悪を狩る獣たち(1次小説版)

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3章:マトの人生

第26話 根鳥常史(3)

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 部屋に上げてもらい、祭壇の前に座って、手を合わせた。

(じゃあな害虫ども。成仏しろよ。これからこの女をいただくから、恨むんじゃねえぞ。お前らの存在自体が、そもそも間違いだったんだからよ!)

「今回は、辛かったね……」

 形ばかりのお祈りを済ませた後、俺は彼女に言ってあげた。努めて、優しく。
 彼女は、力なく頷いた。

「こんなことを言っても、何の効果もないだろうけど……気を落とさないで、頑張ってほしい。キミのご家族も、きっとそう望んでいる」

 お笑いw
 もし、これにコメントをつけるなら、そういう気分だ。
 ひとつも本心を言ってないのだから。

 それだけ言って、俺は立ち上がった。
 帰る、そう感じたのか、彼女が見送りについてきた。

 よし! 

 さすがに、祭壇前は抵抗あるだろうから、こっちで。
 廊下に誘い出すことに成功した。

 見送るために、玄関まで歩いて……

 そこで、決行。
 振り向いて、彼女を抱きしめた。

「課長!?」

「……こんなときに言うのはどうかと思う……でも、キミのそんな酷い状態を見て、今、言わないわけにはいかない!」

 俺は、彼女の耳元で情熱的に告白した。

「……これから、僕がキミを支える。絶対に、キミを幸せにしてみせるから!!」

 僕の、妻になってくれないか? 

 今、彼女は家族が欲しいはずだ! 
 そこに、俺のような頼れる男の求婚だ、
 渡りに船に違いない。

 ここは、勝負どころだ。

 彼女の身体に、手を回す。
 尻や太腿、首筋に。

 ……彼女は、抵抗しなかった。

 イケル!! 

 俺は彼女を廊下に押し倒した。



 押し倒し、まず俺はキスしようとしたが……彼女は顔を振ってそれを躱した。

 ……これはだめか。
 まぁ、無理矢理すればこのセックス自体おじゃんになるかもしれないので、諦めることにする。

 仕方ないので、首筋を舐め上げ、その胸を服の上から揉む。

 大きかった。思った通りだ。
 ハリもいい。

 中身が見たくなったので、上着の前を開け、シャツのボタンを上から丁寧に外していく。
 ブラも外して、中を確認した。

 ……素晴らしい! 
 やっぱ100点じゃん! 

 形、綺麗だし、巨乳でいいレベルの大きさ。
 乳首の色が、彼女、経産婦だから、やや茶色がかってるのはしょうがないとしても。
 あ、でも。
 ちょっとチョコレートみたいなのが、甘そうで、逆にそそるかも。

 直接揉んで、乳首を弄りながら、舐めてみた。

「ん……んんん……」

 この女、喘ぎ声エロ過ぎ。
 チンポが一気に勃起してしまった。

 すぐにでも突っ込みたかったけど、俺は耐えて。
 しばらくその最高のおっぱいを愉しんだ。

 乳首を舐めまわし、吸い立て、表情を盗み見る。
 すると、反応が最高で。

 こんな女と毎日やってた、害虫が憎たらしくなったが、もう始末した相手だ。
 これから上書きしてやるよ。

 臍を、腹を念入りに舐める。
 これから冷却期間を経た後、俺のものになる腹だから。

 あぁ、その日が楽しみだ。
 この腹を孕ませる……!

 存分に舐めまわした後、俺は彼女の下半身に手を付けた。
 きっと、ここも素晴らしいはず。

 彼女はほとんど協力してくれなかったので、脱がすのに難儀したが、脱がした。

 脚の形、尻。そしてマ〇コ。

 ……ああ、俺の理想通り。
 今すぐにでも突っ込んで、精液を注ぎ込みたくなるマ〇コだ。

 ……まぁ、今日はできないんだけど。
 何故って、害虫を殺ったばかりだから、彼女の腹に害虫の種が残ってるかもしれないじゃん。
 この状況で中出ししたら、孕んだ場合どっちの子か分からなくなるし。

 そうすっと、最悪托卵よ? ありえん! 

 だから、ここは我慢の時。だから、万が一にも孕まないように、高品質で評判がいい最高のゴムを買ったのよ。

 だから半年ほど冷却期間置かなきゃ、って話なのよ。
 その間、妊娠の兆候なければ彼女まっさら、俺の花嫁。
 もし孕んでたら、出産後にその子を殺して、改めて俺の花嫁。
 堕胎させっと、妊娠能力に傷がつくからね。俺は彼女に自分の子を産ませたいから。

 まぁ、中出しできない分、今日は彼女をできるだけ満足させて、俺の虜にしてやればいいさ。
 すぐに離れられなくなるよ。自信はある。

 俺は彼女の股間に顔を埋め、マ〇コを舐めしゃぶった。
 特にクリトリスを念入りに。

 彼女、スゲー感じて、あっという間にイった。
 のけ反り、痙攣して、ぐったりとなった。

 ……ああ、最高。
 身体の相性も抜群かもしれない。

 はぁはぁ言いながら、身体を投げ出している彼女を見ながら、ズボンを下ろしゴムを装着する。

 あぁ、いよいよヤるんだ……

 彼女の入り口に、俺の巨根をあてがった。正常位だ。
 そして一気に挿入。

「か……は……!!」

 彼女、目を見開いて口をパクパクさせてた。
 どうせ、こんなデカイの挿入されたことないんだろ? 

 俺のものは、彼女の子宮口に到達していて。
 ゴムなしだと完璧な種付けセックスが可能な状態だった。

 一回絶頂に達していたため、すでに内部はグチョグチョに濡れていた。
 動き出すと、彼女は「あひい!」「あんん!!」と喘ぎ声を洩らした。

 男の征服欲が満たされていく。

 締まりも申し分ない。
 最高の女だ。それを確信した。

 なのに

「けい……いち……」

 は? 

「けいいち……いいよぉ」

 何言ってんの? 
 とろけた表情で彼女が洩らした言葉が、俺は理解できなかった。

 ……ひょっとして、死んだ害虫とヤッてる気になってんの? 

 そこに思い当たり、馬鹿か? と思った。
 大きさ、絶対違うじゃん。そんなんも分からないの? 

 全く。興が削がれた。
 あまり我慢せずに、出したくなったら終わっとくか。

 これ以上、ありえない当て馬扱いされるの癪だし。
 幸い、マ〇コの具合は最高に良い。多少興が削がれても、射精には問題ない。

 こみ上げてきた。

 我慢しても意味が無いので出した。ゴムの中に。

 同時に、彼女もイった。

「けいいち、イっちゃう」と言いながら。
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