ダンジョンでサービス残業をしていただけなのに~流離いのS級探索者と噂になってしまいました~

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2巻

2-3

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 第三話 密売組織

「はっはっ、見ろよ! 二匹も出てきたぞ!」
「こんなんでいいのかよ。楽勝だな」

 第十階層の、とある場所。
 そこに、数人の男達がいた。
 数は十名――全員が、それぞれのスタイルに準じた格好をした、探索者である。
 そして共通点として――全員が、マスクを被って顔を隠していた。

「おい! まだそこらへんに出てきてないか?」
「いや、いないな。こんなところだろ。むしろ二匹もいたのに驚きだぜ」

 男の前には、地面に突き立てられた、巨大な青白い水晶のようなものがある。
 かなりの重量があるそれは、根元から切り落とされたアルテミスドラゴンの角だった。

「しかし、そのアルテミスドラゴンの角ってのは便利なアイテムだな。電流を流すと、特殊な電波を発して、モンスターの誘引ゆういん効果が発生するなんてな」
「普通だったら小せぇサイズくらいしか流通してねぇのに、こんな馬鹿でかいサイズが手に入るなんてよぉ」
「おうよ」

 二人の男の会話に、体からパリパリと電気を発している男が加わる。

「そこで、この俺様の出番ってわけだ。スタイル――《電気使い》の俺様が、このサイズのアルテミスドラゴンの角に電気を流せば、超強力な誘引効果が得られる。雑魚ざこモンスターは逆に恐れて近付かず……みたいな高レベルのモンスターだけ釣れるって寸法だ」

 電気使いの男の視線の先――仲間の男達二人の腕の中には、拘束された二匹のフェンリルの子供がいた。

「クゥ……」
「キャゥン……」

 まだ幼体で、体が小さいフェンリルが、特殊素材の金属のひも雁字搦がんじがらめにされている。

「後は捕縛用トラップに引っ掛かって、そのザマよ」
「すっげぇ! フェンリルだよ、フェンリル! ぜってぇ嘘だと思ってたぜ、あの噂!」
「超希少種のフェンリル、しかもまだ幼体だぜ!? なぁ、こいつ等売っ払ったらいくらになるよ!?」
「んなもん、億はくだらねぇよ」

 少し離れた位置にある岩の上に腰掛け、タバコを吹かしている男が言う。
 迷彩柄のバンダナに、迷彩柄のパンツ。
 上半身はタンクトップで、筋骨隆々きんこつりゅうりゅうとした体付き。
 顔は仮面で隠しており、両腕は無骨ぶこつで巨大なガントレットを装備している。

