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7.後輩君からの告白(前編)
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相良の部屋で相良に抱きしめられた次の日、私は朝からずっと相良のことを考えてしまっていた。スーパーに行って、野菜サラダといくつかの生野菜をカゴに入れ、今日がお買い得になっている豚肉を手に取る。牛乳と卵もなかったはず、と思ってそれらもカゴに入れていった。
夕方、明日からのお弁当のおかずを作っていたら、相良からメッセージが届いた。
「昨日、無事に家に着きましたか?」という一言だけなのに、私の心臓はドキドキし始めてしまった。既読がついてしまったのに返事をしないまま放置もできず、私はおかずを作る手を止めて相良に「無事に着いたよ、ありがとね」と簡単に返信する。相良はこういうツールでコミュニケーションを取るタイプではない。あくまで必要事項の事務連絡のツールと捉えているようだから、こんな無事を確認するようなメッセージが来ただけでなんだかびっくりしてしまった。
その後相良から「良かったら今度一緒にテーマパークに行きませんか」というメッセージが届いた。それは世界の数か所にあるテーマパークで、とても日本とは思えないほどの美しい夜景が見られるテーマパークだ。相良が好き好んで行くような場所とも思えず、私は『どうしたんだろう』と心配してしまったほどだ。ところが話をよく聞けば、相良の友だちカップルの彼女さんの友だちを含めて一緒にテーマパークに行かないかと誘われたものの、人見知りをする相良は「自分の友だちならいい」と伝えたらしい。そこで白羽の矢が立ったのが私だったようだ。
私は最近、相良のことが気になっている。自分でも認めるしかない。だから、そんな相良からのお誘いを断るはずもない。私は相良に「行きたい!」と返事をして、スケジュールを打ち合わせた。
♢♢♢
社会人同士とはいえ、みんな土日休みの仕事に就いていることもあり、テーマパークの予定はすぐに決まった。私だけアウェーな感じになるか心配ではあったけど、きっと大丈夫だろう。ワンピーススカートの下にレギンスを履き、足元は履きなれたスニーカーにして、荷物はハンカチとお財布、化粧直し用のファンデーション、リップをバッグに入れて小さくまとめた。髪の毛もまとめてアトラクションや風に吹かれてもボサボサにならないようにした。
テーマパークの最寄駅で下車すると、そこはもう凄い人込みだった。改札の外にもたくさんの人だかりができていて、みんなスマホを見ながらキョロキョロしている。きっとみんな待ち合わせをしている相手を探しているんだろう。私もそれに漏れず、少し人がいないエリアに行ってからスマホをポケットから取り出してみた。相良から「ここにいます」というメッセージが届いている。私は既読だけを付けてすぐに相良のいる場所に向かった。
「おはようございまぁす!」
「おはようございます・・・」
目の前の若くて可愛い女の子の元気に圧倒されて、挨拶の声が小さくなってしまった。
相良のいる場所に行くと、すでに相良と相良のお友達カップルも揃っていた。相良に事前にあまり聞いていなかったが、まず相良のお友達の男の子がイケメンでびっくりした。いわゆる陽キャという分類に入るのだろう、とても爽やかな香水の香りがほんのりと香り、服装から雰囲気までが爽やかそのもの、という印象を受ける。しかも身長もおそらく180センチはありそうだ。
そしてその彼女さんであろう女の子は、ミニのスカートにスニーカーを履いていて、はっきり言ってめちゃくちゃ若い!お肌がツヤツヤしているし、元気が体から溢れ出ている感じがする。挨拶もとても元気だ。
「リコさん、ですよね。僕、相良の友人の翔と言います。こちらは僕の彼女のカノンです」
