《瞑想小説 狩人》

瞑想

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地下牢の娘 其の11

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ひんむかれ
あらわなとっき
ぴんくいろ
そこにばいぶを
あててこすれば

むせびなく
おとめのといきも
おなじいろ
しろいばいぶが
とっきにこすれて

いきそうに
すぐいきそうに
なるからだ
こらえていなさい
まだ、まだ、まだよ

…ああ、やめ、て…
 おねがい、たすけ、て…
 ごうようしゃ、を…
 しんどう、きつい、
 くるしく、なるの…

しろばいぶ
もったおんなは
はじめての
りょうじょくしょーに
こうふんぎみで

そのまたに
たれるしずくは
たいりょうの
みずうみとなり
すかーとまでも

えきたいが
あふれでるでる
とめどなく
それほどむちゅう
むすめのからだに

そのおんな
しろいばいぶを
にぎりしめ
とっきに、つけて
はなして、つけて

すんどめを
たのしむじかん
ながくなる
おとめゆらゆら
ろうそくほむら

あてたとき
おとめもだえる
ああ、やめて
しんどうきついの
おねがい、やめて

はなしても
おとめもだえる
くるしそう
ものものたりぬ
これではいけぬ

さいぼうが
どっちつかずの
ばしょにいる
なみはどんどん
たかくなるのに…

いきたいの?
はやくいかせて
ほしいのね?
どうよいいでしょ
すんどめあそび

しろばいぶ
そのすぐうえに
さっきまで
とっきをとらえた
くろいろばいぶ

かふくぶで
かつんとげきとつ
はねるおと
つめたいかべに
きえるおとかな

つきすぎず
はなれすぎずを
くりかえし
なんどもなんども
せめられ、ないて

むすめいう
もうだめ、むりと
それならば
どうしてほしいの?
おしえて、ちょうだい

…はずか、しい
 そんなのいえない
 はず、かしい…
 じぶんのくちから
 いえるわけ、ない…

じゃあだめよ
このままつづける
この、ままね
わたしもみたいの
どうなるのか、を

いきたいの?
いきたくないの?
どっちなの?
いわなきゃずっと
このままですのよ

しろばいぶ
ぐるぐるまわり
すんどめを
なんどもなんども
くりかえしては

ひぎゃくてき
めにはなみだが
きらきらり
そのかがやきこそ
くもんのあかし

…ああ、よして
 おねがい、やめて
 もうよして…
 とっきあついの
 さまして、ほしい、の

ぽろぽろと
なみだあふるる
そのひとみ
かれんなおとめの
あごまでぬらす

ああそれが
ざんねんむねん
みなさまの
こうふんざいに
なるともしらず

しくしくと
ないてもゆるして
もらえずに
いんかくぜめの
ばいぶは、やまず

::::::::::

そのひとみ
へやのすみまで
とどいたら
そこにひとりの
おんなをみつけて

たすけて、と
おねがいどうにか
たすけて、と
もとめるこえは
からぶり、むねん

あれは、そう
りんばんちゅうの
きみじしん
どくにおかされ
うごけぬからだ

こうさする
うんめい、だれぞ
いれかえろ
りんばんおとめと
ちかろうむすめ

いのりめの
めにもなみだが
うかんでる
ふたりのおんなの
しせんはこうさ

おんなたち
うんめいうらむ
かなしいと
ひとりはどくもち
ひとりはすんどめ

ところでだ
そんなじかんは
あるまいぞ
しろいばいぶが
ささってはなれて

::::::::::::

かいかんの
つなみのみこむ
そのからだ
こんとろーるは
できているのか

ちかろうを
うめていくのは
さけびごえ
おとめのひめいと
おんなのめいれい

いんかくが
ぴんくを、こして
べにいろに
そまり、そまって
あいさつしてる

かぎゃくしん
そそるけしきと
そのかじつ
ぜんぶまるみえ
かわのなかまで

…ああやめて
 すんどめ、じごく
 くりかえし
 なんでこんな、に
 なんでそんな、に

ゆれうごく
えいきゅうきかんの
しんどうが
おとめつらぬく
のうずいまでも

むらさきの
ちゃくらのはてまで
たっしたら
ひとが、げだつと
よんだいきまで

たっするか
そのともさきに
くるうのか
そのはざまにて
おとめはあえぐ

どうするの?
いかせてほしいの?
どっちなの?
いやなの、いいの?
いいの、いやなの?

ききたいの
あなたのくちから
ききたいの
ごめんなさいって
おねがいしますって

まだがまん?
そうなのざんねん
じゃあいいわ
このままつづける
すんどめ、じごく

::::::::::
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