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15. 満員電車
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あぼろんに入ったあと響は少しずつ元気を取り戻してきたようで、店を出る頃には普段通りに戻っていた。
恭平も響を心配するほうに意識を向けていたことで、妙な欲望も徐々に消え去り、同様に落ち着きを取り戻していた。
店を出て駅へ向かう途中、往路とは打って代わり、浴衣を着たカップルや家族連れが多く目に付いた。
「なんかイベントでもあるのか?」
恭平の問いを受けて、響も周りを見渡した。
「夏祭りかな?」
「どこで?」
「それは知らんけど」
「……混みそうだな」
思った通り、帰宅ラッシュの時間よりも少し早いはずの電車は、この時間帯にしては驚くような人の多さだった。
座っているよりも立っている方が楽に移動できると考えた二人は、車両の連結部分に居場所を定めた。
「響どこで降りんの?」
「宮台」
「わりと学校に近いんだ」
宮台は学校のある駅から三つ離れている。
「そっからバスで40分だから、距離で言うとかなりある」
だから朝は部室に来ないし、夏休みも遅めだったのか。
「恭平は?」
「俺は学校まで歩いて10分」
「まじ? いいな! あ、だからいつも主のように部室にいるんだ?」
「主って」
二つ目の駅ではそこまで増えなかったものの、三つ目でわっと人が増えた。連結部分にいると降りられないかもしれないと考え直した二人は、ドアの方へ向かおうとするも、みな同じ考えだからか、向かうほどに密集度が上がる。さらには次の駅でまた大勢が乗り込んできて、満員電車と言えるレベルにまでなってきた。
ぎゅうぎゅう詰めの車内では、下手すれば痴漢と間違われかねない。そう考えて響と向かい合って立っていたのだが、混雑してきたせいで距離が近い。今にも触れそうだった。
響の額が目の前にある。見ないようにしていても、話しかけられてそっぽ向いているわけにはいかない。するとどうしても視界に入ってしまい、今にも抱きしめたくてたまらなくなる。
しかし、そんなことは考えてはいけないと振り払ったとき、もしかしたら響にそんなことをする相手がいるのかもしれないと思いついて、ゾッとした。
香里奈との仲は大したことがないと判断したものの、他に特定の相手がいるかもしれない。それに親しくしていないとはいえ響がどう思っているのかは気になる問題だ。
「響って彼女いんの?」
「えっ? なに?」
「誰か付き合ってる人とか……」
「いるわけないじゃん」
ホッと胸を撫で下ろしたものの、まだ安心はできない。
「葉山さんのこと……」
「なに?」
「いや、好きな人とか」
「今はKyoだよ」
「ばっ……」
明後日の答えが返ってきて焦る。
Kyoであることを教えて以来、響はストレートにファンであることをぶつけてくる。音楽のことで頭がいっぱいだからか、恋愛なんて眼中にないのか、この問いでのそう答えられては狼狽えざるを得ない。
恭平は顔が熱くなったことに気がつかれないように、慌てて顔を逸らした。
「今ハマってるのはって意味で……他はなとりも好きだし、ワンオク、ミセスにヒゲダンも、それからバンプも……そういや恭平ってバンプの藤原に似てる」
「は? ……髪型だろ」
「意識してんの?」
「してねーよ」
「この目元が……」
続きを言わずに止まったので、響のほうをちらと見た。すると、こちらをじっと観察するように見ている。
ファンとして観察しているのだろうか? 語りまくるときのような熱っぽい目をして、目元から頬、口元へと視線を動かしている。
心臓はこれ以上早く動けないというくらいにバクバクと高鳴って、緊張が振り切れてめまいを起こしそうだった。
「じろじろ見るな」
ピシャリと言うと、響は観察するのはやめてくれたものの、今度は落ち着かない様子でそわそわとし始めた。
惚れた男が直ぐ目の前にいて、手を数センチ動かすだけで触れることができる距離にいる。少し腕を回せば抱きしめることができる。そんな状況を耐えているのだから、もぞもぞと動かずに大人しくしていて欲しい。あと数分足らずなのだから。
そんなことを考えて耐えていた恭平に、響はなぜかさらにすり寄ってきた。追い打ちをかけられて背筋がゾッとなり、睨むようにして響を見ると、恐怖に駆られた表情で口をパクパクとさせていた。
その必死な顔を見て、意味を読み取ろうと考えを巡らせる。すると響の背後に薄気味悪い笑みを浮かべた禿げオヤジが見えた。小柄な響は服装もユニセックスだから、顔を見なければ女子に見えかねず、痴漢に遭ってもおかしくはない。
カッとなった恭平は、急いで響の腕をつかみ、人波をかき分けてドアの前まで無理やり引っ張った。
ドアを背にして響を立たせ、そのすぐ目の前に立ちふさがる。ドアの近くは最も混み合っているが、そんなことは知ったことじゃなかった。
「ごめん。てか恭平の駅の降り口ってこっち?」
オヤジの手から逃れて安心した様子を見せていた響は、今度は恭平を気遣って不安そうな表情に変わっている。
「ごめん! あんなの平気だから、もう少し向こう行こう」
「ここでいい」
「俺は次だからこのまま降りれるけど、恭平あっちまで行ける?」
「ちょっと黙れ」
心からの願いだった。息までかかりそうな距離で言われると、声だけで頭がクラクラとしてしまう。
響の声は、毎日のように一緒にいても聞くたびに惚れ惚れとして飽きることがない。そんな世界で一番好きな響の声が耳元で聞こえているというのは、拷問にも等しいのである。
「つらそうじゃん。元のところに戻ろう?」
恭平は身体を震わせた。腕を動かそうとしたつもりなのか、いきなり響が腕に触れたのである。この状況で触るなんて追い討ちだ。
しかしそんな恭平の心の叫びはつゆ知らず、聞こえていないと案じたのか響は背伸びをして、恭平の耳元で言った。
「恭平の降りる駅は反対なんだろ?」
耳元で、しかも名前を呼ばれて頭が真っ白になり、理性が崩れてしまいそうになる。
「……いい加減黙れ」
そのとき電車が減速し始めて、ガクンと軽く揺れた。
背伸びしていたからか響はバランスを崩してこちらに倒れてきた。とっさに支えようとして左腕で抱き止め、その瞬間に堪えてきた理性がどこかへ吹き飛んだ。
響の体温を感じ、寝癖のついた髪に触れ、背中の感触を味わうようにきつく抱きしめた。
「恭平……」
「呼ぶな」
またもや名前を呼ばれて恭平は頭が痺れたようになる。
響の頬に口をつけ、そのままキスをしたくて堪らず、きつく抱きしめていた手の力を緩めようとした。
しかし、ギリギリのところで耐えた。
人混みの中にいるという倫理観が、響との関係をぶち壊す寸前の最後の砦になっていたのだった。
電車が完全に停車してドアが開いたとき、溜まっていた圧が吐き出されるように外へ押しだされ、響は後ろに転びそうになったのを慌てて支えた。
人の波が向かってくる。
響が無事なことを確認して手を離し、距離を取った。横をすり抜ける人波が恭平の頭を徐々に冷ましていく。
少し離れた場所にベンチを見つけたため、そこへ行って腰を下ろした。
抱きしめたときの響の感触、髪の匂い、耳元で響いたあの声──次々と思い出してはそれを振り払い、ほぼ闇夜に近い薄暗がりを照らし出す味気ない電灯と、それに群がる虫たちを見て気持ちを静めようとした。
一匹二匹三匹…
乗客が改札口に吸い込まれ、しんと静まり返ったホームに響がぽつりと立っている。
きょろきょろとし、こちらに気がついて近づいてきたため、虫を数えるのは止めて足元に視線を移した。
「ごめん。俺のせいで」
「別に。すぐに次がくる」
空き缶、コンビニのファストフードの紙ゴミ、ティッシュゴミ……
「次も混んでるかも……」
でかい虫がいる。名前はわからない。夏によく見かけるやつ。なんだろう? 虫なんて興味を持ったことはなかった。あ、蛾だ。
「こっからまたバスに乗らなきゃいけないけど、家に来ない? 父さんに送ってもらえばいい」
耳に飛び込んだ響の言葉に驚いて思わず顔を上げた。困ったような顔で不安そうにこちらを覗き込んでいる。
「……そんなのいいよ。何本か見送れば空いたやつが来るだろ」
「でも、何時間も待つかも」
「そんなに待たねーよ」
「このあと予定あんの?」
「ないけど」
「じゃあいいじゃん! 夕飯も食べていけばいい」
「なおさら行けるかよ」
「俺のせいだし」
「響のせいじゃない」
なぜかはわからないが、やけに響はムキになっている。
徐々に落ち着きを取り戻していた恭平は、反動ゆえか同様に意固地になり、もう何も答えないし、顔も見ないと決めた。
「兄貴の機材とか興味ない?」
何も反応しないと決めた直後にそう言われ、意表を突かれて思わず顔を上げた。
「好きに使っていいって言われてるから、部屋に入れるよ」
恭平はフリーズした。
──Kawaseの機材?
