76 / 571
交渉
君は瞑想の中に
しおりを挟む少し変わった
話しを付しておくこととする
筆者は変わり者で、
何かに没頭していないと
落ち着かない、
そんな性格だ
書く時は一気に書くし、
読む時は一気に読む、
やることは徹底的に、
人並みに、ということがない
…ような気がする
自覚はある
私は、変なオトコだ
嫌いなものは
…怠惰
…下降
…暇
暇は、嫌いだ
変なオトコは
変なこともする
…ある
オンナのこと、だ
これは瞑想の根幹でもあるし、
《他愛もない話》でもあるのだが
変なオトコに
付き合えるだけの
素養を持った
変なオンナは、言う
「…私は植物で
できているのよ」
「…紫の丹光が、見えるわ
貴方との睦み合いの中で」
「…今日は、駄目なの
でも、お尻なら…」
と
彼女は、面白い
本当に、不思議なオンナだ
…何故って、
その日も、
彼女の尻穴を、
後ろ蕾を、
舐め尽くすほどに
舐めたわけだが
…無味であり
無臭であり
何も、感じない
…こんなことが
あるのか
不思議なものだ
…そう言えば
彼女といる
その時だけ
時間の感覚が
全くもって
おかしい
…1日が
半日にも
1時間にも
感じられてしまう
…余程
没頭しているのだろうな
《無味無臭の尻穴》
という話だ
俺は、
興味があることは
何でもする
要は行動だ
オトナになるために
必要なこと、だ
…彼女を縛ったり
…その縄で擦ったり
…振動玩具を使ったり
…言葉、
そう
言葉を使ったり…
×…………………×
………z………、
………z………、、
…あ、れ?
目覚めると
既に陽が昇っており
見慣れない部屋に
居ることに気づく
その部屋の天窓は
嵐が見事に去ったことを告げており
太陽がキラキラと
音を立てるほどに
輝いている
「……」
ぼんやり
ぼや
ぼや
「……そう、いえば」
君は口に出して言ってみた
ボディスキャンをかけ、
自らを確認すると
ワンピースは脱がされておらず、
キャミソールもそのまま
着衣…
最後の着衣も、
何日かぶりに、主の股ぐらで
朝を迎えていた
「…」
君は昨夜の話を思い出す
…お月様の、お話…
とても素敵な…
ロマンチックな、お話…
隣村の長は紳士だ、
どこまでも
君を一晩、
隣に置きながら
何もしないのだから
なかなかのものだ
又は、
ただの不能者なのかも
そう
交渉がある、
と言っていた
情報を交換すると
…《究極の心と身体》の一節と
…《薬草学の抜け落ちたページ》とを
交換するのだ、と言っていた
…じょう、ほう…
情報には価値がある
何よりも
情報収集の方法について
書いておくとするならば
先ず、
消された情報にこそ
価値があると
知るべきだと思う
何故、消されたのか?
何故、消されなければ
ならなかったのか?
誰が、それを消したのか?
誰に、不都合があったのか?
そんな具合に
…朝の祈りには到底、
間に合いそうもないし
外に出ようとするも、
扉が開かない
開かない扉は、
押しても引いても、
上げても下げても、
開かない
勿論
カタカムナを唱えても、
小周天を意識しても、
開かぬものは開かぬ
駄目なものは、駄目
「…あきらめ、ましょう
…それしか、ないわ」
明ら目、という
言葉が君は好きだった
「消火器は食べられないわ
だって、
そういう、ものだから」
そんなことを言っていたっけ
果報は寝て待て
とも言うではないか
睡眠が十分ならば
少しストレッチをして、
頸椎を伸ばすアーサナをして、
瞑想をしながら
何が起こるか
明らかな目で見てみるといい
…リラックス
背骨も力を抜くのよ…
…動きがあっても
いいわ…
…身体の感覚を…
信じる…
君の瞑想は素晴らしい
俺と同じか
それ以上に
後天的に
徹底的に鍛えたもの、と
先天的に
全く何もしなかったもの、は
同じ
俺が前者で
君が後者
そんな、気がする
《さんさんと、
輝くそれは、
そとびかり
うちうちいれば、
さらに七色》
詠み人知らず
0
お気に入りに追加
36
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる