《瞑想小説 狩人》

瞑想

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奴隷市場 注射は2本で

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いっぽんめ
おわってさらに
にほんめが
おかわりされる
ひだりてを・だせ

ばらんすだ
みぎをやったら
ひだりも・だ
これこれそんなに
あばれるで・ない

てもとには
おちゅうしゃせっと
せんたんぶ
にぶく・かがやく
うしよりも・にぶく

きょうふしん
さいどまねいて
さらうもの
せんたん・さんみり
ちゅうしゃ・ぎんばり

くろばんど
ごむせいばんど
じょうわんに
まきつき・なみだ
つたわり・はらり

ぎしぎしと
あさなわゆるさぬ
にげられぬ
もう・その・はねも
しばってしまうか

いやいやと
くびふるしぐさ
あともどり
へんげんじざい
まもののすみか

まよいこむ
よいの・てふてふ
がいろじゅの
でんげき・くらい
そのはね・こげる

やこうせい
けもの・けだもの
どこへゆく
むれなすものども
こどくを・しりな

もういちど
ちくりといたむ
じょうわんぶ
ひだりてちゅうか
ひじのおもてがわ

ひとしれず
まほうのちゅうしゃ
さしこもう
ひふごし・よいごし
そのはだ・こいし

つらぬけば
そこはないぶだ
ひふのなか
じょうみゃくどこだ
さがして・みやうか

あつをかけ
こぶんがゆびに
ちからこめ
にやりとわらへば
えきたいはすすむ

たいないは
もともとあった
すいぶんと
げねつざいやら
しょうあつざいと

まぜこぜに
こんだくしてゆき
みどり・ばす
うんてんしゅふざい
のりものの・なか

さらわれて
まぶたのうらの
いろは・あか
はねいろ・むらさき
といきは・ぴんく

くちびるに
もどるいろあい
それもまた
ももいろ・べにいろ
おとめの・いろづき

りょうとっき
かみつくはさみ
いろは・くろ
あくまのいろつや
ごきぶり・ぶらっく

なみだする
おとめの・すはだ
そのいろは
しろと・はだいろ
ちゅうかんしょくなり

やさしさと
あいのしょうちょう
みどりいろ
「だれか」・「たすけて」
「おねがい」・「どうか」

そのねがい
のどもとすぎれば
へんじなし
のどもと・ちゃくら
そのいろは・あお

くろこーど
ちくびをつかまえ
じじじ・じじ
でんげきしょっくの
へるつ・は・50

みみのした
のびるこーどの
いろも・くろ
こーどのそうすう
あわせて4ほん

あとふたつ
たしてすうじは
かんぜんに
なるのだそうだ
そのすうじ・6

てすらさま
3(さぶ)
6(ろく)
9(きゅー)を
したがえて
でんきをながせば
こいるがうまれる

ようせいを
ぐるぐるまきに
するも・なお
ふうりゅうなりけり
おかしきこと・なり

すまきに・し
ぜんしんでんげき
あびせれば
どんな・はんのう
しめすでしょうや

こいるまき
ぐるぐるまきに
したうえで

そのはねを
けんぶんするも
なおたのし

そうぞうは
うかんでゆれて
くものなか
こううん・りゅうすい
むみょうの・しらべ

くらやみに
うかんだくもまに
いな・びかり
こんやはまずいぞ
もっと・あれるぞ

ひだりてに
かみつく・ちゅうしゃが
からになり
むすめは・ごほり
ひとつ・せきばらい

どれいいち
まよいこんだら
ぬけだせぬ
てふてふ・まいご
すくいのて・なし

:::::::::::::

