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第1話 迷子の2人と1匹
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目覚まし時計とセミのセッションを聞き目を覚ます。
時間は朝の9時半、普段なら大慌てになる時間だけど今日はなんの問題も無い。なぜなら今日は夏休みだから!どんな時間に起きたって、どんなことをしたって絶対に先生にとやかく言われない!
お母さんには言われるかもしれないけど……
それでもいつもより何倍も自由だ!
そんな自由な時にあえてこの時間に起きたのにもちゃんと理由がある。
それはお隣さんで大親友のいとちゃんと今日は一日中、この美蘭市一大きいショッピングモールで遊んで、買い物して楽しみまくるから!
だからこそ今日は早起きしたのだ。
アタシ、超偉い。
「ヒメカ~!起きたの~?小糸ちゃんと遊ぶんでしょ?朝ごはんできてるから早く準備しちゃいなさい」
下の階からお母さんの声が聞こえてきた。
「わかってる今行くー!」
アタシは階段を駆け下りてリビングのドアを開けた!
「おう、おはよう。今日は出かけるんだろ?早く食っちまえよ朝ごはん」
オオカミが新聞を読んでた、この間、変な鏡にいとちゃんと一緒に面倒を見るように頼まれたオオカミだ。
「ちょっと!新聞あとでお父さんも読むんだから爪で穴だらけにしないでよ!」
「大丈夫だ、テープでくっつければ読めるだろ」
「そういう問題じゃないの!いい子になる気あるの!?」
アタシは言い争いながら食卓について朝ごはんのパンを食べ始めた、いとちゃん家で作ってるパンだ。
最高に美味しい、怒りもどこかに吹っ飛んでしまった。
そうこうしているとリビングにチャイムの音が鳴り響いた。いとちゃんが来た!アタシは急いで食器を片付けて玄関まで向かった。
「ヒメちゃんおはよう!準備できた?」
「もちろん!早速行こう!いってきま~」
「待って!オオカミさんは?」
へ?なんでオオカミが?アタシ達だけのショッピングじゃないの?
「確か常に気を配って採点して欲しいって鏡さんが、なら家にオオカミさんを置いておくわけにもいかないよね?」
「ぐぬぬ」
がーんだ……2人きりの楽しいショッピングを想像してたのに出鼻をくじかれてしまった。
「わかった……オオカミ~!ちょっと来て~!一緒に買い物行くわよ~!」
「マジで!?行く行く!」
「よし、じゃあ行こうか!お母さんいってきま~す!」
「いってらっしゃい!」
雑談をしながら歩き、家から出て5分くらいの辺りでいとちゃんがある事を言い出した。
「ねぇオオカミさん、おとぎ世界ってどんな所なの?私すごく気になるの」
「ん?あぁあそこか、あそこはなぁなんも無いぞ。」
「えっ何も無いの?アタシそこら中の家がお菓子の家とかそういうのを想像してたんだけど……」
「オレの住んでたとこが田舎の森ん中のってのもあるがオレの見た事のある建物なんか赤ずきんの婆さんの家しか無いな」
「そんなぁ……」
「そもそもオレたちは基本他の物語と関わるのは良くないって教えられて育ってきたんだ。小さい頃から深く関わりすぎると災いが起きるって聞かされたもんだ」
「じゃあオオカミさんが会ってないだけで同じ世界に白雪姫とおやゆび姫とシンデレラがいる可能性もあるって事?」
「かもなぁ、オレにはよくわかんねぇし実感もわかねぇけどな」
なんか夢の無い話、おとぎ世界なんて言うからみんなもっとキラキラしてて夢とか希望とかに溢れてるような世界を想像してたのになんかガッカリ。どこも甘くは無いんだね……
「ねぇヒメちゃん……話の途中だけど1つ聞いていい?」
「どうしたのいとちゃん?」
いとちゃんが俯きながら足を止めた。
「私達が出発したのって何時だっけ……」
「10時5分だったかな」
「ショッピングモールまで歩いて何分くらいだっけ……」
「歩いて?う~ん15分くらい?」
「もう1つ質問いいかな……今、何時何分?」
「10時23分……あっ……」
「ショッピングモール……どこ?」
迷った。完全に迷った。どうしよう……困った……スマホも買ってもらってないから地図もない。
「いとちゃん……スマホ持ってたっけ……?」
「私も買ってもらってないよ……どうしよう……」
終わりかもしれない……アタシ達このままこの見知らぬ道を死ぬまでさまようんだ……
「なんだどうした?急に暗い顔して、そんなにオレの住んでた場所の話がつまらなかったか?」
「違ーう!迷ったの!迷子!遭難!」
「迷っただぁ?なんだそんな事かよ……驚かしやがって……」
そんな事ってなんなのさ!こっちは大慌てだってのに!悪役ってこんなに冷たいの!?
