【完結】相性のいい魔力の色が見える魔女と番犬騎士

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 2人は雑木林の中の川辺までやってきた。
 ノクスが岩場に立つとステラはノクスの正面にしゃがみ込もうとした。
 
「ところ構わず座り込むな」

 ノクスはすぐにステラを立たせて岩場にローブを敷くとその上に座らされる。ステラがちょこんと腰を下ろすとノクスは納得した様子でステラの隣の何もない岩の上に座り込んだ。

「気にしなくていいのに」
「お前はもっと気にしろ」
「ありがとう」

 お礼にノクスの頬にちゅっと軽く口付けると特に反応はしなかったが満更でもなさそうな顔はしていた。
 ステラはノクスにもたれかかると足の上に手を置いてすぐに硬く膨らむ股間のあたりを撫でた。指先でさするように触れながら形を確認する。

「硬いまんまだね」

 さすりながら手で包み込んで握るとノクスは僅かに吐息を漏らした。ステラの腰に手が伸びて引き寄せられる。
 チラリと見上げると熱っぽくて苦しそうな瞳と目が合ってステラはすぐに肉竿を服の中から出してあげた。

 服の中で押し付けられていた大きな肉竿がふうと息をするように飛び出した。すでにステラの手は回り切らなくて、それでもしっかりと掴んで扱くとノクスは切なげな顔をした。

 発情香を浴びてから数時間は経ってる。
 かなり我慢していたのだろうなと察して気持ち良くなれるように素早く扱くと雄はみるみる硬く大きくなってすぐに限界を迎えた。

「ララ、離せ」
「どうして」
「出る。汚れるぞ」

 ノクスが微かに甘い吐息を漏らしながら告げるとステラは微笑んで耳元で囁いた。

「いいよ。ララの手、いっぱい汚して」

 告げた途端、ステラの腰に回っていたノクスの手に力が入る。ぎゅっと強く引き寄せられ、目が合うと強引にノクスに噛みつかれた。

 すぐに舌が入れられて濃厚なキスとなり、離れないように頭を抑えられた。舌を絡め取られて、ノクスに応えるように舌を突き出して唾液を絡めるとノクスの腰が動いて雄がびくっと跳ねる。
 強く張り詰めような感じがした後、びゅっと手に勢いよく温かいものがかかった。

 ノクスの出ちゃった。

 射精が始まってもノクスは口付けを止めようとはせず、最後の一滴が出るまでずっと気持ち良さそうに舌を絡めていた。

 ほんのりと情動が収まって唇を離すとノクスは真っ直ぐにステラを見ていてステラは頬を染める。その瞳はまだ熱っぽくて欲望に満ちていた。
 まだまだ治らなさそうだなと思ったステラは手の中ですでに元に戻ってきている肉竿を肯定するように優しくさすった。

 大きくなあれと丹念に扱くとノクスの肉竿は簡単に膨れていく。その素直な様子が可愛くて、手つきは大胆になっていった。

「もういい」

 またすぐに扱き始めたステラをノクスは止めようとしたが構わずに手を動かし続けた。

「まだだめ。ちゃんと出さないと体に悪いよ。ね?」

 優しい声で子供に諭すように告げるとノクスの眉間に皺が寄るが、渋りながらもステラの愛撫を受け入れた。
 ステラはノクスが出した白濁を塗りつけるように再び扱き始めた。

 白く細い綺麗なステラの指が肉竿に絡みついて一生懸命奉仕する様は綺麗なものを汚している感覚があってほんのりと罪悪感に襲われるが、同時に自分が綺麗なステラを汚していると思うと強烈な優越感に襲われ、ノクスはひどく興奮した。
 ただでさえ興奮するのに、ステラの手にはノクスの出したものがまとわりついていて、汚れることを嫌がることなく受け入れて、何度もノクスの雄に擦りつけている光景は強烈で、少し収まったはずの欲望がどっと湧き出てきて肉竿がびくんと跳ねた。

「ほら、まだたくさん出るよ」

 妖艶な顔をしているのに口ずさむ言葉は無邪気でそのギャップにノクスの股間は熱くなる。ステラの言うように発情香の効果が抜け切れていないようで、いつもひどく欲情するが拍車をかけて強く欲望が漲って抑えられなかった。

 ステラはいつにも増して簡単に大きくなるノクスの肉竿をじっと見つめていた。
 ノクスが気持ち良くなれるようにと、そればかり考えていたら自然とステラも下腹部が疼いてきてしまった。 

 ノクスの雄がびくりと震えて大きくなるたびに、中に入れてもらえたら気持ち良さそうだなと考えてしまう。それにステラばかりノクスに触れていて、ステラは触れてもらえないのが寂しくてどうしようもなかった。

 ちらりとノクスの方を見るとすぐに目が合う。どうしたと、優しげに問いかけるような目をしていてステラは空いてる方の手で自身のローブの留め具を外した。

「脱ぐな。風邪ひくぞ」
「んー」

 すぐさまノクスに注意されるがステラは手を止めずにブラスのボタンを外し始めた。
 朝ノクスに一番上までぴっちりと締められたブラウスのボタンを一つずつ外していくと淡い色の下着が露出する。襟ぐりが大きく開いたもので、ステラは胸もとに手を入れると膨らみを襟ぐりから外に出した。
 たわわに実った果実がふよんと溢れ出してノクスの雄はわかりやすく跳ねた。