響に腕を引っ張られ、されるがままに立ち上がる。
ぼうっと響を見たら、こちらにニヤリと笑みを見せた。勝利を得たとでも言わんばかりだ。
抱きしめるような真似をした気恥ずかしさの余韻が残るなか、結局は同じボカロPが使っていた機材を見てみたいという誘惑に負け、バス停への道を引きずられるように歩いていった。
恭平も響を心配するほうに意識を向けていたことで、妙な欲望も徐々に消え去り、同様に落ち着きを取り戻していた。
店を出て駅へ向かう途中、往路とは打って代わり、浴衣を着たカップルや家族連れが多く目に付いた。
「なんかイベントでもあるのか?」
恭平の問いを受けて、響も周りを見渡した。
「夏祭りかな?」
「どこで?」
「それは知らんけど」
「……混みそうだな」
思った通り、帰宅ラッシュの時間よりも少し早いはずの電車は、この時間帯にしては驚くような人の多さだった。
座っているよりも立っている方が楽に移動できると考えた二人は、車両の連結部分に居場所を定めた。
「響どこで降りんの?」
「宮台」
「わりと学校に近いんだ」
宮台は学校のある駅から三つ離れている。
「そっからバスで40分だから、距離で言うとかなりある」
だから朝は部室に来ないし、夏休みも遅めだったのか。
「恭平は?」
「俺は学校まで歩いて10分」
「まじ? いいな! あ、だからいつも主のように部室にいるんだ?」
「主って」
二つ目の駅ではそこまで増えなかったものの、三つ目でわっと人が増えた。連結部分にいると降りられないかもしれないと考え直した二人は、ドアの方へ向かおうとするも、みな同じ考えだからか、向かうほどに密集度が上がる。さらには次の駅でまた大勢が乗り込んできて、満員電車と言えるレベルにまでなってきた。
ぎゅうぎゅう詰めの車内では、下手すれば痴漢と間違われかねない。そう考えて響と向かい合って立っていたのだが、混雑してきたせいで距離が近い。今にも触れそうだった。
響の額が目の前にある。見ないようにしていても、話しかけられてそっぽ向いているわけにはいかない。するとどうしても視界に入ってしまい、今にも抱きしめたくてたまらなくなる。
しかし、そんなことは考えてはいけないと振り払ったとき、もしかしたら響にそんなことをする相手がいるのかもしれないと思いついて、ゾッとした。
香里奈との仲は大したことがないと判断したものの、他に特定の相手がいるかもしれない。それに親しくしていないとはいえ響がどう思っているのかは気になる問題だ。
「響って彼女いんの?」
「えっ? なに?」
「誰か付き合ってる人とか……」
「いるわけないじゃん」
ホッと胸を撫で下ろしたものの、まだ安心はできない。
「葉山さんのこと……」
「なに?」
「いや、好きな人とか」
「今はKyoだよ」
「ばっ……」
明後日の答えが返ってきて焦る。
Kyoであることを教えて以来、響はストレートにファンであることをぶつけてくる。音楽のことで頭がいっぱいだからか、恋愛なんて眼中にないのか、この問いでのそう答えられては狼狽えざるを得ない。
恭平は顔が熱くなったことに気がつかれないように、慌てて顔を逸らした。
「今ハマってるのはって意味で……他はなとりも好きだし、ワンオク、ミセスにヒゲダンも、それからバンプも……そういや恭平ってバンプの藤原に似てる」
「は? ……髪型だろ」
「意識してんの?」
「してねーよ」
「この目元が……」
続きを言わずに止まったので、響のほうをちらと見た。すると、こちらをじっと観察するように見ている。
ファンとして観察しているのだろうか? 語りまくるときのような熱っぽい目をして、目元から頬、口元へと視線を動かしている。
心臓はこれ以上早く動けないというくらいにバクバクと高鳴って、緊張が振り切れてめまいを起こしそうだった。
「じろじろ見るな」
ピシャリと言うと、響は観察するのはやめてくれたものの、今度は落ち着かない様子でそわそわとし始めた。
惚れた男が直ぐ目の前にいて、手を数センチ動かすだけで触れることができる距離にいる。少し腕を回せば抱きしめることができる。そんな状況を耐えているのだから、もぞもぞと動かずに大人しくしていて欲しい。あと数分足らずなのだから。
そんなことを考えて耐えていた恭平に、響はなぜかさらにすり寄ってきた。追い打ちをかけられて背筋がゾッとなり、睨むようにして響を見ると、恐怖に駆られた表情で口をパクパクとさせていた。
その必死な顔を見て、意味を読み取ろうと考えを巡らせる。すると響の背後に薄気味悪い笑みを浮かべた禿げオヤジが見えた。小柄な響は服装もユニセックスだから、顔を見なければ女子に見えかねず、痴漢に遭ってもおかしくはない。
