12 / 18
12
しおりを挟む「すい君ごめんね。僕もすい君と仲良くしたい。これからよろしく」
そう言って僕からギューしに行ってすい君も背が高いからちょっと背伸びしてチュッチュッとした。
一瞬動きが止まったけどすぐにすい君もしてくれた。
そして最後にもう1回ギューってして来て耳元ですい君が
「先輩…僕…」
と何か言いかけた所で海里君が俺もー!とドンッとすい君を押した。
そしてギューチュッチュッと挨拶して来た。
僕も返して海里君越しに紫音君が黙ってこっちを見てるのが見えた。
だから少し海里君と離れて紫音君に向かって手を広げた。
「えっ…?」
「紫音君も!僕と仲良くしてくれる?」
そう聞くとギクシャクと歩いて来て
「もちろんです」
と言って挨拶してくれた。
だから僕も笑って少し強めにギューってしてチュッチュッと返した。
「僕に可愛い後輩がこんなに沢山出来た。嬉しい」
と笑いかけた所で
「こんなとこいた!!」大和
「何でこんな端っこにいるんだよ」煌
「探したんだよ」灯夜
「あれー?紫音達といるー」だいちゃん
「心配…した…」龍君
と1年組のみんなが来た。
「みんな!朝ぶりー!他の子達はいいの?」
きっと中等部の人達や高等部の人達は5人と話をしたいはずだ。
だってさっきからずっとこっちを見てる人達が沢山いる。
「いやー、俺達はいいの!てか、俺達は桜李と話がしたいんだよ。それに多分、これは桜李目当てだと思うけど」
と灯夜が言ってみんな頷いていた。
「なーにを言ってんのー」
とアハハと笑っていると後ろからフワッと誰かに包まれた。
「やっと会えた。桜李」
そう言って僕からギューしに行ってすい君も背が高いからちょっと背伸びしてチュッチュッとした。
一瞬動きが止まったけどすぐにすい君もしてくれた。
そして最後にもう1回ギューってして来て耳元ですい君が
「先輩…僕…」
と何か言いかけた所で海里君が俺もー!とドンッとすい君を押した。
そしてギューチュッチュッと挨拶して来た。
僕も返して海里君越しに紫音君が黙ってこっちを見てるのが見えた。
だから少し海里君と離れて紫音君に向かって手を広げた。
「えっ…?」
「紫音君も!僕と仲良くしてくれる?」
そう聞くとギクシャクと歩いて来て
「もちろんです」
と言って挨拶してくれた。
だから僕も笑って少し強めにギューってしてチュッチュッと返した。
「僕に可愛い後輩がこんなに沢山出来た。嬉しい」
と笑いかけた所で
「こんなとこいた!!」大和
「何でこんな端っこにいるんだよ」煌
「探したんだよ」灯夜
「あれー?紫音達といるー」だいちゃん
「心配…した…」龍君
と1年組のみんなが来た。
「みんな!朝ぶりー!他の子達はいいの?」
きっと中等部の人達や高等部の人達は5人と話をしたいはずだ。
だってさっきからずっとこっちを見てる人達が沢山いる。
「いやー、俺達はいいの!てか、俺達は桜李と話がしたいんだよ。それに多分、これは桜李目当てだと思うけど」
と灯夜が言ってみんな頷いていた。
「なーにを言ってんのー」
とアハハと笑っていると後ろからフワッと誰かに包まれた。
「やっと会えた。桜李」
0
お気に入りに追加
580
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
公爵令嬢と卑しい王子~離縁の駆け引き~
岡暁舟
恋愛
「君とはもう別れたい」
その理由は、他に女ができたから。彼女は知っていた。自分が特別魅力のある女ではないということを。
そして……王子は離縁を通告した。
登場人物
マリア:公爵令嬢
ファニー:マリアのメイド
リンゲル:第一王子
ロールス:第二王子
その他:たくさんの名もなき人々
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
婚約破棄でみんな幸せ!~嫌われ令嬢の円満婚約解消術~
春野こもも
恋愛
わたくしの名前はエルザ=フォーゲル、16才でございます。
6才の時に初めて顔をあわせた婚約者のレオンハルト殿下に「こんな醜女と結婚するなんて嫌だ! 僕は大きくなったら好きな人と結婚したい!」と言われてしまいました。そんな殿下に憤慨する家族と使用人。
14歳の春、学園に転入してきた男爵令嬢と2人で、人目もはばからず仲良く歩くレオンハルト殿下。再び憤慨するわたくしの愛する家族や使用人の心の安寧のために、エルザは円満な婚約解消を目指します。そのために作成したのは「婚約破棄承諾書」。殿下と男爵令嬢、お二人に愛を育んでいただくためにも、後はレオンハルト殿下の署名さえいただければみんな幸せ婚約破棄が成立します!
