ダンジョンでサービス残業をしていただけなのに~流離いのS級探索者と噂になってしまいました~

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第三章 KOD第二次予選編

第50話 派閥争い

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「ようこそ~、目下絶好調の影狼君やーん、今日はどうしたん?」
「いえ、葉風さんに呼ばれたから来たんですが」
「隊長、ふざけすぎですよ」

 本日、俺は対ダンジョン・魔獣特務機関――通称タイマの本部ビルに招かれていた。

 本部ビル内の、とある会議室の一つへとやって来た俺を出迎える、いつもの調子の葉風さん。

 そして、そんな葉風さんのサポート役として、今日もお勤めご苦労様ですな東さん。

「嘘嘘、いやぁ、影狼君、ごめんないきなり呼び出したりして。でも重大事態発生やねん、許してや」
「メールでも書いてましたね……何があったんですか?」

 深刻な表情になった葉風さんに合わせ、俺も真剣な態度になる。

 葉風さんは、横に立つ東さんに「アゲハちゃん、あれを」と指示する。

 東さんは、大きくて平面状の、黒い大きな鞄を持ち上げた。

 これは……ガーメントバッグ?

 背広やスーツ等を運ぶための鞄……スーツ入れだ。

 俺も社会人の端くれだったので知っている。

「あの、これは」
「遂に……遂に影狼君用の制服が完成したんや! 今日はそれを渡すために来てもらったっちゅうわけやねん!」
「……はぁ」

 俺は生返事を返す。

 何か急を要する状況なのかと思ったのに……拍子抜けもいいところである。

「いやいや! もっと感動しようや!?」
「葉風隊長、渡さんのこの反応は当然です」
「なんでやねん!? タイマ初のExランクプロ誕生! それに伴い、僕等の派閥のみんなで集まって夜通し会議して決定した制服やで!?」

 なんてどうでもいい事に時間を掛けているんだ、プロ探索者。

 暇なのだろうか。

「ま、何はともあれ、これで君は何の疑いようもなくプロの仲間や。是非着替えて見せてぇや」
「はぁ……」

 期待の眼差しを向けられ、そう言われたなら……まぁ、応えるしかない。

 俺は会議室の隅に用意されていたパーテーションで目隠しし、制服に着替える。

「おお! ええやんええやん! めっちゃかっこいいやん! そう思うやろ、アゲハちゃんも!」
「はい。凜々しいお姿だと思います」

 着替え終わった俺は、二人の前に出る。

 全体的には、二人の着ている黒のスーツと変わらない。

 が、腕回りの一部が加工されており、そこに『Ex』を崩したデザインの紋様が縫製されている。

「で、これも組織からの支給品や」

 そこで葉風さんは、俺にタイマのアイコンが象られたピンバッジを渡してきた。

「これは……」
「まぁ、アイテムの一つと考えてもらってええ。それを身に付けてると、通常のスタイルの衣装と、タイマの制服で換装した姿を変更できるんや」

 なるほど。

 タイマの隊員が二種類の姿を変更できるのは、このアイテムの力があったからなのか。

「ありがとうございます」
「どういたしまして。いやぁ、しかし、一つだけ残念な事があるとするなら、僕のアイデアが採用されへんかったことやな」

 葉風さんは無念そうに天を仰ぐ。

「僕は背中にデカデカと『Ex』! もしくは『影狼』! って描くデザイン案を出したんやけど、惜しくも却下されてもうたんや。まぁ、これもシンプルながらコンパクトに収まってて、中々渋いからええけど」

