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御曹司の掃除術
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生田は、久世が青森へと来てくれたことに複雑な心境を抱いていた。
こんなにも心配してくれているのかと久世の友情を喜びながらも、青森での自分を知られたくなかったからだ。
生田は地元へ帰ってきてから、しばらくは母の付き添いや入院の手続きやらで慌ただしくしていた。
一週間ほどたって落ち着いてきたときに、たまたま寄った病院の近くのスーパーでみどりと再会した。
みどりは高校時代の彼女だった。
彼女と言っても数週間過ごした程度の仲だったが、数年ぶりの再会を喜んだ二人はそのまま飲みに行くことにした。
みどりは彼氏と別れたばかりで現在はフリーだという。元カノという気安さと酔った勢いとで二人は一夜を共にした。
それからみどりは二日と空けずに生田のところへ通うようになった。とは言っても、迎えに行くのは生田である。
帰ってきた理由を説明するのが億劫だった生田は、街で偶然出会うに任せるだけで自分から友人に声をかけることはせず、病院と実家の行き来だけで蓄積していたストレスをみどりを相手に発散していたのだった。
みどりも生田と同じ価値観の持ち主で、身体の関係だけで束縛をするような相手ではなかったこともあり、ただ軽い会話をして一緒に寝る、その気楽さが今の生田にはちょうどよかった。
そのみどりを久世には会わせたくなかった。
母親の病気のために実家へ戻ってきていながら、女性と半同棲のような真似をしていることを知られたくなかった。しかも真っ当な恋愛相手ではない。
久世は早苗のことを知っているから、そんな不道徳な面を知られたくないという気持ちもあったが、それ以上に久世に対して女性の影を見せたくなかった。
久世はみどりのことをどう思ったのだろう。早苗のことを思いながらみどりと関係を持っている自分はどう映ったのだろう。
生田はその答えを聞くのが怖かった。
最初は生田も慌ただしくしていて連絡がないことにすら気が付かなかったが、落ち着いたときに気がつくと、連絡がなかったこと自体に安堵していた。久世のことだから母親のことを知らせたら駆けつけてくれるのではないかと感じていたからだ。
実際に駆けつけてくれたことで久世に対する尊敬の念は強くなったが、同時にその久世が案じてくれている自分自身の愚かさに嫌気が差していた。
「……何もないところだろ? 観光するところなんてないし、まともなレストランどころか飲む場所もろくなもんじゃない」
「いや、風情がある」
生田は吹き出した。
「表現がいいな」
「これからどうする? 夕食には早いし、ここらへんで買い物以外に行くところといえば……ラウンドワンかイオンか」
「………ラウンドワン?」
その時、生田のスマホが振動した。
なぜか二人ともみどりが掛けてきたのではと思った。
生田は車を路肩に停めて電話に出る。
「どうした?……うん、さっき行ってきた。……そう、一昨日話した新しい薬が効いてるみたいで今日は元気だったよ。……うん、良かった。……え? いや毎日行ってるよ。当たり前だよ。……は? 仕事? 仕事は有給で……え? いつ? ……明日? ちょっ…………えっ…………いつまで?……一週間? …………あー、……そう。ありがとう。……うん、じゃあそうする。……わかった。じゃあ……」
生田は通話を切って、無言のまま車を発進させた。
「兄だった」
生田が口を開いた。
「……明日来るらしい」
横目で久世の反応を伺うが、久世は前を向いたまま微動だにしない。
「一週間くらい有給をとったからこっちに来ることにしたらしい。それで、その間兄が母の側にいるから一旦帰ったら?って」
それを聞いて、久世は小さく口をすぼめた。
「明日兄が帰って来たら、その、透はここに居づらいだろう? だから、一緒に帰ろうかと……」
「お兄さんといなくていいのか?」
「毎日電話してるからなー、特に改まって話すこともないし」
ここでようやく久世は生田の方を向いた。
「俺が来たせいか」
「いや、違うよ。兄は僕が仕事を休んでいることを気にしていたから。僕に母を任せきりなのも気が引けたみたいで。透は関係ないよ」
