《瞑想小説 狩人》

瞑想

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同種喰い

同種喰い 其の9《赤》

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素敵なカラダ…
細くて
しなやかで
産毛までも
美しい

細い足…
エッジが効いていて
でも
まろやかで
女性らしい
緩やかな曲線美

貴女の胸…
大好き、よ
とっても
とっても
魅力的だわ

膨らみは
とても
とても小さいけれど
形良く、上品だわ
そして
そしてね
重要なのはここでね
その《感度》…
感度が大事なの
大きさじゃないの
感度が一番
重要なのよ

服の上から、
胸、だけで…
達することのできる
貴女の感度…
最高よ
おねえさん、興奮、しちゃう…

よっぽど
開発されてきたのね
輪番の前は?
誰と、どうしていたの?
答えなさいよ
どの位、経験してきたの?

…皆無ですって?
 そうなの
 じゃあ
 貫通の儀の後
 何もないってことなの?

何となく解る気がするわ
貴女のことだから
純真、無垢、可憐な
貴女のことだから…

輪番のせいなのね
長老様のせいなのね
こんなに
こんなに
感度の良い
胸にされたのは

おむね
きもちいい
でしょ
とっても
とっても
でも
お、あ、ず、け、よ
そんなに
おねだりするような
おかお、で
みつめても、ダメよ
おあずけ
おあずけ

嗚呼
「おあずけ」なんて
言っていると
こっちが
増々、興奮
してくるものね

猫みたい
貴女、猫みたいよ
本当の猫みたい
飼い猫になって頂戴
私の、飼い猫に…
駄目?
そう
駄目なの?
どうしても?
こんなに求めても?

じゃあ
力づくで
猫にしてしまうわよ

昨晩のように
蟲を入れて
猫耳と
尻尾をつけて
そこに神経を這わせるの

私は尻尾をニギニギするわ
緑は猫耳を優しく舐める
そしたら
そしたら
貴女は鳴くのよ
「ニー、ニー」って
猫みたいに

嗚呼
カワイイ
とっても
カワイイ
そんな想像の世界で
遊んだっていいじゃない

尻尾がないなら
胸をいただくわ
少し強くするわよ

えい
えい
えい

ぴく
ぴく
ぴくん

可愛い反応ね
太刀魚みたいに跳ね回る
もう一度…

えい
えい
えい

ぴく
ぴく
ぴくん

嗚呼
堪らない
貴女は
最高

貴女のカラダは
最高よ
その恥じらいの表情が
私をもっと昂ぶらせる

不思議な雰囲気…

子猫
小リス
妖精
聖女
処女
青い紫陽花が
真っ赤になるくらい
妖艶な佇まい…

どう
もっと
して欲しく
なってきたでしょう

私はもう
止まらないわ
してあげる
してあげる
もっと、
もっと、

ゾーニングするの
貴女の胸を
ホット
ウォーム
コールドに分けて

コールド・ゾーンから
ゆっくり
ゆっくり
進入するの
慌てず
騒がず
風上から
距離をとって

ウォーム・ゾーンには
いろいろと
資機材を準備しておくの
可憐な処女を
淫乱なオンナのカラダにする
資機材の全てを、ね
準備は万全なのよ
期待していてね
でも見ちゃ駄目よ
秘密
私と緑だけの
ヒ・ミ・ツ

ホット・ゾーンには
入らないようにするのよ
だって勿体ないじゃない?
この時間だけで終わったら
勿体ないじゃない?
鬼が巣食い
蛇が出るのが
このゾーンなの
まだ、入るのは
早いわ
成功させるべくして
成功させたい、から

一直線で
情熱的な私だけど
情熱が極まれば
とんでもない力の
ブレーキにもなるの、よ

嗚呼
早く
早く
逝かせてあげたい
でも我慢
まだ我慢、よ

本当は、
もっとね
もっと、激しくしたいのよ
獣の様に
貴女の上に跨って
滅茶苦茶にしたいの

クリトリスをひん剥いて
かじってみたり
茨の鞭で
ピシピシ打ってみたり
気絶させて
起こして
水責めにしたり
石抱きをさせたり
色々な体位で縛ったり
その度に言葉でなじったり