 ……葉風さんには悪いが、この案が採用されて本当によかったと思う。



 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆



「ほんで、影狼君、アレの件はどうなったんや?」

 ひとまず、制服のお披露目は済んだので、俺は私服に戻る。

 東さんの用意してくれたコーヒーを飲みながら、近況報告を交わす事になった。

「アレ?」
「KODや、KOD。しらばっくれてもあかんで? 今んとこ、今年のKODといったら影狼参戦の話題で持ちきりやん」

 ニヤニヤしながら葉風さんが言う。

 確かに、KOD第一次予選の全日程が終了した後、ネットニュースでは俺の事をタイトルに上げている記事が散見された。

 どうやら、俺が一次予選の『ゴーレム狩り』で獲得した点数は、ぶっちぎりで全参加者中トップだったそうだ。

《最強》ゴーレムを倒す事ができたのも、俺だけだったらしい。

「ダンジョン関連の話題を取り扱ってる編集社は影狼君を推してて、芸能系の記事を取り扱っとる編集社は負けじとヒバナを推しとる。中には、早くも『影狼とヒバナ、どちらが上か』なんて煽っとるところもある。ええやんええやん、この対立構造。界隈が盛り上がっとる証拠や」

 スマホに表示されたネットニュースの見出しを眺めながら、葉風さんは嬉しそうだ。

 日本のダンジョン文化の向上。

 探索者のレベルアップ。

 タイマ内における、葉風さんが所属する一派の目標である。

「ほいで、影狼君、二次予選は? 確か、二次は東京・大阪の2都市、合計8会場での開催やろ? 東京4会場の内の、どの日程に振り分けられたん?」
「はい、先日通知が来たんですが……俺はBブロックでした」

 KOD運営から送られてきたメールを見返し、俺は言う。

「シュガァやトーミケも参加するんやろ? あの娘らは?」
「三人とも別ブロックでした。会うとしたら、次の準決勝になります」
「ほーん、しかしBブロックか……ってことは、アゲハちゃんとも別ブロックやな」
「え?」

 俺は、東さんを見る。

 東さんは「ゴホン」と咳払いする。

「ああ、そういえば言ってなかったか。実は、アゲハちゃんも今年のKODにエントリーしとるんや」
「そうだったんですか?」
「ええ、一応」

 確かに、KODはプロ探索者の参加も自由だ。

 先日葉風さんも、タイマから何人か参加予定だと言っていた。

「アゲハちゃんは個人のチャンネルを持っとらんけど、前大会にも出場してて決勝ラウンドまで進んどったんや。せやから、二次予選から参加できるシード権をもらっとってん」
「なるほど」
「渡さんとは別ブロックですが、もし行く行く競う事になりましたらよろしくお願いいたします」

 そう言って、東さんは頭を下げた。

 俺も「こちらこそ」と頭を下げる。

 東さんの戦う姿が見られるかもしれないのか……何気に楽しみだ。

 さて――それから少し雑談を交えた後、用件を終えた俺は帰路に着く。

 会議室を出て、葉風さんと東さんと共に本部の玄関口へと向かう。

 その途中で、だった。

「そや、この前のフェンリルを紹介した時の配信、めっちゃ評判ええんやで。切り抜きもしこたま出回っとるし、ダンジョンに潜らん日は愛犬紹介動画を――……」
「……?」

 廊下の向かいから、こちらへとやって来る二人組が見えた。

 その人物達を目撃した瞬間、葉風さんは口を閉ざす。

 徐々に距離が縮まり、俺達とその二人の人物は廊下の中央でかち合い、立ち止まる形となった。

 一方は、巨漢だ。

 190近い長身に恰幅の良い体格。

 スキンヘッドで、眼鏡の奥の三白眼で俺を見下ろしている。

 もう一人も、負けず劣らずのガタイをしている。

 ドレッドヘアに厳つい顔……。

 ん? この顔、どこかで見たような……。

「これはこれは、伊東いとう隊長。お仕事ご苦労様です」
「心にも無い事をほざくな、葉風」

 スキンヘッドの巨漢が、表情を変えぬまま言う。

 そして、視線を俺へと戻す。

「彼は……噂の影狼か?」
「ええ、この度、Exランク就任が正式に決定しましたんでね、仲間の証である制服とバッジを渡すために来てもらったんです」
「上層部も、こういう時に限って判断が早い。いつものようにもっと慎重に協議を重ねるものと思っていたが……誰かさん達が力尽くで意見を押し通した結果か?」
「いやいや、組織内の大半が賛成してくれてましたし、遅かれ早かれでしょう」

