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1人悶絶し終えた和樹は気を取り直してナビに聞く。
「ここ何処?」
ナビが答える
「異世界です。」
「いや、知ってるから!星の名前?」
ツッコミ入れつつ聞き直す和樹
「検索中…………様記憶該当なし世界記憶アクセス検索中……………ダウンロードしますか?」
「……………世界記憶って……………この世界の記憶?ダウンロードって何処に入れるの?」
素朴な疑問を口にする和樹。
「お答えします。世界記憶は星々それぞれに存在します。星の誕生から崩壊までの記憶です。
ダウンロード入力先は、…………様の記憶に入れる形となります。……………すみませんがキャパオーバーになる
恐れがあるので、ダウンロードはお勧めできないことが判明しました。」
「………なら最初から進めないでもらってもいいですか?」
危うくナビに殺されかける和樹であった。
「俺を使う以外で検索かけられないの?一部検索で良いんだけど。」
「了解しました。世界記憶アクセス検索中………………。」
「世界記憶にコンタクト可、………様の質問星名解答カフェロゼ星と判明。」
クシュン
真っ裸で、水浴びて、火も翳り始めたためか肌寒くくしゃみが出た。今切実に衣類が欲しい。
「ナビさーん、服欲しいんですが?」
寒さで気づいてナビに服をねだる和樹
「………検索中………一旦先程倒された蛇を収納し加工する事により衣服作成が可能です、収納しますか?」
「どうやるか分からないけど、お願いします。」
和樹が答えると、倒した蛇が二体消えた。
数分後、和樹の前に蛇皮の服が現れた。
「…………っさっきの蛇…………着るしか無いか凹」
何かを諦めたように、服を着る。
「全裸よりマシ程度だけど、着心地最悪だね。」
素肌に皮ジャン着てる感じだし、何より蛇皮だし…………………。
「早く、普通の衣類が着れるようにしないとダメだな~」
そんな事を思っていると、あたりは暗くなった。
周りに家は無い、大蛇が出たことからも、そもそも、ここは安全では無いことがわかる。
さて、どうしたものか。
サバイバル経験も、あるわけのない和樹は、取り敢えず歩く事にした。
何処に向かっているかも分からないが、真っ直ぐ進む。
時折ナビさんに、検索をかけてもらいながら、人里目指して歩き続ける。
ナビさん曰く、安全な人里まで徒歩で約1ヶ月かかる予想。
それを聞いた途端膝から崩れ落ちた。
「マジかよ、俺が一体何をしたんだ!こんな仕打ち無いだろー」
項垂れる和樹。
気持ちを切り替え、休めそうなところを探す。
林の先に崖があり洞窟が見えた。
洞窟の中を恐る恐る除くが、生き物の気配がしないため、中に入る。
洞窟内に隠れられそうな窪みを見つけそこに入って寝る事にした。
時折外で獣の鳴き声が聞こえるが、寝る事に集中して眠る。
何度か目を覚ましたが、寝た事により体力が回復したことがわかった和樹朝が来て、洞窟の外に出る。
太陽がだいぶ高く上がっていた為、
「10時ぐらいか?」と思う。
取り敢えず、水分補給をと考え、手を前に出す。
手の中に水が出るようにイメージして「水~」と唱えるとあら不思議掌内に水が溜まる。
こぼれ落ちる水に慌てて口に運びごくごく飲む。
「ぷはー、生き返るー。」
休息や、水分補給した事により大分落ち着いた和樹は、取り敢えず。食料を探す事にした。
森に再び入ると、其処彼処にキノコやら草やら何かの木の実などがある。
昨日は、気づくことがなかったが、取り敢えず収納して行く。
洞窟に戻り、収納したものを確認していく。
キノコを出したら、足が生えて逃げ出した。思わず掴んで逃亡阻止したがどう知れば良いかわからない。
「ナビさーんナビさーん、これ何キノコじゃ無いの?どうすれば良いの~?」
和樹は、ナビに聞く。
「検索中、ハシッタケと判明、生食用可、そのまま握り締めて下さい。」
言われた通り、手の中にあるキノコを握る。
ジタバタしていたキノコがパタリと動かなくなった。絞めたようだ。
取り敢えずそのまま一口齧ってみる。キノコ火を通さなくて良いのか?と疑問に思うが、生食可となったら
取り敢えずそのまま食べるさ腹減ってるし。
もぐもぐ味のないスポンジを食べてる感じだった。
次に火を起こしてみる事にする。
テレビで良くやっている様に地面に窪みを作り周りを石で囲み枯枝を設置、いざ火おこしと考えたが、水が
出るなら火もでるか?と試してみる事にした。
枯枝を見つめ「着火」と唱えるとボンと言う音と共に火がついた。
どうやらイメージで出るらしい。枝にキノコを刺し地面に枝を刺し炙り焼きを試みる。
キノコから水分が出始めてきた。
しばらくひっくり返しながら満遍なく焼き上げる。
焼けた頃合い、だと思い火から下ろして息を吹きかけカプリと食べる。
さっきと違って美味い!