その言葉を聞いて久世は力のない笑みを浮かべた。
二人はファミレスで夕食を取ったあと、生田の実家で一泊した。
生田の兄が到着するのは午後の予定だったため、久世の提案で午前中は家の中を大掃除することにした。
久世は朝早くから生田を叩き起こし、ゴミ袋を手渡して捨てる物と残す物を分別するように言った。自分は家の中にある掃除道具を引っ張り出してきて、水回りの掃除を始めた。
生田がゴミを集めると45リットルの袋が4つにもなった。
久世は生田に布団を干すこととシーツ類を洗濯することを命じた。
それが終わると、あちこちに散らばった様々な物をまとめて片付けるように言った。久世はコンビニから段ボールをたくさん持ってきていたので、それに家族それぞれの物を分けて入れるように命じ、自分は部屋の掃除に着手した。
広いとは言えない家ではあったが、生田の母も行き届かなかった部分にまで掃除の目を光らせた久世にとっては、久しくないほど難儀な仕事となった。
久世からの指示がなくなった生田は昼食作りを始めた。
記憶にあるどの状態よりも綺麗なキッチンを見た生田は奮い立たされ、長年試行錯誤をしたオリジナルカレーを久世に味わってもらうことにした。
掃除をしながら美味そうな匂いに鼻孔を刺激された久世はラストスパートをかけた。生田の料理が完成する頃にはすっかり片付き、隅々磨き上げられた部屋は見違えるような状態になっていた。
二人は生田の自信作に舌鼓を打ちながら、感謝の言葉を繰り返し、互いに互いの能力を褒め合って和気あいあいと食事を済ませた。
二人でコーヒーを飲みながら一息ついていると、玄関が開く音がした。
「雅紀いるか? ……え!? ここどこだよ」
「兄さん! 早かったね。迎えに行かなくてごめん」
「ここ俺の家? 驚いたな」
兄の反応に生田は微笑んだ。
「どうやって来たの? タクシー?」
「いや、空港からバスに乗って駅前に行ったらちょうど村上さんがいてさ。帰るって言うから同乗させてもらった」
「あぁ、102号室の? 偶然だね」
「それより凄いなこれ。あ、友達?」
兄はようやく久世の存在に気がついた。
久世は立ち上がっていて、その言葉で頭を下げた。
「久世透だよ。心配してきてくれたんだ。こちらは兄の宏紀」
生田が紹介した。
「久世です。お邪魔しています」
「わざわざ? こりゃどうも。ありがとう」
宏紀は生田そっくりの笑顔を見せた。
「いやー、これは凄い。一瞬自分家だとは思わなかった。今度の彼女は離さないほうがいいよ、絶対」
宏紀はキョロキョロと部屋の中を見渡しながら、荷物を下ろした。
「あ、これ土産。久世さんも良かったらどうぞ」
宏紀は紙袋から土産の菓子折りを取り出してこたつの上に置いた。
「……ちんすこう?」
久世がボソリと呟いたのを見て、生田は一人で小さく吹き出した。
生田が隣の部屋で荷物をまとめている間、久世と宏紀はこたつを囲んでちんすこうを食べていた。
「わざわざ来てくださってありがとうございます」
宏紀が朗らかに話を振った。
「いえ。来ただけで何もしていません。ただ邪魔しに来ただけでした」
「え? 何もないのに来るのが一番嬉しいことじゃないですか。必要があって来るのは用事でしょう? 何をするのでもないのにただ来るってのが本物の友情ですよ。雅紀はあまり他人に深入りしないタイプだと思っていましたけど、久世さんのような友達がいたんですね。兄としてとても嬉しいです」
宏紀は生田に良く似た笑顔でそう言うと、飲み物を取りにキッチンへと向かった。
久世はその宏紀の行動をしばらく目で追ったあと視線を逸らし、今言われた言葉を噛み締めた。
さすが生田の兄というべきか。そんな考え方があるとは思いも寄らなかった。これまでの人生で宏紀のような視点で物事を見ている人に出会ったことはなかった。
教師も同級生も家族でさえ結果至上主義の人ばかりで、行動に意味がなければならないとする世界で生きていた。
恋愛も、ただ相手を好きだからではダメだと考えて、必死に相手を喜ばせようと努力してきた。
これまで惚れた相手の中で生田は特別な存在だった。生田のことを想うと頭で考えるよりも行動が先に出てしまう。
今回もそれで思わずここまで来てしまったが、自分の来た必要性を示さなければと焦っていた。
しかし、ただ来てくれただけでいいと言ってもらえた。
生田自身の言葉ではないが、共に育った兄の言葉はそれに近いほどの重みがあると思える。
