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第25話 ドキドキ♡BL疑惑
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「これに換えてみよう」と魔法のリュックからトム爺が取り出したのはワイバーンの鱗を加工して作ったカブのサイドカバーだ。
「おおーっ!!カッコいい!!」
思わず俺は飛びついてしまった!!
ワイバーンは小型のドラゴンだ。
ドラゴン族の中でも比較的流通量の多い素材だが、素早く空を飛ぶし攻撃力も高いので狩るのも一苦労する。でも結構良い値段で取り引きされるから俺たち冒険者はワイバーンを見つけたら必死になる。
なるほど、硬い鱗は加工次第ではカブのパーツには丁度良いかもしれない。
割れたサイドカバーをワイバーンカバーに換えてみると…
「おおーっ!この無骨な形!このゴツゴツした硬そうな鱗模様!
めちゃくちゃカッコいい!!
俺のスーパーカブが世界で一番カッコいい乗り物なんじゃないか⁉︎」
でへ。でへへ~♪
笑いが止まらん。
片方だけワイバーンカバーなのも格好悪いので両サイド共ワイバーンカバーに換えた。
「おおーっ!!やはり両サイド換えるべきだの!!」と、丹精込めて仕上げたパーツの出来栄えにトム爺が俺以上に興奮している。
出来栄えが気になるのも細工技術に長けているドワーフの性分なんだろう。
「う、美しい!!お、俺にもワイバーンカバーを付けてくれないか!?」
と当然ナルシスも欲しがる。
「残念ながら時間の都合でワンセットしか用意できなかったんじゃ」
「な、なに~ッッッ!! そ、そんな…美しくない…」
ガックリ項垂れるナルシス。
「心配するな?この旅で儲けた報酬でお前の分も作ってやる」とキラキラ顔で話すトム爺。
「ほ、本当か? さすがトム爺!!」とさっきまで泣きそうな顔のナルシスがガバッと顔をあげて小躍りを始めた。
まあ、早い話がカブをカスタムするのが好きなんだよなトム爺が。
すると、トム爺と小躍りしていたナルシスが俺の顔を見ると驚いた様に目を丸くし、少し焦る様な表情で俺に近づいてきた。
な、なんだ?
顔に何か付いてるのか!?
ん?すごく近いぞ?
もはや壁ドン状態だ。
*******
ようやくカボスを食べ終わったアローラはその果汁でベトベトになった口や手をタオルで拭きながらひと息ついた。
「ふーっ やーっと食べ終わったわカボス。もうお腹ポンポンよぉ?」とギャルから手渡されたコップの水を飲みながらリオンの方を向くと、ナルシスが壁ドンしながらリオンを顎クイしてる!?
「ブーッッッ!!!!」
思いがけない光景に吹き出した口の中の水がギャルの目に!!
「ギャーッッッ!!目が!目がーッッッ!!」
「ちょっ… ゲホッゲホッ! 何やってんのよ⁉︎あいつら! ケホッ…」
のたうち回るギャルをよそにリオンとナルシスのその光景に驚愕のアローラ。
「アロっち!!勘弁してよ~…」
と、涙目で顔を拭くギャル。
「あ! ゴメン!ゴメン!!わざとじゃなくて!!」
「わかってるけどさぁ~…
それとさぁ?
前から思ってたんだけど…
ナルたんって、リオンの事好き過ぎてない?
BLだったりして~♪ケケケ♪」
と面白がりながら顔から首元までアローラが吹き出した水を拭くギャル。
「リオンとナルシスがBL!?
うそ!?やめてよ!?
ちょ…ちょっと!?何やってんの!あんた達!!」と焦りながら二人に問い出すアローラ。
壁ドンしながらナルシスはアローラに向きながら話す。
「うむ。
(剣技が)美しいリオンの頬に切り傷があったのだ!」
「おいおい?大袈裟だって?ナルシス」
笑って答えるリオン。
キスでもしそうな距離で
「大袈裟なもんか?お前は俺の大事な相棒だぞ?(剣技が)美しきお前の傷は俺にとって一大事なのだ!!」
「ハハハ!バカだな?お前は?
こんなのツバ付けときゃすぐ治るよ?」
と、上半身裸で薔薇をバックに見つめ合う二人の様にその光景はアローラの目に映る。
「う。ウワァ~ッッッ!!
な、な、な、何言ってんの?ナルシス!?美しいって?リオンを!?」
指先が震え、目をぐるぐるさせながらナルシスに問い出すアローラ!
