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交差
奴隷市場 諸行無常
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永遠に太陽の沈まない
砂漠を旅する者は
在りもしない水辺を見る
「嗚呼、求めしものは此処に
しかし、違う、何かが」
断捨離の趣味が高じて
全てを捨ててしまった結果
意外に不便であることを
名もない民が知る
「嗚呼、何も無い事に
すっきりしたが、これでは
生活すらままならぬ」
瞑想を究めんと欲し
標高の高い場所に
移り住んだ高僧が
悟りを得られず
自慰行為に耽る有様
「嗚呼、悟り、ここに在らず
シッタルダの嘘つきめ」
ヘンドリクスは
背中に抱えた
ギターを燃やし
時間は一定ではないことを証明した
圧縮された時間は
空間を捻じ曲げる
「嗚呼、紫の煙よ
フォクシー・レディよ
小さな翼で飛び立つのだ」
放課後の課外授業
先生が教えてあげる
今日の授業の真髄たるもの
だって貴女は賢い子供
本当のことを知るべきなのよ
嘘のない世界の・全て
「今日の3限目と6限目
あれは全部、嘘っぱちよ
そう教えるように
作られた物語をなぞっただけ…
本当の事を調べて頂戴
そして夏休みの宿題として
私にこっそり・手渡して」
取引だ
取引をしようじゃないか
お前が大切にしている
家族・仕事・友人のうち
どれかを選んで私に差し出せ
変わりに奴隷市場の
妖精奴隷に注入した
振動球体を抜いてやってもいい
振動を止めてやってもいい
二枚羽を更に焼かんとする
其の計画を破棄してしまってもいい
「嗚呼」・「嗚呼」・「嗚呼」
弓なりになる彼女
其の姿・形をとくと見よ
退化に退化を重ね使われなくなった
股座一本線を無理矢理に抉じ開けられ
聴衆監視のもと奴隷の身分
快楽に・悦楽に・享楽に
祀り上げられた供物
「もう駄目」・「また…葉っ…」
何度でも、何度でも
何度でも、逝くといい
女王の報復があるかも知れん
愛娘が攫われたことに気付き
愛娘を攫った旅人の行為に激高し
其の末路を案じる女王は
新鋭の親衛の神叡たる
数名を集合させ報復の計画書を
練り上げていることだろうが
此の奴隷市場を守る
周波数帯の中に這入ることなどできぬ
「葉っ」「葉っ…」「葉っ……」
取引だ
取引をしようじゃないか
答えは如何に
「残念だがな
其のどれも
今の俺には
持ち合わせのないものだ」
穴蔵の中で狩人は言った
其処は私の
大事な場所で
循環道の最終地点
圏央道と交差する場所
オンナがオンナで在るために
14で花咲く拠り所
男性諸氏の行き着く場所で
性の欲求・満たす舟
取扱説明書は
きちんと読んでね
正しく遊んで頂戴な
電気の道筋
違えちゃ駄目よ
誕生日・黄金週間
お盆や正月
休日疲労を伴うものよ
そんなものなどもう要らない
人間が堕落するのに
十分な時間であるのに対し
確固たる意思を獲得するのに
不十分な時間の束よ
「嗚呼、裁判か
甘んじて受けるとしよう
このソクラテスに対し
人間を堕落させると言った君よ
君に問わせて頂きたい
私は間違っていると
人間が成長する道を
君だけが知っていると
そういうことなのだ、な」
愚民のヘルスは
奴隷市場の求めに非ず
生かさず・殺さず・覚醒させず
「定義を変えるぞ
良い妻とは
朝食にパンと牛乳を出し
夕食に砂糖汁を出すものだ・と
其の事を
1日に6回
口にし、周知せよ」
お肉をつまんで
優しく噛んで
毒を入れれば
栄養タップリ
美味しいお肉の出来上がり
ドナタでも
お好きなように
召し上がって下さいませ
ドレッシングは
カサス・デ・ヴァルドで
お願いします
しっかり求めて
はっきり誘って
美味しく喰べて
御口に・合います・か
舞って・踊って
色仕掛け
貴方の求める
ポーズをとるわ
こう・こう
こうかしら、ねぇ
私の舞いは如何ですこと?
性的刺激は如何ですこと?
踊りはこの為
仕草はこの為
貴方を、貴方を
虜にしてね
いざという時
駄目って言うのよ
それが大人のオンナの嗜み
今朝のハイライト・で
セブンスター・ね
ねえねえ・そうでしょ
::::::::::::::::
小球体
コードが伸びる
色は・黒
確かに乙女の
中に挿入った
進入口
入口上方
3センチ
其処を嬲れば
娘の吐息
絶え絶えに
そして数える
絶頂値
脳波はどうだ
感度はどうだ
お遊戯は
更に加速し
洞窟に
同様・小バイブ
3本挿れられ
小娘は
嗚呼・嗚呼・嗚呼と
鳴くのです
腹の中
こん・こん・こんと
音がなる
錠剤を
更に飲まされ
這い回る
私は・奴隷
妖精・奴隷
::::::::::::::
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