「オレだって小さい頃は森でよく迷子になったもんさ、でもすぐに帰れた。どうしてだと思う」
「へ?いやわかんないけど」
「鼻だよ鼻!オレはオオカミだぜ?生まれつき人間よりも鼻が利くんだよ」
「オオカミさんほんとですか!?」
「あぁ、オレはイヌ科なんだからだいたい想像つくだろ」
神様仏様オオカミ様!なんて助かる!悪役ってホントはいい人なんじゃない?
「あっでもそのショッピングモール?ってとこの匂いを嗅いだことないからわからねぇや。すまん!」
「もう終わりだぁ!みんなここで死んじゃうんだ!」
「待て待て待て!話はまだ終わってない!オマエらショッピングモールってのは買い物するところなんだろ?なんかそこで買った物とか今持ってないか?」
買った物……買った物……そうだ!アタシが今つけてるシュシュはショッピングモールで買ったやつだ!
「このシュシュ!ショッピングモールで買ったやつ!使って!」
「おっどれどれ……あ~ダメだ!オマエん家の匂いしかわからねぇ!もっと新しい物はねぇのか?」
「そんな!これより新しいのとかアタシ持ってない!」
「待ってヒメちゃん!これを使って!」
いとちゃんが渡してきたのは1枚の紙、よく見るとそれは探しているショッピングモールのフロアマップだった。
「ちょっと古いやつだけどカバンに入れっぱなしで外に出してないからもしかしたらまだ匂いが残ってるかも!」
「でかした!どれどれ……よし!これなら行けるぞ!」
「ホント!?やったー!オオカミありがとう!初めてのいい子ポイントあげちゃう!」
「こんなんでいいのか?いい事って簡単じゃねぇか。まあとにかく善は急げ、時間は有限!早く行くぞ!オマエらついてこい!」
アタシ達は4本足で駆けるオオカミに必死でついて行った。
「ついたぞ!ココだ!オマエら大丈夫か?」
「大丈夫じゃ……ない……早すぎ……」
アタシ達はオオカミに必死になってついてきたからもうクタクタ、炎天下を走ったんだし少し休ませて欲しい……
「なぁホントにここで買い物する気かオマエら?」
「どういうこと?する気も何もショッピングモールは買い物する為に存在するんだけど……」
「見てみろよ、オレだったらこんなとこで絶対買い物なんかしないぞ?」
アタシ達は重たい首を上げてショッピングモールを見た、オオカミの言ってる事がすぐに理解できた。ショッピングモールがカチンコチンの氷漬けになってるのだ。
「なっなっ……なんじゃこりゃあぁぁぁぁぁ!」
アタシ達の買い物は一筋縄ではいかなそうです……
時間は朝の9時半、普段なら大慌てになる時間だけど今日はなんの問題も無い。なぜなら今日は夏休みだから!どんな時間に起きたって、どんなことをしたって絶対に先生にとやかく言われない!
お母さんには言われるかもしれないけど……
それでもいつもより何倍も自由だ!
そんな自由な時にあえてこの時間に起きたのにもちゃんと理由がある。
それはお隣さんで大親友のいとちゃんと今日は一日中、この美蘭市一大きいショッピングモールで遊んで、買い物して楽しみまくるから!
だからこそ今日は早起きしたのだ。
アタシ、超偉い。
「ヒメカ~!起きたの~?小糸ちゃんと遊ぶんでしょ?朝ごはんできてるから早く準備しちゃいなさい」
下の階からお母さんの声が聞こえてきた。
「わかってる今行くー!」
アタシは階段を駆け下りてリビングのドアを開けた!
「おう、おはよう。今日は出かけるんだろ?早く食っちまえよ朝ごはん」
オオカミが新聞を読んでた、この間、変な鏡にいとちゃんと一緒に面倒を見るように頼まれたオオカミだ。
「ちょっと!新聞あとでお父さんも読むんだから爪で穴だらけにしないでよ!」
「大丈夫だ、テープでくっつければ読めるだろ」
「そういう問題じゃないの!いい子になる気あるの!?」
アタシは言い争いながら食卓について朝ごはんのパンを食べ始めた、いとちゃん家で作ってるパンだ。
最高に美味しい、怒りもどこかに吹っ飛んでしまった。
そうこうしているとリビングにチャイムの音が鳴り響いた。いとちゃんが来た!アタシは急いで食器を片付けて玄関まで向かった。
「ヒメちゃんおはよう!準備できた?」
「もちろん!早速行こう!いってきま~」
「待って!オオカミさんは?」
へ?なんでオオカミが?アタシ達だけのショッピングじゃないの?