「初めまして~カノンですっ。22歳女子大生でーす☆」
やはり実際に若い子だった!アラサーの私は果たして話についていけるだろうか、最初から不安でいっぱいだ。
「じゃあとりあえずゲートに向かいましょう。混んで来てますから」
翔くんがやはり爽やかに言うと、「行こう行こう~☆」とカノンちゃんが翔くんの腕に絡みつき、ぴったりくっついたまま歩き出した。私は相良を見る。
「・・・・・・おはよう、ございます」
「おはよう相良。あの2人、すっごいラブラブだね」
「・・・・・・ええ、見ているのがキツイです」
相良はふう、というため息を吐き、ゆっくりと歩き出した。
「相良は、カノンさんと何度もお会いしたことあるの?」
「・・・・・・ええ、3回目くらいかな」
気のせいだと思うが、今日の相良は心なしかいつもより何故か緊張しているように見える。やっぱり友だちとその彼女とダブルデートというものが相良を緊張させているのだろうか。私達は翔くんたちを視界に入れつつ、後を追うように並んで歩き出した。
翔くんとカノンさんは指を絡めつつ、さらに腕をがっしり掴んでぴったりとくっついて歩いている。どこからどう見てもラブラブカップルだ。それなのに、私達ときたら少し離れて並んで歩いていて、いかにもお友達です感が溢れている。
『今日は、相良は手を握ってくれないのかな』内心そんなことを考えながら隣を歩く相良の手を見つめてしまう。以前、映画デートをしたときは、私から「彼女だと思って欲しい」なんて言ったから相良も頑張って手を繋いでくれたんだろうけれど、なんとなく今日は相良から「手を繋いでもいいですか」という言葉を期待してしまっていた。
パーク内に入ってからも翔くんとカノンさんのラブラブっぷりは継続したままで、アトラクションに並んでいる間もずっと手を繋いでいるか、翔くんがカノンさんの腰を抱き寄せている光景が続いていた。そんな2人を前に、私はなんとなく目のやり場に困るというか、どういう反応をしたらいいのか分からなくてついつい相良の方を見てしまう。
私達はボートに乗ってジャングルの中を冒険するというアトラクションに乗ることにした。いよいよ私達の順番が回ってきたとき、最初に翔さんがボートに乗りこみ、カノンさんに手を差し出す。
「ほら、カノン、揺れるから、手」
「ありがとう、翔くん」
カノンさんは翔さんの手を取りボートの上に立つ。それから軽くぎゅっと抱き着いてからベンチに腰を下ろした。
カノンさんに続いて相良も先にボートに乗り込む。そしてくるっと体を岸側に向けて、翔さんと同じく私に手を差し出してくれた。
「・・・・・・リコ先輩」
手を、とも言わず、ただ私の名前だけを呼んで手を差し出す相良。じっと私を見つめてくる。私もカノンさんと同じように相良の手を取ってアトラクションのボートに乗り込んだ。
「ありがとう、相良」
「・・・・・・いえ」
相良は一言だけ言うと、翔さんの右隣に座った。私は相良の左隣に座る。ほどなくしてボートは満席になり、ジャングルへ向かって出発した。翔さんとカノンさんがここでも仲良く手を繋いでアトラクションを楽しむ中、私と相良は微妙に距離を空けたままアトラクションを楽しんだ。アトラクションから降りるときは、私が1番最初に岸に上がるので、私はアトラクションに乗り込むときに相良がしてくれたように、岸に上がってから相良に手を差し出す。相良はちょっと戸惑ったように私の手を取ってくれたけど、すぐに離されてしまった。
昼食の時間になると、4人でテーブルに着き、各々が買って来た食事を食べることになった。ここでも翔さんとカノンさんのラブラブっぷりは変わらずで、「翔君、それ食べてみたい~」とカノンさんが可愛くおねだりをすれば、「いいよ、はい、あーん」と翔さんもカノンさんをとびきり甘やかしている。なんだかだんだん、自分がいかに男性に甘えてこなかったのかというのを意識し出してしまった。ついつい、「あたしに任せな!」って感じになってしまって、カノンさんのように甘えてみたことがなかったなぁと思ったのだ。そうか、こうやって甘えてくれる女の子の方が可愛いよね。
