《瞑想小説 狩人》

瞑想

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奴隷市場 人妻14

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どれいいち
ひかりとどかぬ
なつのよる
しづこころなく
はなのちるらむ

ありあけの
つれなくみへし
わかれかな
いちばのつまほど
うきものは、なし

::::::::::

おっとどの
かねと、とれーど
したきみの
つまはりっぱに
しておりますぞ

くるいざく
うたげのにえと
なっており
みなのせいよく
ひとりであびる

みたまへよ
ろうそくたらされ
あかげしょう
まっかな、いしょう
まとった、つまを

みたまへよ
おくちのなかに
のこるのは
しろい、えきたい
その、でどころは

おとななら
そうぞうつくかと
ぞんじます
そうです、あれは
われらのだんこん

いでいでて
のどのおくにて
はっしゃした
のめずじまいの
はくだくえき、なり

みたまへよ
ないぶのしゃしん
れんとげん
いのなかぞうふに
しろいえきたい

のど・つばき
きみのおんなの
のどおくに
つきさし、だした
しょうことなろうや

みたまへよ
きんばくすがたも
うつくしい
おおきなもくはん
かくにんできるか

あれなるは
ゆいしょただしき
きんけつぐ
とうよう、ゆらいの
ぎろちんだい、なり

みうごきの
とれないあなたの
あいさいを
なぶってあそぶは
あな、たのしけり

:::::::::::

おっとどの
かねと、とれーど
したきみの
つまのあえぎに
まさるものなし

ききたまへ
あえぐといきと
さけびごえ

いらまちお
にくにふさがれ
もれいづる
くもんのこえは
かちあるものぞ

ろうそくを
たらされ、ふるえる
そのときの
いやいや、やめて、は
さいこうですぞ

かていでは
けっしてきこえぬ
かぜたちぬ
きみしらぬ、こえ
くもんのおんかい

ちくおんき
それにとどめて
おくとしよう
おきかせしましょう
いつ、いつ、のひか

りぼんつけ
せいなるよるの
ぷれぜんと
あなたのつまの
くもんのようす

ああ、そうだ
これもつたえて
おきましょう

いままさに
むちうちのけいが
はじまります
あなたのだいじな
つまのやわはだに

かわのむち
すはだにとびつく
そのしゅんかん
どんな、おこえを
はいちょうできるか

ききたまへ
ひとづま・どれいの
あえぎごえ

:::::::::::

むちうちを
くらってびくり
はねとんだ
ひとづま、あわれ
ぎろちんだいに

こていされ
かわめのむちに
おそわれる
のがれるかぎは
だれももたない

いっぱつめ
こえにならない
そのはんのう

にはつめで
ああ、ああ、ああと
さけびごえ

さんぱつめ
やめて、やめて、と
こんがんす

すこしづつ
ろうのあかいろ
ほどければ
そこにあらたに
あらわれゆくもの

だげきこん
むちにうたれりゃ
みみずばれ
あすに、のこるか
あくまの、つめあと

よんはつめ
おしりがいたい
とても、いたいの

ごはつめが
さきよりつよく
うたれゆく
ああ、だめ、やめて
おねがい、どう、か

ろっぱつめ
だれがうったか
そのむちは
くるりくるりと
おんなにまきつき

そのさきは
またぐらぴしゃり
ぜつみょうな
さじのかげんで
えものをおそう

さけびごえ
さらにもれゆき
どれいづま
いきも、たえだえ
からだの、こたえ

ろうとむち
せっとでひとづま
いじめるは
えすえむぷれいの
きほんであるぞ

ななはつめ
おんなはついに
つっぷした
らっきーせぶん
たわごとのすうじ

せぶんすたー
たばこをくわえ
ごらいじょう
となりのむらから
むすめをつれて

やってきた
どれいいちばの
ほうもんしゃ
どうぞ、こちらへ
おすわり、くだされ

はっぱつめ
せなかぶぶんは
すっかりと
きれいになって
まいりましたぞ

きゅうはつめ
びく、びく、びくと
からだゆれ
もうげんかいです
ひとづまは、いう

はいめんの
ろうそくはがれ
いたいたし
みみずのあとが
ななめにはしる

はいめんは
そろそろよいか
もうよいか

ひとづまの
まえみごろにも
むちふるか
そこまでするか
そこまでしようか

せぼねだち
かくどをかえて
すこしだけ
まっすぐにすれば
うちやすかろか

:::::::::::

ぎろちんで
こうそくされた
おからだの
かくどをかえれば
まるで、めすいぬ

めすいぬが
なにかをねだる
そのすがた
そんなぽーずに
にたりよったり

くびわより
ひときわおおきな
ぎろちんだい
くびをはさんだ
おおきなもくはん

そのはしに
きゃしゃなてくびが
こていされ
みうごきとれぬは
さすがのつくり

めすいぬの
ぽーずのままで
むちうちだ
てもとがくるえば
いたみが、ますぞ

もくはんは
すてーじうえに
つるされた
からびな・ふっくに
ひっかけられた

::::::::::::
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