「確か常に気を配って採点して欲しいって鏡さんが、なら家にオオカミさんを置いておくわけにもいかないよね?」
「ぐぬぬ」
がーんだ……2人きりの楽しいショッピングを想像してたのに出鼻をくじかれてしまった。
「わかった……オオカミ~!ちょっと来て~!一緒に買い物行くわよ~!」
「マジで!?行く行く!」
「よし、じゃあ行こうか!お母さんいってきま~す!」
「いってらっしゃい!」
雑談をしながら歩き、家から出て5分くらいの辺りでいとちゃんがある事を言い出した。
「ねぇオオカミさん、おとぎ世界ってどんな所なの?私すごく気になるの」
「ん?あぁあそこか、あそこはなぁなんも無いぞ。」
「えっ何も無いの?アタシそこら中の家がお菓子の家とかそういうのを想像してたんだけど……」
「オレの住んでたとこが田舎の森ん中のってのもあるがオレの見た事のある建物なんか赤ずきんの婆さんの家しか無いな」
「そんなぁ……」
「そもそもオレたちは基本他の物語と関わるのは良くないって教えられて育ってきたんだ。小さい頃から深く関わりすぎると災いが起きるって聞かされたもんだ」
「じゃあオオカミさんが会ってないだけで同じ世界に白雪姫とおやゆび姫とシンデレラがいる可能性もあるって事?」
「かもなぁ、オレにはよくわかんねぇし実感もわかねぇけどな」
なんか夢の無い話、おとぎ世界なんて言うからみんなもっとキラキラしてて夢とか希望とかに溢れてるような世界を想像してたのになんかガッカリ。どこも甘くは無いんだね……
「ねぇヒメちゃん……話の途中だけど1つ聞いていい?」
「どうしたのいとちゃん?」
いとちゃんが俯きながら足を止めた。
「私達が出発したのって何時だっけ……」
「10時5分だったかな」
「ショッピングモールまで歩いて何分くらいだっけ……」
「歩いて?う~ん15分くらい?」
「もう1つ質問いいかな……今、何時何分?」
「10時23分……あっ……」
「ショッピングモール……どこ?」
迷った。完全に迷った。どうしよう……困った……スマホも買ってもらってないから地図もない。
「いとちゃん……スマホ持ってたっけ……?」
「私も買ってもらってないよ……どうしよう……」
終わりかもしれない……アタシ達このままこの見知らぬ道を死ぬまでさまようんだ……
「なんだどうした?急に暗い顔して、そんなにオレの住んでた場所の話がつまらなかったか?」
「違ーう!迷ったの!迷子!遭難!」
「迷っただぁ?なんだそんな事かよ……驚かしやがって……」
そんな事ってなんなのさ!こっちは大慌てだってのに!悪役ってこんなに冷たいの!?
「オレだって小さい頃は森でよく迷子になったもんさ、でもすぐに帰れた。どうしてだと思う」
「へ?いやわかんないけど」
「鼻だよ鼻!オレはオオカミだぜ?生まれつき人間よりも鼻が利くんだよ」
「オオカミさんほんとですか!?」
「あぁ、オレはイヌ科なんだからだいたい想像つくだろ」
神様仏様オオカミ様!なんて助かる!悪役ってホントはいい人なんじゃない?
「あっでもそのショッピングモール?ってとこの匂いを嗅いだことないからわからねぇや。すまん!」
「もう終わりだぁ!みんなここで死んじゃうんだ!」
「待て待て待て!話はまだ終わってない!オマエらショッピングモールってのは買い物するところなんだろ?なんかそこで買った物とか今持ってないか?」
買った物……買った物……そうだ!アタシが今つけてるシュシュはショッピングモールで買ったやつだ!
「このシュシュ!ショッピングモールで買ったやつ!使って!」
「おっどれどれ……あ~ダメだ!オマエん家の匂いしかわからねぇ!もっと新しい物はねぇのか?」
「そんな!これより新しいのとかアタシ持ってない!」
「待ってヒメちゃん!これを使って!」
いとちゃんが渡してきたのは1枚の紙、よく見るとそれは探しているショッピングモールのフロアマップだった。
「ちょっと古いやつだけどカバンに入れっぱなしで外に出してないからもしかしたらまだ匂いが残ってるかも!」
「でかした!どれどれ……よし!これなら行けるぞ!」
「ホント!?やったー!オオカミありがとう!初めてのいい子ポイントあげちゃう!」
「こんなんでいいのか?いい事って簡単じゃねぇか。まあとにかく善は急げ、時間は有限!早く行くぞ!オマエらついてこい!」
アタシ達は4本足で駆けるオオカミに必死でついて行った。
「ついたぞ!ココだ!オマエら大丈夫か?」
「大丈夫じゃ……ない……早すぎ……」
アタシ達はオオカミに必死になってついてきたからもうクタクタ、炎天下を走ったんだし少し休ませて欲しい……
「なぁホントにここで買い物する気かオマエら?」
「どういうこと?する気も何もショッピングモールは買い物する為に存在するんだけど……」
「見てみろよ、オレだったらこんなとこで絶対買い物なんかしないぞ?」
アタシ達は重たい首を上げてショッピングモールを見た、オオカミの言ってる事がすぐに理解できた。ショッピングモールがカチンコチンの氷漬けになってるのだ。
「なっなっ……なんじゃこりゃあぁぁぁぁぁ!」
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