「(剣技が)美しいものに男も女も関係ない。」とキョトンとしながら続けるナルシス。
「俺はリオンの男気の美しさ、そして美しきリーダーシップの強さも、全ての美しさに惚れているのだ!」
「おう、俺も好きだぜナルシス!(友人として)」
その二人のセリフを聞いたパーティメンバーは思った。
「BLだ…」
「BLじゃね?」
「BLじゃな」
無言で頬に手を当てマスクの上からもわかるぐらい顔が真っ赤なニンジャ。
「BL?(ベーコン、レタスの事か?)
おう!俺も好きだぜ?
サンド(サンドウィッチ)とか最高だよな?」
と、ナルシスの壁ドンから抜け出たリオンは満面の笑みで話す。
「サ、サ、サンドぉ~!?」
アローラの脳裏にはリオンとナルシスと『スーダンのかまど亭』のアデル君がリオンを真ん中に3人で上半身裸で抱き合ってる姿が浮かんだ。
「…ダメ。
ダメよ。
このパーティの中でBLなんて許さない…
ダメ!絶対!!」と、ワナワナと震えるアローラ。
そんなアローラの事もつゆ知らずに、自分達のスーパーカブを囲んで再び盛り上がるリオン、ナルシス、トム爺。
「ギャル!こっち来なさい!!」
「な、なに?アロっち⁇」
「良い!?あの二人がこのままドンドンBLにハマったら大変!!
だから…」とゴニョゴニョとギャルに耳打ちするアローラ。
スーパーカブの整備も終わって出発の準備を済ますリオンとナルシス。
そこに何やら色っぽい声が聞こえてきた。
「それにしてもぉ…
なんだか暑くなぁい?♡
はあぁ… 暑い♡
あっついわあ…♡」と色っぽくノースリーブの胸元を少し開けながらパタパタと風を送るアローラ。
「ほぉーんと♡
ちょっと蒸すわねえぇ♡」と顔を赤くして可愛くスカートをパタパタと仰いで風を送るギャル。
ふふふ♪女の魅力を思い出させればあの二人もBLには走らないわ♪
と、リオンとナルシスに色っぽい姿をアピールする二人。
「何やってんだ?」と怪訝そうな顔でアローラとギャルを見るリオン。
「いくら、他に誰も居ないって言ってもはしたないぞ?」と真顔で話すナルシス。
ブーッッッ!!
代わりにその二人の色っぽい姿を見たニンジャが大量の鼻血を噴き出してぶっ倒れた。
天然の二人に色仕掛けは通じない。
「おおーっ!!カッコいい!!」
思わず俺は飛びついてしまった!!
ワイバーンは小型のドラゴンだ。
ドラゴン族の中でも比較的流通量の多い素材だが、素早く空を飛ぶし攻撃力も高いので狩るのも一苦労する。でも結構良い値段で取り引きされるから俺たち冒険者はワイバーンを見つけたら必死になる。
なるほど、硬い鱗は加工次第ではカブのパーツには丁度良いかもしれない。
割れたサイドカバーをワイバーンカバーに換えてみると…
「おおーっ!この無骨な形!このゴツゴツした硬そうな鱗模様!
めちゃくちゃカッコいい!!
俺のスーパーカブが世界で一番カッコいい乗り物なんじゃないか⁉︎」
でへ。でへへ~♪
笑いが止まらん。
片方だけワイバーンカバーなのも格好悪いので両サイド共ワイバーンカバーに換えた。
「おおーっ!!やはり両サイド換えるべきだの!!」と、丹精込めて仕上げたパーツの出来栄えにトム爺が俺以上に興奮している。
出来栄えが気になるのも細工技術に長けているドワーフの性分なんだろう。
「う、美しい!!お、俺にもワイバーンカバーを付けてくれないか!?」
と当然ナルシスも欲しがる。
「残念ながら時間の都合でワンセットしか用意できなかったんじゃ」
「な、なに~ッッッ!! そ、そんな…美しくない…」
ガックリ項垂れるナルシス。
「心配するな?この旅で儲けた報酬でお前の分も作ってやる」とキラキラ顔で話すトム爺。
「ほ、本当か? さすがトム爺!!」とさっきまで泣きそうな顔のナルシスがガバッと顔をあげて小躍りを始めた。
まあ、早い話がカブをカスタムするのが好きなんだよなトム爺が。
すると、トム爺と小躍りしていたナルシスが俺の顔を見ると驚いた様に目を丸くし、少し焦る様な表情で俺に近づいてきた。
な、なんだ?
顔に何か付いてるのか!?
ん?すごく近いぞ?
