?。だったら俺が満足するまで開いてればいいさ。声ださなければいいだろう?」

「んぁぁぁっ♡...ぁ...ぁ♡...」

 ハルカは豊満な乳房が机の上で潰れて広がっている、大きな喘ぎを漏らし...慌てて片手で自分の口を塞いでいた。律儀に花弁を指で開いている姿がいやらしい。俺は背後からハルカの肉芽を弄りながら、ハルカの膣をめいっぱい拡げさせて熱い猛りで貫いたまま動かない。

「ぁ♡......ぁ...ひぃぃっ♡...ユウスケの...熱いのっ♡...ぁ...ぁ...奥まで入ってくる♡...んぅ♡...」

 ハルカの膣奥を固い肉棒で拡げて奥を軽く突ついて焦らしてやる。ハルカは我慢できなくて愛液を垂らしながら膝ががくがく震えているようだ。無理もない、今日だけで何度絶頂させられたのか。敏感になった身体が疼きっぱなしなんだろう。

 背後から肉芽を軽く弄ると、甘えるような鼻声混じりに膣がぎゅっと肉棒を締め付けてくる。

「嫌なんだろ?だけど腰動かすと、気持ち良くて喘ぎが止まんなくなるんだろ?大好きな兄貴に聴かれないように頑張って喘ぎを押し殺すんだぞ?......でも、ハルカはそんな事より気持ちよくなりたい女だって俺は知ってるよ?」

 ハルカに覆いかぶさるような体勢で耳朶を くちゅ♡くちゅ♡ と音を鳴らして、甘く噛みながら誘惑するように囁いていく。

「あぁぁ...ユウスケっ♡......も、もう♡...我慢できないの♡お願い♡...動いて...動いてよ♡...ぁ...ぁんっ♡」

「何度も教えたろ?...何ておねだりするんだ?」

 ハルカは夏の暑さにだらだらと柔肌から汗を垂らし机を濡らしていた。俺は冷たい水を口に含むとハルカの顎をとり、顔だけ背後を振り向かせて唇を咥えてると水を流し込んでいった。

「んっ...ハルカ、おねだりできないなら終わりにするぞ?、俺も忙しいからな」

 ハルカは従順に水を喉に流し込みながら、溢れる水が唇の端から垂らして豊満な胸を濡らしていく。何度も水を飲ませていく。我慢しきれなくなったハルカが俺の舌を求めて、水や唾液の音をたてながら舌を絡め始めた。

「そんな濃厚なキスして、兄貴に見られたら大変だな?唾液の音も外まで聴こえそうだ」

 からかうと、ハルカはマゾっ気を刺激されたのか、俺のものを咥えた膣をきつく締め付けてくる。

「んぐっ♡...んはぁ♡......ユウスケのおちんぽが欲しいのっ♡...ハルカの...おまんこ♡、いっぱい突いて♡...掻きまわしてください♡...ぁぁっ♡...ぁ...きた♡...すごいの♡...っ...ひんっ♡...」

 俺は唇から唾液混じりの水を垂らしながら、懇願し始めるハルカに満足した。この女は着実に俺に染まっている。おねだり出来たご褒美に、収縮して肉棒を奥へを引きこもうとする膣の中を激しく突き始めた。

 ぱん、ぱん♡、ぱん、ぱん♡ 
 ぐちゅ、ぐちゅ♡

 俺の腰とハルカの豊満な白い尻がぶつかる音...愛液がはじけ飛ぶ音が部屋に響いた。我慢できずに涙目になって両手で口元を押さえているハルカの仕草が可愛らしい。ハルカは兄貴に腰がぶつかる音や喘ぎが聞こえてしまいそうな背徳感を満喫しているようだ。

「ハルカの身だえる姿を、兄貴が見たらどう思うだろうな」

 ハルカの性癖は把握している。この少女は性欲を持て余している、根っからのマゾなのだ。まあ、俺がそんな女に躾けてしまった面も多少ある。中学生の頃から俺とハルカの身体の関係は続いていた。

 白い尻を何度も平手で叩く。掌の痕が多少残る程度だが、この音が兄貴に聴こえてしまうのではないか?と...さらにハルカの感情と背徳感を刺激した。

「や...やだ♡......んぁっ♡...お尻叩かないで?...リョウスケさんに聞かれちゃう♡...」

「その割には俺の部屋の床がお前の蜜だらけにしてるけどな?」

 ねちゃ♡、くちゃ♡、くちゃ♡...