「しかも二匹だ。奪ったものを裏ルートに流すだけでクソ程金が入ってくる。全く、ボロい商売だぜ」
「なぁなぁ! 報酬は山分けだろ?」
「あぁ? んなわけねぇだろ」

 盛り上がる男達に対し、迷彩柄の服を着た男は言う。

「てめぇらは募集で集まったバイトだろうが。雇い主側の俺とそいつが九割もらうに決まってんだろ」

 迷彩柄の男は、電気使いをあごでしゃくりながら言う。

「ハァ!? 何だよそれ!」
「こんな中層まで連れてこられて、割に合わねぇよ!」
「あ? 何だ、文句でもあんのか?」

 迷彩柄の男が立ち上がる。
 立つとわかるが、図体がかなりでかく、迫力がある。

「何なら、この場での分け前の比率を増やしてやってもいいんだぞ?」

 凄まれ、脅され、闇バイトの男達は視線を泳がせる。

「わ、悪かった……」
「なぁ、もうこれで用は済んだんだろ? なら、もう帰ろうぜ」
「ああ、そうだな」

 迷彩柄の男が言うと、男達は撤収の作業に入る。

「おらっ! 大人しくしろ!」
「キャンッ! キャンッ!」

 フェンリルの子供達は、男達に体を締め上げられながらも、必死に声を上げる。

「うるせぇな! 大人しくしねぇと――」

 その時。

「ガァアアアアアアアアアアアアアアアア!」
「は?」

 その場に駆け付けたフェンリルが、男達に襲い掛かった。

「おわぁぁぁぁああ!?」
「な、何だコイツ!?」
「でけぇ! まさか、こいつが噂の――」

 風のように現れた巨大な白色の狼を見て、その場にいた男達は悲鳴を上げる。

「ガアアアアアアッ!」

 驚嘆きょうたんの最中、白色の狼――フェンリルの振るった前足が、子供のフェンリルを抱きかかえていた男達に命中した。

「ぐあっ!」
「でっ!」

 吹き飛ぶ男達だが、腕の中の小さなフェンリル達は離さなかった。

「ひっ! ひっ! ……ほ、骨、折れて……」
「いや、大丈夫だ、クソ痛ぇけど……」
「グルゥゥゥゥ……」

 フェンリルは忌々いまいましそうに男達を睨む。
 子供のフェンリル達を抱きかかえている事を考慮し、本気で殴れなかったためだ。

「キュゥン! キャン!」
「キャンッ! キャンッ!」

 二匹の子供達は、現れたフェンリルに助けを求めるように悲鳴を上げる。
 その声に応えるように、フェンリルは大地を踏みしめ牙を剥く――。

「ったく、何やってんだ」

 その時だった。
 フェンリルは、迷彩柄の服を着た男がすぐ間近に接近している事に気付いた。
 怒りで我を忘れ、注意力が散漫さんまんになっていたのだ。

「シィッ!」

 次の瞬間、ガントレットを纏った男のこぶしが、フェンリルの横っ腹を殴った。

「グゥッ!」

 打ち込まれた拳の威力に、フェンリルは思わず喉を鳴らし、一旦距離を取る。
 かなりのパンチ力だったが、耐えられない程ではない。
 フェンリルは疾駆しっくし、スピードで男達を翻弄ほんろうしようとする。

「無駄だ、馬鹿」

 が、その時だった。
 ――いつの間にかフェンリルの真横にいた迷彩柄の男が、再び拳をフェンリルに打ち込んでいた。

「!!!????」

 まさか、自分のスピードに付いてきているのか?
 フェンリルは驚愕する。
 だが、真実は違う。

「残念だったな、俺のスタイルは《磁力拳士じりょくけんし》――殴った対象にSかNの、磁力のエフェクトを付与する事ができる」

 迷彩柄の男は言う。
 先程殴られたフェンリルの胴体部分に、という青い文字が貼り付いていた。

「そして、磁力が付与されている限り――俺の拳はお前を自動で追跡する。お前がどれだけのスピードを持っていようが、関係なくな」

 その言葉の通りだった。
 すかさず地面を蹴って距離を取るフェンリル。
 しかし次の瞬間には、まるでそのフェンリルに引き寄せられるように男が移動し――。

「オラァッ!」

 抵抗する間も与えず、フェンリルの胴体に拳を打ち込む。

「ギャゥッ!」

 思わず、フェンリルも悲鳴を上げてうずくまる。

「オラ! オラ! オラ! オラ! オラ! オラ! どうした、こんなもんか超希少種!?」

 二発、三発、四発、五発、六発、七発――男は、倒れたフェンリルに容赦なく拳を打ち込んでいく。

「カ……カフ……」

 やがて、血のかたまりを吐き出し、フェンリルは地面に横たわった。
 白色の体は、拳を叩き込まれた箇所が血に染まり、その下の皮膚ひふれ上がり、小刻みに痙攣けいれんしている。

「おい! せっかくのフェンリルだぞ、殺すなよ!?」
「殺してねぇよ。ちょっと痛めつけただけだ」

 電気使いの男が叫ぶと、磁力拳士の男は浮薄ふはくに笑う。

「んだよ、ビビらせやがって……」
「おい! 俺にも殴らせてくれよ! さっき一発食らった分だ!」

 地面に横たわったフェンリルの周りに男達が集まってくる。

「しかし、やっぱつえぇな、あいつ……元プロなんだっけ?」
「なんか不祥事ふしょうじやらかして懲戒ちょうかい食らったって聞いたけど、腐っても実力者だな」

 男達は、磁力拳士を見ながらヒソヒソ話をする。
 そう言う彼等は、電気使いと磁力拳士に雇われただけの闇バイトだ。
 探索者の才能はあるもののダンジョンには興味がなかった人間で、手軽に金を手に入れようと磁力拳士達に協力しているのだ。

「ところでよう……こいつ、そのガキ共とどういう関係なんだ?」

 そこで、タバコを吹かしながら磁力拳士が呟く。

「もしかして、そいつ等の親か?」
「まさか! モンスターがモンスターを産むわけねぇだろ! モンスターはダンジョンから生まれるんだからよぉ!」

 磁力拳士の言葉に、電気使いが笑いながら反応する。

「いや……聞いた話だがよ、モンスターの中には時々っつぅ変わった個体が生まれる事があるそうだ」

 磁力拳士は、眼下のフェンリルを見下ろしながら言う。

「もしそうならよぉ、こいつは超希少種のフェンリル、かつイレギュラーっつぅ事になる。相当貴重な存在だ。しかも、ガキを産む個体っつぅなら……」

 そこで、磁力拳士が何を考えているのか察したのだろう。
 電気使いも下卑げびた笑みを浮かべる。

「手に入るのは、この二匹どころじゃねぇ……おいおい、いくらでも金を生み出せるかもしれねぇな、こいつ」
「おい、クソ狼」

 磁力拳士がしゃがみ、フェンリルの頭を掴む。

「そっちのガキ共を殺されたくなかったら、大人しく言う事聞け」
「ク、クゥ……」

 フェンリルは、弱々しく子供達を見る。

「キャン! キャン!」
「キャウゥ……」

 おびえる子供達の姿を見て、憎々しげに目をつぶる。

「よし、お前等、こいつも持ち帰るぞ。おい、《アイテムボックス》寄越せ」
「待てよ、まずはこいつをしまわねぇと……」

 電気使いが、アルテミスドラゴンの角を、地面に置いた皮のかばんに突っ込もうとしている。

「そんな馬鹿でかい角、どこで手に入れたんだ?」

 そこで、一人の闇バイトが電気使いに尋ねた。

「ああ? ああ、この前新東京ダンジョンから運び出されてたからよう、それを横からかすめ取ってや――」
「なるほ――!?」

 ――気付くと、男達の後方に一人の男が立っていた。
 ――軽装の防具を身に纏い、両腰に一対のダガーを装備した男だった。

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 現場へと追い付いた俺は、その場の状況を見て――全てを理解した。
 まずはフェンリル。
 やはり、あのフェンリルは子供をまもっていた。
 本来下層にいるべきフェンリルが、中層の比較的安全なエリアに上がってきていたのは、すなわち、下層の危険から護りたいものがあったからだ。
 地面に横たわった、痛々しい姿のフェンリル。
 拘束されている小さなフェンリル達を見て、その子達を救うために怒り狂い、しかし平常心を失って足をすくわれてしまった……というところか。
 そして、そのフェンリルの周囲に立つ男達。
 こいつ等の正体が何なのかは……一番奥の男のそば、地面に突き立てられたアルテミスドラゴンの角を見れば、一目瞭然だ。

『犯人の目星はついとる。ここ最近、この業界で暗躍しとる密売組織や』

 俺の脳裏に、葉風さんとの会話がよみがえる。

「ちっ……通りすがりの探索者かよ」

 一番手前でしゃがみ込んでいた、迷彩柄の服を着た男が立ち上がって俺に近付いてくる。
 眼前に立った男は俺よりも一回り、いや二回りもでかい図体をしていた。

「おい、何見てんだ。消えろ」


〈あ、やっと追い付いたみたい〉
〈フェンリルも影狼も速過ぎるんだよぉ〉
〈あれ、でも……あれ? なんか、画面暗くない?〉
〈これ、影狼の背中だろ〉


 追い付いてきたドローンカメラを、俺は静かに自身の背後へと隠すように操作する。
 これで、男達にはカメラの存在はわからない。
 映像には映っていないが、マイクは会話を拾っているはずだ。

「こんなところで何をしている。その狼は……お前達が重傷をわせたのか?」

 俺は、何もわかっていない通行人のように問い掛ける。

「消えろつってんだろ、聞こえねぇのか?」

 迷彩柄の服を着た男は苛立いらだち混じりの声を発する。


〈んん? 何何? 何が起こってんの?〉
〈なんか、別の男の声が聞こえない?〉
〈誰かいるのか?〉
〈なんかこれ、あれだな……あれっぽくね?〉
〈ああ、わかる、「ぼったくりバーに潜入してみた」みたいな配信の感じだ〉
〈隠し撮りだから、会話だけ聞こえてくる感じのな〉
〈っていうか、今、狼が重傷負ってるとか言わなかった?〉


「その狼……フェンリルじゃないのか? そっちの小さなフェンリルは捕まえたのか? まさか、ダンジョンの外に持ち出して密売するつもりじゃないだろうな?」
「……おい、お前、何のつもりだ?」


〈は? 密売? モンスターの?〉
〈小さなフェンリルって……幼体って事?〉
〈ああ、あのフェンリルは親だったのか?〉
〈いやいや、モンスターはダンジョンから生まれるんだから子供を産むわけ……〉
〈いやそれどころじゃないだろ! モンスターを外の世界に持ち出して売るとか言ってるぞ!?〉
〈かんっぜんにアウトだろ! アイテムや素材と違って、確かモンスターは国際条約で……〉


