《瞑想小説 狩人》

交差

地下牢の娘 其の１６

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…ああ、よして
　ふかい、ふかいの
　そして、もう…

いきそうか
すでにいきそう
そうなのか

なあ、むすめ
いくときはいくと
いうのだぞ

むざんだな
すんどめじごくの
そのつぎは
むらいちばんの
さでぃすてぃくな

おれのてで
れんぞくぜっちょう
くらうのだ
ふぐうなうんめい
のろうがいいさ

さて、どうだ
ばいぶがとらえた
くりと、なか
どっちが、いいのだ
おしえろ、どっちだ

…ああ、もはや
　わかりません、が
　つよいの、は
　いんかくのほう…
　とっきの、ほうかと…

そうか、なら
なかのばいぶの
かいてんを
はげしく、つよく
してやろうぞよ

……☓☓
………ぁ！…ぁ！

さて、どうだ
ぐりぐり、ぐりぐり
このばしょは
なかでもいちばん
かんじるところ

いりぐちを
すこしはいった
まえのほう
じーすぽっと、と
よばれるばしょ、だ

あかばいぶ
そこをねらって
ぐりぐりと
まわしてやるぜ
いけ、もういちど

…はぁ、はぁ、はぁ…っ
　ああ、だめっ、おね、が、い…
　そこは、だ、め…

もういちど
いって、かんそう
きかせろよ
どっちがよいか
どっちで、いったか

ほら、いけよ
がまんしないで
はやく、いけ
しんどう、つよく
してやる、ほらよ

……☓☓
……ああっ！

ぴくぴくと
わかりやすいな
はんのうが
おまえ、いったな
いんらん、むすめが

へんじ、しろ
いったかどうか
おしえろよ
こたえろ、どうだ
いま、いったんだな

…
…

…はい、わた、し…
　いかされ、ました
　まさに、いま…

どっちでいった
くりでか、なかでか

…たぶん、なか
　たぶん、なか、だと
　おもい、ます
　ああ、はずかしい
　いわせない、で…

しょうじきに
こたえたほうが
みのためだ

ところでだ
おんなをだくとき
おかすとき
ぜんいんにきく
ことなのだが、な

いままでに
おまえをだいた
にんずうは
どのくらいだね
なんにん、しってる

そのちくび
なんにん、なめた
そのわれめ
なんぼん、のみこみ
しゃせいをさせた

そのあなる
もとめられたら
こたえるか
そんなけいけん
あるのか、ないのか

くび、ふるな
おれはきょうみが
あるんだよ
きょうの、おもちゃの
けいけん、にんずう

なあ、みんな
みんなもしりたい
そうだろう

なあ、みんな
むすめのくちから
ききたいだろう

ぱちぱちと
おこるはくしゅと
ばいぶおん
つめたいちかろう
いっちだんけつ

きいただろ
みんなしりたい
おまえの、な
けいけんにんずう
こたえろ、はやく

…ああ、そんな…
　だめです、わたし
　じつは、まだ…

まだ、なんだ？
そうかおまえは
ひょっとして
かんつうぎしきも
おわって、ないのか

…いえ、それは
　１４のとき、に
　ああ、はずかし、い…

なるほどな
おれのきょうみは
そのご、だよ
そのごのけいけん
それを、おしえろ

……
……

なるほど、な
どおりでおまえは
しょじょのあじ
それならそうと
はやくいえよな

しょじょならば
もっと、むざんに
あつかうぞ
こんごのじんせい
かわるくらいに

めちゃくちゃに
にんげんふしんに
なるまでな
しょじょのいけにえ
おれがもらった

あかばいぶ
いんかく、ちつなか
どうじぜめ

はげしかろう
これは、しょじょには
つらかろう

だが、だがな
おれはさどだぜ
わすれるな
とらうま、うめこむ
おまえの、こころに

にんげんの
すべてがきらいに
なるように

きざみこむ
おまえのからだに
きざみこむ
たばこをすうか？
せぶんすたーを

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きゅうたいと
さけめにうまった
だんこんが
みぎにひだりに
ぐるぐる、まわる

なんどめか
むすめがぜっちょう
こえたとき
さらなるあなが
ねらいとなった

しりの、あな
ふるいこもんじょ
そのなかに
しるされていた
そこでのまぐわい

どうせいを
つなぐこころの
よりどころ
はいせつきかんに
だしいれ、するなど

なんさいか
すじょうもしれぬ
このひめに
くらわせるなど
ごんごどうだん

ああ、だれか
このちかろうに
たすけぶね
むすめのあなる
まもなく、えじき

ちかろうは
くるったうたげと
あかばいぶ
せぶんすたーの
かおりがみちる

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