《瞑想小説 狩人》

瞑想

文字の大きさ
上 下
145 / 585
交差

地下牢の娘 其の10

しおりを挟む

::::::::::

へびぬかれ
よつんばいから
いすのうえ
きんばくされた
おとめのすがた

そのあしは
ひろげてM(えむ)の
かたちなり
ぴんくのつぼみ
すべてがみえて

そのうえの
とっきをけんぶん
するならば
ちょっけい、きゅうみり
たかさも、きゅうみり

ぴんくいろ
どこからみても
ぴんくいろ
あくまのにくが
そこがこのばしょ

いきるのに
いみをなさない
そのとっき
ここをみんなで
ねらうというのか

なんにんも
そのてにかまえた
ゆれるもの
ばいぶれーたー
おおがたへっど

いんかくの
さいずにくらべ
おおきずぎ
えいきゅうきかんを
やどしふるえる

あかばいぶ
みどりのばいぶ
あおばいぶ
しろいばいぶに
くろぐろばいぶ

さまざまな
しんどうきゅうたい
ねらうのは
ちかろうむすめの
またぐらとっき

:::::::::::

……!

あるおとこ
ばいぶをとっきに
あてがえば
いしきなくした
おとめがゆれる

……!

ねむりひめ
ねむったままで
いたならば
くるったうたげ
おわりとなるか

きがつかず
このままときが
すぎるなら
いんかくじごくも
すこしはましか

……!…!?

氣をもどし
きんばくひめは
みずからが
しばられうごけぬ
ことにきがつく

ざんねんだ
いしきもどせば
いくさきは
じごくいっせん
きゅうこうれっしゃ

しゃしょうさん
つれてゆくのは
ぶらっくの
すべてのみこむ
みちのてんたい

いちどでも
そこにそのあし
いれたなら
だっしゅつふのう
のまれゆくのみ

::::::::::

…ああ、わたし…
 いったなにを
 しているの…
 ざわざわ、みなさま
 なにして、らっしゃる…

…うごけない
 えむのかたちに
 しばられて
 あしをおおきく
 ひろげたぽーず

…じりじりと
 なにかうごめく
 おとがする
 きいたことない
 きかいのおとが

…ああ、わたし…
 そうよ、そうだわ
 さっきまで
 くすこ、いれられ
 へびを、いれられ

…おかされた
 なかのなかまで
 まわされた
 びやくぜりーを
 ぬられて、いった

…びやくぜめ
 よいんひさしく
 まだからだ
 あつく、なってる
 しずめて、ほしい…

…なんのおと
 これはいったい
 なんのおと
 わたしのまわりで
 たくさん、おとが…

ぶるぶると
ふるえるばいぶの
そのひとつ
おとめのとっき
とらえふるえる

:::::::::::

きがついた?
おはよう、ねこちゃん
まってたわ
あなたはしゅやく
おわらぬ、うたげの

きこえてる?
まだぼんやりと
ゆめみてる?
これはげんじつ
しっかりめざめて

きめたのよ
みんなできめたの
このつぎは
あなたをいすに
しばったままで

いんかくを
みんなでいぢめて
あそぶのよ
おもちゃになってね
すなおなおもちゃに

つらいわよ
これはとっても
つらいわよ
しっしんするのも
かくごするのよ

けいけんよ
じんせいすべて
けいけんよ
のちにかたれる
ことばになるわ

::::::::::

あるおとこ
とっきにあてた
きゅうたいの
しんどうすうを
すこしつよめて

ゆみなりに
あえぎはじめる
そのからだ
はんのうたのしむ
いびつなえがお

じーじーじー
きみょうなおとが
でるばしょは
いんかくまわり
かべん、そのもの

くろいろの
ばいぶれーたー
あてがわれ
おとめはすぐに
かんどをまして

なかのせめ
それとはちがう
あまりにも
とがったしげきに
こえがもれでる

…あぁ、あぁぁ…
 はぁ、はぁ、はぁ…っ
 そこは、だめ
 あ、あ、あ、ぁぁ…
 なんです、これ、は…

ばいぶぜめ
おんながないて
はてるせめ
すぐにいくわよ
あなたいくわよ

きついでしょ
とってもとっても
きついでしょ
びやくぜりーも
きいてるからだに

しんどうを
あたえてはなして
またあたえ
これをなんども
くりかえすのよ

あついでしょ
とってもとっても
あついでしょ
たすけてあげよか
やっぱりやめた

からだはね
とってもじょうぶに
できてるの
しんだりしない
そうかんたんに

でもでもね
こきゅうするのよ
とめないで
こきゅうすること
これはぜったい

…!!
……!!

いちどめね
はやくもいった
かいすうは
すぐにふえるわ
さいていそうね

にじゅうかな
それともさんじゅう
しじゅうかな
かいすうかぞえて
いったぶんだけ

…☓☓☓

…そんな、こと
 そんなに、されたら
 わた、わた、し…

こきゅうしてれば
しにはしないわ

それでもね
こきゅうをとめたら
あぶないわ
ふくじょうしまで
ありうるからね

くろばいぶ
はなれてそれは
むねまわり
つぎにいんかく
とらえるは

しろいろの
ふるえるばいぶ
あるおんな
まもののひょうじょう
つづくじっけん

:::::::::::
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

身体の繋がりしかない関係

詩織
恋愛
会社の飲み会の帰り、たまたま同じ帰りが方向だった3つ年下の後輩。 その後勢いで身体の関係になった。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

秘事

詩織
恋愛
妻が何か隠し事をしている感じがし、調べるようになった。 そしてその結果は...

処理中です...