君に春を届けたい。

桜の鉢、春になる訪れる季節の顔。
ふと花屋の前を横切ると、目に止まりませんか。

春を待つ“流川桜”、春を届けたい“水雲一心”。

二人の出会いは、なんてことない公園から始まる。

一夏の恋模様を描いた物語。
出会うきっかけとは、春を待ち春を届けたいとは。

満開に咲き誇る、大木の桜ではなく。
力強くも美しく桜一本の桜。

人によって春の顔は様々。
そんな、二人の春を物語にしてお届け。
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