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第1章
いざ、面接へ
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次の日。
ジリリリリリッ!というけたたましい音で飛び起き、時計を見る。
「あっぶな…!やっぱりこの目覚まし時計にして正解だったわ。」
そう呟きながら、面接へ行く支度を始めた。
いつもなら食べない朝食を食べ、歯磨きを済ませ、顔を洗い、髪をセットしたら…
後は最近買ったばかりのスーツとネクタイを身に纏い、いざ面接へ!
駅までは徒歩ですぐだが、電車に乗ってから会社に着くまでは30分以上かかる。
道に迷っても困るので、時間にはかなり余裕を持って電車に乗った。
駅近と言っても、普段自分のアパート近くでバイトをしたり、友達と遊んだりすることが多く、電車に乗るのは久しぶりだった。
…それにしても、通勤ラッシュ時ではないにしても、都会の電車は混んでいる。
かなりギュウギュウ詰めの状態で、電車に揺られる中で、俺はお尻に違和感を感じた。
ん…?誰かのカバンか何かが当たってるのか?これ?
……と思ったけど、どうやらそうではないようで、思いっきり触られているらしい。
男だからって痴漢してもいいわけじゃないし、痴漢はれっきとした犯罪だ。…いくら俺が可愛いからって到底許していいものではない。
さぁ…この手をどうしてやろうか。俺は、その辺のか弱い女子たちとは違い、黙って泣き寝入りするような奴ではないからな。
…しかし、電車内は思っているよりも人が密集しており、思うように体を動かすことが出来ない。
体を捩らせながら何とか隙間を作ろうとしていたところで、痴漢野郎の手が前の方へと滑り込んできた。
いやいやいや…ちょっと待てって!これ、さすがにヤバいよな!?
俺は焦りを覚えて、その滑り込んできた手をグッと掴み、これ以上は進ませないようにした。一瞬、ビクッと手を止めかけた痴漢野郎だったが、すぐに空いている片方の手で俺の手をギリギリと掴んできた。
「……っ!」
そのあまりの痛さに、俺は顔を歪めて止めていた手を離してしまった。
すると、痴漢野郎は俺の隙をついて、そのまま布越しに俺のモノを触ってきた。
「…んっ!」
体は嫌でも反応してしまい、俺のモノはどんどん膨らみを帯びていく。このままでは、痴漢野郎の思う壺だ。
「ちゃんと反応してんじゃん…?」
そう耳元で囁かれ、鳥肌が立つ。気持ち悪い、そう思って抵抗しようとするが…動けない。くそっ、どうすれば…と思ったタイミングで次の駅に到着した。
降りる駅ではなかったが、今すぐこの状況から抜け出さないとどうしようもできなかった俺は、人込みをかき分けて電車から降りた。
最悪だ…。面接前だというのに、これ…処理しなきゃダメなやつだ…。
そう思い、持っている鞄で前を隠しながら急いでトイレに向かった。
駅構内にあるトイレに真っ直ぐ向かい、いざ個室に入ろうとした瞬間、自分の後ろに人がいることに気付き、勢いよく振り返った時には個室に押し込まれた。
その男は、ニヤニヤと気持ち悪い笑みを浮かべながら俺を舐め回すように見てきた。…どう考えても、さっきの痴漢野郎だ。声から察するに、40代以上のオッサンをイメージしていたが、思っていたよりも若く、30代前半といったところだ。
「君さぁ…俺が触ったらすーぐ感じちゃって…可愛いね。これから後処理するんでしょー?俺が手伝ってあげるよ。その、おっきくなったモノ。」
「…退けてくんない?警察呼ぶけど。」
「えー、そんなことして恥ずかしくないのー?男に痴漢されて感じちゃいましたって…言えるわけないよねぇ?」
そう言って、ジリジリと詰め寄ってくる痴漢野郎。
「……なめんじゃねぇぞ。」
そう呟くと、近寄ってきた男に回し蹴りをお見舞いしてやった。
咄嗟の反撃に対応できなかった痴漢野郎は、個室のドアに思いっきり体をぶつけ倒れこんだため、そのまま痴漢野郎のアレを踏みつけた。
「…っ!いってぇ!やっ…やめろっ!!潰れるだろうが!!」
「…そんな粗末なモノ、俺がここで潰して再起不能にしてやるよ。」
そして、さらに踏みつける力を強める。
「俺さ、これから大事な用事があんの。だからお前に付き合ってる暇とかないから。」
痴漢野郎はというと、もう声にならない叫びをあげていたが、そんなのお構いなしで股間を蹴り上げフィニッシュ。
長居もしたくないので、俺は自分の後処理もせずにトイレを出た。
…本当に無駄な時間を使った。俺は急いで電車に乗り直し、今度こそ目的の駅で降りると、面接会場へと歩みを進めた。
気付けば俺の股間も落ち着きを取り戻していた。
ジリリリリリッ!というけたたましい音で飛び起き、時計を見る。
「あっぶな…!やっぱりこの目覚まし時計にして正解だったわ。」
そう呟きながら、面接へ行く支度を始めた。
いつもなら食べない朝食を食べ、歯磨きを済ませ、顔を洗い、髪をセットしたら…
後は最近買ったばかりのスーツとネクタイを身に纏い、いざ面接へ!