久世はようやく肩の荷が下りたように、ホッと安堵した。
こんなにも心配してくれているのかと久世の友情を喜びながらも、青森での自分を知られたくなかったからだ。
生田は地元へ帰ってきてから、しばらくは母の付き添いや入院の手続きやらで慌ただしくしていた。
一週間ほどたって落ち着いてきたときに、たまたま寄った病院の近くのスーパーでみどりと再会した。
みどりは高校時代の彼女だった。
彼女と言っても数週間過ごした程度の仲だったが、数年ぶりの再会を喜んだ二人はそのまま飲みに行くことにした。
みどりは彼氏と別れたばかりで現在はフリーだという。元カノという気安さと酔った勢いとで二人は一夜を共にした。
それからみどりは二日と空けずに生田のところへ通うようになった。とは言っても、迎えに行くのは生田である。
帰ってきた理由を説明するのが億劫だった生田は、街で偶然出会うに任せるだけで自分から友人に声をかけることはせず、病院と実家の行き来だけで蓄積していたストレスをみどりを相手に発散していたのだった。
みどりも生田と同じ価値観の持ち主で、身体の関係だけで束縛をするような相手ではなかったこともあり、ただ軽い会話をして一緒に寝る、その気楽さが今の生田にはちょうどよかった。
そのみどりを久世には会わせたくなかった。
母親の病気のために実家へ戻ってきていながら、女性と半同棲のような真似をしていることを知られたくなかった。しかも真っ当な恋愛相手ではない。
久世は早苗のことを知っているから、そんな不道徳な面を知られたくないという気持ちもあったが、それ以上に久世に対して女性の影を見せたくなかった。
久世はみどりのことをどう思ったのだろう。早苗のことを思いながらみどりと関係を持っている自分はどう映ったのだろう。
生田はその答えを聞くのが怖かった。
最初は生田も慌ただしくしていて連絡がないことにすら気が付かなかったが、落ち着いたときに気がつくと、連絡がなかったこと自体に安堵していた。久世のことだから母親のことを知らせたら駆けつけてくれるのではないかと感じていたからだ。
実際に駆けつけてくれたことで久世に対する尊敬の念は強くなったが、同時にその久世が案じてくれている自分自身の愚かさに嫌気が差していた。
「……何もないところだろ? 観光するところなんてないし、まともなレストランどころか飲む場所もろくなもんじゃない」
「いや、風情がある」
生田は吹き出した。
「表現がいいな」
「これからどうする? 夕食には早いし、ここらへんで買い物以外に行くところといえば……ラウンドワンかイオンか」
「………ラウンドワン?」
その時、生田のスマホが振動した。
なぜか二人ともみどりが掛けてきたのではと思った。
生田は車を路肩に停めて電話に出る。
「どうした?……うん、さっき行ってきた。……そう、一昨日話した新しい薬が効いてるみたいで今日は元気だったよ。……うん、良かった。……え? いや毎日行ってるよ。当たり前だよ。……は? 仕事? 仕事は有給で……え? いつ? ……明日? ちょっ…………えっ…………いつまで?……一週間? …………あー、……そう。ありがとう。……うん、じゃあそうする。……わかった。じゃあ……」
生田は通話を切って、無言のまま車を発進させた。
「兄だった」
生田が口を開いた。
「……明日来るらしい」
横目で久世の反応を伺うが、久世は前を向いたまま微動だにしない。
「一週間くらい有給をとったからこっちに来ることにしたらしい。それで、その間兄が母の側にいるから一旦帰ったら?って」
それを聞いて、久世は小さく口をすぼめた。
「明日兄が帰って来たら、その、透はここに居づらいだろう? だから、一緒に帰ろうかと……」
「お兄さんといなくていいのか?」
「毎日電話してるからなー、特に改まって話すこともないし」
ここでようやく久世は生田の方を向いた。
「俺が来たせいか」
「いや、違うよ。兄は僕が仕事を休んでいることを気にしていたから。僕に母を任せきりなのも気が引けたみたいで。透は関係ないよ」
その言葉を聞いて久世は力のない笑みを浮かべた。
二人はファミレスで夕食を取ったあと、生田の実家で一泊した。
生田の兄が到着するのは午後の予定だったため、久世の提案で午前中は家の中を大掃除することにした。
