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12 レオ視点
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レオ視点です。
ベッドで大きな息を吐きながら意識を飛ばした爽太さん。
思わずガクリと肩を落とすと勃起しまくっている俺の息子が目に入る。
ヨダレたらしまくって期待に満ちている。可愛そうな奴……。
やってしまった……。Hしたかった。
爽太さんのお尻の中、指をキュウキュウ締め付けるわ、あったかいわ、気持ちよかった。
爽太さんの尻の蕾を見ると、意識がないのにヒクヒクしている。中が今どういう事になっているのだろうかという興奮と好奇心が強まる。
だけど、グッと堪えた。偉い!
シーツをふわりと彼にかけた。
受け入れようとしてくれただけでいいか。その彼の優しさが嬉しいのに無理は駄目だよな。
「爽太さん、ありがとう」
シーツ毎彼を抱きしめる。
俺はこれでも結構悩んでた。
誰にも興味が持てず拒否したまま、これからの人生を生きなくてはいけないのかと思っていた。
でも、違った。
出会ったあのキラキラのまま爽太さんを好きになって、話して、やっぱり好きだった。
爽太さんが好きを教えてくれた。
彼は怖いから嫌だってずっと言っていたのに、受け入れてくれた。
「好きだ。爽太さん」
ぎゅうっと抱きしめた後、爽太さんの可愛い唇に軽くキスを落とした。
爽太さんは明日休みだと言っていた。なら、このままこのベッドで寝て行ってもらおう。
起きて身体がベタベタして不快感があってはいけないので、身体を拭こう。
そう思って、準備をしに部屋を出た。
準備をしながら、やっぱり顔が緩む。
爽太さんの厭らしい姿……もう、ずっと頭でリピートしてしまうな。
ニマニマと清拭の準備をして部屋に戻ろうとすると、部屋から「う…うぅん。…ひぐっあぁんっあぁ…」とくぐもった声が聞こえた。
もしかして、爽太さん側の拒否反応か何かだろうか。
そうだとしたら、まだ掻き出していない唾液がヤバい!
俺は、急いで部屋のドアを開けた。
「ハァハァ……あふぅっレオォ……な、んんっなぁ、なぁ…に?これ、んんあぁ。尻っあついぃ……
目覚めた爽太さんが真っ赤にして震えている。
お尻がもぞもぞと揺れて……エロイ。鼻血でそう! 何があった?
「ふぃい……んんんっあぁん。し、り、変っあぁ、うごけ…んんっあついぃぃ。変だぁ……助けっ!!」
そう言いながら俺に手を伸ばしたが、フラフラの身体を自身で支え切れずにふらつく。
ベッドから落ちそうになったところを慌てて受け止める。
「爽太さんっ!?」
凄まじい色香を放つ爽太さん。
どこか苦しいのかと背中を擦ると、身体全体がびくびくと痙攣する。
「レオ、んんっあぁ、しりぃ、どうにかしてぇ…っ!!」
そう言って受け止めた爽太さんの身体が俺に向かってスリスリと擦りつけられる。
「尻……?」
俺は先ほど唾液まみれにした彼の後孔を指で触った。
「あぁっんっ!!」
「すっげぇ。お尻がヒクヒクしてる。なにこれ。ずっと尻でイってるのか???」
なんで、こんなことに。そう思いながら、ヒクついて何かを求める後孔から指が離れず。クポりと指が挿っていく。(挿っていくと言いながら挿れているのは自分なんだか)
「ひぅっん。ん――あ、あ、ああ―――あぁ。」
指を挿れた途端、精液がビュウビュウと俺の腹に出される。
何これ。凄いご馳走が目の前にあるんだけど。
はぁはぁはぁと大きく息をする爽太さんの顔にキスをする。
精液を含むのを忘れ、彼の口腔内を貪る。口の中で彼がくぐもった喘ぎ声を出して互いの口腔内で響く。
爽太さんの尻の中がずっと俺の指を締め付けていて、二本目を入れてぐちゅぐちゅと唾液を内部に塗り込むように内側へ塗り込む。爽太さんが息苦しいのか首を横に振るため、唇を離す。
「ふううっン―――ああぁひぃ…んああぁあっ!!」
この腹側にある少しの膨らみを指で軽く押すと声が大きくなる。
「指でぐちょぐちょされるの、そんな気持ちいいのか? ずっと中でイってんじゃん。いやらしいな」
「はぁ、いっあぁん、ふぇっあ、怖いよ…ううぅ。気持ちいぃ…ああぁんっ!!」
指三本挿ってもトロトロしている。指が蕩けそう。ここに俺のを挿れたい。
挿れて爽太さんと奥まで繋がりたい。
「……俺、これ以上触っていたら我慢できずに挿れてしまう。爽太さん、もう意識ないだろ。もう……やめておこう。後悔するから」
あぁ、でも、この指…このトロトロのお肉から離れたくないって言ってる。
くぅ。抜きたくない……厭らしく指を食べやがって。
でも、やっぱりだめだと指を抜く。
「あーあぁ……あ、あ、あっ抜い……やだぁ。レオっレオォ……ひっくっひっくっ。」
抜いちゃっやだぁと爽太さんの目から大粒の涙。
涎が口腔内に一気に溜まる。一体何が……?