前編・後編の全2話です。残酷描写は保険です。
【小説家になろうデイリーランキング1位いただきました――2019/6/17】
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
結婚しましたが、愛されていません
うみか
恋愛
愛する人との結婚は最悪な結末を迎えた。
彼は私を毎日のように侮辱し、挙句の果てには不倫をして離婚を叫ぶ。
為す術なく離婚に応じた私だが、その後国王に呼び出され……
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
拝啓 お顔もお名前も存じ上げない婚約者様
オケラ
恋愛
15歳のユアは上流貴族のお嬢様。自然とたわむれるのが大好きな女の子で、毎日山で植物を愛でている。しかし、こうして自由に過ごせるのもあと半年だけ。16歳になると正式に結婚することが決まっている。彼女には生まれた時から婚約者がいるが、まだ一度も会ったことがない。名前も知らないのは幼き日の彼女のわがままが原因で……。半年後に結婚を控える中、彼女は山の中でとある殿方と出会い……。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
私には弱小貴族くらいが丁度いい。
木山楽斗
恋愛
田舎の男爵令嬢であるルルーナは、特別裕福という訳でもないが平穏な生活を送っていた。
前世の記憶を持っている彼女は、二度目の人生に幸福を感じていた。妙なしがらみもない田舎の弱小貴族は、彼女の気質にあっていたのだ。
しかしそんな彼女に災難が降りかかってきた。領地に悪辣な伯爵令息ドルナスが現れたのである。
権力さえあればなんでもできるという考えを持つ彼は、ルルーナに対しても横暴に振る舞った。それによって、ルルーナは窮地に立たされる。
そんな彼女を救ったのは、偶然お忍びでやって来ていた第二王子のゼナートであった。
こうしてドルナスは、より権力を持つ者によって捻じ伏せられたのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
婚約破棄された令嬢の父親は最強?
岡暁舟
恋愛
婚約破棄された公爵令嬢マリアの父親であるフレンツェルは世界最強と謳われた兵士だった。そんな彼が、不義理である婚約破棄に激怒して元婚約者である第一王子スミスに復讐する物語。
義妹に苛められているらしいのですが・・・
天海月
恋愛
穏やかだった男爵令嬢エレーヌの日常は、崩れ去ってしまった。
その原因は、最近屋敷にやってきた義妹のカノンだった。
彼女は遠縁の娘で、両親を亡くした後、親類中をたらい回しにされていたという。
それを不憫に思ったエレーヌの父が、彼女を引き取ると申し出たらしい。
儚げな美しさを持ち、常に柔和な笑みを湛えているカノンに、いつしか皆エレーヌのことなど忘れ、夢中になってしまい、気が付くと、婚約者までも彼女の虜だった。
そして、エレーヌが持っていた高価なドレスや宝飾品の殆どもカノンのものになってしまい、彼女の侍女だけはあんな義妹は許せないと憤慨するが・・・。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
婚約破棄は計画的に。
秋月一花
恋愛
「アイリーン、貴様との婚約を――」
「破棄するのですね、かしこまりました。喜んで同意致します」
私、アイリーンは転生者だ。愛読していた恋愛小説の悪役令嬢として転生した。とはいえ、悪役令嬢らしい活躍はしていない。していないけど、原作の強制力か、パーティー会場で婚約破棄を宣言されそうになった。
……正直こっちから願い下げだから、婚約破棄、喜んで同意致します!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる