金の王と白い月、黒い月。

結月彩夜

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歯車が廻りだす。

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戦嫌いの天才軍師。
本当は殺しの策を考えることが大嫌いだった彼女。
それでも、彼女は殺しの策を、戦の戦略を立てて、実行し、誰よりも血濡れた彼女。
彼女がいなければこの王朝いまはなかったといわれるほど。
そんな国の柱の命の終わり。そして、はじまり。
誰かを殺して、殺される。そんな戦場が大嫌いだった少女とその対の少年の一片の物語。
彼女たちの名は―。
白金と黒金の双軍師の物語。

命は巡る。

歯車がカチリと音を立てて動き出した。
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