「おい、ステラ」

 凝視しているくせに叱るような口調のノクスにステラは拗ねて口を尖らせる。

「こっちの方が興奮するでしょう?減るものじゃないし。触って良いよ」
「風邪ひく。しまえ」

 体は反応しているのにノクスの意志は固くて、ステラはむむっと不服そうな顔をしながら柔らかいおっぱいをわざとらしく腕に押し付けた。

「ノクスはララに興味ないんだ…」

 そう呟くとノクスはいつもの呆れたような顔をして仕方ないとばかりに手を伸ばしステラの胸に触ってくれた。

「あっ…ん」

 外気に触れて自然と立ち上がった蕾にノクスの手に擦れてステラは切なげな声を上げた。ステラが嬉しそうに擦り寄るとノクスは大きな手で豊かな胸をしっかりと包み込んで先端をくりくりと弄り始めた。

「んんっ、はぁ、あ…のくす」

 急に刺激が大きくなってステラは体を震わした。
 すごく気持ちいい。単純におっぱいの先を弄られるのはとても気持ちいいし、ノクスに触られるだけでとても嬉しいし、ステラに触れることでノクスが興奮していることにさらにぞくぞくとした。

 触ってもらうことができて満足したステラはぴっとりと体添わせて胸に触ってもらったまま再び肉竿を丁寧に扱き始めた。

 ノクスに可愛がられるとさっきよりも自然と触り方がやらしくなって、ノクスも胸が視界にあるせいかすぐに硬く張り詰めた。

 改めてまじまじと大きくなった肉竿を見ているとその向こうに先程ノクスが吐き出した跡が見えてステラはほんのりと頬を染めた。
 キスをしていて全く見ていなかったが、結構しっかりとした量を出していたようで岩場には濡れた後がくっくりと残っている。線状の真っ直ぐ飛んだ跡や飛沫の跡が付いていて腹の奥が潤むのを感じた。

 手にもたくさんかかったけど、地面にもたくさん出てる。あんなのをお腹の中に出されたら気持ちいいだろうなと考えたりしながら扱いているとまたノクスの肉竿が強く張り詰めて硬くなった。

「出そう?」
「ああ」
「いっぱい出して」

 そう言うとステラは素早く手を動かした。たくさん扱いて、先っぽを撫で回して可愛がるとステラの胸の頂をいじるノクスの手が急にやらしくなる。まるで一緒にイかそうとしているみたいに。

 魔女は感度がいい。と言うよりも魔力の相性のいい相手だと感度が馬鹿になる。ノクスの手で胸の先を触られただけで頭がおかしくなりそうなほど気持ち良くて、ステラは強く膝を擦り合わせた。ノクスのローブにお尻を擦り付けて足をぎゅっと閉じて甘い声を漏らす。

 秘部はきっとすごくとろとろになってる。下着やズボンを通り越してノクスのローブまで汚していたらどうしようと心配になったが、それを想像するだけで興奮して体がぶるりと震えた。

「はぁ、だめぇイっちゃう」

 甘ったるい声で気持ちいことを一生懸命伝えると、ノクスの肉竿は嬉しそうに震えた。腰が揺れてステラの手の中でグッと張り詰めて、ステラが絶頂を迎えて体を痙攣させたのと同時に先っぽから白い粘液を吐き出した。

 びゅっと真っ直ぐに飛んで岩場を濡らす。

 堂々と何度も精を吐き出す様子は男らしくてお尻の方までどんどん濡れるのがわかった。どうしよう、すごく入れて欲しくなってきた。

「ノクス…」

 縋るような目で見つめるとノクスは予期していたかのようにステラの手を肉竿から引き剥がして無慈悲に告げた。

「しないって言ったろ」
「…そんな。ひどい」

 残酷な言葉にステラは悲痛な声を上げる。ここで終わりなんてどうにかなってしまう。あの手この手で誘惑しようとしたが上手くいかずノクスは手早く服を直してしまう。

 まだいくらでも復活しそうな程よい意気込みを見せていたそれもズボンの中に仕舞われてしまい、ステラは絶望的な気持ちになって項垂れた。

「ねえだめ?本当にだめ?」
「帰ったらな」

 ノクスは全くと言っていいほど頷いてくれる気配がない。

 一生懸命に胸を使ってアピールをするが、すぐにノクスの手によって下着の中に仕舞われてブラウスもまた首元の一番のボタンまで締められてしまった。ローブを手に取るとまたはだけないようにきっちり着させられてフードは深く被せられた。

「くるじい」

 ぶうぶうと文句を言うが全く聞き入れてもらえず、その場でいじけていると、川の水で手を洗われて、今度はノクスがステラの手を引いて雑木林を抜ける。

「助かった」
「ねえ、お礼にえっち…」
「帰るぞ」
「ノクスのけち」

 そう言いながらもステラは繋いだ手を強く握り返す。
 体は飢えでどうにかなってしまいそうだったが、心はそれなりに満たされていた。

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