「ひぁんっ♡...ぁ......嫌ぁ♡...お、お尻動いちゃう♡...お尻叩かれながら、イっちゃう♡...イク♡...イクのっ♡...ユウスケっ...奥、奥がいいの♡、もっとしてぇ♡...」

 ハルカが果てそうになる悩ましい姿に興奮した俺は、容赦なく激しく腰をぶつけた。ハルカを知っている誰もが知らない、ハルカの艶めかしい声や甘える声。

 以前、イク瞬間の激しさが一番気持ちいいとハルカが言っていた。ハルカは目を見開いて激しくのけ反ると、色白の乳房を揺らしながら全身を痙攣し始めた。

 床に愛液を弾け垂らし、崩れ落ちそうになる身体を支えた。ぐったりしたハルカをベッドに寝かせてやる。痙攣し続けるハルカの横顔を見ながら耳元で囁いた。

「今日、兄貴と付き合ったばかりの女が隣に引っ越してくるらしい」

 蕩けきったいき顔を晒しながら、嫉妬に心をかき乱されているハルカの表情も、汗と淫らな液体まみれの裸身も堪らないものがある。ベッドでうつ伏せになって絶頂の余韻に浸ってるハルカの上に覆いかぶさると、そのまま寝バックの姿勢で、蕩け切っている膣をまた埋め尽くしていく。

「ぁ...んあぁぁっ♡......ユウスケ♡、も、もう駄目♡...ハルカ、おかしくなっちゃうっ♡」

「おかしくなりに来たんだろ?......もう何も考えるな、俺のちんぽのことだけ考えてろ。そうだ...気持ちいいだろ?......何もかも忘れられるだろ?」

 いきなり貫かれて驚いていたハルカの顔が、再び蕩けて......弛緩していく。

「ぁんっ♡...ひぃぃっ♡...気持ちいいっ♡...ユウスケのがいっぱい♡......もっと、もっと突いて♡、ハルカを壊してぇぇ♡...イクっ♡...イっちゃう♡!」

 ハルカの子宮を突いていた俺の肉棒が熱い精を迸らせる。その瞬間、ハルカも熱い潮を噴き始めて、子宮を精液で溢れさせると、幸せそうに失神していった。

 俺はハルカの横顔を見ていた。意識が飛んだんだろう、俺のベッドをびしょびしょにしやがってと、ハルカの頭をぽんぽんと優しく叩きながら窓の外を眺めていた。兄貴が藤原家の家族と挨拶している。そこには俺がいつか自分のものにしようと標的にしていた藤原結衣の姿が見えた。引越し作業が始まったのか、皆が忙しなく動き回る様子を眺めていた。

 しばらくくしてハルカを起こすとシャワーを浴びさせて着替えさせた。



---一時間後、隣の藤原家前にて---



 俺とハルカは隣の家......藤原家の門へ一緒に向かった。不意に背後から声をかけられて俺は振り向いた。

 藤原結衣が立っていた。

「こんにちは、ユウスケくん。あ......以前、図書室で?」

 清楚な2in1の白黒シャツドレスを着て、買い出しから帰ってきた様子だった。

「こんにちは、桐谷悠介(ユウスケ)です。ええ、その節はお世話になりました。これ差し入れです。それから、こちらが幼馴染の朝倉遥(ハルカ)です。確か結衣(ユイ)さんの妹さんと同じ部活だと聞いてましたので」

 冷たい飲み物をいくつか見繕って買ってきた袋を差し入れし、まだ身体が火照りっぱなしのハルカ紹介する。家の中から結衣(ユイ)の妹の心羽(ミウ)が出てくると、嬉しそうにハルカに抱き着いてくる。

「ハルカ先輩!......どうしてここへ?」

 ハルカから聞いていたが、ミウはハルカに熱烈な憧れがあるそうだ。仲睦まじい姿を見て俺は心羽根(ミウ)に挨拶した。

「俺、桐谷悠介(ユウスケ)です。隣人として今後ともよろしくお願いします」

 丁寧な挨拶にミウも反応する。

「ハルカ先輩の姿があったのでびっくりしちゃった。ごめんんさい、藤原心羽(ミウ)です。よろしくお願いします」

 心羽(ミウ)は高校1年、俺やハルカの1つ下になる。気さくで明るく少しギャルっぽい雰囲気だが根は真面目そうだ。

 一通り挨拶を済ませると、俺とハルカは引越作業を手伝った。ユイやミウのご両親にも挨拶を済ませ、今日のところは家に帰る。部屋に戻るとハルカに俺は宣言した。

「俺さ、近いうちに藤原結衣を俺の女にするから」

「そうすれば、ハルカも兄貴にアプローチできるだろ?」

 ハルカの表情は、嫉妬なのか嬉しいのか、複雑な表情を浮かべていた。結局、ハルカは黙って頷いたが、その瞳は何かを期待するように艶めかしかった。
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