もしかして、唾液の成分が爽太さんに効きすぎてしまったのか。
「お尻、ヒクヒクとま、んな、いぃ、擦ってぇ、さっき、みたいに、お尻の中…ほ、し……」
爽太さんが俺の目を見て言った。その目が涙で溢れているのに、ちゃんと俺と目があった。
「ここに俺のを挿れてもいい?」
コクコクと爽太さんが頷く。
ゴクリと喉がなる。
「もし。後悔したら、俺を詰って。責めてくれ」
ぎゅうっと抱きしめて、うつ伏せにした爽太さんのお腹の下にクッションを入れる。
ドロドロになって真っ赤になってひくつく後孔に俺の怒張したペニスを添える。
その先端をモグモグ食べ始める。
「あぁ、んあぁ、んんっんんっ!!」
「あぁ?まだ全然挿っていないぞ。縁だけで気持ちいいのかよっ!」
余裕はないけど、ほんの先っぽを入れたり捏ねたりする。処女だから加減しなくてはという意識が消えかかりそうな程、トロトロになっている。
じゅぷっと音を立てて奥へ侵入する。
「あーあ。あぁあっんんーっ、ふあぁっあつ、ひぃいい、んあ!あぁぁんっんあああー!!」
「くうっ!!」
なんだこれっ!頭がスパークする。尻の媚肉がペニスに纏わりついてくる。下半身が溶けそうでゾワリと全身に強い快楽が流れ込む。
俺は我慢できず、一度彼の中から抜き彼の後孔に射精する。
中出ししなかったのは、これ以上爽太さんの中に体液を入れる事は彼の負担になるかもしれないから。
唾液だけでこれなら精液はどうなってしまうんだ。
散りそうな理性の中、なんとか外で射精した。全く萎えないペニスを間髪入れず再び爽太さんの中に挿入する。
「ひぃあぁぁあん。あぁ、ジュプってぇ…や、ひぃい。んんあぁぁ、挿いぃっあはぁっ!き、きもちいぃい、あぁあん。うぁああっ!!」
先ほど指で擦った腹側をペニスでゴリゴリ擦る。声なく反り返る爽太さんの身体。その腰を掴んで更にゴリゴリ擦りつける。
「はは。すげぇ笑うくらい、気持ちいいんだけどっ!! アンタの中すげぇうねってる。そんなに俺の旨いの?」
「んあぁっ…ひぅっあぁぁああん」
はぁ。初めてだから一番楽なバックの体勢にしたけど、顔見てぇ。
「俺の美味しいって言えよ」
「あ、ふぅううあぁん、っあああぁ、お、おいしいっん、レオの、んおいしッ……あぁひぃくっイクッ!」
クッションに精液を染み込ませるのはもったいない。今度、対策を練らなくては。
「はぁっごめんっ俺ももう頭おかしい」
そう言って、彼がイっている最中も腰を揺り動かす。美肉がきゅうきゅう引っ付いてくる。
「も、い、いやぁ…ひっくんんーっん。お、俺、ずっとぉ……イって……、んぐ。とま、止まらないィ。気持ちいいの続いて、変になるよぉ……っ!」
あー……くそ。喘ぎ声可愛い。爽太さんとのHやばい。
肉竿を擦り付ける快感が堪らなくて腰を動かす。もっと欲しい。たまらなく欲しい。本能が先走り、彼の状態が見れていなかった。
ビクビクと痙攣してその背中が小さく蹲る。よく見るとずっとひくひくと泣いている。
「もう……もうやだぁ、嫌だぁ……ヒックヒックッ」
「……あっ」
微かな理性を全力で働かせる。
「っ……嫌なのか? 抜く? もうやめるか?」
ぐぅっとペニスを先端まで抜いてしまう。
彼はひぐひぐと泣きながら顔を横にふった。
「いや。いやっん。ちが……んんっ抜かないで。ひぐっひぐっ気持ちい、い、から、抜くの、やだぁ」
「……」
「お尻、いれ……て」
そう言って爽太さんの腰が強請るようにユラユラ動く。
可哀想に。俺なんかの淫魔に誑かされて。
大泣きしている彼をうつ伏せから挿入したまま抱きしめる。
「唾液でこんなに感じるとは思わなかったんだ。ごめんな。調整できなくて。爽太さんが好きだ」
