《瞑想小説 狩人》

交差

地下牢の娘 其の１３

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すんどめの
かいすうかぞえる
みなのこえ
しじゅうをこえて
さらに、にぎやか

…ああ…
　ああ！
　ああっ！

くりとりす
おとめのいんかく
ぼっきして
かわが、ずるむけ
びんかん、たかん

…もうだめ、です…
　もう、だめ、で、す…

ちかろうの
むすめはなんとか
くちにした

くるしそう…
どうしてほしいか
いってごらん
だめです、だけじゃ
わからないでしょ

あなたの、ね
かわいいくちから
ききたいの
どうしてほしいの
なにしてほしいの

しょうじきに
どうしてほしいか
いってみて
いわないならば
ずっと、すんどめ

このじごく
なんじかんでも
つづくわよ
そしたらあなた
しんじゃうかもよ

いってごらん
どうしてほしいか
いってごらん

…はて、させて…
　おねがい、しま、す…
　もう、むり、です

え、なに、なんて？
おおきな、こえで
もういちど
きこえなかったわ
ばいぶの、おとで

もういちど
なんていったの？
おしえてよ
みんなに、きこえる
ように、いってね

…
…

いわないと
すんどめじごくに
もどすわよ

もういちど
びやくぬりぬり
さいしょから
やりなおしにする？
それでも、いいの？

…
…

…はて、させ、て…
　おねがい、わたし…
　ほってて、る
　
…いかせて、おねがい
　もうむり、いか、せて…

かわいいわ
あなたのくちから
りくえすと
ちかろうのむすめ
おねだりのまき

いいでしょう
そろそろいかせて
あげましょう
ますくをつけたの
おんながわらうと

あかいめの
おんなはとっても
ごまんえつ

みどりめの
おんなもそれに
うなずいた

ちょうろうは
へやのかたすみ
みまもって

きみはまだ
しびれてからだ
うごかない

しろばいぶ
きょうどをあげて
まっくすに
そしたらすぐに
おとめは、いった

……☓
……☓☓

ぜぇ、ぜぇ
ぜぇ、ぜぇ
しせんき、こきゅう

とめどなく
ながれるあせと
あいえきが
いすと、じゅうたん
べちょべちょに

すんどめしょー
このえいぞうは
ひとしれず
えいきゅうきかんが
さつえいしており

そのきろく
めやすばこにも
おさまった
いつでもだれでも
みれる、ようにと

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はぁ、はぁ、はぁ
おとめはやっと
しんこきゅう

おわらない
ひぎゃくのよるは
つづくのだ
こきゅうをもどせ
さきはながいぞ

みずを、のめ
すこし、おちつけ
よるはまだ
おわっておらぬ
つぎは、おれだぜ

おれは、さど
さでぃすてぃっくな
おとこだぜ
もっとおまえを
おいつめて、やる

にやりとし
せぶんすたーの
おとこが、いった
そのてにばいぶ
あかいろ、ばいぶ

きんばくの
しばりめきつく
なおしたら
あかいなわめの
もようがはえる

からだじゅう
びやくまみれで
えろちっく
きんばくおとめの
えむじかいきゃく

ぎしぎしと
きつくしばられ
なわげしょう
つぎのぷれいの
まくが、あがった

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あかばいぶ
しんどうきゅうたい
さきほどと
ちがうかたちを
しているのだな

きゅうたいの
さきにながーい
ぼうじょうの
かたい、えんちゅう
そなえて、いるな

えんちゅうは
２ほんもあるな
そのかずは
おとめの、あなの
かずといっしょだ

そのぶぶん
なににつかうと
いうのかな
きみにもかんづく
ところ、あるかな

きゅうたいの
すいっちいれると
まわりだす
みぎにかいてん
じーじー、ぶるぶる

ふたつある
だんこん、もした
えんちゅうは
ひだりかいてん
ぎゃくにまわった

さて、まずは
つづきといこうか
いんかくを
せめてなんどか
いかせてやるよ

そのあとで
えんちゅうじょうの
だんこんを
おまえのなかに
しずめてやろう

どこにだと？
きまっておろう
まずは、まえ
まえのさけめが
るすではないか

そのつぎは
もひとつあいた
あなのなか
あなるとよばれる
ばしょにつきさす

いいきぶん
せぶん、いれぶん
しなさだめ
おれのねらいは
おまえのぜんぶ

くりとりす
まえのつぼみと
しりあなと
どうじにせめて
いかせてやろうぞ

すんどめの
つぎは３てん
どうじぜめ
たもて、しっかり
こきゅうと、いしき

おれは、さど
むらいちばんの
さど、おとこ
せぶんすたーの
にあうおとこさ

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