椎茸の味がする。焼き椎茸が口の中に広がる。
「塩と醤油バターが欲しいなー」
すると、ナビが「ストレージに入っていますが使いますか?」
と聞いてきた。
「ストレージ?って何?」
「説明します。ストレージとは、収納庫のことです。……様にはストレージが初期装備として付いていますの
でいつでも使用可能です。レベルを上げる事により物の出し入れだけでなくも加工可能となっています。」
「因みに、現在……様が着ている服はその機能を利用して作られています。」
「………了解。」
「何が入っているか確認したいんだけど、どうすれば良い?」
ナビが答える。
「ストレージ内情報を画面に表示します。」
すると目の前に画面が現れ、某ゲーム状態の映像がそこに現れた。
枝 10種類 丸太 10種類 草 5種類 薬草 10種類 毒草 3種 毒消草 2種類 ets…
結構入っていた。普通枝とか薬草とかって一括りで表示されるもんなのに、種類ごとに分かれている。
よく見ると元の世界からの持ち込み物も有るみたいだった。
塩、砂糖、味噌、醤油、酒、みりん、酢、唐辛子、出汁の素、めんつゆカレー粉、片栗粉ets………。
各種食材ラインナップ凄い、某スーパーが入っているんじゃないかと言う様な品揃えだった。
取り敢えず醤油出してキノコにかけて食べる。
「うん!美味い。」
取り敢えず飢え死にすることがない事を確認できてよかった。確認大事!
神さまができる事だけをやったとかあったけど、ナビとこれの事だったのかな?
詳しくは知らないので聞いてみるしかないよなー?
「ここ何処?」
ナビが答える
「異世界です。」
「いや、知ってるから!星の名前?」
ツッコミ入れつつ聞き直す和樹
「検索中…………様記憶該当なし世界記憶アクセス検索中……………ダウンロードしますか?」
「……………世界記憶って……………この世界の記憶?ダウンロードって何処に入れるの?」
素朴な疑問を口にする和樹。
「お答えします。世界記憶は星々それぞれに存在します。星の誕生から崩壊までの記憶です。
ダウンロード入力先は、…………様の記憶に入れる形となります。……………すみませんがキャパオーバーになる
恐れがあるので、ダウンロードはお勧めできないことが判明しました。」
「………なら最初から進めないでもらってもいいですか?」
危うくナビに殺されかける和樹であった。
「俺を使う以外で検索かけられないの?一部検索で良いんだけど。」
「了解しました。世界記憶アクセス検索中………………。」
「世界記憶にコンタクト可、………様の質問星名解答カフェロゼ星と判明。」
クシュン
真っ裸で、水浴びて、火も翳り始めたためか肌寒くくしゃみが出た。今切実に衣類が欲しい。
「ナビさーん、服欲しいんですが?」
寒さで気づいてナビに服をねだる和樹
「………検索中………一旦先程倒された蛇を収納し加工する事により衣服作成が可能です、収納しますか?」
「どうやるか分からないけど、お願いします。」
和樹が答えると、倒した蛇が二体消えた。
数分後、和樹の前に蛇皮の服が現れた。
「…………っさっきの蛇…………着るしか無いか凹」
何かを諦めたように、服を着る。
「全裸よりマシ程度だけど、着心地最悪だね。」
素肌に皮ジャン着てる感じだし、何より蛇皮だし…………………。
「早く、普通の衣類が着れるようにしないとダメだな~」
そんな事を思っていると、あたりは暗くなった。
周りに家は無い、大蛇が出たことからも、そもそも、ここは安全では無いことがわかる。
さて、どうしたものか。
サバイバル経験も、あるわけのない和樹は、取り敢えず歩く事にした。
何処に向かっているかも分からないが、真っ直ぐ進む。
時折ナビさんに、検索をかけてもらいながら、人里目指して歩き続ける。
ナビさん曰く、安全な人里まで徒歩で約1ヶ月かかる予想。
それを聞いた途端膝から崩れ落ちた。
「マジかよ、俺が一体何をしたんだ!こんな仕打ち無いだろー」
項垂れる和樹。
気持ちを切り替え、休めそうなところを探す。
林の先に崖があり洞窟が見えた。
洞窟の中を恐る恐る除くが、生き物の気配がしないため、中に入る。
洞窟内に隠れられそうな窪みを見つけそこに入って寝る事にした。
時折外で獣の鳴き声が聞こえるが、寝る事に集中して眠る。
何度か目を覚ましたが、寝た事により体力が回復したことがわかった和樹朝が来て、洞窟の外に出る。
太陽がだいぶ高く上がっていた為、
「10時ぐらいか?」と思う。
取り敢えず、水分補給をと考え、手を前に出す。
手の中に水が出るようにイメージして「水~」と唱えるとあら不思議掌内に水が溜まる。
こぼれ落ちる水に慌てて口に運びごくごく飲む。
「ぷはー、生き返るー。」
休息や、水分補給した事により大分落ち着いた和樹は、取り敢えず。食料を探す事にした。
森に再び入ると、其処彼処にキノコやら草やら何かの木の実などがある。
昨日は、気づくことがなかったが、取り敢えず収納して行く。
洞窟に戻り、収納したものを確認していく。
キノコを出したら、足が生えて逃げ出した。思わず掴んで逃亡阻止したがどう知れば良いかわからない。
「ナビさーんナビさーん、これ何キノコじゃ無いの?どうすれば良いの~?」
和樹は、ナビに聞く。
「検索中、ハシッタケと判明、生食用可、そのまま握り締めて下さい。」
言われた通り、手の中にあるキノコを握る。
ジタバタしていたキノコがパタリと動かなくなった。絞めたようだ。
取り敢えずそのまま一口齧ってみる。キノコ火を通さなくて良いのか?と疑問に思うが、生食可となったら
取り敢えずそのまま食べるさ腹減ってるし。
もぐもぐ味のないスポンジを食べてる感じだった。
次に火を起こしてみる事にする。
テレビで良くやっている様に地面に窪みを作り周りを石で囲み枯枝を設置、いざ火おこしと考えたが、水が
出るなら火もでるか?と試してみる事にした。
枯枝を見つめ「着火」と唱えるとボンと言う音と共に火がついた。
どうやらイメージで出るらしい。枝にキノコを刺し地面に枝を刺し炙り焼きを試みる。
キノコから水分が出始めてきた。
しばらくひっくり返しながら満遍なく焼き上げる。
焼けた頃合い、だと思い火から下ろして息を吹きかけカプリと食べる。
さっきと違って美味い!
椎茸の味がする。焼き椎茸が口の中に広がる。
「塩と醤油バターが欲しいなー」
すると、ナビが「ストレージに入っていますが使いますか?」
と聞いてきた。
「ストレージ?って何?」
「説明します。ストレージとは、収納庫のことです。……様にはストレージが初期装備として付いていますの
でいつでも使用可能です。レベルを上げる事により物の出し入れだけでなくも加工可能となっています。」
「因みに、現在……様が着ている服はその機能を利用して作られています。」
「………了解。」
「何が入っているか確認したいんだけど、どうすれば良い?」
ナビが答える。
「ストレージ内情報を画面に表示します。」
すると目の前に画面が現れ、某ゲーム状態の映像がそこに現れた。
枝 10種類 丸太 10種類 草 5種類 薬草 10種類 毒草 3種 毒消草 2種類 ets…
結構入っていた。普通枝とか薬草とかって一括りで表示されるもんなのに、種類ごとに分かれている。
よく見ると元の世界からの持ち込み物も有るみたいだった。
塩、砂糖、味噌、醤油、酒、みりん、酢、唐辛子、出汁の素、めんつゆカレー粉、片栗粉ets………。
各種食材ラインナップ凄い、某スーパーが入っているんじゃないかと言う様な品揃えだった。
取り敢えず醤油出してキノコにかけて食べる。
「うん!美味い。」
取り敢えず飢え死にすることがない事を確認できてよかった。確認大事!
神さまができる事だけをやったとかあったけど、ナビとこれの事だったのかな?
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