カッとなった恭平は、急いで響の腕をつかみ、人波をかき分けてドアの前まで無理やり引っ張った。
ドアを背にして響を立たせ、そのすぐ目の前に立ちふさがる。ドアの近くは最も混み合っているが、そんなことは知ったことじゃなかった。
「ごめん。てか恭平の駅の降り口ってこっち?」
オヤジの手から逃れて安心した様子を見せていた響は、今度は恭平を気遣って不安そうな表情に変わっている。
「ごめん! あんなの平気だから、もう少し向こう行こう」
「ここでいい」
「俺は次だからこのまま降りれるけど、恭平あっちまで行ける?」
「ちょっと黙れ」
心からの願いだった。息までかかりそうな距離で言われると、声だけで頭がクラクラとしてしまう。
響の声は、毎日のように一緒にいても聞くたびに惚れ惚れとして飽きることがない。そんな世界で一番好きな響の声が耳元で聞こえているというのは、拷問にも等しいのである。
「つらそうじゃん。元のところに戻ろう?」
恭平は身体を震わせた。腕を動かそうとしたつもりなのか、いきなり響が腕に触れたのである。この状況で触るなんて追い討ちだ。
しかしそんな恭平の心の叫びはつゆ知らず、聞こえていないと案じたのか響は背伸びをして、恭平の耳元で言った。
「恭平の降りる駅は反対なんだろ?」
耳元で、しかも名前を呼ばれて頭が真っ白になり、理性が崩れてしまいそうになる。
「……いい加減黙れ」
そのとき電車が減速し始めて、ガクンと軽く揺れた。
背伸びしていたからか響はバランスを崩してこちらに倒れてきた。とっさに支えようとして左腕で抱き止め、その瞬間に堪えてきた理性がどこかへ吹き飛んだ。
響の体温を感じ、寝癖のついた髪に触れ、背中の感触を味わうようにきつく抱きしめた。
「恭平……」
「呼ぶな」
またもや名前を呼ばれて恭平は頭が痺れたようになる。
響の頬に口をつけ、そのままキスをしたくて堪らず、きつく抱きしめていた手の力を緩めようとした。
しかし、ギリギリのところで耐えた。
人混みの中にいるという倫理観が、響との関係をぶち壊す寸前の最後の砦になっていたのだった。
電車が完全に停車してドアが開いたとき、溜まっていた圧が吐き出されるように外へ押しだされ、響は後ろに転びそうになったのを慌てて支えた。
人の波が向かってくる。
響が無事なことを確認して手を離し、距離を取った。横をすり抜ける人波が恭平の頭を徐々に冷ましていく。
少し離れた場所にベンチを見つけたため、そこへ行って腰を下ろした。
抱きしめたときの響の感触、髪の匂い、耳元で響いたあの声──次々と思い出してはそれを振り払い、ほぼ闇夜に近い薄暗がりを照らし出す味気ない電灯と、それに群がる虫たちを見て気持ちを静めようとした。
一匹二匹三匹…
乗客が改札口に吸い込まれ、しんと静まり返ったホームに響がぽつりと立っている。
きょろきょろとし、こちらに気がついて近づいてきたため、虫を数えるのは止めて足元に視線を移した。
「ごめん。俺のせいで」
「別に。すぐに次がくる」
空き缶、コンビニのファストフードの紙ゴミ、ティッシュゴミ……
「次も混んでるかも……」
でかい虫がいる。名前はわからない。夏によく見かけるやつ。なんだろう? 虫なんて興味を持ったことはなかった。あ、蛾だ。
「こっからまたバスに乗らなきゃいけないけど、家に来ない? 父さんに送ってもらえばいい」
耳に飛び込んだ響の言葉に驚いて思わず顔を上げた。困ったような顔で不安そうにこちらを覗き込んでいる。
「……そんなのいいよ。何本か見送れば空いたやつが来るだろ」
「でも、何時間も待つかも」
「そんなに待たねーよ」
「このあと予定あんの?」
「ないけど」
「じゃあいいじゃん! 夕飯も食べていけばいい」
「なおさら行けるかよ」
「俺のせいだし」
「響のせいじゃない」
なぜかはわからないが、やけに響はムキになっている。
徐々に落ち着きを取り戻していた恭平は、反動ゆえか同様に意固地になり、もう何も答えないし、顔も見ないと決めた。
「兄貴の機材とか興味ない?」
何も反応しないと決めた直後にそう言われ、意表を突かれて思わず顔を上げた。
「好きに使っていいって言われてるから、部屋に入れるよ」
恭平はフリーズした。
──Kawaseの機材?
響に腕を引っ張られ、されるがままに立ち上がる。
ぼうっと響を見たら、こちらにニヤリと笑みを見せた。勝利を得たとでも言わんばかりだ。
抱きしめるような真似をした気恥ずかしさの余韻が残るなか、結局は同じボカロPが使っていた機材を見てみたいという誘惑に負け、バス停への道を引きずられるように歩いていった。
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