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交差
奴隷市場 乱舞
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堕ち逝く場
初夜は格別
終点は
視えず聞こえず
三年(みねん)と
十月(とつき)
紅蓮花
其の花言葉を
愛情と
示した者へ
恨み節おば
燃えたなら
燃やし尽くして
頂戴な
羽根までどうぞ
御自由にどうぞ
女王様
私は奴隷
市場にて
股ぐら突起に
振動するもの
咥えつつ
未知なる快感
既知として
基地に帰れぬ
哀れな娘
吉となれ
凶の裏面
吉となれ
せめて末吉
進んで小吉
小吉が
正気を失い
「失氣せよ」
「笑気の気付けを」
「瘴気の香りを」
僧侶様
助けて・助けて
僧侶でしょ
祈りの暮らしの
真価を見せて
送料は
無料じゃないの
何故なのよ
正気じゃないのね
勝機も視えない
…瞑想を
極めぬ僧侶は
檀家様
其処での会合
忙しい・故
…お前など
救いに来まい
何故ならば
忙しい・から
怖いからだな
総量は
尋常ならざる
ものなのです
振動球体
其のエネルギー
「嗚呼・嗚呼・嗚…」
漏れる涎を
吸われれば
絶頂峠の
道のり近し
「もう・やめ・て…」
何を言うのだ
折角の
絶頂ムードを
見逃すものかよ
:::::::::::
昂りは
突起を起こして
幾久し
1度目・2度目
隙き有り・3度目
逝けよ・逝け
御褒美くれよう
ほれ・どうだ
振動球体
追加で一本
御褒美だ
桃色突起
其の乳首
摘み攫って
桃を赤とす
燃え上がれ
焔(ほむら)の如く
燃え上がれ
心には
常在戦場
死の覚悟
身体には
脂肪は要らん
削ぎ落とせ
邪魔者は
怠惰な・心
消え失せろ
直ぐに此処から
立ち去りたまへ
名も知らぬ
紅花・賛歌
蜂起せよ
燃えろ男よ
静かに激しく
次々と
襲い来るのは
快感の
波音・秘め事
突起は・ぎりり
:::::::::::
ミルクティー
御代わりどうぞ
半額で
ギャランティー
保証しましょう
最後まで
アイデンティティー
各個の言い分
尊重し
セクシャリティー
少数一派の
宣誓を
飛空艇
言葉よ空へ
舞い上げれ
全伸梯
梯子も届かぬ
高さまで
恋心
知らずに散るは
哀れなり
妖精奴隷の
絶頂の・数
数へれば
無限の泉に
抱かれる
包容など無く
切なく激しく
背伸びして
大人になると
人は言う
無理に伸ばせば
其の・後始末
誰がする
俺かお前か
さあ・どうだ
床面・一面
羽根から垂れた
紫の
愛液・蜜液
鉄バケツ
粘りに粘って
難儀するぞな
羽根絞り
鉄製バケツは
3杯目
乾杯しやう
乾杯しやうぞ
安牌を
並べて危険を
回避する
其れじゃつまらん
更なる・高みへ
:::::::::::
娘っ子
妖精奴隷は
昇りつめ
標高・空気が
変わりゆくを知る
峠には
次へと向かう
道標
尚更・殊更(ことさら)
高い場所へと
一度だけ
標高下げて
安堵する
其れは束の間
束の間と知れ
幾数本
股ぐらバイブが
振動し
暴言・吐けば
元号・変わり
稲を狩り
金銭を借り
獣・狩(がり)
寄越せ・寄越せと
群がる・ヒト型
人生に
山あり谷あり
人は言う
先人達は
皆・そう言った
山頂で
産まれたものも
居るだろう
中腹で
育った獣も
居るだろう
裾野にて
眺める景色も
なお楽し
人はそれぞれ
好みはそれぞれ
山一つ
越えて産まれた
者も居る
妖精の村で
産まれた娘も
ハイ・ライト
奴隷市場の
王様が
デートに誘う
闇夜の船出
:::::::::::
親分は
命じられるまま
球体を
押し付け
御躾(おしつけ)
お忍び作業
其の子分
一人一人が
球体で
秋茄子・旨しと
味わい・にやり
唇に
割れて這入った
其の舌で
こじり・こじって
さらに・こじって
胃の中を
満たす作業も
なおたのし
飲め飲め・飲み込め
我らの・唾液を
電気責め
狂気の宴は
乱舞する
両の乳首に
黒・クリップが
取り付けば
背後に取り憑く
闇世界
故に世界は
無常を好む
::::::::::
滑車にて
引き上げてしまえ
2枚羽
体位変換
苦しむ妖精
四つん這い
露わ悲しや
其の体位
肌を晒して
股ぐら晒して
羽根までも
絞り上げられ
虜・縄(とりこ・なわ)
麻縄ぎしり
倍力3の字
維持せえよ
体位をそのまま
堅持せよ
献花娘・を
王へと捧ぐ
四度目か
五度目・六度目
「嗚呼」・「何故に」
「私」・「もう・もう」
「限界」・「助けて」
絶頂は
付かず離れず
距離をとり
縦横・無尽
変幻・自在
「葉ぁ・葉ぁ・嗚呼っ…!」
吐息・途切れて
其の身体
迎えるピッチは
人工ノ・芝
::::::::::::
世の中は
常にもがもな渚漕ぐ
海人の小舟の
綱手かなしも
海駆ける
船の行方は
人知れず
羅針盤
既に壊れて
幾久し
船長は
其れでよいよい
其れがよい
上がる口角
大胆・不敵
大竿が
狙いを定むる
船底に
金銀財宝
和歌が集へば
其の船を
乗っ取る魔物に
容赦は・なし
船底に隠れる
少女に触れる
「葉ぁ、葉ぁ、葉・あ…」
「もうだめ、嗚呼、ま・た…」
電気責め
陰核いじめ
導くは
7度目・8度目
降り止まぬ・雨
::::::::::::
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