《瞑想小説 狩人》

瞑想

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奴隷市場 重力と死

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::::::::::::

ひとづまは
かゆみがぜんしん
おしつぶし
いきもたえだえ
あえぎもれゆく

きれぎれの
ことばのはしばし
ひょうすれば
「もう」「むり」「やめて」
「ああ」「いや」「しんじゃう」

ぎろちんに
きんばくされた
そのからだ
おとこのしゃせいを
なんべんもうけ

まっしろな
ゆきのようそう
まだはやい
ふゆむかえるには
はんとしかかる

しりあなは
おおきなぷらぐで
せんをされ
かんちょうえきは
だしたくともでず

くるしみは
ふえてゆくのみ…
まずひとつ
はいせつかんを
がまんすること

つぎふたつ
むりやりずぶり
ふぇら・きょうよう
おとこむれなし
にくぼうを、さす

さてみっつ
ときおりむちが
ぜんしんを
おそってぴしゃり
いたみはげしや

よっつめは
あかいろうそく
さいとうじょう
ていおんろうそく
まっかな、みいら

いつつめは
かゆみのがまん
これが、もう
しっしんするきわ
もう、しのまぎわ

むっつめに
ぴえろのしつもん
そのといに
こたえられるか
これが、かんじん

:::::::::::

はいらいと
ろりいた・ぼでぃを
ひざにおき
むねのとっきを
みぎてでなでる

いや、いや、と
くびふるこむすめ
もうやめて
ひとづまさん、は
もうげんかい、よ

そのひとみ
はなれず、はなせず
すてーじで
いきたえだえの
おんなをとらえる

どれいいち
そのしはいしゃと
せぶんすたー
ふたりのおひざに
あおむけにされ

むねのさき
とっきのじゅうけつ
はげしけり
かんじてるんだろ
いいはんのうだぜ

くり、くり、と
ちくびをなんども
こじられて
こしをくねくね
どえむなろりめ

すてーじで
ひとづま、はてるの
みておけよ

:::::::::::

むちな、もの
ころして、しまえ
ほととぎす

ちえ、なくば
ひとに、あらずと
いうものぞ

なかなかだ
ぴえろのこうじょう
みごとなり
ころすな、まだだ
もうすこし、まて

きょうみぶかい
おまえのしつもん
そのなかみ
じょうしつな、とい
かくしんの、とい

いましばし
つづけてみせよ
ひとづまの
むちを、あばいて
そのごに、とどめ

:::::::::::::

あい、あい、さー
しあわせなるは
じそんしん
あなたにほめられ
わたしはふるえる

ひとづまよ
よろこべ、ちゃんすが
まいおりた
はいらいとさまの
ごいこうで、あるぞ

もんだいを
いくつかだすぞ
きいておけ
よくきけ、よくきけ
ぜんしんで、きけ

まちがえば
じごくにいっぽ
ちかづくぞ

ふせいかい
かさねてちかき
しのせかい

まちがうな
といのこたえを
まちがうな

そのたびに
おまえにひどい
ことをする
しにたく、なければ
ちえを、みせるのだ

::::::::::::

「うつくしき
 からだがまとう
 おうごんひ
 れおなるど・さまが
 ていしょうしたもの」

「そのみたけ
 16ならば
 かたはばは
 おうごんひりつで
 いくつになるか」

わからんか
そくとうできぬか
このといに
《うぃとるうぃうす》を
しりもせんのか

もうすこし
じかんをやろうか
てきとうな
こたえはゆるさん
かんも、ゆるさん

むちなもの
しるべきである
じんたいの
うつくしいひりつ
おうごん・ひりつを

そのこたえ
「4(よん)」がせいかい
ざんねんだ
それではおまえの
しきゅうをいただく

うごくなよ
つらぬきとおす
このぼうで
しきゅうのないぶ
われらのものとす

……☓☓
……☓☓☓

::::::::::::

「のうないに
 やどるほるもん
 われわれは
 こうふくせいぶん
 あまたもつもの」

「そのひとつ
 かんしゃのみもと
 せろとにん
 かくせいするは
 あさひとともに」

「もし、あさに
 ひかりとどかぬ
 そのばあい
 いかにすべきか
 こたえや・いかに」

また、だめか
わからないのか
だめおんな
おまえはとことん
むちなおんなだ

ひとづまよ
なにをかんがえ
いきてきた
そのうつくしさで
おとこをとりこに

きせいちゅう
そんなぶざまな
いきかたで
ここまできたのか
ほん、よまぬのか

ざんねんだ
こたえはこうある
きいておけ

「ひもささぬ
 くもあつきとき
 そのときは
 りずむ、うんどう
 または、そしゃくを」

「せろとにん
 ましてくだけて
 めらとにん
 ねむりいざなう
 しょうかたいにて」

ふせいかい
こたえをもたぬ
おまえには
こののつのあたま
もつこのへびを

くれてやる
おくちをあけろ
たべるのだ
でんせつのへび
たとうのへびを

いやがるな
くちをおおきく
あけるんだ
たまごがたにな
かまずにのみこめ

いのなかで
わるさするのが
このへびさ
これでおまえは
しにちかずいた

……☓☓
……☓☓☓

::::::::::::

「われわれは
 ふたつのしはいを
 うけている
 ひとつは「し」という
 ごうかなぱれーど」

「もうひとつ
 うまれてそだち
 こいをして
 しにゆくときまで
 えいきょうするもの」

「くうかんを
 みたしてすべてを
 ひきつける
 めにみえぬもの
 このもの・なんぞ」

めいそうを
するばあいにも
えいきょうし

ひとづまが
りょうりするとき
おもくなり

せいしんが
はどうをあげれば
かるくなる
そんなそんざい
われらのしはいしゃ

わからんか
これだけひんとが
あるのに、な

わからんか
みじかなものだ
そのこたえ
それは「じゅうりょく」
どうだ、わかるか

われわれは
ふたつのものから
にげられぬ
ひとつ、「しぬこと」
ふたつ、「じゅうりょく」

あまのがわ
だーくまたーに
たびだてど

われわれは
そのふたつから
にげられぬ

めいそうが
ゆいいつそこから
きょりをとり
またははなれる
すべといえよう

:::::::::::

ひとづまよ
またふせいかい
おまえには

このべると
「あくまのしっぽ」
つけてやる

……☓☓
……☓☓☓

さいあくの
さいえんてぃすとの
さくひんで

つけたもの
ほうかいさせる
ものなるぞ
たえられる、かな
それともしぬ、かな

:::::::::::
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