爽太さんの顔を横に向かせると涙でグチャグチャだった。宥めるようにキスすると、美味しい。けど、こんなに切ない気持ちになるキスは初めてだった。
「ん……」
すると、フニャリと困ったような照れたような顔をして爽太さんが笑った。
その笑顔を見て胸がドキドキする。勝手に許されてしまう。
やっぱり、爽太さん、あんたやさしすぎるよ。
キスもやっぱり気持ちよくなってしまうのか爽太さんの身体が震える。
「はぁ、あふぅ、んんあ……ん、ん、ん」
彼は俺のペニスをぎゅっと掴んで自分の尻の縁にコリコリ引っ付け始める。
「爽太さん、そんな厭らしくなってどうすんだよ。」
ペニスの先端を捏ねられるように動かされると快感が身体を巡る。処女だったのに淫乱とか最高か。
「あ、ふぅん。だ、あっん。コレ、きもち、いい。も、んんっああぁ、ゴリってあたるぅっん」
「くっそ。してぇ! ゆっくりまた挿入していいか?」
「ん、ん、挿れて……」
「あぁ、さいっこう」
くじゅり。
腰を進めるとトロトロの内部が出迎えてくれる。
「やば。持っていかれる……」
「んうん……あ、あ、ぁ……んんんっ、きちゃう……」
きゅうーと爽太さんの中がペニスを締め付けた。彼はピュルッと射精した。
なのに、その後も彼の陰茎からピュ、ピュッ……と白濁を漏らしている。
「ぁん……あ、あ、きもち、いい……止まんない」
「なぁ、チンコ中に挿れただけで気持ちいいの?」
コクコクとトロ顔で頷く彼。
最高に厭らしい。
「俺も」
ベッドで大きな息を吐きながら意識を飛ばした爽太さん。
思わずガクリと肩を落とすと勃起しまくっている俺の息子が目に入る。
ヨダレたらしまくって期待に満ちている。可愛そうな奴……。
やってしまった……。Hしたかった。
爽太さんのお尻の中、指をキュウキュウ締め付けるわ、あったかいわ、気持ちよかった。
爽太さんの尻の蕾を見ると、意識がないのにヒクヒクしている。中が今どういう事になっているのだろうかという興奮と好奇心が強まる。
だけど、グッと堪えた。偉い!
シーツをふわりと彼にかけた。
受け入れようとしてくれただけでいいか。その彼の優しさが嬉しいのに無理は駄目だよな。
「爽太さん、ありがとう」
シーツ毎彼を抱きしめる。
俺はこれでも結構悩んでた。
誰にも興味が持てず拒否したまま、これからの人生を生きなくてはいけないのかと思っていた。
でも、違った。
出会ったあのキラキラのまま爽太さんを好きになって、話して、やっぱり好きだった。
爽太さんが好きを教えてくれた。
彼は怖いから嫌だってずっと言っていたのに、受け入れてくれた。
「好きだ。爽太さん」
ぎゅうっと抱きしめた後、爽太さんの可愛い唇に軽くキスを落とした。
爽太さんは明日休みだと言っていた。なら、このままこのベッドで寝て行ってもらおう。
起きて身体がベタベタして不快感があってはいけないので、身体を拭こう。
そう思って、準備をしに部屋を出た。
準備をしながら、やっぱり顔が緩む。
爽太さんの厭らしい姿……もう、ずっと頭でリピートしてしまうな。
ニマニマと清拭の準備をして部屋に戻ろうとすると、部屋から「う…うぅん。…ひぐっあぁんっあぁ…」とくぐもった声が聞こえた。
もしかして、爽太さん側の拒否反応か何かだろうか。
そうだとしたら、まだ掻き出していない唾液がヤバい!
俺は、急いで部屋のドアを開けた。
「ハァハァ……あふぅっレオォ……な、んんっなぁ、なぁ…に?これ、んんあぁ。尻っあついぃ……
目覚めた爽太さんが真っ赤にして震えている。
お尻がもぞもぞと揺れて……エロイ。鼻血でそう! 何があった?