久世は朝早くから生田を叩き起こし、ゴミ袋を手渡して捨てる物と残す物を分別するように言った。自分は家の中にある掃除道具を引っ張り出してきて、水回りの掃除を始めた。
生田がゴミを集めると45リットルの袋が4つにもなった。
久世は生田に布団を干すこととシーツ類を洗濯することを命じた。
それが終わると、あちこちに散らばった様々な物をまとめて片付けるように言った。久世はコンビニから段ボールをたくさん持ってきていたので、それに家族それぞれの物を分けて入れるように命じ、自分は部屋の掃除に着手した。
広いとは言えない家ではあったが、生田の母も行き届かなかった部分にまで掃除の目を光らせた久世にとっては、久しくないほど難儀な仕事となった。
久世からの指示がなくなった生田は昼食作りを始めた。
記憶にあるどの状態よりも綺麗なキッチンを見た生田は奮い立たされ、長年試行錯誤をしたオリジナルカレーを久世に味わってもらうことにした。
掃除をしながら美味そうな匂いに鼻孔を刺激された久世はラストスパートをかけた。生田の料理が完成する頃にはすっかり片付き、隅々磨き上げられた部屋は見違えるような状態になっていた。
二人は生田の自信作に舌鼓を打ちながら、感謝の言葉を繰り返し、互いに互いの能力を褒め合って和気あいあいと食事を済ませた。
二人でコーヒーを飲みながら一息ついていると、玄関が開く音がした。
「雅紀いるか? ……え!? ここどこだよ」
「兄さん! 早かったね。迎えに行かなくてごめん」
「ここ俺の家? 驚いたな」
兄の反応に生田は微笑んだ。
「どうやって来たの? タクシー?」
「いや、空港からバスに乗って駅前に行ったらちょうど村上さんがいてさ。帰るって言うから同乗させてもらった」
「あぁ、102号室の? 偶然だね」
「それより凄いなこれ。あ、友達?」
兄はようやく久世の存在に気がついた。
久世は立ち上がっていて、その言葉で頭を下げた。
「久世透だよ。心配してきてくれたんだ。こちらは兄の宏紀」
生田が紹介した。
「久世です。お邪魔しています」
「わざわざ? こりゃどうも。ありがとう」
宏紀は生田そっくりの笑顔を見せた。
「いやー、これは凄い。一瞬自分家だとは思わなかった。今度の彼女は離さないほうがいいよ、絶対」
宏紀はキョロキョロと部屋の中を見渡しながら、荷物を下ろした。
「あ、これ土産。久世さんも良かったらどうぞ」
宏紀は紙袋から土産の菓子折りを取り出してこたつの上に置いた。
「……ちんすこう?」
久世がボソリと呟いたのを見て、生田は一人で小さく吹き出した。
生田が隣の部屋で荷物をまとめている間、久世と宏紀はこたつを囲んでちんすこうを食べていた。
「わざわざ来てくださってありがとうございます」
宏紀が朗らかに話を振った。
「いえ。来ただけで何もしていません。ただ邪魔しに来ただけでした」
「え? 何もないのに来るのが一番嬉しいことじゃないですか。必要があって来るのは用事でしょう? 何をするのでもないのにただ来るってのが本物の友情ですよ。雅紀はあまり他人に深入りしないタイプだと思っていましたけど、久世さんのような友達がいたんですね。兄としてとても嬉しいです」
宏紀は生田に良く似た笑顔でそう言うと、飲み物を取りにキッチンへと向かった。
久世はその宏紀の行動をしばらく目で追ったあと視線を逸らし、今言われた言葉を噛み締めた。
さすが生田の兄というべきか。そんな考え方があるとは思いも寄らなかった。これまでの人生で宏紀のような視点で物事を見ている人に出会ったことはなかった。
教師も同級生も家族でさえ結果至上主義の人ばかりで、行動に意味がなければならないとする世界で生きていた。
恋愛も、ただ相手を好きだからではダメだと考えて、必死に相手を喜ばせようと努力してきた。
これまで惚れた相手の中で生田は特別な存在だった。生田のことを想うと頭で考えるよりも行動が先に出てしまう。
今回もそれで思わずここまで来てしまったが、自分の来た必要性を示さなければと焦っていた。
しかし、ただ来てくれただけでいいと言ってもらえた。
生田自身の言葉ではないが、共に育った兄の言葉はそれに近いほどの重みがあると思える。
久世はようやく肩の荷が下りたように、ホッと安堵した。
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