 あははと軽快に笑い、葉風さんは俺の肩に手を置く。

「改めて紹介します。彼は、影狼こと渡陽向君。ほんで、こちらのナイスガイは探索部、第六部隊隊長の伊東焰いとう・ほむらさん」
「よろしく」
「初めまして、渡です」

 差し出された伊東さんの手に、俺も右手を伸ばす。

 グッと、力強く握手をした。

「渡君……影狼君は、今年のKODに参加していたんだったか」

 そこで、伊東さんが出し抜けにそう言った。

「ええ、まぁ」
「第二次予選はどのブロックに振り分けられたんだ?」
「Bブロックです」
「それはちょうどいい。実は、コイツも今年のKODに参加している。二次予選にも進出していて、君と同じBブロックだ。玄閒くろま、お前も挨拶しろ」
「………」

 伊東さんの後ろに立っていた、ドレッドヘアの男が前に出る。

 俺よりも頭一つ身長が高い。

「第六部隊副隊長の玄閒です。よろしく」

 ドレッドヘアの男――玄閒さんが、丁寧な口調で握手を求める。

 俺も、「渡陽向……影狼です」と握手に応えた。

「最近の目覚ましい活躍の数々、拝見しております。当日は、胸を借りるつもりで挑戦させていただきます」
「いえ、俺の方こそ、プロの戦う姿を近くで見て学ばせていただきたいと思っています」

 厳つい見た目に反し、礼儀正しい言葉使いだった。

 俺も社会人モードで応対する。

「……あの」

 そこで、俺は一つ疑問に思った事を口にする。

「僕と玄閒さん……どこかでお会いした事がありますか?」
「………」
「玄閒さんのお顔に見覚えがあるといいますか……もしも以前に面識がありましたら、大変失礼だとは思いますが」
「……俺とあなたは初対面ですよ。ですが、そう思うのも無理はありません」

 そこで、玄閒さんは言う。

「先日、あなたが秋葉原ダンジョンで捕縛した密売組織の末端構成員……《磁力拳士》の男は、俺の弟です」
「………」

 そうか。

 あの、元プロだったという男……。

 だから、見覚えがあると思ったのか。

「それは、何と言いますか……」
「気にしないでください。むしろ、影狼さんには感謝していますよ。あのクズに制裁を加えてくれた事に。お陰で、これ以上身内の恥を世間に垂れ流さずに済む。まぁ、そもそも縁は切っていましたが」
「………」
「《峰打ち》なんかじゃなく、そのまま斬り殺してくれてもよかった」

 玄閒さんは、俺の手を離す。

「では、大会ではよろしくお願いします」
「……ええ」
「伊東隊長、ほなまた」
「ああ」

 俺達は擦れ違い、それぞれの方向に歩き出す。

「影狼君、あの玄閒には注意しぃや」

 しばらく黙って歩き進んだ後、葉風さんが言った。

「第六部隊隊長、伊東焰。その部下で副隊長の玄閒も、僕と対立しとる派閥の構成員や」
「……対立」
「前にも言ったとおり、僕の所属する一派は、この国のダンジョンに関わる文化の底上げを望んどる。が、連中の目的は逆……停滞や」

 葉風さんは冷たい声で言う。

「それは、どうして?」
「簡単に言うと、外国の手先だからや。この国が諸外国に比べて弱体化する事が目的、っちゅうこっちゃな」
「……色々とあるんですね」
「ほんまにな。さっきはなんや友好的な態度示してきたけど、君のExランク就任に大反対しとったのはアイツらや。僕等が持ち上げとる君に、どさくさに紛れて何をしてくるかわからん。だから、注意が必要や」
「わかりました」

 俺は言う。

「もし何か気に入らない手段を用いてきたら、遠慮無くタコ殴りにします。葉風さんのお望み通り」
「……ほんま、君は頼りになるわ」



 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆



 ……そして、翌日。

 第三回KODグランプリ――二次予選。

 日程開始。
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