有りもしない財宝の行方を
「貴女は知っているはずよ
 いい加減に吐きなさい」
なんて聞いてみたり

輪番の思い出を
宇宙図書館から
引っ張り出して
それを3人で眺めながら
「嗚呼…
 この時は、
 このように、
 感じておりました」
なんて
コメントを付けさせたり

過去の拷問手法を
66種類、紙に書いて
どれから順番に実施するか
くじ引きをしてみたり

瞑想を深めて
赤色と
緑色と
貴女の紫色を
混合して
混ぜこぜにして
境目を無くしてみたり

3連符様と
供託して
5人で責めてみたり…

そう
そうね
それがいいわ
5人で責めるのが
これが一番、興奮するわね

大柄様は
貴女の《前》を
小柄様は
貴女の《後ろ》を
中柄様は
言葉で責めて
私は乳首を
緑も乳首を

そしたら
何分、
耐えられる?

そしたら
何度
絶頂に達する?

あの方々は…
実は、優しいもの
多分、2度
貴女が気を失ったら
止めにするのでしょうね
能力の向上にしか
興味のない人達だし

でも
でも
私はそこからよ
貴女をズタズタにするために
もっと
もっと
情熱の赤を燃やすわ

貴女と私を
双頭の淫具で繋いで
貴女が壊れて
失神しても、ずっと
腰を振り続けてあげる

腰が砕け散っても
先にギブアップはしない

我慢比べなら負けないわ
私は情熱の赤目だもの
負けない
負けない
負けない
私は欲求を統制する
性欲も
食欲も
睡眠欲も
承認欲も
怠惰欲も統制するわ
コントロールする
支配するのよ
全てを
生きる情熱で

ねえ知ってる?
人間はね
悩み多き生き物だそうよ
苦しみが
不安が
平常思考だそうよ

それが生存するために
優位だったからだって
結論が出ている、わ
色々と文字を読むのよ
こんな私だって、ね

不安
苦しみ
私には理解できない

素直になればいいのよ
何をしたいのか
何にときめくのか
何が美しいと感じるのか
何に没頭できるのか

そしたら不安がなくなるの
これってとっても
大事な話だと
思わない?

だって
だってね
人間の心が100だとするじゃない?
100、全てが、
何かに没頭していれば
不安なんて
苦しみなんて
入る場所が無いわけじゃない?
だからフロー状態って
素敵だなって思うのよ
幸せというよりも…
不幸せの入る余地がないというか…
本当に
そう思うのよ

私は同種喰いの赤目
それが私
それが生きる意味
それが心のときめき
故に
不安なし
苦しみなし
こういうの
見つけるのって
とっても
とっても
楽しいんだけど、な…

貴女は?
輪番の子猫ちゃん
何か、楽しいこと
ある?

本当に
楽しいこと
見つけた?
今までの人生の中で

私は、ね
今が一番幸せ
こんなに
可愛い貴女を
虐められるなんて
こんなに
可憐な乙女を
手籠めに出来るなんて
私、とっても
幸せよ
今…

じゃあ
そろそろ
トドメとしましょうか?

何を…って
胸で逝かせるのよ
さっきよりも激しく
服の中で直接、ね

最後の5分位
いいでしょ

5分で何度
逝けるのか

5分で何度
逝かせられるのか

やってみましょう
頑張っていきましょう
張り切って、参りましょう

あら
あら

そんなに息を荒げちゃって
いけない、娘ね

えい
えい
えい

ぴく
ぴく
ぴく
ぴくん

可愛いわ…
もう、一度

えい
えい
えい

ぴく
ぴく
ぴく
ぴくん

何、これ…
何度でも、逝くのね
まだ、終わらせない

ぴく
ぴく
ぴく
ぴくん

「……葉ぁ……っ!
 ……駄、目…っ!」







一つ歌ってよ
短歌でも
俳句でも

ねえ
お願い

駄目?

無理?

気を失っちゃ
駄目、よ

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