すると突然相良が私の方を見て、「・・・・・・リコ先輩のも美味しそうですね」と呟いた。
「あ、うん、なかなかスパイシーで美味しいよ!」
そんなやり取りをしていたら、翔くんが水を一気飲み干し、紙コップを持って立ち上がる。
「カノン、一緒に水取りに行かない?」
「うん、行く!」
「2人は?お代わりいります?」
翔さんの心遣いに「私はまだあるので」と断り、相良は「・・・・・・じゃあ」とお水のお代わりをお願いしていた。そして翔さんとカノンさんはサーバーの方へと歩いていく。
「・・・・・・リコ先輩の、一口もらえませんか」
少し緊張しているような口調で相良が私を見る。
「あ、うん、いいよ、どうぞ」
私はお皿を相良の方に差し出す。相良は一瞬お皿を見つめてから私の食事を一口くちに入れた。
「・・・・・・あ、本当だ、ちょっと辛い」
「でしょでしょ」
相良は私のお皿を私の方に返しながら、「・・・・・・僕のもどうぞ」と言って差し出してくれた。
「あー・・・。いいの?ありがとう」
なんだかこれってさっきの翔さんとカノンさんみたいだなと思いつつ、私も相良のランチを一口食べる。相良はチキンとエビの塩ラーメンだった。エビに塩味がよく染み込んでいておいしい。
「・・・・・・スープも、美味しかったんで飲んでみてください」
「分かった」
相良に薦められたとおり、スープもいただくことにする。ふと、レンゲは相良が使ったものだと思ったが、間接キスくらいで狼狽えるような年でもあるまい!と思い、平然を装ってスープを飲む。これまたいい塩味が鼻を抜ける。
「こっちのも美味しいね!次来ることがあったらこっちにしようかな」
「・・・・・・じゃ、今度は半分こしましょう」
相良はそう言うと、塩ラーメンの他に頼んでいた豚の角煮丼を食べ始める。また、相良とこのテーマパークに来られるだろうか。私は少しドキドキしながら、自分の食事を再開させた。
夕方、明日からのお弁当のおかずを作っていたら、相良からメッセージが届いた。
「昨日、無事に家に着きましたか?」という一言だけなのに、私の心臓はドキドキし始めてしまった。既読がついてしまったのに返事をしないまま放置もできず、私はおかずを作る手を止めて相良に「無事に着いたよ、ありがとね」と簡単に返信する。相良はこういうツールでコミュニケーションを取るタイプではない。あくまで必要事項の事務連絡のツールと捉えているようだから、こんな無事を確認するようなメッセージが来ただけでなんだかびっくりしてしまった。
その後相良から「良かったら今度一緒にテーマパークに行きませんか」というメッセージが届いた。それは世界の数か所にあるテーマパークで、とても日本とは思えないほどの美しい夜景が見られるテーマパークだ。相良が好き好んで行くような場所とも思えず、私は『どうしたんだろう』と心配してしまったほどだ。ところが話をよく聞けば、相良の友だちカップルの彼女さんの友だちを含めて一緒にテーマパークに行かないかと誘われたものの、人見知りをする相良は「自分の友だちならいい」と伝えたらしい。そこで白羽の矢が立ったのが私だったようだ。
私は最近、相良のことが気になっている。自分でも認めるしかない。だから、そんな相良からのお誘いを断るはずもない。私は相良に「行きたい!」と返事をして、スケジュールを打ち合わせた。
♢♢♢
社会人同士とはいえ、みんな土日休みの仕事に就いていることもあり、テーマパークの予定はすぐに決まった。私だけアウェーな感じになるか心配ではあったけど、きっと大丈夫だろう。ワンピーススカートの下にレギンスを履き、足元は履きなれたスニーカーにして、荷物はハンカチとお財布、化粧直し用のファンデーション、リップをバッグに入れて小さくまとめた。髪の毛もまとめてアトラクションや風に吹かれてもボサボサにならないようにした。
テーマパークの最寄駅で下車すると、そこはもう凄い人込みだった。改札の外にもたくさんの人だかりができていて、みんなスマホを見ながらキョロキョロしている。きっとみんな待ち合わせをしている相手を探しているんだろう。私もそれに漏れず、少し人がいないエリアに行ってからスマホをポケットから取り出してみた。相良から「ここにいます」というメッセージが届いている。私は既読だけを付けてすぐに相良のいる場所に向かった。
「おはようございまぁす!」
「おはようございます・・・」
目の前の若くて可愛い女の子の元気に圧倒されて、挨拶の声が小さくなってしまった。
相良のいる場所に行くと、すでに相良と相良のお友達カップルも揃っていた。相良に事前にあまり聞いていなかったが、まず相良のお友達の男の子がイケメンでびっくりした。いわゆる陽キャという分類に入るのだろう、とても爽やかな香水の香りがほんのりと香り、服装から雰囲気までが爽やかそのもの、という印象を受ける。しかも身長もおそらく180センチはありそうだ。
そしてその彼女さんであろう女の子は、ミニのスカートにスニーカーを履いていて、はっきり言ってめちゃくちゃ若い!お肌がツヤツヤしているし、元気が体から溢れ出ている感じがする。挨拶もとても元気だ。
「リコさん、ですよね。僕、相良の友人の翔と言います。こちらは僕の彼女のカノンです」
「初めまして~カノンですっ。22歳女子大生でーす☆」
やはり実際に若い子だった!アラサーの私は果たして話についていけるだろうか、最初から不安でいっぱいだ。
「じゃあとりあえずゲートに向かいましょう。混んで来てますから」
翔くんがやはり爽やかに言うと、「行こう行こう~☆」とカノンちゃんが翔くんの腕に絡みつき、ぴったりくっついたまま歩き出した。私は相良を見る。
「・・・・・・おはよう、ございます」
「おはよう相良。あの2人、すっごいラブラブだね」
「・・・・・・ええ、見ているのがキツイです」
相良はふう、というため息を吐き、ゆっくりと歩き出した。
「相良は、カノンさんと何度もお会いしたことあるの?」
「・・・・・・ええ、3回目くらいかな」
気のせいだと思うが、今日の相良は心なしかいつもより何故か緊張しているように見える。やっぱり友だちとその彼女とダブルデートというものが相良を緊張させているのだろうか。私達は翔くんたちを視界に入れつつ、後を追うように並んで歩き出した。
翔くんとカノンさんは指を絡めつつ、さらに腕をがっしり掴んでぴったりとくっついて歩いている。どこからどう見てもラブラブカップルだ。それなのに、私達ときたら少し離れて並んで歩いていて、いかにもお友達です感が溢れている。
『今日は、相良は手を握ってくれないのかな』内心そんなことを考えながら隣を歩く相良の手を見つめてしまう。以前、映画デートをしたときは、私から「彼女だと思って欲しい」なんて言ったから相良も頑張って手を繋いでくれたんだろうけれど、なんとなく今日は相良から「手を繋いでもいいですか」という言葉を期待してしまっていた。
パーク内に入ってからも翔くんとカノンさんのラブラブっぷりは継続したままで、アトラクションに並んでいる間もずっと手を繋いでいるか、翔くんがカノンさんの腰を抱き寄せている光景が続いていた。そんな2人を前に、私はなんとなく目のやり場に困るというか、どういう反応をしたらいいのか分からなくてついつい相良の方を見てしまう。
私達はボートに乗ってジャングルの中を冒険するというアトラクションに乗ることにした。いよいよ私達の順番が回ってきたとき、最初に翔さんがボートに乗りこみ、カノンさんに手を差し出す。