「ふぃい……んんんっあぁん。し、り、変っあぁ、うごけ…んんっあついぃぃ。変だぁ……助けっ!!」
そう言いながら俺に手を伸ばしたが、フラフラの身体を自身で支え切れずにふらつく。
ベッドから落ちそうになったところを慌てて受け止める。
「爽太さんっ!?」
凄まじい色香を放つ爽太さん。
どこか苦しいのかと背中を擦ると、身体全体がびくびくと痙攣する。
「レオ、んんっあぁ、しりぃ、どうにかしてぇ…っ!!」
そう言って受け止めた爽太さんの身体が俺に向かってスリスリと擦りつけられる。
「尻……?」
俺は先ほど唾液まみれにした彼の後孔を指で触った。
「あぁっんっ!!」
「すっげぇ。お尻がヒクヒクしてる。なにこれ。ずっと尻でイってるのか???」
なんで、こんなことに。そう思いながら、ヒクついて何かを求める後孔から指が離れず。クポりと指が挿っていく。(挿っていくと言いながら挿れているのは自分なんだか)
「ひぅっん。ん――あ、あ、ああ―――あぁ。」
指を挿れた途端、精液がビュウビュウと俺の腹に出される。
何これ。凄いご馳走が目の前にあるんだけど。
はぁはぁはぁと大きく息をする爽太さんの顔にキスをする。
精液を含むのを忘れ、彼の口腔内を貪る。口の中で彼がくぐもった喘ぎ声を出して互いの口腔内で響く。
爽太さんの尻の中がずっと俺の指を締め付けていて、二本目を入れてぐちゅぐちゅと唾液を内部に塗り込むように内側へ塗り込む。爽太さんが息苦しいのか首を横に振るため、唇を離す。
「ふううっン―――ああぁひぃ…んああぁあっ!!」
この腹側にある少しの膨らみを指で軽く押すと声が大きくなる。
「指でぐちょぐちょされるの、そんな気持ちいいのか? ずっと中でイってんじゃん。いやらしいな」
「はぁ、いっあぁん、ふぇっあ、怖いよ…ううぅ。気持ちいぃ…ああぁんっ!!」
指三本挿ってもトロトロしている。指が蕩けそう。ここに俺のを挿れたい。
挿れて爽太さんと奥まで繋がりたい。
「……俺、これ以上触っていたら我慢できずに挿れてしまう。爽太さん、もう意識ないだろ。もう……やめておこう。後悔するから」
あぁ、でも、この指…このトロトロのお肉から離れたくないって言ってる。
くぅ。抜きたくない……厭らしく指を食べやがって。
でも、やっぱりだめだと指を抜く。
「あーあぁ……あ、あ、あっ抜い……やだぁ。レオっレオォ……ひっくっひっくっ。」
抜いちゃっやだぁと爽太さんの目から大粒の涙。
涎が口腔内に一気に溜まる。一体何が……?
もしかして、唾液の成分が爽太さんに効きすぎてしまったのか。
「お尻、ヒクヒクとま、んな、いぃ、擦ってぇ、さっき、みたいに、お尻の中…ほ、し……」
爽太さんが俺の目を見て言った。その目が涙で溢れているのに、ちゃんと俺と目があった。
「ここに俺のを挿れてもいい?」
コクコクと爽太さんが頷く。
ゴクリと喉がなる。
「もし。後悔したら、俺を詰って。責めてくれ」
ぎゅうっと抱きしめて、うつ伏せにした爽太さんのお腹の下にクッションを入れる。
ドロドロになって真っ赤になってひくつく後孔に俺の怒張したペニスを添える。
その先端をモグモグ食べ始める。
「あぁ、んあぁ、んんっんんっ!!」
「あぁ?まだ全然挿っていないぞ。縁だけで気持ちいいのかよっ!」
余裕はないけど、ほんの先っぽを入れたり捏ねたりする。処女だから加減しなくてはという意識が消えかかりそうな程、トロトロになっている。
じゅぷっと音を立てて奥へ侵入する。
「あーあ。あぁあっんんーっ、ふあぁっあつ、ひぃいい、んあ!あぁぁんっんあああー!!」
「くうっ!!」
なんだこれっ!頭がスパークする。尻の媚肉がペニスに纏わりついてくる。下半身が溶けそうでゾワリと全身に強い快楽が流れ込む。
俺は我慢できず、一度彼の中から抜き彼の後孔に射精する。
中出ししなかったのは、これ以上爽太さんの中に体液を入れる事は彼の負担になるかもしれないから。