たいおんが
へんかするのを
かんじるか
ちゅしゃのこうか
すぐに・でる・だろ

「ああ」・「あつ・い」
「なんで」・「どうして」
「ああ」・「あつ・い」
「からだが」・「こげちゃう」
「おねがい」・「さまして」

そうだろう
かなりのぶんりょう
いれたのだ
ねつのみなもと
そのせいぶんを

たいおんけい
けいそくふのう
ぴーぴーぴー
おいこらはなせ
こわれるだろう

みゃくはくは
なみうち・はやうち
きのこぐも
すきまのないさま
しょうわのかぶきざ

「ああ」・「ああ・あ」
「どくどく」・「どくどく」
「いって」・「ます」
「わたしの」・「からだ」
「どうなっちゃう・の」

どうなるか
どうなんだろな
つゆしらず
ひとのこ・しらず
うんめいかたらず

:::::::::::::

しょうこなら
たしかにあるぞ
めいたんてい
むらさき・じゅーすが
ほれ・ほれ・でてくる

ちくびぜめ
ちょっとつまんで
つん・つん・つん

もうすこし
ひっぱってみよう
ぴん・ぴん・ぴん

たてほうこう
せぼねはそのまま
ぎゅう・ぎゅう・ぎゅう

よこひろげ
つまみつまんで
すぷれっだー

うちがわも
ほれほれ・どうだ
かんじるか
ももいろ・とっき
ちくび・むさぼり

「ああ」・「あああ」
「もうだめ」・「やめて」
「ちぎれ」・「ちゃう」
「おねがい」・「どうか」
「ごようしゃ」・「くだ・さい…」

でんげきの
だいやるあっぷだ
さいこうちょう
しぼり・だそうぜ
かいらくの・みつ

:::::::::::::

…こうじちゅう
 もうそんなことは
 しってるさ
 それでもおれは
 ここにくるのさ

…いちねんが
 にねんになって
 さんねんに
 よねん・をともない
 ごねん・ごしになり

…ろくねんが
 しちねんへんげ
 はちねんと
 きゅうは・ともだち
 じゅう・きり・よくば

…ぼっとうし
 なにはともあれ
 ここにくる
 おとこはこうどう
 こうどうが・さき

…くちならば
 なんとでもいえる
 うそでもな
 ことばにかちなし
 うごいて・なんぼ

…さいしょのひ
 なんのこうじを
 してるのだ
 なぜ・しているのだ
 そう・いっただろう

…そのぎもん
 こたえをもたずに
 げんざいも
 おれのきょうちゅう
 みたしているのさ

…こたえろよ
 そろそろいいだろ
 こたえろよ
 なにを・している
 なに・かくしてる

…このむすめ
 じょしゅせきにのった
 むすめっこ
 ないすなばでぃで
 せいかくじゅうじゅん

…このからだ
 みっかとみばん
 あずけやう
 こうかんしやうぜ
 こうじのひみつと

…さてどうだ
 こたえやいかに
 わかってる
 おまえのこたえは
 わかって・いるさ

…ただちょくせつ
 おまえのくちから
 ききたくて
 ここにつれてきた
 そういう・わけさ

…くびをふれ
 そのしぐさだけで
 わかるから
 ながいつきあい
 もうわかってる

…そうだろう
 こたえは「のー」だ
 わかってる
 しっててきたのさ
 もう・わかってる

…ずいぶんと
 ながいつきあいに
 なったなあ
 おまえのかおも
 しわがふえたし

…このおれの
 しらがもふえた
 これもまた
 ときのへんせん
 ながれの・ままに

…とらんく・か
 ああ・あいているよ
 そうじした
 ずいぶんいしゅうを
 はなってたもんで

::::::::::::

てつばけつ
むらさきじゅーす
かん・かん・かん
おとめのはねから
しぼりだされる

でぬならば
ださせてやるまで
ほととぎす
なくこえきかせろ
きれいに・なけよ

「ああ」・「ああ・あ」
「でんき」・「もういや」
「もうやめ・て」
「びりびり」・「するの」
「なにか」・「でちゃ・う・の」

ぴくぴくと
はじけとぶからだ
いとおかし
2ほんのちゅうしゃ
のみこむさいぼう

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