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Irregular 21
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段ボール箱を部屋に運び入れ、物置代わりのウォークインクローゼットの隅に積み上げた。
Sの荷物は然程多く無い。家具とも呼べないような衣装ケースやラックなどは処分する予定だから、少ない衣類と大学の専攻で使用したハンドクラフト用品やパソコン位だった。
「いつ引き払うんだっけ?」
「ゴミ収集の何でも屋さんが来て・・・一週間後かな。それまで、日中は部屋の片付けとかに毎日通う感じかなあ~」
「そっか。じゃあ、今のうちに俺の合鍵も返しておくか。」
「それは当日で。また今日みたいな事あると困るし。」
「困る事、しなきゃいいんだよ。」
「はぁい。」
「風呂、入ろう。髪、洗ってやるから。」
「ありがとう。」
粘土が着いているので丁寧なシャンプーを三回して貰い、お礼にSはNの背中を流した。
夕食はデリバリーで済ませ、就寝には早い時刻から二人でベッドに横たわって雑談に興じた。
先程「今後は何でも話す」とSが言った有言実行だ。
「それで、Nさんの会社の部活動の講師になればいいの?」
「うん。福利厚生の一部だからね。人数とかは毎回バラバラなんだけど、手芸・工芸・服飾は登録人数多いんだ。女子社員だけじゃないよ。名簿見せてもらったら、男性社員も1~2割居たなあ。丁度、講師代わりになってた社員さんが退職するって言うんで、探してたんだよね。」
「そんなに都合良く?しかも、Nさんは部活動に関係無いんでしょう?どうしてこの話が出たの?まさか、僕の為に色々聞いて回ったの?」
「こういうのはタイミングと縁だからさ。裏話は気にしなくていいよ。引っ越し終わったら、先に履歴書とポートフォリオを提出しておいて、後日俺と一緒に会社に行って契約して・・・で、いいんだな?」
「はい。お世話になります。週一でいいんだっけ?」
「何言ってんの?手芸・工芸・服飾の3回でしょ?」
「別々なんだ!」
「うちは大企業だよ?どれだけ社員が居ると思う?部活動は退勤時間後2時間で会員の要望があれば都度増える。そこは各部と話し合ってね。」
「じゃあ・・・日中は暫くは陶芸教室があるし・・・晩御飯、作れなくなっちゃう。」
「そこは臨機応変に。」
「凄い・・・もしかしたら、前の会社よりハードワークに・・・」
「大丈夫。ここにお母さんが居るから、栄養失調と過労で倒れさせたりしないから。」
二人は顔を見合わせて微笑み合った。
「開幕戦、もうすぐだね。まさか、同じ家から出発すると思わなかった。」
「Sが来てくれるんだ。ネットTVの生中継も入ってるし、いい所を見せないとな。予告ホームランでもするか。」
「え~本気で?」
「ホームラン打ったら、何をご褒美にくれるんだ?」
「・・・一日、僕を好きに出来る券?」
「ふふっ、忘れるなよ?」
二人はじゃれ合うように抱き合って、目を閉じた。
Nの胸に当てた耳に聞きなれた鼓動が響いてきたら、それは快眠BGMだ。
Sはさっき自分の部屋で眠った時に見た、Nとの”初めて物語り”の続きが夢で再開されていた。
一年前、Sの退社の日にNから告白され、翌日には気持ちが同じであったと確認しあった。
しかし、同性との恋愛での”行為”が如何なるものなのか、Sには分からない。互いに猛ったものを自慰行為のようにするだけなのだろうか?
今まで男女のAVもろくに見た事が無い。実際の彼女とも始終おぼつかない感じで、終いには彼女にリードされて面白みも何も無かった。相手はもっと不満だらけだった筈だ。だから「つまらない」と切り捨てられてしまったに違いない。
心を通じ合わせる前にNの人肌に包まれて眠る毎日が、どれ程心身を癒してくれたことか。その最たる行為がセックスなのだから、これはNを悦ばせる為の術を知らなければならない・・・Sは心に強く決めていた。
Nが出勤した後、出来る範囲の家事を済ませ、Sは持参したノートパソコンを開いた。
しかし、検索しようにも何と文字を打ち込めば良いかが分からない。モニターの画面が真っ暗になった。考え込んでいるうちに10分設定のスリープモードに変わったせいだ。これではいつまで経っても埒が明かない。
Sは「ゲイ セックス やり方」と検索窓に入れてみた。
TOPに出た記事から順番に読み進めようとしたが、一番目の記事で思考回路が停止してしまった。
これを一読で理解は到底無理だと思った。
一通り目を通したが、「男同士の交わる行為は大変な労力」としか頭に残らなかった。
大変な準備や痛みに耐えてまでする意味は何だろう・・・
ここに書かれている通りなのだとしたら、ここまで大変な思いをしてまでやる意味は何だろうか・・・Sは理解に苦しんだ。
やはり、愛する人と結ばれたい、その方法はこれしかない。と思う人々がそうするのだろうか?
ここまでしなければならないのなら、面倒になって行為や関係そのものを止めてしまうカップルもいない訳では無いだろう。
それとも、何かの切っ掛けでその行為がもたらす快楽の虜になった人が、共有する相手を求め続けているからだろうか。そこに愛や恋などは無関係なのだろうか。
世の中にAVや風俗が無くならない理由は、欲望の処理だ。世の中の人全員が愛とセットで営みが適っているわけでも無いだろう。どうしてもその行為をしたいのなら、専門の風俗に足を運ぶしかない。そう言えば・・・検索で出た記事の殆どが行為解説付きの風俗の宣伝サイトだ。
生きる上で性欲の問題は重要だ。SはNと真剣に向き合うと決めてから、今まで気にも留めなかった様々な事に目が行った。
この下準備を自分、もしくはNがするという事になるのだろう。となると「今日はヤル日」と決めて時間を逆算して準備をすると言う事なのだろうか?昨夜のように、雰囲気が盛り上がって雪崩れ込む・・・というのが不可能なのだろうか。
知識を得るどころか、疑問しか湧いてこないSは頭を抱えた。
何より・・・Sは怖くなった。未知の世界への恐怖と、身体的違和感・苦痛を想像するだけで震えが起きた。
夕飯の支度の時間まで、Sは閉じたパソコンの上に頭を伏せて身動きしなかった。
スマホのアラームが鳴り、渋々と立ち上がり冷蔵庫にぶら下げているレシピノートを手に取った。
食欲も失せたせいで、自分は余ったご飯でお茶漬けでいいや・・・と、タンパク質とビタミンに特化したNのアスリート飯だけを作った。
そのうちNが帰宅して、ぼんやりとソファーに座るSは隣にどすんという衝撃で我に返った。
「ただいま。どうしたの?ぼんやりして。」
頬を大きな手で包まれて見上げて笑ってみせたものの、頬は引きつっていた。
「おかえりなさい。お風呂もご飯も準備OKです。」
「ありがとう。その顔は・・・また一人で迷路だな?」
「うん・・・後で話します。」
Sは頬に置かれたNの手を軽く叩いて立ち上がった。キッチンダイニングでSが食事の支度をする背中を、Nは不安な気持ちで見詰めていた。
就寝の準備を整えて二人揃ってベッドに横たわると、待ちかねたと言ったようにNがSを抱き寄せた。
「Nさん、話を聞いて下さい。」
すぐにSはNの腕の中からすり抜け、上体を起こした。訳が分からないと言った顔で見上げるNに、Sは深い溜息を吐いた。
「こんなこと、改めて話す事じゃないのかもしれないけど・・・・」
「そんな事ない。何でも言ってくれ。S君の話なら全部聞きたい。」
「ありがとう・・・Nさん、僕達、同じ気持ちだって分ったでしょ?次は・・・その・・・アレなんだけど・・・」
居心地悪そうに目を逸らしながら何度も何か言い掛けては口ごもるのを繰り返すSに、Nも上体を起こした。
「アレ・・・って、セックスの事?」
恥ずかしげも無く堂々と問うNに、Sは気が緩んで笑ってしまった。
「今日一日、色々と調べたんだけど・・・何だか怖くなっちゃって・・・男同士って、色々大変過ぎるんだって分かって・・・あんな事を、僕に出来るのかなって・・・」
「そっか。怖かったら、しなくていいんじゃないか?」
「え?」
予想外のNの即答に、Sは大声を出してしまった。
昨夜、二人で果てた時にNは「ずっとこうしたかった」と喜んでいなかったか?
Sの荷物は然程多く無い。家具とも呼べないような衣装ケースやラックなどは処分する予定だから、少ない衣類と大学の専攻で使用したハンドクラフト用品やパソコン位だった。
「いつ引き払うんだっけ?」
「ゴミ収集の何でも屋さんが来て・・・一週間後かな。それまで、日中は部屋の片付けとかに毎日通う感じかなあ~」
「そっか。じゃあ、今のうちに俺の合鍵も返しておくか。」
「それは当日で。また今日みたいな事あると困るし。」
「困る事、しなきゃいいんだよ。」
「はぁい。」
「風呂、入ろう。髪、洗ってやるから。」
「ありがとう。」
粘土が着いているので丁寧なシャンプーを三回して貰い、お礼にSはNの背中を流した。
夕食はデリバリーで済ませ、就寝には早い時刻から二人でベッドに横たわって雑談に興じた。
先程「今後は何でも話す」とSが言った有言実行だ。
「それで、Nさんの会社の部活動の講師になればいいの?」
「うん。福利厚生の一部だからね。人数とかは毎回バラバラなんだけど、手芸・工芸・服飾は登録人数多いんだ。女子社員だけじゃないよ。名簿見せてもらったら、男性社員も1~2割居たなあ。丁度、講師代わりになってた社員さんが退職するって言うんで、探してたんだよね。」
「そんなに都合良く?しかも、Nさんは部活動に関係無いんでしょう?どうしてこの話が出たの?まさか、僕の為に色々聞いて回ったの?」
「こういうのはタイミングと縁だからさ。裏話は気にしなくていいよ。引っ越し終わったら、先に履歴書とポートフォリオを提出しておいて、後日俺と一緒に会社に行って契約して・・・で、いいんだな?」
「はい。お世話になります。週一でいいんだっけ?」
「何言ってんの?手芸・工芸・服飾の3回でしょ?」
「別々なんだ!」
「うちは大企業だよ?どれだけ社員が居ると思う?部活動は退勤時間後2時間で会員の要望があれば都度増える。そこは各部と話し合ってね。」
「じゃあ・・・日中は暫くは陶芸教室があるし・・・晩御飯、作れなくなっちゃう。」
「そこは臨機応変に。」
「凄い・・・もしかしたら、前の会社よりハードワークに・・・」
「大丈夫。ここにお母さんが居るから、栄養失調と過労で倒れさせたりしないから。」
二人は顔を見合わせて微笑み合った。
「開幕戦、もうすぐだね。まさか、同じ家から出発すると思わなかった。」
「Sが来てくれるんだ。ネットTVの生中継も入ってるし、いい所を見せないとな。予告ホームランでもするか。」
「え~本気で?」
「ホームラン打ったら、何をご褒美にくれるんだ?」
「・・・一日、僕を好きに出来る券?」
「ふふっ、忘れるなよ?」
二人はじゃれ合うように抱き合って、目を閉じた。
Nの胸に当てた耳に聞きなれた鼓動が響いてきたら、それは快眠BGMだ。
Sはさっき自分の部屋で眠った時に見た、Nとの”初めて物語り”の続きが夢で再開されていた。
一年前、Sの退社の日にNから告白され、翌日には気持ちが同じであったと確認しあった。
しかし、同性との恋愛での”行為”が如何なるものなのか、Sには分からない。互いに猛ったものを自慰行為のようにするだけなのだろうか?
今まで男女のAVもろくに見た事が無い。実際の彼女とも始終おぼつかない感じで、終いには彼女にリードされて面白みも何も無かった。相手はもっと不満だらけだった筈だ。だから「つまらない」と切り捨てられてしまったに違いない。
心を通じ合わせる前にNの人肌に包まれて眠る毎日が、どれ程心身を癒してくれたことか。その最たる行為がセックスなのだから、これはNを悦ばせる為の術を知らなければならない・・・Sは心に強く決めていた。
Nが出勤した後、出来る範囲の家事を済ませ、Sは持参したノートパソコンを開いた。
しかし、検索しようにも何と文字を打ち込めば良いかが分からない。モニターの画面が真っ暗になった。考え込んでいるうちに10分設定のスリープモードに変わったせいだ。これではいつまで経っても埒が明かない。
Sは「ゲイ セックス やり方」と検索窓に入れてみた。
TOPに出た記事から順番に読み進めようとしたが、一番目の記事で思考回路が停止してしまった。
これを一読で理解は到底無理だと思った。
一通り目を通したが、「男同士の交わる行為は大変な労力」としか頭に残らなかった。
大変な準備や痛みに耐えてまでする意味は何だろう・・・
ここに書かれている通りなのだとしたら、ここまで大変な思いをしてまでやる意味は何だろうか・・・Sは理解に苦しんだ。
やはり、愛する人と結ばれたい、その方法はこれしかない。と思う人々がそうするのだろうか?