もはや壁ドン状態だ。
*******
ようやくカボスを食べ終わったアローラはその果汁でベトベトになった口や手をタオルで拭きながらひと息ついた。
「ふーっ やーっと食べ終わったわカボス。もうお腹ポンポンよぉ?」とギャルから手渡されたコップの水を飲みながらリオンの方を向くと、ナルシスが壁ドンしながらリオンを顎クイしてる!?
「ブーッッッ!!!!」
思いがけない光景に吹き出した口の中の水がギャルの目に!!
「ギャーッッッ!!目が!目がーッッッ!!」
「ちょっ… ゲホッゲホッ! 何やってんのよ⁉︎あいつら! ケホッ…」
のたうち回るギャルをよそにリオンとナルシスのその光景に驚愕のアローラ。
「アロっち!!勘弁してよ~…」
と、涙目で顔を拭くギャル。
「あ! ゴメン!ゴメン!!わざとじゃなくて!!」
「わかってるけどさぁ~…
それとさぁ?
前から思ってたんだけど…
ナルたんって、リオンの事好き過ぎてない?
BLだったりして~♪ケケケ♪」
と面白がりながら顔から首元までアローラが吹き出した水を拭くギャル。
「リオンとナルシスがBL!?
うそ!?やめてよ!?
ちょ…ちょっと!?何やってんの!あんた達!!」と焦りながら二人に問い出すアローラ。
壁ドンしながらナルシスはアローラに向きながら話す。
「うむ。
(剣技が)美しいリオンの頬に切り傷があったのだ!」
「おいおい?大袈裟だって?ナルシス」
笑って答えるリオン。
キスでもしそうな距離で
「大袈裟なもんか?お前は俺の大事な相棒だぞ?(剣技が)美しきお前の傷は俺にとって一大事なのだ!!」
「ハハハ!バカだな?お前は?
こんなのツバ付けときゃすぐ治るよ?」
と、上半身裸で薔薇をバックに見つめ合う二人の様にその光景はアローラの目に映る。
「う。ウワァ~ッッッ!!
な、な、な、何言ってんの?ナルシス!?美しいって?リオンを!?」
指先が震え、目をぐるぐるさせながらナルシスに問い出すアローラ!
「(剣技が)美しいものに男も女も関係ない。」とキョトンとしながら続けるナルシス。
「俺はリオンの男気の美しさ、そして美しきリーダーシップの強さも、全ての美しさに惚れているのだ!」
「おう、俺も好きだぜナルシス!(友人として)」
その二人のセリフを聞いたパーティメンバーは思った。
「BLだ…」
「BLじゃね?」
「BLじゃな」
無言で頬に手を当てマスクの上からもわかるぐらい顔が真っ赤なニンジャ。
「BL?(ベーコン、レタスの事か?)
おう!俺も好きだぜ?
サンド(サンドウィッチ)とか最高だよな?」
と、ナルシスの壁ドンから抜け出たリオンは満面の笑みで話す。
「サ、サ、サンドぉ~!?」
アローラの脳裏にはリオンとナルシスと『スーダンのかまど亭』のアデル君がリオンを真ん中に3人で上半身裸で抱き合ってる姿が浮かんだ。
「…ダメ。
ダメよ。
このパーティの中でBLなんて許さない…
ダメ!絶対!!」と、ワナワナと震えるアローラ。
そんなアローラの事もつゆ知らずに、自分達のスーパーカブを囲んで再び盛り上がるリオン、ナルシス、トム爺。
「ギャル!こっち来なさい!!」
「な、なに?アロっち⁇」
「良い!?あの二人がこのままドンドンBLにハマったら大変!!
だから…」とゴニョゴニョとギャルに耳打ちするアローラ。
スーパーカブの整備も終わって出発の準備を済ますリオンとナルシス。
そこに何やら色っぽい声が聞こえてきた。
「それにしてもぉ…
なんだか暑くなぁい?♡
はあぁ… 暑い♡
あっついわあ…♡」と色っぽくノースリーブの胸元を少し開けながらパタパタと風を送るアローラ。
「ほぉーんと♡
ちょっと蒸すわねえぇ♡」と顔を赤くして可愛くスカートをパタパタと仰いで風を送るギャル。
ふふふ♪女の魅力を思い出させればあの二人もBLには走らないわ♪
と、リオンとナルシスに色っぽい姿をアピールする二人。
「何やってんだ?」と怪訝そうな顔でアローラとギャルを見るリオン。
「いくら、他に誰も居ないって言ってもはしたないぞ?」と真顔で話すナルシス。
ブーッッッ!!
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