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自分、ファイトファイト!
しおりを挟む5日間、俺はよく耐えきった。
まず、スライムだ。この5日で40匹は中で潰れた。
ウゴウゴと内部で動かれる振動が気持ちよくて締め付けると潰れる。それの繰り返しだ。あと、拡張のためのアナルプラグも変なところに突起があり、気持ちよくてこれまたスライムを潰す原因になった。
「アラタ様は才能がおありで」
「これならば苦しまず行為が出来そうですね」
と女官達は喜んでいた。
全く嬉しくないが、この場合はよしとする。
あと、スクワットだ。中にこれらを入れっぱなしにしてのスクワット。これが辛かった。なんの拷問だよって話だよな。スライムを何匹も潰しちゃって、流石にスクワット中はそれらを抜いてもらって励んだ。
あとはバランスよく食事をとり、毎日体を磨かれる。
短期集中美トレーニングを受けた俺の身体は5日間とは言え、別人のように艶やかになっていた。
そして、俺も5日前に比べて自信が持てるようになった。
「俺、いってくるっす!」
「ご立派です。あ、水分補給をお忘れなく。喉が渇いたと思ったらすぐに飲むのですよ?」
なんか三日間で女官が俺の母ちゃんかばりに口煩くなったけれど、とても心配してくれているのが分かる。
見送られて、王子の部屋へ向かった!
◇
トレーニング中に痛みを薄めるお香とかないのかと聞いたことがあった。あるそうなのだが、発情している王子にどんな影響があるのか分からない為、出来ないと言われた。
また内服薬は依存性があるため、やめておいた方がいい。と。
「アラタ様の才能でしたら、大丈夫ですわ」
だから、王子のエクスカ〇バーを挿入し、性行為ができたら、それは本当に俺の努力と才能のおかげだ。
部屋に入った俺は、王子が寝ている天蓋つきベッドに近づいた。
パンと頬を叩き、短期集中決戦だ! と気合を入れる。
天蓋をめくると、美貌の王子が苦しそうに発情している。ギンギンしているエクスカ〇バーを見てももう怯えない。
実はこの5日間、王子に慣れておかないとと思って、暇あればこうして声をかけに来ていたのだ。
王子だって、見ず知らずの相手に跨られるのって嫌だよね。
だからさ、ちょこっとお互いの嫌さが薄まればいいなって声かけていたの。いつも王子は意識がないけど、たまに薄く目を開ける時があって、その時にベラベラと自己紹介しておいた。
「王子、アラタです。えーっと、王子の呪いを解きにきました」
意識ない王子の身体に跨った。この期に及んで、俺は迷ってしまう。
いやいや、ブスッとしてブスブスッとして終わり! 王子の呪いは解けて、俺は解放され幸せ異世界ライフを送るのだ。
いざ、実践!!
思い切りよく、滾るエクスカ〇バーの先っぽを体内に含めた。その感覚にイケるとトレーニングの確かな手ごたえを感じる。ちょっと引っ張る感じがするけれど痛くない。俺ってすげぇ。
よし! 王子にも拒否反応はない!
「ふっぐ! いけるぜ」
グッと押し込んだら、スライムがクチュンと潰れて内部に濡れた感触が広がる。
益々滑りが良くなる。ここからが、脳内トレーニングがいかされる時。
王子の胸に手を置いて、動きやすくし、上下に動き始める。
「はぁはぁはぁ……」
筋トレも役にたっている。濡れた感触が酷くなっているので、王子がイッたのかもしれない。でも、まだ王子は目覚めないし、エクスカ〇バーの硬度は変わらないままだ。いつまですればいいのだろう。
あ、でも、徐々に苦しそうな表情は取れて……、なんというか、この人って色っぽい。凄く気持ちよさそうだ。
「はぁはぁ、あ、水だ」
用意された水を飲みながら、王子も汗だくなので、飲ませようと水筒を口に持っていく。けれど、意識のない相手に水を飲ませるのは至難の業だ。
「——これは、人命救助。よし」
俺は口に水を含んで、王子の口に水を流し入れた。それを三回繰り返した時、俺の尻をグッと掴まれてしまった。
「っ!!!!」
腰を押し込まれる。王子が動き始めた。
「ひぅっ!!!」
自分でやるのとやられるのでは威力が違う。尻にガンガン突っ込まれる。身体を支えていられなくて王子の首に腕を巻きつけて衝撃を受け止める。
「はっ、あ、あ、あっ、あ」
それから俺と王子は行為に励んだ。
何度かの射精後、王子は意識を取り戻した。しっかりと目が合う。欲情して苦しそうな顔。
「はぁはぁ、……っ、っ、ごめん、ね、頑張って……」
「ひ、ひ、大丈夫っすっ! ファイトっす!」
「もう少し、だからっ、頑張って!」
「う……う、うっす!! は、はぅうふぅううう…… ファイトォ!!」
「もう少し……はっ、また!」
「はっぁああい、が、頑張りまっす!! ファイ、オォオ!! ファイィ! ……っ、っ!!」
最初は、がむしゃらな動きで我慢出来たんだ。気持ちいいところを敢えて避けていたし、出来るだけ腰を浮かせて奥までツッコまれるのを避けていたし。だけど、あまりにガンガン突っ込まれると奥の方も緩んできて……そこからが地獄だった。そこを突けば気持ちよくなる俺を見た王子が、確実に狙ってくるようになったのだ。
つつつ……と俺の頬を撫でて微笑む余裕が出た王子。ファイトファイトと応援してくれるし、慰めるように顔中にキスをしてくれる。
「アラタ、ファイト」
「ううぅう……ファイ……」
まるまる二日ファイトした。
なかなかの死闘であった。
瀕死だ。……足がガクガク、尻がピクピク痙攣を起こしている。もう指一本動かせない。
そんな中、王子がお礼を言いながら俺の身体を抱きしめて来た。どうやら上手く呪いは解けたようだ。
「ありがとう」
すげぇ嬉しそうじゃないか。俺、役に滅茶苦茶立ったんだな。
「——……いいってことっすよ」
死闘を共に乗り切ったのだ。俺は王子に戦友っぽい気持ちが芽生えていた。——俺はね。
明日から異世界パラダイスの始まりだと目を閉じた。
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