唾液だけでこれなら精液はどうなってしまうんだ。
散りそうな理性の中、なんとか外で射精した。全く萎えないペニスを間髪入れず再び爽太さんの中に挿入する。
「ひぃあぁぁあん。あぁ、ジュプってぇ…や、ひぃい。んんあぁぁ、挿いぃっあはぁっ!き、きもちいぃい、あぁあん。うぁああっ!!」
先ほど指で擦った腹側をペニスでゴリゴリ擦る。声なく反り返る爽太さんの身体。その腰を掴んで更にゴリゴリ擦りつける。
「はは。すげぇ笑うくらい、気持ちいいんだけどっ!! アンタの中すげぇうねってる。そんなに俺の旨いの?」
「んあぁっ…ひぅっあぁぁああん」
はぁ。初めてだから一番楽なバックの体勢にしたけど、顔見てぇ。
「俺の美味しいって言えよ」
「あ、ふぅううあぁん、っあああぁ、お、おいしいっん、レオの、んおいしッ……あぁひぃくっイクッ!」
クッションに精液を染み込ませるのはもったいない。今度、対策を練らなくては。
「はぁっごめんっ俺ももう頭おかしい」
そう言って、彼がイっている最中も腰を揺り動かす。美肉がきゅうきゅう引っ付いてくる。
「も、い、いやぁ…ひっくんんーっん。お、俺、ずっとぉ……イって……、んぐ。とま、止まらないィ。気持ちいいの続いて、変になるよぉ……っ!」
あー……くそ。喘ぎ声可愛い。爽太さんとのHやばい。
肉竿を擦り付ける快感が堪らなくて腰を動かす。もっと欲しい。たまらなく欲しい。本能が先走り、彼の状態が見れていなかった。
ビクビクと痙攣してその背中が小さく蹲る。よく見るとずっとひくひくと泣いている。
「もう……もうやだぁ、嫌だぁ……ヒックヒックッ」
「……あっ」
微かな理性を全力で働かせる。
「っ……嫌なのか? 抜く? もうやめるか?」
ぐぅっとペニスを先端まで抜いてしまう。
彼はひぐひぐと泣きながら顔を横にふった。
「いや。いやっん。ちが……んんっ抜かないで。ひぐっひぐっ気持ちい、い、から、抜くの、やだぁ」
「……」
「お尻、いれ……て」
そう言って爽太さんの腰が強請るようにユラユラ動く。
可哀想に。俺なんかの淫魔に誑かされて。
大泣きしている彼をうつ伏せから挿入したまま抱きしめる。
「唾液でこんなに感じるとは思わなかったんだ。ごめんな。調整できなくて。爽太さんが好きだ」
爽太さんの顔を横に向かせると涙でグチャグチャだった。宥めるようにキスすると、美味しい。けど、こんなに切ない気持ちになるキスは初めてだった。
「ん……」
すると、フニャリと困ったような照れたような顔をして爽太さんが笑った。
その笑顔を見て胸がドキドキする。勝手に許されてしまう。
やっぱり、爽太さん、あんたやさしすぎるよ。
キスもやっぱり気持ちよくなってしまうのか爽太さんの身体が震える。
「はぁ、あふぅ、んんあ……ん、ん、ん」
彼は俺のペニスをぎゅっと掴んで自分の尻の縁にコリコリ引っ付け始める。
「爽太さん、そんな厭らしくなってどうすんだよ。」
ペニスの先端を捏ねられるように動かされると快感が身体を巡る。処女だったのに淫乱とか最高か。
「あ、ふぅん。だ、あっん。コレ、きもち、いい。も、んんっああぁ、ゴリってあたるぅっん」
「くっそ。してぇ! ゆっくりまた挿入していいか?」
「ん、ん、挿れて……」
「あぁ、さいっこう」
くじゅり。
腰を進めるとトロトロの内部が出迎えてくれる。
「やば。持っていかれる……」
「んうん……あ、あ、ぁ……んんんっ、きちゃう……」
きゅうーと爽太さんの中がペニスを締め付けた。彼はピュルッと射精した。
なのに、その後も彼の陰茎からピュ、ピュッ……と白濁を漏らしている。
「ぁん……あ、あ、きもち、いい……止まんない」
「なぁ、チンコ中に挿れただけで気持ちいいの?」
コクコクとトロ顔で頷く彼。
最高に厭らしい。
「俺も」
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