「ほら、カノン、揺れるから、手」
「ありがとう、翔くん」
カノンさんは翔さんの手を取りボートの上に立つ。それから軽くぎゅっと抱き着いてからベンチに腰を下ろした。
カノンさんに続いて相良も先にボートに乗り込む。そしてくるっと体を岸側に向けて、翔さんと同じく私に手を差し出してくれた。
「・・・・・・リコ先輩」
手を、とも言わず、ただ私の名前だけを呼んで手を差し出す相良。じっと私を見つめてくる。私もカノンさんと同じように相良の手を取ってアトラクションのボートに乗り込んだ。
「ありがとう、相良」
「・・・・・・いえ」
相良は一言だけ言うと、翔さんの右隣に座った。私は相良の左隣に座る。ほどなくしてボートは満席になり、ジャングルへ向かって出発した。翔さんとカノンさんがここでも仲良く手を繋いでアトラクションを楽しむ中、私と相良は微妙に距離を空けたままアトラクションを楽しんだ。アトラクションから降りるときは、私が1番最初に岸に上がるので、私はアトラクションに乗り込むときに相良がしてくれたように、岸に上がってから相良に手を差し出す。相良はちょっと戸惑ったように私の手を取ってくれたけど、すぐに離されてしまった。
昼食の時間になると、4人でテーブルに着き、各々が買って来た食事を食べることになった。ここでも翔さんとカノンさんのラブラブっぷりは変わらずで、「翔君、それ食べてみたい~」とカノンさんが可愛くおねだりをすれば、「いいよ、はい、あーん」と翔さんもカノンさんをとびきり甘やかしている。なんだかだんだん、自分がいかに男性に甘えてこなかったのかというのを意識し出してしまった。ついつい、「あたしに任せな!」って感じになってしまって、カノンさんのように甘えてみたことがなかったなぁと思ったのだ。そうか、こうやって甘えてくれる女の子の方が可愛いよね。
すると突然相良が私の方を見て、「・・・・・・リコ先輩のも美味しそうですね」と呟いた。
「あ、うん、なかなかスパイシーで美味しいよ!」
そんなやり取りをしていたら、翔くんが水を一気飲み干し、紙コップを持って立ち上がる。
「カノン、一緒に水取りに行かない?」
「うん、行く!」
「2人は?お代わりいります?」
翔さんの心遣いに「私はまだあるので」と断り、相良は「・・・・・・じゃあ」とお水のお代わりをお願いしていた。そして翔さんとカノンさんはサーバーの方へと歩いていく。
「・・・・・・リコ先輩の、一口もらえませんか」
少し緊張しているような口調で相良が私を見る。
「あ、うん、いいよ、どうぞ」
私はお皿を相良の方に差し出す。相良は一瞬お皿を見つめてから私の食事を一口くちに入れた。
「・・・・・・あ、本当だ、ちょっと辛い」
「でしょでしょ」
相良は私のお皿を私の方に返しながら、「・・・・・・僕のもどうぞ」と言って差し出してくれた。
「あー・・・。いいの?ありがとう」
なんだかこれってさっきの翔さんとカノンさんみたいだなと思いつつ、私も相良のランチを一口食べる。相良はチキンとエビの塩ラーメンだった。エビに塩味がよく染み込んでいておいしい。
「・・・・・・スープも、美味しかったんで飲んでみてください」
「分かった」
相良に薦められたとおり、スープもいただくことにする。ふと、レンゲは相良が使ったものだと思ったが、間接キスくらいで狼狽えるような年でもあるまい!と思い、平然を装ってスープを飲む。これまたいい塩味が鼻を抜ける。
「こっちのも美味しいね!次来ることがあったらこっちにしようかな」
「・・・・・・じゃ、今度は半分こしましょう」
相良はそう言うと、塩ラーメンの他に頼んでいた豚の角煮丼を食べ始める。また、相良とこのテーマパークに来られるだろうか。私は少しドキドキしながら、自分の食事を再開させた。
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