駅までは徒歩ですぐだが、電車に乗ってから会社に着くまでは30分以上かかる。
道に迷っても困るので、時間にはかなり余裕を持って電車に乗った。
駅近と言っても、普段自分のアパート近くでバイトをしたり、友達と遊んだりすることが多く、電車に乗るのは久しぶりだった。
…それにしても、通勤ラッシュ時ではないにしても、都会の電車は混んでいる。
かなりギュウギュウ詰めの状態で、電車に揺られる中で、俺はお尻に違和感を感じた。
ん…?誰かのカバンか何かが当たってるのか?これ?
……と思ったけど、どうやらそうではないようで、思いっきり触られているらしい。
男だからって痴漢してもいいわけじゃないし、痴漢はれっきとした犯罪だ。…いくら俺が可愛いからって到底許していいものではない。
さぁ…この手をどうしてやろうか。俺は、その辺のか弱い女子たちとは違い、黙って泣き寝入りするような奴ではないからな。
…しかし、電車内は思っているよりも人が密集しており、思うように体を動かすことが出来ない。
体を捩らせながら何とか隙間を作ろうとしていたところで、痴漢野郎の手が前の方へと滑り込んできた。
いやいやいや…ちょっと待てって!これ、さすがにヤバいよな!?
俺は焦りを覚えて、その滑り込んできた手をグッと掴み、これ以上は進ませないようにした。一瞬、ビクッと手を止めかけた痴漢野郎だったが、すぐに空いている片方の手で俺の手をギリギリと掴んできた。
「……っ!」
そのあまりの痛さに、俺は顔を歪めて止めていた手を離してしまった。
すると、痴漢野郎は俺の隙をついて、そのまま布越しに俺のモノを触ってきた。
「…んっ!」
体は嫌でも反応してしまい、俺のモノはどんどん膨らみを帯びていく。このままでは、痴漢野郎の思う壺だ。
「ちゃんと反応してんじゃん…?」
そう耳元で囁かれ、鳥肌が立つ。気持ち悪い、そう思って抵抗しようとするが…動けない。くそっ、どうすれば…と思ったタイミングで次の駅に到着した。
降りる駅ではなかったが、今すぐこの状況から抜け出さないとどうしようもできなかった俺は、人込みをかき分けて電車から降りた。
最悪だ…。面接前だというのに、これ…処理しなきゃダメなやつだ…。
そう思い、持っている鞄で前を隠しながら急いでトイレに向かった。
駅構内にあるトイレに真っ直ぐ向かい、いざ個室に入ろうとした瞬間、自分の後ろに人がいることに気付き、勢いよく振り返った時には個室に押し込まれた。
その男は、ニヤニヤと気持ち悪い笑みを浮かべながら俺を舐め回すように見てきた。…どう考えても、さっきの痴漢野郎だ。声から察するに、40代以上のオッサンをイメージしていたが、思っていたよりも若く、30代前半といったところだ。
「君さぁ…俺が触ったらすーぐ感じちゃって…可愛いね。これから後処理するんでしょー?俺が手伝ってあげるよ。その、おっきくなったモノ。」
「…退けてくんない?警察呼ぶけど。」
「えー、そんなことして恥ずかしくないのー?男に痴漢されて感じちゃいましたって…言えるわけないよねぇ?」
そう言って、ジリジリと詰め寄ってくる痴漢野郎。
「……なめんじゃねぇぞ。」
そう呟くと、近寄ってきた男に回し蹴りをお見舞いしてやった。
咄嗟の反撃に対応できなかった痴漢野郎は、個室のドアに思いっきり体をぶつけ倒れこんだため、そのまま痴漢野郎のアレを踏みつけた。
「…っ!いってぇ!やっ…やめろっ!!潰れるだろうが!!」
「…そんな粗末なモノ、俺がここで潰して再起不能にしてやるよ。」
そして、さらに踏みつける力を強める。
「俺さ、これから大事な用事があんの。だからお前に付き合ってる暇とかないから。」
痴漢野郎はというと、もう声にならない叫びをあげていたが、そんなのお構いなしで股間を蹴り上げフィニッシュ。
長居もしたくないので、俺は自分の後処理もせずにトイレを出た。
…本当に無駄な時間を使った。俺は急いで電車に乗り直し、今度こそ目的の駅で降りると、面接会場へと歩みを進めた。
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