ここまでしなければならないのなら、面倒になって行為や関係そのものを止めてしまうカップルもいない訳では無いだろう。
それとも、何かの切っ掛けでその行為がもたらす快楽の虜になった人が、共有する相手を求め続けているからだろうか。そこに愛や恋などは無関係なのだろうか。
世の中にAVや風俗が無くならない理由は、欲望の処理だ。世の中の人全員が愛とセットで営みが適っているわけでも無いだろう。どうしてもその行為をしたいのなら、専門の風俗に足を運ぶしかない。そう言えば・・・検索で出た記事の殆どが行為解説付きの風俗の宣伝サイトだ。
生きる上で性欲の問題は重要だ。SはNと真剣に向き合うと決めてから、今まで気にも留めなかった様々な事に目が行った。
この下準備を自分、もしくはNがするという事になるのだろう。となると「今日はヤル日」と決めて時間を逆算して準備をすると言う事なのだろうか?昨夜のように、雰囲気が盛り上がって雪崩れ込む・・・というのが不可能なのだろうか。
知識を得るどころか、疑問しか湧いてこないSは頭を抱えた。
何より・・・Sは怖くなった。未知の世界への恐怖と、身体的違和感・苦痛を想像するだけで震えが起きた。
夕飯の支度の時間まで、Sは閉じたパソコンの上に頭を伏せて身動きしなかった。
スマホのアラームが鳴り、渋々と立ち上がり冷蔵庫にぶら下げているレシピノートを手に取った。
食欲も失せたせいで、自分は余ったご飯でお茶漬けでいいや・・・と、タンパク質とビタミンに特化したNのアスリート飯だけを作った。
そのうちNが帰宅して、ぼんやりとソファーに座るSは隣にどすんという衝撃で我に返った。
「ただいま。どうしたの?ぼんやりして。」
頬を大きな手で包まれて見上げて笑ってみせたものの、頬は引きつっていた。
「おかえりなさい。お風呂もご飯も準備OKです。」
「ありがとう。その顔は・・・また一人で迷路だな?」
「うん・・・後で話します。」
Sは頬に置かれたNの手を軽く叩いて立ち上がった。キッチンダイニングでSが食事の支度をする背中を、Nは不安な気持ちで見詰めていた。
就寝の準備を整えて二人揃ってベッドに横たわると、待ちかねたと言ったようにNがSを抱き寄せた。
「Nさん、話を聞いて下さい。」
すぐにSはNの腕の中からすり抜け、上体を起こした。訳が分からないと言った顔で見上げるNに、Sは深い溜息を吐いた。
「こんなこと、改めて話す事じゃないのかもしれないけど・・・・」
「そんな事ない。何でも言ってくれ。S君の話なら全部聞きたい。」
「ありがとう・・・Nさん、僕達、同じ気持ちだって分ったでしょ?次は・・・その・・・アレなんだけど・・・」
居心地悪そうに目を逸らしながら何度も何か言い掛けては口ごもるのを繰り返すSに、Nも上体を起こした。
「アレ・・・って、セックスの事?」
恥ずかしげも無く堂々と問うNに、Sは気が緩んで笑ってしまった。
「今日一日、色々と調べたんだけど・・・何だか怖くなっちゃって・・・男同士って、色々大変過ぎるんだって分かって・・・あんな事を、僕に出来るのかなって・・・」
「そっか。怖かったら、しなくていいんじゃないか?」
「え?」
予想外のNの即答に、Sは大声を出してしまった。
昨夜、二人で果てた時にNは「ずっとこうしたかった」と喜んでいなかったか?
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