【完結】相性のいい魔力の色が見える魔女と番犬騎士

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11 甘やかなお風呂 ※

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 2人で湯船に浸かるとすぐにノクスの手が伸びてきてステラの肌に触れた。

 初めは指先を掴んで優しく撫でると、だんだん腕、肘、二の腕と手が上がっていくノクスの大きな手でもこもこの泡をつけられるのが気持ちよくて、されるがままに洗われる。

 少しくすぐったくて笑ったりしていると目を細めたノクスがステラの唇にちゅっと触れた。優しく何度も唇が重なって次第に深い口付けへと変わって、舌が絡まり合う。
 互いの唾液を舌に絡めて激しくキスするのが気持ちよくてうっとりとしていると、腕やら背中やら足やらを優しく撫でられて手際よく泡だらけにされた。

 唇が離れる頃にはステラはとろんとしていてノクスの手を掴むと自分の豊かな胸の上に乗せた。

「ここは洗ってくれないの」

 甘えた声で告げるとノクスは素気なく答える。

「最後に洗ってやる」
「今すぐがいい」

 ノクスの前に近寄って、控えめに差し出すとノクスは仕方ないなという顔をしてステラの額に軽く口付けた後、おもむろに胸を両手で覆った。

 触り方はとても男の人らしくて、ステラのおっぱいの柔らかさを堪能するようにふにふにと揉む。

「んっ…あっ。なんか触り方がえっち」
「嫌か」
「ううん、好き」

 そう告げると今度はツンと立った桃色の蕾をいじり始めてステラは背筋をピンと伸ばした。

「あぅ…」

 ノクスはステラのことを熟知しており、ちゃんと優しくくりくりなぞった後にきゅっと摘んだりピンと弾いたりする。それがとても気持ちよくてステラは下腹部が切なくなってすぐに腰を揺らし始めた。

 これも相性なのかもしれない。ノクスはステラが欲しいと思ったタイミングに欲しい刺激をくれる。ノクスはステラの胸を泡だらけにすると腹と腰のラインをなぞりながら手を下へともっていき、ステラの秘部を撫でた。

「んっ」

 一瞬ぞわりとしてのけぞるがそんなのお構いなしに割れ目に指が押し込まれる。ノクスの太い指がぬっと入ってきてステラは甘い声を漏らした。

「はぁっ…もう大丈夫。大っきいノクスのも入るよ」

 切なげな声で告げるとノクスの眉がピクリと動いた。表情の変化はあまりないが、目つきがとても色っぽくなって興奮しているのがわかる。

 指が入りやすいように足をしっかり開いてゆるゆる腰を動かすと、腰を抱えられて素早く出し入れされた。

「あ、っん、だめぇ」

 しっかり準備してくれるんだなと思うと腹の奥からとろりとしたものがたくさん出てきた。

「すげえ濡れてる」
「ノクスのおちんちん欲しいの」
「おまえな…」
「ノクスはララが欲しくないの」

 そう尋ねながらステラはノクスに抱きついた。
 太ももでノクスの手を挟んでむにむにと揉んで、もう欲しくて我慢できないことをたくさんアピールする。

 ぎゅっと首に抱きついてすりすりするとノクスの空いてる方の手がステラの頭を優しく撫でた。

「欲しい」

 耳元で低い声が聞こえて、腹から背中にかけてがびくついた。ノクスの声を聞くだけで身体中がじんじんと熱く火照る。

 うっとりとした顔をすると、お腹の辺りに硬い棒状のものを押し付けられる。ノクスはステラの中から指を抜くと自身の雄を掴んで秘部に押し当てた。

 割れ目にぬるぬると滑らせながらステラの体を引き寄せる。
 ステラは挿入しやすいようにノクスの脚を跨いで真正面に立ち膝をした。

 秘部に立派なそれが当たってお腹がきゅんとした。ノクスのは相変わらず体の大きさに見合ったサイズ感で小柄なステラには大きい。

「どうぞ」

 ノクスに向かい合ってにこりと微笑む。
 顔にわざとおっぱいを押し付けてしがみつくとノクスは欲に満ちた獣のような瞳をして、ステラが倒れないようにしっかりと抱き止めて腰のあたりに手を回すと肥大した雄を中に押し込んだ。

「あぁぁっ…ん」
 
 ぐっと存在感のあるものがお腹の中に入り込んでくる。硬くて熱くて興奮しているのがよくわかって、ステラの腹の奥からはとめどなく蜜が溢れ出してノクスの肉竿に絡みついた。

「はぁ…ん」

 広い浴槽にステラの声が響く。

 雑木林でノクスのを扱いた時からずっと欲していた雄をようやく中に迎え入れることができて、ステラの身体中が歓喜していた。強い圧迫感があるのに馴染みは良くてとても心地いい。

 向かい合って交わりあっているためノクスの顔が見れてとても嬉しくて、寄りかかると腰のあたりに手を回され強く雄を中に押し込まれた。
 肉竿がステラの中にぬっと奥深くまで入ってくる。

「んんんっ…すごい、はぁっ、あっ…うぅ、あ」

 何度しても変わらない。どうしようもなく気持ちいい。
 ノクスに胸を触られただけでも絶頂してしまうほど心地よいのに、体をつなげて口付けをしたらもう我慢ができなくてステラは自分でも腰を揺すり始めた。

 気持ちいいところを探してそこに大きな肉竿がたくさん擦れるようにぐりぐりと擦り合わせると、積極的なステラの行動に興奮してぐっと硬くなったノクスは腰を掴んで、そのいいとこに強く擦り付けるように腰を振った。

「んっ…ぅんんん、っ」

 身体中がとてつもない快感に襲われてびくりと震える。
 その快感に耐えれるはずもなく、ステラはノクスにしがみつくと足に力を入れてぎゅっと縮こまった。

「ステラ、腕しっかり回せ」

 そう言われて素直にぎゅっと強くしがみつくと腰を強く掴まれて激しく肉竿を出し入れされた。
 肉竿の先が奥に擦れてステラの声が漏れ出る。

「はぁぁっ…あぁっ」

 高まっていたものが一瞬で弾けて体が痙攣する。頭が真っ白になってノクスに体を預けると、今度は衝動的にがつがつと突かれた。

 ノクスのも出そう。そう思って体をくっつける。

「ララ…っ」

 甘い声。好きだなと思いながら耳元で囁いた。

「ノクスのいっぱい出して」
「欲張りだな」
「だってノクスが大好きなんだもん」
「…っくそ」

 ララの柔らかい体にノクスの指が沈んで、滅多に見ることのできない余裕がなさそうな顔が見えて、ララは微笑んだ。

 気持ち良さそうなノクスの顔、大好き。
 ぴちゃぴちゃと水が跳ねて、暖かい温もりに揺さぶられて身を委ねるとようやくその時が訪れる。

「出すぞ」

 ノクスの声が少しうわずって、ステラの体を抱きしめて腰を掴むと肉竿を中まで押し込んだ。ノクスの先端がステラの子宮口に吸い付いて深く繋がり合う。

 大好きな人と一つになってる。
 それが嬉し過ぎて、ぎゅっとしがみついて好きだよと念じると応えるように体を強く抱きしめられた。

「ステラ…っ」

 全ての想いをぶつけるような勢いで名前を呼ばれた瞬間、お腹の中に熱が迸った。ステラの中で肉竿が何度も震えてどくどくと精を吐き出す。

 気持ち良さそうに、そしてステラに執着するようにたっぷりと中に出すのが嬉しくて、ステラはノクスにくっついて最後の一滴が出きるまで精を受け止めた。








 
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