「おい、何だよそいつ。なんか気味が悪ぃよ……もうずらかろうぜ」
「いや、もういい。コイツはこの場で殺す」

 奥の方でパリパリと電気を発していた男は撤収する事を提案するが、迷彩柄の男は殺気だって俺を睨みつける。
 そして、ガントレットをめた拳を持ち上げる。
 一方、俺は電気男の方に目線を向ける。

「最後の質問だ。そのアルテミスドラゴンの角は、どこで手に入れた?」


〈アルテミスドラゴンの角……?〉
〈アレって確か、影狼が新東京ダンジョンの中層に……〉
〈でも、あの後、確か回収してなかったような……〉
〈確か、アルテミスドラゴンの角って電気を流すと、特殊な電波を発してモンスターの誘引効果が発生するんだよな?〉
〈……あ〉
〈あ〉
〈あ〉
〈あ〉
〈あ、ふーん(察し)〉
〈点と点が繋がって線になりましたね〉
〈まさか、こいつ等……〉


「……あ」

 そこまで来てやっと、電気男は俺を見て何かに気付いたのかもしれない。

「あ、おい、そいつ……」

 慌てて言葉を発しようとした。
 しかし、それよりも早く――

「無視してんじゃねぇぞ、コラァ!」

 迷彩男の方が、俺の襟首えりくびを掴み上げた。

「調子に乗って首突っ込んできたテメェの責任だ。大人しく何も見てないふりしておけば良かったって、あの世で後悔してもおせぇぞ」
「…………」


〈ちょっと待って、この流れ……〉
〈なんかとんでもない展開になってない!?〉
〈そうだ! ダンジョンのアイテムや武器を強奪ごうだつして売り捌く密売グループが増えてるって、タイマが注意喚起してたっけ!〉
〈こいつ等、影狼のアルテミスドラゴンの角を盗んで、密猟目的でフェンリルをおびき出して、しかも捕獲しようとして重傷負わせたって事!?〉
〈ドクズかよ!〉
〈いや、というか、影狼、喧嘩売られてない?〉
〈逆ギレじゃん〉


「良い事教えてやるよ。今、お前の体にS、俺の拳にNのエフェクトを付与した」

 迷彩柄の男が、俺の襟首を掴み上げながら言う。
 発言から察するに……コイツのスタイルはに関連するタイプらしい。

「もう終わりだ。お前が急いで逃げようが、俺の拳はお前の体に吸い寄せられて命中する。お前が挽肉ひきにくになるまで、百発はぶち込んでやるよ」
「…………」

 丁寧な説明セリフだ。
 よっぽど、相手をビビらせたいらしい。
 俺は、溜息を吐く。
 その、何も感じていないような反応が気に食わなかったのか。

「死ねェッ!」

 迷彩男は、俺を突き飛ばすと、渾身の力を込めた右ストレートを俺に打ち込む――。
 ――瞬間、男の右手のガントレットが粉々に砕け散った。

「―――は」

 バラバラの鉄屑てつくずになって舞い散るガントレット。
 その下の拳の……五本の指も根元から切断され、ボトボトと地面に落ちた。

「あ、ああああああああああああ!?」
「……百発か」

 驚愕し雄叫びを上げる男の前で、沙霧を振り抜いた状態の俺は言う。

「人を一人仕留めるのに、何故そんなに手数が掛かる」
「な、何者だ、てめぇえええ!?」

 すかさず、左の拳を放ってくる男に――俺は沙霧を振るう。
 迷彩男の首が、宙に舞った。

「お前等にアイテムを奪われた被害者だ」

 俺は沙霧についている【峰打みねうち】というスキルを発動していた。
 このスキルは、相手が探索者の場合、絶命に至るダメージを与えても死なないというもの。
 ただ、相手は死亡する代わりにステータスが初期状態に戻ってしまうが……。
 爆煙が発生し、【峰打ち】の効果により気絶状態となった迷彩男が地面に転がる。
 仮面が外れ、その下の素顔があらわとなった。
 俺は、背後に隠していたドローンを自動操縦に戻すと、残った九人の男達に沙霧の切っ先を向けた。

「並べ、全員打ち首だ」


〈影狼ぶち切れてますやん〉
〈まぁ……ね?〉
〈まさか、リアル窃盗団の現行犯逮捕配信が始まるとはww〉
〈いけえええええええええ! ぶちのめしてやれ影狼!〉
〈犯罪者共をとっ捕まえちまえ!〉
〈今来たところなのだけど、何やらとんでもない事になっていないか? あの男達は何をしでかしたんだい?〉
〈彼等は影狼のアルテミスドラゴンの角を盗み、犬(フェンリル)をいじめました〉
〈ワオ、自殺志願者かな?〉
〈某海外映画の伝説の殺し屋かよ〉


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