《瞑想小説 狩人》

瞑想

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クリスマス速記…万華鏡

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あめふりあめふり
きにしない
ざつおんざつおん
きにしない
ぽろぽろなみだ
きにしない
よくあることさ
よくきくことさ

しゅういへんせん
きにしない
かわりゆくもの
きにしない
みらいのふあん
きにしない
ただいまただいま
ここに・あること

しろいあくまは
くちにしない
かずかぞえるのも
きみしだい
3・6・9は
きにかかる
まじかるなんばー
いみありなんばー

ほんきのことば
あなたのことば
あなただけのさ
それがききたい

いんよういらない
あなたのことば
それがききたい
ほんねがききたい

あなたのじんせい
あなたのはんせい
なにをおもって
なににつまづき
なにをかんじて
なにになやむか

それをしりたい
ほんねがほしい

::::::::::::

じょうざいせんじょう
しのかくご
へいわにぼけるな
にほんじん
みぎもひだりも
おれきらい
ちゅうどうしりつつ
そこをあゆもう

つうようしないぜ
うそつきめ
つうようしないぜ
みごとだな
ああわらわせるな
だいきらい
それならみない
おれはみないぜ

あんいなしゃしん
おれみない
そんなのけんさく
いっぱつででる
ぐーぐるさんを
なめてはいかん

どーぱみん
 そのしはいかに
  あるがゆえ
   ぬけだせなくなる
    それをしりつつ

ほーるいん
 きょうもでんしの
  てじょうから
   ぬけれぬきんじき
    かなしみの・いろ

:::::::::::::

めくらましはなび
きにしない
ろうごくのこうし
きにしない
こーひーのかおりすら
きにならない
ぼっとうじょうたい
かんがえては・だめ

こうこくなんか
さいあくだ
こうこくなんか
さいあくだ
ふゆのやまより
かなしいぞ
あめ/あめ/あめ
あめ/あめ/あめ

こうこくなんか
さいあくだ
こうこくなんか
さいあくだ
めじりのしわより
深いな腐海
じり/じり/じり
自利/自利/自利

なにがおきても
きにしない
なにがおきても
きにしない
いっさいかいく
しょぎょうはむじょう
ただぼっとうし
そこにあること

雨…/雨…/雨…
ぽた/ぽた/ぽた

:::::::::::::::::::

武蔵野交番に一人の男が駆け込む
「煙が見える,きっと火事だよ」
同交番に勤務する警察官は言う
「何も無いじゃないか」
其の男は必死の形相で叫ぶ
「何を言っているんだ,ほら其処に」
警察官は3名居る様だが全員が口を揃え
「君…住所と名前は?」
彼は答を持っていない
身分を証明する為の
何ものも携帯していない
手袋も着装していない
名前すら思い出せない
早口言葉の様に彼は言う
「…早く…早く…早く…」
其の必死さは誰にも伝わらず消える
蓮華草よりも万華鏡よりも鳳仙花よりも
切なく淡い色彩を持つ湖畔の陽炎の如く

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